”キョウセイ交通大学”へ行ってきました
”強制”ではありません。漢字では”享成”だそうで。
車の運転での危険を体験ができるという教育施設です。
もう2日前ですが、私も体験してきました。
低μ路でのブレーキング、緊急回避、コーナリング時の不安定さ、通常運転時の危険体験の4つをやってきたわけですが。
到着すると、なにやら廃車されたバスがお出迎え。その横にある教室へGo!
事前説明を受けて、ちょっと離れたところにあるコースへ移動・・・
するときに使った移動手段が、先ほど廃車されたものだとばかり思っていたバス。
小さいですが、写真ありました。
これではわかりにくいですが、あちこちサビサビ、色ははげはげ。ナンバーはついてません。
こいつ・・・動くのか!?
恐ろしいことに動きました。
ちょっと緑がかった風貌とそのポンコツ具合から、私は勝手に”旧ザク”と命名。
さて、ガデム曹長・・・じゃなくて指導員の方が運転する”旧ザク”でコースに到着。
コースにつくと、やたらタイヤ痕があちらこちらについてましたが。
YouTubeで調べると、こんなことやってるんですね。そりゃタイヤ痕だらけですわ。
で、最初は”低μ路”体験。
タイルの上に水を撒いてつるっつるにした状態の道の上で急制動というおなじみの奴です。
まずはABSはオフ。40km/hで侵入し、ブレーキをロックさせた状態で左に目いっぱいハンドルを切るという体験。
大方の予想通り、車はまっすぐ滑っていきます。タイル路面が切れて、アスファルトになったところでがくっと停止。
つづいてやったのは、50km/hでフルブレーキ、ハンドルはまっすぐ。
ただし先ほどと違うのは右側のみ低μ路。
何が起こるのか!?
派手にスピンしていきました。
そりゃ片輪だけブレーキかかりますから、当然まわります。
これがスキッド(横滑り)体験ってやつだそうで。豆腐屋のハチロクがいかに現実離れしているかがわかりますね。
ただし、普通の人がやると180度どまり。インストラクターさんだと軽く一回転まわっていきます。
多分、我々はブレーキが緩いんでしょうね。スピンにもコツがいるようです。
この後ABSありでブレーキやりましたが、確かに曲がります。実に便利な機能なんですね。
続いてやったのは”緊急回避”。
右か左かによけるような配置のパイロン(正面は車の幅分のパイロンが塞いでます)で、その向こう側にある矢印通りによけるという体験。
矢印は右、上、左があり、上が出た時は急停止、という指示。
速度は40km/hで、回避時はブレーキを踏まず、立て直してから停止するという条件。
やってみると、かなり手前で矢印が出るので迷います。判断しきれずにパイロンを倒してしまう人、回避前に思わずブレーキを踏んでしまう人などなど。
昼休憩をはさんで今度は”8の字旋回”やりました。
ちょっとジムカーナ風に8の字を回ってタイムを競うもの。
ただし1車線分のパイロンの幅を通らなくてはいけません。倒したら5秒加算。
タイムを競うというより、わざと急がせてコーナリング時の不安定さを体験してもらうというのが狙いだったようです。
その後ゆっくりに走ってみたのですが、急旋回時には見えなかった風景がよく見えます。
無理な走行時には、周りが見えてないということがよくわかります。
で最後の”通常運転時のKY(危険予知)”というやつ。
ぐるっとコースを回るのですが、死角などにパイロンが10本置いてあって、これを全部見つけられるかという課題。
案外いやらしいところに隠してあって、私は1本見逃しました。
で、問題はその次。
同じコースをもう一度まわります。
が、今度はインストラクター、指導員が体を張って飛び出してきます。
バスの物陰から出てきたり、車が急発進したり、自転車がふらついてきたり・・・
20~30km程度しか出してないため、思ったより焦らずよけられますが、それにしてもそこまでしなくても・・・と思うほど律儀に危険な行為を繰り返しております。
この体験中、なぜか白バイが外周で訓練してまして、時々サイレンにおびえつつ(時々鳴らすんですよ)運転という緊張感たっぷりな環境でした。
とまあ、普段体験できないことをいろいろやってきたわけですが。
できれば”本番”は体験したくないですね。気を付けます。
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