Android端末+Windowsで”非破壊自炊”
”非破壊自炊”が手軽にできるアプリ(要iOS開発環境)と同じようなアプリがAndroidでもありました。
こういうニッチな分野なら得意なんです。そう、Androidならね。
ただし、こちらはWindowsの力が必要。
Android Smart:スキャナはもう不要!? 本のページをカメラで効率的に撮影して電子書籍化できるIPWebCamBookScan
こちらのサイトを参考に、早速やってみました。
まずAndroid端末にIPWebCamというアプリを落とします。
一度IPWebCamを起動しておきます。
私は今回、SONY Tablet Sを使いました。
こんな設定画面が出てきます。
”Resolution”は最大、”Prevent going to sleep”のチェックを入れておいた方がいいでしょう。
できたら、一番下にある”Start server”をタップします。
すると、カメラの画像に切り替わります。
中央下の方でこんな感じにIPアドレスが現れるので、これを控えておきます。
続いてWindowsマシンにて、http://lukewarm.s151.xrea.com/android/から”IPWebCamBookScan.ng”をクリックして”IPWebCamBookScan.zip”を、http://lukewarm.s151.xrea.com/nilscript.htmlから”Latest zipped package(executable binary + base scripts + samples + documents)”をクリックして”nil.zip”を入手します。
これら2つのファイルを解凍したら、一つのフォルダにまとめます。
その中の”scan.ng”をテキストエディタで編集します。
”var baseURL=”の後ろのアドレス名を、先ほどのIPWebCamの画面に出てきたIPアドレスに変えておきます。
”var diff1_threshold=”の後ろの数字をいじると、キャプチャーのタイミングを変えられるようです。とりあえずデフォルトの100で試して、ダメそうだったらいじってみた方がいいかもしれません。
Android端末を本が撮影できるようにセットします。
・・・ちょっと投げやりですが、こんな感じにセット。
では、Android端末側でIPWebCamが起動している状態で、”launch_scan.bat”をダブルクリックします。
こんな感じの画面が出るはずです。
右半分の黒い部分は、撮影時の確認画面となるようです。とりあえずそのままにしておきましょう。
ここでするWindows側の操作は3つです。
まず”F”キーを押して、フォーカスします。
続いて”N”キーを押して、保存するファイル名を付けます(”test”と入れると、”test0000.jpeg”、”test0001.jpeg”・・・のように保存されます)。
そしてスペースキーを押すと記録スタートです。
めくっては、右半分のプレビューが変わるのを確認してはまためくる・・・という作業を繰り返します。
取り込み終わったら、この窓の×印を押して終了。
”test~.jpeg”がたくさんできてます。
開いてみると
ちょっと撮影のタイミングが早すぎのようです。多少調整が必要っぽい。
一部、手が写ってしまったものが出ちゃいました・・・
試行錯誤してみます。
しかし一旦セットしてしまえば、あとはめくるだけなので楽ですね。
出来た画像ファイルはデジカメ、三脚を使って雑誌を無理やり電子書籍化でも使った画像梱包を使って、1つのPDFファイルにまとめるとスマートフォンなどで見ることができます。
これで電子書籍の出来上がり。
と、ここまでやって思ったのですが、これAndroid端末を使う必然性があまりないですね。もしかしたら、普通のUSB Camを使う方法・ソフトもあるかもしれません。
もっとも、本来はこんな手段を使うことなく電子書籍が手に入るのが理想なんですが・・・困ったものです。
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