”iPad”で理科の実験
iPadを教育の場に活用しようという動きが進んでるようです。
iPadを使って理科の実験だそうですが、てっきりiPadの加速度センサーやらを使って何かするのかと思いきや、もうちょっと今の時代よりな使い方だそうで。
"重力加速度を求める"という一つのテーマだけを与えて、方法はiPadで探し、iPadでプレゼンする。何ともいまどきな問題解決手法です。
もちろんすべての実験を「ググレカス」じゃあいけないと思います。基本的な考え方や方法はみっちりやった上での応用として、こういう授業はありかと。
この授業で期待できるのは、理科の知識そのものよりも「ネット時代の心構え」なのかも。
知らないことはすぐ調べて、正確な答えを自力で見つける、ということが大事だと教えるには一番いい方法かもしれませんね。
理解の実験というテーマなら検証がしやすいため、もしガセねたに騙されてもすぐに気づけます。情報源も多いため、良質な情報を見抜く力も養われるかもしれません。
理科から範囲を広げて応用すれば、ネットや報道に隠れるデマや誘導に引っかかりにくくなるかもしれません。
ステマや「塩化ナトリウムの恐怖」が出てくる時代、ネットに振り回されないためにも、正確な情報を獲得する手法を身につけておきたいものです。
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