たいてい我が家にこんな箱が届いたときは、私がろくでもないものを購入したときと相場が決まってます。
とうとう妻も何も言わなくなりました。
届いたのはこれ。Wi-Fi内蔵SDメモリカードEye-Fiです。お値段4,980円。
安物買いがモットーのブログなので、ここはあえて一番安いEye-Fi connect×2にしてみました。
今回買ったのは要するにSDメモリカード1枚+アダプタですが、ずいぶんと大きな箱に入ってました。でかい箱のわりには中身が小さいというのはAmazonの特徴。
しかしふたを開けたらアダプタにもSDメモリカードがささってる!
まさか2枚組か!?
なんと箱の外から見えていたEye-Fiカードの方がフェイクでした。厚紙製。
おまけに薄っぺらい取説をこんな強烈な粘着力の両面テープで張り付けておくかなぁ、普通。おかげで破れちゃいました。あーあ・・・
とまあサプライズ続きの開封式でした。
やっと本題に入ります。
Eye-Fiを付属のアダプタで差し込み、中を開くと”START HERE”というフォルダにSetup.exeが入ってます。
セットアップを立ち上げると、おもむろになにやらバージョンアップし始めました。
一通りインストールが終了すると、ユーザー登録画面が。
メールアドレスとパスワードを入れて”アカウントを作成する”をクリック。
今度はファームウェアのアップデートを始めました。
ここまできてようやくネットワークの設定です。
自宅の無線LANを設定しておきました。
Eye-Fiのサーバーに写真を入れることができるようですが、あまり変なところに写真を置きたくないため、サーバー設定はオフのまま”次へ”。
ここでメモリカードをカメラに入れるよう促されます。
とりあえずメモリカードを抜いてデジカメに挿入、写真を撮ってみました。
Canon PowerShot A480、Nikon D3000いずれのカメラでも、撮影された画像が転送されました。
ちょっと気になるのは、このメモリカードちょっと普通のカードより厚いせいか、D3000に挿したときは抜けなくなります。
爪先で引っこ抜けば何とか抜けました。
カメラのメモリカードアクセス時のランプが時折つきます。普段は撮影直後だけつくのですが、やはりWi-Fiを使うためにしょっちゅうアクセスしてるようです。
おそらくカメラのバッテリ消費は上がりそうですね。まあ仕方がないかなぁと。
なんとかPCへの自動転送まではできるようになりました。
しかしEye-Fi最大の売りはダイレクト転送です。
最近出たEye-Fi Mobile×2だといきなりダイレクト転送に対応してるとのことですが、このconnect×2はファームウェアアップデートが必要とのこと。
・・・だったのですが、最初のインストール時に勝手にファームウェアをアップデートされてしまいましたので、いきなりダイレクト転送が使えます。
あえて安い方を買ったのでもうちょっと苦労するかと思ってたのですが、ちょっと拍子抜け。
ダイレクト転送の設定前に、あらかじめiPhoneに”Eye-Fi”のアプリをインストールしておきましょう。
iTunesプレビュー:Eye-Fi
Eye-Fiをもう一度アダプタに差し込み、設定を開く(ギアのようなアイコンをクリック)と、”ネットワーク”の中に”ダイレクトモード”というのがあります。
まず”ダイレクトモードを有効にする”にチェックを入れて”保存”。
続いてiPhoneでは設定を開き、”Wi-Fi”の設定を開いておきます。
ここでPCに戻り、”今すぐダイレクトモードを起動する”というのをクリックします。
そのすぐ上に表示されているSSIDがiPhone側で見えてくるので、すかさず”WPA2”のパスワードを入力します。
iPhone側で”カードのペアリング”にてEye-Fiカードをオンにしておくと、撮影した写真がiPhoneに転送されるようになります。
この通り、撮った写真がカメラからiPhoneにすぐ転送されます。
私のiPhoneはカメラが使えなくなってますが、これで割と簡単に転送できるようになりました。
さらっとできたように書いてますが、実際には試行錯誤、写真も何枚も撮影してるうちにようやく使えるように(というか、使えてたことに気付いた)。
カメラによってはこのEye-Fiが使えないこともあるようですが、うちでは幸いSDメモリカードを使うカメラはどれも対応していました。最近のカメラなら大丈夫なんでしょう。
今後、ブログ撮影用などに活躍しそうです。
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