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2012年1月11日 (水)

ASUS、CESで7インチTegra3搭載のEeePad MeMOを249ドルで発売することを発表

ラスベガスで世界最大規模の家電見本展示会CESが行われております。

さまざまな新製品が発表されてますが、私が気になったのは以下の2つくらいでしょうか。

PC Watch:【CES 2012レポート】NVIDIA記者会見編 ~ASUSTeKのTegra 3搭載7型タブレットは249ドルで発売

AV Watch:ソニー、次世代ディスプレイ「Crystal LED」 -約600万個の微細LEDを配列。55型フルHD機をCES発表

Engadget Japanese:OLPC XO 3.0 タブレット公開、手回し1分で10分駆動&目標価格100ドル

2つ目の話題はバックライトで使われてるLEDそのものを表示に使ってしまえ的な発想のディスプレイといってしまえばそれまでですが、それにしてもよくフルHD機にしたものです。

サムスン/LGの55インチ有機ELディスプレイでもそうですが、消費電力と価格、もしくはそれらを蹴散らすだけのメリットが液晶以上であれば売れるんじゃないでしょうか。

でも私的に最もインパクトのある発表はASUSの新型EeePad MeMOじゃないでしょうか。

7インチで初のクアッドコアTegra3搭載のEeePad MeMO。

なんと、価格が249ドルです。

7インチタブレット機としてはKindle Fireと張り合える価格。でも最新クアッドコア搭載です。

ぜひ日本で早く発売して欲しいタブレットです。ちょうどiPod touch 32GBと張り合える価格です。それでいて7インチ、クアッドコア。

といいつつも、CESで発表して結局日の目を見なかった or 相当遅れて登場したASUSのマシンの多いこと。果たしてちゃんと出てくるんでしょうか?心配です。

3つ目のOLPCの100ドル タブレットも未来を感じさせてくれます。

なにせ3分まわせば30分、または1時間日に当てれば2時間使えるタブレットです。これが日本円で8000円以下。非常用ラジオ並のタブレット機ですね、ちょっと欲しい。

他にも、ソニエリが社名変更、新しいXperiaを発表していたり、いろんなメーカーからUltraBookが出てたり、KinectのPC版が発売されるという発表があったり(こちらも250ドルほど)、Windows 8搭載のタブレット プロトタイプが展示されたり、1TBのUSBメモリがついたナイフが展示されてたり。

しかし、正直今後の世の中の流れを変えるほどのインパクトを感じさせるものがないですね。

MS社の基調講演もこれまでの確認事項が並んでいた感じ。Windows 8の詳細が発表されてましたが、Windows Phone 7が大きくなっただけという印象。これが最後の基調講演というわりには未来が見えない。

どうせなら「そのうちWindows 2000/XPをフリーウェアで提供します!」くらい言って欲しかった。まあ無理でしょうが。

UltraBookは薄さの強調ばかりが目立ってます。しかし厚さ17mmのMacbook Airに対し、それより薄い15mmになったといわれても、感動より先に強度の心配をしてしまいます。

どうせなら4つ折り出来ます的なノートPCが出た方がいいんじゃないの?と突っ込みを入れたくなるほど。360度ディスプレイが回るというノートはありますが。

さて今回の発表された製品の中から、世の中の流れを変えていくほどのものが登場するんでしょうか?今後の動きが楽しみです。

ASUS

Eee Pad Transformer TF101 10.1型ワイド TFTカラータッチスクリーン ブラウン TF101-1B240A

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Eee PC・ネットブック」カテゴリの記事

コメント

毎年CESはワクワクするような発表がいっぱいで楽しいですね

今年もRazerのゲーミングタブレットや
SONYのタブレットとクラムシェルのコンパチノートが
目に入りましたね。

ASUSは大好きなメーカーなんで期待してるんですが
Androidはまだ様子見ですかね。

EeePad MeMOも1年経って、すっかり別物(ME171の方は3D以外はオリジナルと変わっていませんが)になっちゃいましたっていうか、私が以前予想したまんまの展開(7インチクラスの低価格化による仕様変更、Tegra3搭載、ICS対応)だったのですが、なんとかの一つ覚えで私が押し続けている7インチクラスが充実するのは、喜ばしい限りです。

>どうせなら「そのうちWindows 2000/XPをフリーウェアで提供します!」くらい言って欲しかった
私も、それ考えたことあるのですが、OSというものが社会的インフラになってしまっているので、難しそうですね。現在も有効なライセンス技術を含んでいるでしょうし、また中国の現状を見ると彼等の違法行為を、みすみす追認する形になってしまいますから。

こんにちは、もみじさん。

実はNokiaのWP7端末が何気に気になるんですが、日本ではでそうにないのが残念ですね。

Tegra3でこの価格のタブレットを出してきたあたりにASUSの本気を感じます。何故か日本では高いグレードのものから発売しますが、EeePad MeMOこそ真っ先に出してほしい端末ですね。

さてあとはAppleのiPadですが…2月あたりに発表でしょうか。

こんにちは、passo さん。

最近のMS社はCEOがいまいちビジョンがないというか、思いきりがないというか、押されっぱなしの感がありますね。何かサプライズを出さないと、埋もれてしまいそうな気がします。

EeePad MeMOこそ日本にほしい端末ですよね。電車の中で使えるギリギリのサイズかもしれません。19800円なら間違いなくヒットしそうです。何とか早く出してほしいですよね。

確かに、ここ数年で個性的なプレゼンターがいなくなってますね。ゲイツやジョブズは言うに及ばず、チャンドラシーカ(MeeGoの失敗で事実上更迭)や、AMDの兄貴(現レノボ)インテルの神様(別部門に異動)といった人まで抜けて、最近は地味な印象を受けます(Intelのシノフスキー氏が最後の砦)。

ソニーの「Crystal LED Display」がじわじわ耳目を集めているようです。当初日本のTVニュースでは、韓国2社の有機ELばかり取り上げていたので埋もれていましたが、年内発売予定の有機ELよりも、技術展示レベルの”無機”ELの方が、画質、消費電力、有機EL最大の欠点である耐久性で有利だという報道には驚かされました。しかも、ソニーいわく、大型・小型に関わらず生産技術の目処が立っている(これが最大の難関だったそうですが)という、これまた驚愕のコメントが。
1,920×1,080ドット×RGB各3個=6,220,800個、おおよそ600万個のLEDを駆動するパネルの量産なんて、素人には及びのつかない技術です(有機ELよりも量産しやすいとか)。画質に関しては究極のパネルですから、順調に低価格化できれば文字通り覇権を握る技術で、液晶パネルの夢再びです。

こんにちは、passoさん。

ただLEDを並べただけといえばそれまでのテレビですが、そのLEDを微細化したというのは実はかなりすごいことのようです。

バックライト用LEDを安く大量に作るだけでも大変なようです。なんでも、アイシン精機の子会社が作っている”フェムト秒レーザー”なんてものを使って加工する必要があるんだという話を聞いたことがあります。

SONYも有機ELでかなり痛い目にあってますから、この微細LEDにはかなり力を入れてるんじゃないでしょうか?なんにせよ、あとはコストですね。

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