恒例のHPC秋のキャンペーンちらし
世の中ARMプロセッサが幅を利かせており、ダウンサイジングが進んでますが。
そんな中でも高速なCPUを搭載したマシンは健在です。どこまで行っても高速な計算機は魅力一杯、夢一杯。やっぱり2位じゃだめなんです。
今年も秋恒例のHPCキャンペーンチラシがやってきました。
せっかくScanSnap S1300iを持っているので、カメラではなくスキャンして取り込みました。
まず表紙を飾るのは、デスクトップ系とラック型サーバー
一般ユーザーにとっては”お得”といわれてもぴんと来ない高額商品です。
最近はマルチコアCPUがはやってるため、こんなデスクトップマシンでも8コア×2=16コア、最大32スレッド。メモリも上限512GB。
これだけコア数が多いと、これ単体でもかなりの規模の計算をすることが可能です。以前LS-DYNAユーザーカンファレンスでも感じましたが、今後はラック式のサーバーではなく、デスクトップで数値計算をするというのが主流になるかもしれません。
その16コアワークステーションにGPUボード(Tesla 2075)を一枚挿したマシンも売られています。
たった(?)20万円追加で、理論速度がプラス1TFlopsです。
会社に百数十コアのマシンがありますが、そのマシンが4TFlops程度。Sandy Bridgeの32コア×4のサーバーでも4.4TFlops程度らしいですから、如何にこのGPUボードが計算能力アップに貢献しているかがわかります。
インテルCPUを使うなら、コンパイラもインテル製が一番。
普通のコンパイラを使うより20%ほど高速らしいです。ここはやはり自身のCPUを知り尽くしたメーカーが作るだけのことはあります。
未だにFortranコンパイラがありますね。どうしても昔のプログラムはFortranで組まれてることが多いので、まだまだなくなる気配がありません。
個人で買うことはまずありえない端末ばかりですが、宝くじでも当たったら趣味で買ってみたい一品ばかり(?)ですね。
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