発表時には、買うつもりはさっぱりなかったのに。
会社帰りに近所のPCショップに寄ったのが運のつきでした。
買っちまいました!!!SONY Tablet S 16GB!!!
実は伏線となる記事があるんですが・・・
週アスPLUS:Sony Tablet、買うべきか買わざるべきか?
この記事読んでたら、なぜか「ソニタブいいんじゃねぇ?」って気持ちになりまして。
リンク先の記事にもある通り、SONY Tabletの売りであるコンテンツ(「Video Unlimited」「PlayStation Store」「Reader Store」)はいずれも10月以降~大晦日以内というアバウトな日程が示されてるのみ。
つまり今買っても普通のAndroidタブレット。
が、やはりそこはSONY。基本性能も決して悪くありません。
SONY Tablet公式サイトをじーっと眺めていたら、なんだか気になってしょうがなくなり。
今日という日を迎えてしまったわけです。
本当はAndroid Walkmanでいいかと思ってたのですが、考えたらPlayStation Suitがついてませんし。
言い訳はこの辺にして、早速レビュー。
箱はSONYらしさ満点ですが、開ければまるでiPadのようなパッケージング。
しかし保護フィルムがただのビニールの包みというのはややいただけませんが。
中身はこの通り。
iPadなどではUSB接続ケーブル+ACアダプタですが、こちらはノートPCのようなACアダプタになってます。
早速起動。”SONY”の文字が出た後、しばらく金色の糸のようなものがふわふわと踊ってる画面が続きます。
初回起動なので、基本設定を求められます。もちろん、ここはジャパニーズで。
Wi-Fi設定、時刻設定、Googleアカウントの確認と続きます。
わりとあっさりと終了。起動直後の画面です。
画面左下には3つのボタン。”戻る”、”ホーム”、”タスク”ボタンです。
よく見るとこのSONY Tablet S、ハードウェアボタンがありません。最近のAndroidの傾向でしょうか?
上には検索、マイク、ブラウザ、メールなどなどのショートカット。
いきなりシステムアップデートの案内がついてました。3.2に上げられるんでしょうか?
まあとりあえずそのまま使ってみました。
下に並んだアイコンはアプリのようで、インターネットショートカットのようです。
画面の中ほどにあるウィジェットは、再生ボタンをタップしてみたら音楽が流れました。
最初から何曲かサービスで入ってるようです。
音楽はそれなりに入ってますが、動画は2~3分程度のおまけが4つほど。
またそのうちテストしてみます。
PlayStation Suit対応なので、”みんなのGolf 2”が入ってました。
画面左右にコントローラボタンがあります。このボタン類は位置や大きさを自由に変えられるようです。
ただし操作はプレステそのもの。
つまり画面にあるボタンをタップしても反応しません。十字キーと○×ボタンで操作しなくてはいけません。これにはちょっといらっとします。
PlayStation Storeが開設されたら、早速何か落としてみようかな。できればスーパーロボット大戦お願いします!
さてこのSONY Tablet、片側だけが分厚いデザインになってますが、このように握るとしっくりくるデザインとなってます。
これは予想以上に握りやすい。
”薄いことはいいこと”だというトレンドにあえて逆らい、握りやすさを追求しただけのことはあります。
iPadだとやはり握りづらい。こんなところにもSONYらしさが出ています。
並べてみるとわかりますが、縦は同じ幅。
横はややSONY Tablet Sの方が小さい。
画面サイズは9.4インチと、9.7インチのiPadより小さめですが、解像度がある分ドットが細かく見えます。
一か所だけふたがついてます。
こんな感じに開きます。中にはSDメモリスロット(microやminiではなく、普通サイズ用)とmicroUSB端子らしきものがついてます。
下側は充電用端子。
iPadを使ってる方ならお分かりだと思いますが、充電中のiPadのケーブルの邪魔さは半端じゃありません。
が、このSONY Tablet Sは充電中でも邪魔にならないよう、でっぱりの少ない形状をしています。
また金属筐体のiPadに比べると、プラスチック筐体のSONY Tablet Sは軽く感じます。ほとんど同じくらいのはずなんですが、iPadはずっしりとしますね。
もっともiPadと比べていいことばかりではありませんで。
とにかくこの筐体ほこりが付きやすい!!
ちょっと敷物の上に置いただけでクイックルワイパーも真っ青なほどほこりを付けてきます。しかも一度ついたらなかなか取れない。
新品ゆえに、まだ静電気でも帯びてるんでしょうか?
傷はつきにくそうなプラスチックのようですが、ほこりの付きやすさは私の所有端末ではぴか一。黒ゆえに余計目立ちます。
指紋の目立ちっぷりもiPadと同等。
これらは割り切るしかないようです。
しかし買ってすぐに保護フィルムを張ろうと思ってる人は、風呂場など湿気の多いところで作業しないとかなり高い確率で失敗しそうな予感です。
ところで、横向き時のソフトウェアキーボードはこんな感じ。ほとんどiPadと同じ。
ただ日本語変換がやや賢い感じ。仮にも日本メーカー製ですから。
ただ同じ横向き時のキーボードでも、パスワードの入力時にはこんなキーボードに。
なんとテンキーがついてきます。これは打ちやすいですね。
縦に持った時はこんな具合。まあこれはいかにもAndroidらしいキーボード。
Android Marketにもつないでみました。やや広めの画面です。
例によって、こんなアプリを落としてみたのですが。
無料ながら、タブレットに対応した高解像度版でした。さすが全プラットフォーム制覇を目指すゲームソフトだけのことはあります。
正直いって、今買ってもAcer ICONIA A500やASUS EeePad Transformerと大差ないでしょう。同じTegra2、Android 3.X(Honeycomb)ですし。
しかし他のAndroid端末になくてこのSONY Tabletにしかないもの。
それはSONY独自コンテンツ。
このコンテンツこそ、ほかのAndroidタブレットにはない唯一の強みです。
各社もコンテンツをそろえてはいますが、まだまだ質・量ともに乏しいのが現状。その点、SONYは昔からやってますからね。
特にAppleにもないゲーム専用コンテンツ、PlayStation Suitには期待大です。早くリリースしてほしいところ。
さて、iPod touch/iPadと同等クラスの私のパートナーとなりうるか?
それとも、NetWalker、VAIO Pに次ぐ外れ機となるか?
すべてはコンテンツの出そろう今年の終盤あたりが勝負ですね。
それまでは普通のAndroidタブレットとして遊ぶことにします。
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