フレッツひかりと公衆無線LAN、3G回線契約を一本化できる”b-mobile FMC””
b-mobileの日本通信から、考えようによってはややこしいサービスが出てきました。
2月1日からNTT東日本で”b-mobile FMC”というサービスの申し込みが開始されるそうです。
これは光回線、公衆無線LAN、3G回線を一括で使えるモバイルWi-Fiルータが渡されて、家ではフレッツ光、お店では公衆無線LAN、外では3G回線とどこでも使えるというサービス。
ただし注意が必要なのは、この3G回線というのがいわゆる「イオンの980円SIM」とおなじ100kbpsだということ。
光の数十Mbpsからいきなり100kbpsというギャップに悩まされそうですが、それ以上になやましいのは「おうちでおかーさんがインターネッツ使おうとしたらおとーさんがもってっちゃった」場合はどうなるのか?ということ。
もしかしたら別の無線LANルータを挿せば同時利用できるものなのかもしれませんが、なにせプロバイダが1つです。そんなことやっていいのかどうか?
契約上は排他利用と考えた方がよさそうです。
まあほとんど自宅でしかネットをやらないという人なら、非常用に持ち出せるWi-Fiルータがついたサービスと考えれば便利なサービスかと。
外の利用が多くて、かつ100kbpsでも十分な人なら、フレッツ光とイオンSIMを別々に契約した方がスリムかもしれません。
でもこのサービスはちょっと期待。
なにせb-mobileのバックにNTT東日本がつきます。
ということは、b-mobileの回線速度が遅すぎた場合、NTT東日本が日本通信を介して苦情をいうことになるのかも?
まあ実際にはNTT東日本が日本通信に文句を言うんでしょうが、ドコモに対して改善要望を出しやすくなるのはたしかです。
そうなるとb-mobile全体で通信低下が起こりにくくなるんじゃないか・・・とイオンSIMを使う私は”漁夫の利”を得ようかと思ってるわけなのですが、果たしてそううまくいくのか?
ここまで考えると、なぜNTT東日本とドコモが直接提携してこういう商品を作らないのか?というもう一つのややこしい事情が見えてきます。
実際、KDDIはauひかりに入ってるとauの通信料値下げをやっています。NTTとドコモの組み合わせなら最強間違いなし。
が、そこには”法律の壁”があるようですね・・・詳しくは知りませんが、そういう話を聞いたことがあります。
ところで余談ですが、私のイオンSIMはベストエフォート100kbpsなサービスなんですが・・・
なぜか普通に100kbpsを超えることがあります。
でもクレジットの請求見たら985円(980円+ユニバーサル料)なんですよね・・・最初の一ヶ月だけ特別な設定なのか!?
もしかして、手違いで100kbps契約なのに400kbps設定になっちゃってるのかしらん?
でも場所によっては60程度しか出ないし、やはり100kbpsのままなのか・・・
聞いてみようかとも思ったのですが、なんとなく”寝た子を起こす”状況になりそうなので、とりあえず来月まで様子見です。
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記事だけですといまいちサービス内容がわからなかったのですが、この説明で理解できました。
結局、イオンSIMよりも高いじゃん!
投稿: G | 2012年1月29日 (日) 14時03分
こんにちは、Gさん。
強いてメリットを挙げるなら、設定が簡単で、契約がシンプルだってことでしょうか。
フレッツ光だけではネットはつかえず、プロバイダが必要です。それが3G回線付きで2000円行かないというのは安いかもしれません。niftyなら2000円かかったはず。
今後低速回線サービスが流行るかもしれません。モデルケースとしてこのサービスは注目です。
投稿: arkouji | 2012年1月29日 (日) 15時30分