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2011年8月 8日 (月)

アリエナイ理科ノ実験室

科学というのは一つ間違えるととんでもない事態に発展してしまいます。昨今の情勢はまさにその科学の闇の部分を照らしているような気がします。

さて、どういうわけか会社の人から毎年のように子供の自由研究ネタを相談されることが多く、たまたまそんな時には週アスの自由研究特集や水耕栽培などをやってたりしたんですけど。

今年はこんな本を入手したのですが。

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「アリエナイ理科ノ実験室」という本です。

「ガイガーカウンター自作」という部分だけを見て買ったらとんでもない本だったというオチでした。

結論から先に行っておきますが、これはほとんど子供の自由研究ネタにはなりえない本です。

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裏の注意書き通りです。ちゃんと後ろ見ればよかった・・・

これは実際に作るのではなく、読み物として楽しむ程度にとどめるのがよろしいかと。あくまでも知的好奇心を満足させるためにのみ存在するものと考えるほうがいいでしょう。

実際に作るととんでもないものばかり。

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目次の一覧がすでに危険な香りでプンプンしてます。

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のっけからこれです。

なんですかこの火柱は??と問い詰めたくなるほどの何かが出てきます。

いきなりガチで兵器になりかねないものが登場です。

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七輪というものは頑張れば2000度も出せるそうですが・・・そんな温度だしてどうするの?

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こんな本にゴム銃が出てきたら、それが普通のゴム銃であろうはずがありませんサイダー缶を粉砕してます。

弾はパチンコ玉を使ってるようですが、それにしてもゴムだけでここまでやれるとは・・・

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コンクリートマイクというのは、アパートなどの壁に取り付けて隣の・・・いややめときましょう。

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携帯電話の”確殺”装置とはなんぞや?

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このように充電器のような形をした携帯電話破壊機のことのようです。

強烈な電気ショックで一撃だそうな。携帯電話を破棄する際に内容消去を確実に行えるグッズ。

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中にはこのように実用的(?)なものも登場します。

要するに車の鉛バッテリを利用した非常用電源です。

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さて購入のきっかけとなった”ガイガーカウンター”の自作の記事。

以前ここで紹介した”ガスライター”を使ったものではなく、真空管を利用したものです。

ちょっと難易度は高いようですが、真空管さえあればなんとか作れてしまいそうな勢いですね。

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真空管にアルミ箔をまいただけの計数管を使ってカウントするようです。

ただし真空管には過放電を防ぐガスが入ってないため、いまいちなところもあるようです。まあやばいかやばくないかがわかる程度のものと考えた方がよさそう。

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もうタイトルだけでやばいですが。

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飲んだら死んじゃうそうです・・・そんなもの作ってどうするの?

もっとも、めったに入手できない毒草を使ってるため、こんなものがひょいひょい作れるわけではありません。

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電子レンジとアルミ箔などで「プラズマ」を作る実験も載ってます。

これくらいなら自由研究に使えるかもしれませんね。ただし電子レンジがどうなっても知りませんが。

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どうもこの本火遊びが大好きなようです。

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この”イキモノ”というのがとんでもないものばかりで・・・写真を撮るのが嫌になるような蟲類ばかりが登場。

とまあ、内容はわりと過激気味。悪用厳禁取扱注意な一品です。

科学実験というものも、一歩間違えればとんでもないものに早変わり、便利と危険とは紙一重ということを思わせられる本です。

あくまでも、こんな現象があるんだと垣間見るだけのものにした方がよさそうです。

ガイガーカウンターのような害のないものもありますが、特に火力頼みのものは手を出さないのが賢明ですね。

図解 アリエナイ理科ノ実験室 (三才ムック vol.360)

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科学・技術」カテゴリの記事

コメント

か、過激すぎる~。
見ただけで、気絶してしまいそうですw
こんなのが書店に売っているんですね(苦笑)

こんにちは、ドラ焼きさん。

これ、ラジオライフというちょっとやばい雑誌をだしてるところが作ったもののようです。そりゃ過激なわけだと納得。

あくまでも読み物として楽しむのが良さそうです。

実際には中学生でも作れるよ 
(手遅れ)

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