iPad版Newtonが創刊
科学雑誌Newtonが電子書籍としてNewsstandにお目見えするとは聞いてましたが、5月16日に電子版が創刊したそうです。
これまでNewsstandは邪魔で裏技使ってアイコンをフォルダに追っ払ってたほどですが、初めて買ってみたいと思える雑誌が登場。
アプリ本体と創刊号は無料とのことで、早速落としてみました。
早速、創刊号をダウンロードしてみたんですが。
約300MBとかなり大きいため、なかなか落ちてきません。
10分以上かけてようやく完了。
創刊号は「DNA驚異の世界」前編。第2号となる6月号に後編が出てきます。
ちなみに、紙版の6月号は「100億人時代」となってます。
DNAの話は去年の11月号であるため、紙版より若干遅れて出てくるようです。
とはいえタイムリーな「金環日食」も出ているため、紙版とは中身が違うみたいです。
最初のページはネット上からニュースを拾ってきます。
目次です。
全体として中身は異なるものの、構成はよく似ています。
最初にいくつかの論文が紹介されて、特集記事などが後に続きます。
日本ガイシのワンポイント実験がついた広告まで載せられています。この広告はNewtonを買うと必ず見るところなのでこれはうれしい。
論文記事の部分は普通の電子書籍といった感じ。紙がただ電子化されただけのつくりです。
もっとも、Newtonらしくわかりやすい画像付ですが。
ところが、特集記事から”電子書籍Newton”らしさ全開です。
今となっては終わってしまった「金環日食」特集ですが。
よく見ると、左下にりんごのマークが見えます。
これをタップすると、音声による説明が流れるんですが。
通常であれば、本文をそのまま音読するだけの音声が入ってたりしますが、電子書籍Newtonでは本文とは違う音声ガイドが流れます。
電子書籍らしさあふれる(?)のはこのページ。
画面をスライドすると、金環日食のシミュレートが動きます。
ページをめくるには右下をスライドします。
日本全国の主要な場所での日食の起こる時間が載せられたページが続きます。
左半分がシミュレート画面になっており、スライドすると月が動きます。
DNAの特集でも音声や動画が使われてます。
わかりやすい画像が載せられるNewtonですが、電子書籍ではこうした動画や音声を使ってより直感的に理解できるよう工夫されてるようです。
せっかくの電子化なので、ただ紙を画像データにしただけではもったいないですよね。
しかもこの電子書籍Newton、値段が1号500円。
紙版が1000円ですから、なんと半額です。
年間購読すると3000円となり、1号当たり250円。さらにお得です。
しかも創刊号が無料だったため、今申し込むと3000円が2500円になります。
なんだかんだと私はNewtonを年間3冊ほど買ってしまうため、年間購読することに。
ほっとくと、1年後に自動継続を解除しない限り3000円/年とられるようですが、まあ年3000円くらいならいいかと。
ちなみにこの電子書籍版NewtonはiPadでしか見られません。iPod touchやiPhoneでは閲覧不可能。
うちの初代iPadでも問題なく動きます。ただメモリが足りないのか、まれに落ちることがあるのですが。
こういうのを買うと、新しいiPadがほしくなります。できればうわさの7インチiPadがほどほどでいいですが。
そういえば週刊アスキーもNewsstandから登場するらしいです。
週アスPlus:週刊アスキーとMacPeople、今夏より電子版をAppleのNewsstandで配信
私は保存版は紙の本、雑誌のようなタイムリーな情報は電子書籍が望ましいと感じておりますから、週アスの決断は涙が出るほどありがたい話です。
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