iPadが作られてる映像
GIGAZINEで公開されています。
GIGAZINE:iPadはこうやって作られる、知られざるFoxconnのiPad工場内部映像
液晶の取り付け作業などはほとんど手作業です。意外なほど機械化されてませんね。
テスト作業はもちろん人間が直接確認してます。
中国で生産している理由として、単に賃金が安いこと以外に教育レベルの高さも挙げられてるようですが、これだけ人頼みとなると確かに働いている人のレベルが求められます。
工場もそれなりに広そうで、ファーストフードやらレストランやらもあるそうで。
もっとも、この映像だけではわからない大変さもあるんでしょうが・・・
精密な作業を一日十数時間やってるという話もあります。ちょっと見た目には簡単な作業に見えますが、同じ作業を一日何百~何千とやってるわけですし。
この人たちのおかげでiPadが作られているわけです。感謝しなくちゃいけないですよね。
未だに品薄ですね、新しいiPad。発売国も増えるようですし、この方たちにとってまだまだ大変な作業は続きそうです。
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こんばんは。
以前にも増して製造部門の中国移管に対する経営者の強迫観念は凄まじさを増していますね。(部品供給元と顧客が相次いで中国に移っているせいで国産部品・Ass'yは発注数が激減しているからなのですが)
日本の現場では自動生産・検査ラインやロボットが見られるのは一般的ですが、中国では逆に人海戦術、大量作業者での手作業の方が好まれるようです。 自動ラインは順調な時ばかりではありませんから、異常・非常時の復旧作業を現地オペレータに期待できないそうです。(つまり日本人オペレータが常駐する必要あり)
そして、教育された人材や、習熟度の上がった人材は、もっと良い賃金環境を求めて簡単に辞職してしまい、教育に投入した時間と費用が回収しづらいというのもあるそうです。
中国も低賃金を求めて海側から内陸部へ製造業が移動していますし、そろそろ別の国にも移りそうです。ベトナムなどは日本人に近く、勤勉で真面目なんだそうで、狙っている企業も多いみたいです。
(タイは立派な精密機器の工業国になってしまいましたし)
投稿: Akira | 2012年4月15日 (日) 17時36分
日本で言うと昭和40年代頃のイメージですね。日本なら、単純作業は機械化し、品質を要求する複雑な作業は人の手で、という手順なのですが、中国では単純作業は経験値の低い(賃金も低く抑えられる)人の手で、複雑な作業は日本製の機械で、高い品質が要求されるところだけは熟練の作業工、という人口の多いお国柄を反映した役割分担になってます。
逆にタイやベトナムは、技術練度の高い人たちが生産性を高めるという、日本のような職人気質の国民性のようです。
中国民事訴訟法231条という恐ろしい法律、高騰する人件費を勘案すると、国内扱いの台湾企業以外の外資は撤退する時代に入ったように思えます。
投稿: passo | 2012年4月15日 (日) 18時14分
こんにちは、Akiraさん、passoさん。
さすがの中国もだんだん一筋縄とはいかなくなってるようですね。どうやらFoxconnの別の工場ではストが起こってるそうですし。
iPhoneもブラジル製が出だしたそうですから、だんだんと中国以外にシフトしていきそうな気配ですね。
ミャンマーあたりも狙われてる節がありますが、政治体制が不安定なだけにどうなることか・・・
うちの会社では中国への進出はトーンダウンしつつありますね。市場としてはともかく、工場を作るにはやや厳しいようですから。
投稿: arkouji | 2012年4月15日 (日) 18時56分