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2012年7月 6日 (金)

SONYの新サービス”Unlimited Music”、月1,480円で1,000万曲の音楽が聴き放題に

SONYがずいぶんと太っ腹な音楽配信サービスを開始しました。

週アスPLUS:iOS版も7月中旬登場! 音楽定額サービス『Music Unlimited』の魅力大解説

この”Music Unlimited”は月1,480円払えば1,000万曲のライブラリすべての音楽が聴き放題になるというサービス。PC系ではすでに開始、PSVitaやAndroid、iOSでも専用アプリが提供されて順次利用可能になるようです。

曲ごとに売るのではなく、お金を払う限りすべての曲が聴けるという定額サービスのようで。

ネットにつながっていればもちろんどこでも聴けますが、ある程度の曲ならオフラインでも持ち歩けるようです。

上のリンクを含めてあちこちでこのサービスの紹介をしていますので、細かい紹介はリンク先を見ていただくとして。

せっかくの太っ腹なサービスですが、なんだか中途半端さを感じてしまいます。

そこで、私なりに要望をいくつか。

(1) せめて月1,000円にできませんか?

バンダイチャンネルでさえ月1,050円で数百作品のアニメが見放題。まあ1,000万曲ですから規模が違いますが、バンダイチャンネルを見たあとに月1,500円というのもなんだか高く感じます。

これは心理的な問題かもしれませんが、月999円と月1,480円とではなんだかかなり違うように感じます。動画配信が月1,000円ほどでやってる(全作品が見られるわけではないとはいえ)のなら、音楽サービスでも1,000円ほどでできなかったのか?

(2) 鼻歌検索を可能にできないか?

使ったことがないので、もしかしたらあるのかもしれませんが・・・

1,000万曲もあれば、ああ!あの曲なんだったっけ?という曲も入ってるかもしれません。

そういう曲ほど曲名が思い浮かばないものです。SOUND HOUNDという鼻歌検索サービスもあるくらいですから、世界最大規模の音楽配信サービスならばこれくらいの機能は欲しいものです。

(3) 気に入った曲は個別で購入できないか?

やっぱり気に入った曲があれば手元においておきたいものです。

サービスを解約するつもりがなくても、どうしても手元においておきたい曲はあるものです。

iTunesがあれだけ巨大化した理由にも、この”手元においておきたい”願望があったからといわれてます。

せっかくSONY製端末だけでなく、iOS端末などSONY製じゃない端末でも使える太っ腹なサービスを提供したんですから、これくらいのことをやってほしいものです。

SONY Tablet Sで感じた中途半端感のないサービスに育てて欲しいものですね。

SONY ウォークマン Zシリーズ [メモリータイプ] 16GB ブラック NW-Z1050/B

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コメント

米国では、basic ($3.99) premium ($9.99)なので、日本国内向けはかなり割高ですね。どうも、こちらのサービスと揃えたのかな、という印象があります。
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/app/lismo_unlimited/index.html
(2)に関しては、今のところ実装されてないようです。ただ、すでに所持している音楽ファイルを解析してマッチング後、マイライブラリに統合するというえらい手間を掛けているようなので、仕様的には波形データさえ用意すれば実装は出来そうです。でも、相当力技になりそうですが。
(3)はそもそも“サブスクリプション型”のサービスなので、無理でしょうね。レンタルCD屋で、CDを購入したいと言っているようなものですし。
ゆくゆくは、Videoなどと統合されていくと思いますが、このあたりは自前でソフトを持つソニーの強みに期待、といったところです。

こんにちは、passoさん。

いろいろ書きましたが、かなり期待はしてます、このサービス。ビデオまで含まれれば加入してしまうでしょうね。

SONY純正ハードのみならず、PCやiPhoneでも使えるというのはなかなかの決断です。PS Storeの件でもそうですが、いよいよソフト展開を主軸にすえていくんでしょうかね?

せめて(2)だけでも実装されればありがたいんですが・・・iTunesでもやってないサービスですし、後発の不利さを挽回するにはそれくらいやってほしいところでしょうね。

よくよく考えてみれば、ソニーとしてもシステムをあまり複雑にしたくない、という思惑があるようにも感じます。バグでの自爆や、悪質なハッカーの攻撃を防ぐためにも、少しずつ検証しながら拡張していくことを考えていそうです。
前回相当血を流し、その傷もまだ癒えてないでしょうから、慎重になるのはしゃーなしかなぁと。
米国では、円盤を借りたり、買ったりという文化はすでに消滅したので、代替手段として学生の小遣い程度から音楽を楽しめるサービスを提供、というのがコンセプトでしょうから、直接iTunesと競合するサービスでは無さそうです。
日本では、中々手に入らないレアな洋盤が、アルバム1枚以下の値段で聞くことができると喜ぶ、ヘビーリスナーが当面ターゲットになりそうです。
コンテンツサービスの充実は、大量のソフト資産(=文化)を所有するソニーの使命だと思いますが、一方スマートフォンで世界最大の出荷量を誇る某社がそのような貢献(コンテンツの制作や管理、保護だったり、新技術で世界を驚嘆させたり)をしてきたかというと甚だ疑問で、このようなサービスがそのままハードの売上に直結しないのは、悩みどころです。

こんにちは、passoさん。

ソフト資産の活用法として、今回の件は大変ありがたい話ですね。

なんとかこれがSONY製ハードウェアの売り上げにも貢献できるといいんですが。

なにげにSONY製品のデザインは捨てたものじゃありません。詰めの甘さは認められるものの、普通に持ち歩いて使うにはいい製品は多いですね。

そのうちこのサービスを試行してみようかなぁと思っています。ちょっと子育てが落ち着いてからになりそうですが。

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