手を使わずにページがめくれる電子書籍用アプリ”MagicReader”
以前この記事を見つけてからずーっと試そうと思ってて果たせずにおりましたが、ようやく使ってみました。
ライフハッカー [日本版]:手を使わずに読めるiPad用電子書籍リーダー『MagicReader』にあふれる期待
iPad専用アプリ”MagicReader”。無料。
カメラの付いたiPadのみ(つまり初代iPadは使えない)対応ですが、頭を振るだけでページがめくれるアプリです。
自炊したPDFやJPEG画像などにも対応。
最初に起動するとこんな画面が。なにやら無料書籍が落とせるようです。
とりあえずここはスルーします。
使い方のマニュアルが入っているので、まずはこれを読みます。
顔の動きをカメラで読み込み、ページをめくってくれるアプリですが。
その前に確認事項が出てきます。
アプリの書籍選択画面で、画面右上にある★印をタップして青色にしておく必要があります。
すると画面上の黒いバーの中に★印が2つでてきます。
この二つが青になるように、顔を動かします。
iPad miniだと、大体30cm離すと認識してくれます。
さあ気合入れてページをめくるぞ!と顔を振ってみたものの、すぐに★印がグレーになってしまいました・・・
なんどかチャレンジしてわかったのは、多少コツがいるようです。
うまくいえませんが、背筋を伸ばしてあごを引いた姿勢で頭の中心軸周りに動くように首を振るとうまくいくようです。
私のように首がやや前かがみな姿勢が悪い人間だと、そのまま頭を左右に動かすと顔がカメラから外れてしまって、認識されてないようです。
こつをつかんだところで、早速自炊した書籍を入れて使ってみることに。
iTunesの”アプリ”タグでこのMagicReaderを選び、書籍を直接入れてもいいのですが、私のiPad miniはGoodReaderに書籍を入れていたので、”Open in…”からMagicReaderに送りました。
で何ページか使ってみましたが、結論から言うと手で動かした方が早いですね、やっぱり。
なにせこれを使ってる間ずっと背筋を伸ばしてなきゃいけないし、上の二つの星を意識しなきゃいけないし、いちいち首を振るので頭がくらくらしてくるし、それでいて時々失敗するし・・・なんだか集中できません。
もっとも、両手をふさがれた状態で読む場合や、姿勢矯正をかねて読書するなら最高で唯一の書籍リーダーです。
ところで、このMagicReaderのリーダーそのものの機能ですが。
まず右送り、左送りいずれかが選択できます。
iPad版GoodReaderは洋書向けの送り方向(右から左へページを動かす)しかサポートしていませんが、日本の多くの書籍・漫画の送り方向(左から右へページを動かす)もサポートしてくれます。
これはかなり読みやすくなります。
また、画面を指で長めに押す3重円が出てきて、この状態で左右に指を動かすとページを一気にめくってくれます。
この早送り機能も便利ですね。
ただ、iPadを横向きにしても画面が回ってくれません。縦長表示のままです。
これはiPadの上部についたカメラを利用するアプリなので、致し方ないのかもしれませんが。
手を使わないアプリとしてはちょっといまいちなアプリでしたが、書籍リーダーとしてはなかなかいいアプリじゃないかと。
« iOS 6のiPad miniでYouTubeを手軽に使う方法 | トップページ | サバイバルナイフとして使えるiPhoneケース!? »
「iPad」カテゴリの記事
- 電子レンジとWi-Fiが干渉してました(2024.02.03)
- iPhone 12とPixel 6a、iPad miniをいっぺんにアップデートしてみた & レトロPCの整理(2023.10.07)
- iPad miniの激安ケースを購入(2023.07.24)
- iOS版のChatGPTを入れてみた(※ インストール時には要注意)(2023.05.27)
- iPad mini用のサンワサプライ製スタンド付きのキーボードを買った(2023.03.19)
コメント
« iOS 6のiPad miniでYouTubeを手軽に使う方法 | トップページ | サバイバルナイフとして使えるiPhoneケース!? »
初めから予想した通りの結論でしたが、リンク先で例示しているように、何らかの事情で手が使えない場合は役に立つ(料理中であるとか、入院中とか)のではないでしょうか。
キネクトでも、こういった認識技術を応用したソフトが開発されていますが、ジェスチャー操作というと、なんとなく米国人が好きそうな印象があります。
「マイフォードタッチ」なんかは、日本人じゃ恥ずかしくて無理ですね。米国英語の発音でないと認識しないらしいですが、慣れてクセを掴むと上手く使えるようになるとも聞きますが…。米国で普及する衛星ラジオだと局数が多いので、選局に便利そうではあります。
インテルの売る虎物苦のCMで、「エイスース(ハイエースみたいだ)」の「TAICHI」が登場しますが、あの2画面は衝撃的ですね。工人舎の2画面ノートの比ではないです。
いっそのこと虎(タイガーマスク)に掛けて、ランドセルを贈るキャンペーン(STI製だと欲しい!)とかどうでしょう。そして贈呈式のゲストは、こども好きの関本選手でお願いします。
投稿: passo | 2012年11月28日 (水) 01時00分
こんにちは、passoさん。
実はこつを覚えればもうちょっと使えるんじゃないかと期待したんですが、想像以上に頭がくらくらきます。
脳波で制御できるインターフェースを作ろうとしているという話が日本ではあるそうですが、そちらが実用化されるのを待った方がよさそうです。というか、脳波制御スマホだしたら確実に売れそうです。Xperia Nowなんて名前で・・・いや冗談です。
そういえばマイノリティリポートという映画ではかなり派手なUIが登場していました。アメリカ人好みなんでしょうかね?
投稿: arkouji | 2012年11月28日 (水) 21時21分