大垣の今と昔を振り返れる地図アプリ”大垣ちずぶらり”
御当地アプリにもいろいろありますが、こんなアプリがあろうとは。
私の実家のある岐阜県 大垣市の御当地アプリ”大垣ちずぶらり”です。
名前のとおり、大垣市の地図アプリです。
記録に残っている大垣の地図と位置情報を連動させ、今いる場所(ただし大垣市内の)が昔はどうだったのかをたどれるアプリのようです。
もっとも今は大垣市内にいるわけではないので、ただ地図を眺めるだけですが。
この中で一番古いと思われる地図(寛永年間)を表示してみた。
地図上のポールマークをタップすると、その場所の写真が出てきます。
ああ、この場所なんとなく見たことあるわ。
大正15年の地図ならある程度わかりやすいのでは・・・と思って開いたものの、なんだか変な感じ。
よく見ると国鉄(現JR)線が上下に走ってます。
大垣市内ではJR線は東西に走ってるため、なんだかおかしいと思ってよく見ると左が北になってました。
このアプリに載せられている地図データは当時の地図をそのままスキャンしただけなので、表記はかなり大雑把です。
ところで、私の住んでいたところはどうやら戦前までは沼地だったところのようで、地図上ではまともに表記されていません。
今度実家に帰ったときにでも使ってみようかと思います。
ところで大垣ときいても日本全国のほとんどの人が知らない場所かもしれませんが、案外全国的に知られたものが多いところです。
・ カンガルー便の”西濃運輸”の本社は大垣です。
・ そんな運輸会社は知らないという人でも、日本一のホワイト企業・残業禁止・ホウレンソウ禁止という常識はずれな社風で知られる”未来工業”の本社が大垣にあります。
・ 確か日曜日にもATMを稼動させるというのを最初にやった銀行は”大垣共立銀行”だったはず。
・ 石田光成の西軍と、徳川家康の東軍は関が原の戦いの前日まで大垣城でにらみ合っていたそうです(野戦が得意な家康の計略で、戦場が関が原に移ったとかどうとか)。
・ 松尾芭蕉”奥の細道”結びの地が大垣というのもわりと有名な話。
・ 地下水が豊富で”水の都”として知られ、夏の大垣駅前に水を流しっぱなしの水槽で売られてる”水まんじゅう”が有名です。
・ 100円均一の”Seria”の本社は大垣だそうです。
かなり無理やりメジャーさをアピールしてみましたが案外身近なところでかかわりの深い大垣という街。そんな大垣のために作られたアプリ。お立ち寄りの際はぜひこのアプリで思いをはせてあげてください。
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コメント
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昨年の夏、初めて大垣の城下町をぶらり散歩しました。炎天下だったので、湧水の冷たさと大垣の水で作られたサイダーを満喫できました。
投稿: sou | 2012年7月21日 (土) 10時57分
こんにちは、souさん。
一応”水の都”の大垣ですが、すんでるときはあまり実感がありませんでしたね。
渇水の年でも、豊富な地下水のおかげで断水とは無縁のところでした。近くの伊吹山から来るみたいですね。
この地図を見ると、昔は川や堀はもっと大きかったようです。今は面影もありませんね。
投稿: arkouji | 2012年7月21日 (土) 12時59分