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2012年2月28日 (火)

エルピーダが会社更生手続き申請へ

タイの洪水などの影響を乗り切れなかったようで・・・

PC Watch:エルピーダメモリ、会社更生手続きの開始を申し立て

エルピーダメモリが会社更生手続きの開始を申し立てたそうです。負債総額は4480億円。

タイの洪水によるHDD供給不足から起こったメモリ需要の低下による価格下落を乗り切れなかったようですが、それ以前からかなり綱渡りな状況だったみたいですね。

倒産ではないので、会社そのものがなくなるというわけではないのですが、今後買収や提携の話が飛び交うことは必至。

この円高のご時世ですから、海外生産への移行は避けられそうにありません。

これも時代の流れですかね。例えばDDR3並のアクセス速度で記録可能なSSDを作るとか、従来の10倍のアクセス速度を持つ1TBのDRAMを作ってみた、とでもやらないと付加価値とはいえないご時勢ですから、仕方がありませんね。どんぐりの背比べでは、結局価格競争になってしまいます。

私自身、エルピーダ製メモリを買ってみようかと思ってうろついてみたものの、これがなかなか見つけられない。「安心のエルピーダ製」とかいってバーンとわかりやすいパッケージになってないと、メモリ売り場の地味な雰囲気に飲まれてしまいます。

地味な商品だけに、もうちょっとサプライズが欲しいところですね。このニュースで十分サプライズですが、明るいサプライズが欲しかった・・・

SanMax デスクトップ用メモリ ELPIDA DRAM搭載 DDR3-1333 (PC3-10600) CL9 16GB(4GB x 4枚)セット 1.5volt JEDEC準拠 SMD-16G68NP-13H-Q

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コメント

MicronやNanya、東芝など提携先の名前が挙がっていましたが、縁がなかったようで残念です。
「背景には、製造装置さえあれば簡単に作れる「汎用(はんよう)品」になったという現状がある。」
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/biz12022721470026-n2.htm
相変わらずマスゴミひどい…。彼らはファウンドリーを維持するためには、数年ごとに数千億もの費用をかけて設備を更新しなければならないことや、そもそもその製造装置は日本製であること、不揮発メモリーやトライトランジスターなど、熾烈な開発競争を繰り広げる、高度な技術を要する商品であることを知らないのでしょうか。
マツダCX-5のガソリンエンジンが採用する4-2-1排気システム(スカベンジング狙い)を、タコ足だからスポーツユニットというのにも呆れました。オーバーラップを大きくとって充填効率を上げていた昔のエンジンとは異なり、燃焼室内温度を下げて点火を遅角させることなく高圧縮比を維持し、効率を上げていくのが現代のエンジンの狙いであることすら知らないとは…。
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000025967.html?pg=3

残念です。
自分のブログにも書きましたが…
うちの会社も取引があったので今日は大変だろうと思います。
では。

こんにちは、passoさん。

エルピーダ側がマスゴミに苦言を呈する一幕もありましたが、マスゴミにはスルーされてます。相変わらず都合のいい情報だけを流す体質のようですね。

これだけネットが普及し、さまざまな情報が流れる時代になると、マスゴミの情報の操作具合がばればれですよね。いい加減事実のみを伝えることに集中してほしいところ。いらん思想統制はしないでほしい。

こんにちは、SULさん。

残念なことになりましたが、まだ会社更生手続きなので、会社そのものがなくなるわけではないようです。

とはいえ、ちょっと厳しさを感じますね・・・本文でも書いてますが、何か他ではできないサプライズな製品を作らないと、この先厳しそうです。

>エルピーダ側がマスゴミに苦言を呈する一幕もありました
PCWatchの記事で私も読みました。シリコンウエハーから製造機械、光学現像技術に至るまで、世界最高峰の技術とシェアを持つ日本で、フルオートメーション化されたクリーンルームから生み出す製品は、決して高コスト品ではありません。会見の発言通り、円高、安定しない電力事情といった、要するに政府の無策が不振の元凶です。
秘密保持契約を結ぶ前に、マスコミが憶測記事を書けば、破談になるのは必定ですし、これまでもつぶれた話がいくつか思い浮かびます。実際株価に影響するのですから、そういうマスゴミは流説の流布で訴えてやればいいとすら思いますね。
>何か他ではできないサプライズな製品を作らないと
ありますよ、64MbitのReRAM(抵抗変化メモリ)という現在最も有望といわれる次世代メモリー技術が。ただし、まだまだ先の技術ですが…。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20120126_507306.html
http://www.elpida.com/ja/news/2012/01-24r.html

こんにちは、passoさん。

そんな飛び道具があるんですね。何とかエルピーダメモリの切り札として育って欲しいですね。

マスゴミからすれば、自分さえよければあとはどうなろうと知ったことじゃないんでしょうね。中○の前監督が自社の記者にさえ先発を教えてくれなかったという理由で解任させる時代ですから、戦略も戦術もあったものじゃない。地元ですが、今年は最下位になって欲しいと願うほどです。

ドラゴンズのやき豚ネタを一つ。
中日新聞は、新愛知と名古屋新聞が統合して創刊したのですが、その関係で、今なおそれぞれのオーナーだった、大島家と小山家のゆるい派閥争いがあり、それが球団人事にも色濃く反映されています(両派で順送りに監督人事を決めていた)。
落合氏解任は、後援者への気配りが足らないことに激怒した球団社長の判断だと言われています(親落合だった球団オーナーとは別派閥のため対立)。高木政権とは、以前のような派閥均衡人事に戻っただけ、というのが、やき豚達の一般的な見解です。

こんにちは、passoさん。

なるほど、やはり裏にはいろいろと大人の事情があるようですね。ちなみに私の近所にはこの派閥の片方がいるらしいといううわさです、というか、中○新聞を勧誘しに来た人がそれらしいことを言ってました(だから○日取らないと地元民じゃない、みたいなことを言ってきたのでブチ切れましたが)。

野球こそ結果を残すことが大事で、それほど強いチームではない中○をいかに勝利に導くかに力を注いだ前監督の意気込みに、野球ファンでもない私は勝手に惹かれていました。

内情に詳しいわけではないので、果たして私が思うようなすごい人物だったかどうかはわかりませんが、しかし結果は残しているわけですからね・・・負け試合での球団社長のガッツポーズや、解任直後のファン広報紙の酷評についてはネットで流れてましたが、あれはちょっとひどかったですね。

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