Intel、スマホやタブレット向けのAtom Z2500シリーズを発表
なんだか久々にAtomプロセッサの名前を目にしたような気がします。
Intel、スマホやAndroidタブレット向けの"Atom Z2500"シリーズをMWCで発表 | Android(アンドロイド)情報の総合ポータル - AndroWire
IntelがスマホやAndroidタブレット端末向けのAtom Z2500シリーズを発表しました。
動作クロックは1.2~2.0GHzでHyper Threadingに対応したデュアルコアCPUで、1080p/30fps動画エンコードに1920×1200の画像出力にも対応したGPUを搭載。
スペックはともかく、私個人としてはだれかこれでRaspberry Piっぽいコンピュータボードを安価に作ってくれないかなぁと思ってます。
値段は100ドル前後、USB×2、HDMI×1、メモリ1GB、SDメモリカードスロット付で電源はUSBケーブルから1A供給で動作可能・・・ってのを作ってほしいなぁ。
Atomプロセッサはスマホやタブレットといった携帯端末より、省電力の超小型PCとしての方が向いてる気がするんですけどね。
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インテルは昨年だけでも、スマートフォン向けの「Atom Z2460」(開発コードネーム:Medfield)、Windows8タブレット向けに「Atom Z2760」(開発コードネーム:Clover Trail)を立て続けに発表発売しているので、久しぶりというわけではありません。
今回のClover Trail+とはClover TraiのGPUをAndroid向けに最適化(省電力化)し、スマートフォンでの利便性を考慮した製品です。
ちなみに今年のCESで公開されたASUSのFonepadでは、Lexington(レキシントン)で知られる低価格向けの新製品「Atom Z2420」が使われています。
また、2013年末から2014年頭に発売が予想される、22nmプロセスルールのタブレット向け製品「Bay Trail」や、スマートフォン向け製品となる「Merryfield」世代ではついにアウトオブオーダーに変更されるとも言われています。
インテルはPC向けのプロセッサーも今後すべてSoCに変更すると言ってますし(チャンネル販売向けにソケットタイプの旧製品を一部残す以外)、AtomでそういったPCタイプのボードの発売を認める可能性は低いでしょうね。
投稿: | 2013年3月 1日 (金) 03時07分
こんにちは、??さん。
久しぶりというのは私自身の話です。最近あまりAtomに注目していなかったもので・・・
IntelもNUCという製品を出している以上、Raspberry Piっぽいものはあえて出してはこないでしょうね。
ネットブックという活躍の舞台(?)がなくなったAtomですが、今後どうなっちゃうんでしょうね?お手軽CPUとして生き残る道もなんとか残してほしいものです。
投稿: arkouji | 2013年3月 1日 (金) 19時39分
市場で10ドル以下で手に入るARM系のチップと、インテルと契約した上でまとまった数を購入しなければならず、最低でも30~50ドルはするAtomSoCとでは比較にならないでしょうね。インテルとしても数百万個単位で捌けるタブレット、スマートフォン向けと、良くて数万個というボード向けなら、前者を優先するのが当然ですし、AIO向けや産業用途向けにはCorei搭載のNUCで十分という判断なんでしょう。
それに今のAtomSoCには、タッチパネル、カメラ、GPSなどセンサー類のI/Oがてんこ盛りで載ってますからコスト的にも、用途的にも、汎用のボードには向きません。
どちらかといえば、PS4に採用されることで話題になった、AMD(製造はTSMCの28nmライン)のJaguarのほうが向いてそうです。E/Cシリーズの後継チップなので、GPUが無駄に高性能な割にAPUとして使うにはやや扱いにくいという難点がありますが、充分魅力的なプロセッサーです。
Surface RTは新入学シーズンに合わせてきたことからも、いかにも日本市場向けの企画だなあと感じました。
世界でも断トツのWindows8搭載製品数を揃える日本では共食いの恐れのあるProを避け、Officeが当たり前のように付属する日本市場の特性を鑑みてRTを選んだのでしょう。
狙いは米国同様、映画・音楽の販売レンタルということになるでしょうが、果たして上手くいくかどうかは神のみぞ知ると。米国と並ぶ世界シェア3割を超えるアプリ販売実績を誇る日本市場ですが、実際に売れているのはゲームばかり。実はアプリ不足が足を引っ張る可能性は低いというのが実情です。
投稿: | 2013年3月 2日 (土) 04時57分