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2013年2月17日 (日)

中国でのPM2.5濃度がチェックできるアプリ”全国空气污染指数 PM2.5”

仕事などでどうしても中国へ行かなければならないという人もいるので、この手のアプリは必要です。

AppStore - 全国空气污染指数 PM2.5

中国では今大気汚染が深刻で、特にPM2.5とよばれる微小粒子状物質の濃度が高くなっていることが問題となっています。

あまりに細かい粒子ゆえに通常のマスクなどでは防げない上に、ぜんそくなどの原因となるため、深刻な問題となっているようです。

この中国でのPM2.5の測定値を知らせてくれるアプリがこの”全国空气污染指数 PM2.5”です。

20130216_13_43_10

起動すると主要都市の濃度一覧が出てきます。

20130216_13_39_00

数値で出されてもぴんときませんが、左上の3本線のタップして設定画面を呼び出し

20130216_13_39_22

”Map mode”を選択すると

20130216_13_39_46

こんな表示になります。

どうやら100以上から注意、200以上だと警戒域になるようです。

場所によっては400というところも。

20130216_13_40_12

都市名をタップすると詳細データが出てきますが、北京を選ぶと2つ出てきます。

2つの観測所が選べるみたいです。

20130216_13_40_31

こんな感じにグラフが出てきます。

グラフを見ていると、時間帯によってかなり変動があることがわかります。

20130216_13_40_55

マップモードのままズームアウトしてみると、北京のあたりを中心に汚染が集中していることがわかります。

20130216_13_41_13

南の方にある香港周辺ではこのとおり。比較用に日本のデータも出てくるといいんですが、数値を見る限りそれほど深刻ではないようです。

どうしても中国へ行かなくてはならない人は、ぜひインストールしておくことをお勧めします。

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コメント

アメリカ大使館の警告情報から明るみに出たというところが、いかにもチャイナクオリティですね。しかも想定外の数値、500オーバーもあったというから呆れてしまいます。

過去の日本の公害では、画面上にもあるSO2(亜硫酸ガス)やNOxによる大気汚染が問題になっていましたが、PMがここまで問題視されたことはなかった様に記憶しています。
日本の場合、ディーゼル車の黒煙(DP)は目に見えるため悪者扱いされてきましたが、これほどひどい大気汚染を引き起こしたPM被害は人類史上初めてではないでしょうか。

日本が技術支援しても耳を貸さないし、ODAでヒモ付き支援しても賄賂に消えるという、あの国の統治機構が変わらない限り、改善しないんでしょうね。

こんにちは、四式中戦車さん。

経済発展の副産物と言える現象ですが、日本と違い、エネルギー源の多くが石炭依存というあたりも影響してるんでしょうかね?

状況が状況だけに、中国国内でこれだけ多くのPM2.5計測が行われてるわけですが、お隣の国では計測器も基準もない国があるそうで。ちょっと危機感なさすぎですね。

日本でもこれから黄砂の季節ですし、大なり小なり飛んでくるでしょうね。日本向けにもこのアプリを作って欲しいところです。

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