ドコモがサムスンと共同で新OS”Tizan”搭載端末開発・発売か!?
登場すれば第5の勢力ということになるんでしょうか?
ガジェット速報:速報:NTTドコモ、新OSスマホ来年発売 ―サムスンと共同で
ドコモが新OS”Tizan”搭載のサムスン製携帯端末を来年発売するんだそうで。
このTizanというOSは、サムスン・Intelが主導で作っているOSのようで、独自機能を入れるのに何かと都合のいいOSのようで。
Androidを推しているわけですが、そればっかりに頼るのもいけないという判断もあったような話がありますが。
だったら、今の”ガラケー”で使われている日本製OS TRONをもっと発展かさせた方が良かったんじゃないかと思ったりするんですが。結局外国勢力のOSに頼るというのなら、あまり状況は変わらないように感じます。
なんだか、正直ドコモがどんどん変な方向に進んでいるように思えます。素直にiPhone採用して置けばよかったんじゃないかと。
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ノキアのMaemoとインテルのMoblinを統合して生まれたMeeGoと、サムスン電子が自社の家電製品への組み込み用途まで想定して開発してきたBadaを統合したのがTizenです。
ノキアのWindowsPhone陣営への寝返りで宙に浮いたMeeGoを、同じくLinuxベースで泣かず飛ばずだったBadaと統合するため、x86ベースのCPUであるAtomを組み込んだSoCを売り出すためにインテルが動いたと言うのが実態です。
つまり、知財権や端末製造まで考えると、インテルとしてはサムスンしか組む相手はなく、一方ドコモとすれば、逼迫するARM系SoCの供給不足を回避でき、2世代進んだ(スケーリング、3Dトランジスタ等)最新のファウンドリーで供給にも実績があるインテルのAtomで、x86系OSの経験を積んでおきたいというのが本音でしょう。
割と勘違いして方が多いようですが、OS云々よりも近年の半導体事情が深く関係しているというのが、この話題の本質なのです。
いまさら互換性も無く、当然ソフト資産も皆無に近い、新OSに勝算があるとは技術系の会社でもあるドコモ自身考えていないでしょうが、かと言って未来への投資を怠るのもリスクがありますし、体力のある企業ならトライすべきだろうとは思います。
投稿: | 2012年12月31日 (月) 04時05分