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2011年7月 5日 (火)

GPU関連のセミナーに参加してきました

ずいぶんとフランクなセミナーでしたが。

GPGPU関連の情報が聞けるセミナーがあるということで、名古屋までいってまいりました。

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復刻されたメローイエロー飲んで、意気揚々と名古屋へ出発!

会場はこの

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ミッドランドスクエア!!

・・・ではなくて、その横にあるウインク愛知というところ。

まずNVIDIAの方がGPGPUの現状について説明されてました。

が、これがアメリカ人の方なのでALL English!!

専門用語(CPU、GPU、GBなど)はよく聞き取れるのですが、その間の英語はなんとも自信がありません。

まあ簡単にいえばGPU対応の解析ソフトが増えましたよ、という話。

CUDA 4.0もリリースされて、GPU同士の通信が可能になってより高速化がはかれるようになったお!!!

・・・と言われてもさっぱり分からない次元の話が続きましたが、私の部署が使っている解析ソフトのうちいくつかが近々対応するという話も。

続いて実際にGPUを使ったソルバーを導入しているユーザーの方が発表。

ちょっとおもしろかったのは、GPU計算用Teslaよりもゲーム用のGeForce GTX580の方が計算処理が速くなるケースがあるという話。

メモリのバンド幅が実はGeForceってかなり広いのが要因だそうです。

もっとも、24時間つけっぱなしが前提のTeslaをあまりきちきちに高速化するとすぐにぶっ壊れるため、あえてこういう仕様になってるんだとか。

瞬発力が要求されるGeForceはなりふり構わずメモリアクセスをあげてるようです。なるほどね。

もっとも、倍精度の計算速度はさすがにTeslaの方が速いため、メモリアクセス量が多い計算のみGeForceが有利なんだとか。

とはいえ、お試しでGPGPUを使うなら、GTX580でもそれなりの性能が出るということが判明。

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さて、この辺くらいからだんだんと大人の飲み物が入ってきます。

発表者もアルコール燃料がまわりはじめたため、かなりテンションが高い発表が続きます。

最後にプロメテックの方が粒子法ソルバーParticle worksについての説明をされてました。

こんな計算が出来るソルバーです。要するに流体解析用ソルバー。

これの情報を得るというのが実は大きな目的でした。

流体解析ではない用途を考えてたのですが、一度うちの会社にきていただけるということで名刺交換して今日は終了。

あと2~3本燃料タンクを空にしてから会場を後にします。

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帰りはもう真っ暗け。名古屋駅方面はこのとおりでした。

そういえば今名古屋は”ドーナツブーム”なんだそうで。

あちこちにドーナツ屋さんがあるとのことで、地下街をうろついて見ました。

たしかにありましたね。

それも”焼きドーナツ”など、油で揚げたものじゃないドーナツが主流。

そんな中で選んだのは”生ドーナツ”なるものでした。

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ムースが主原料のドーナツのようで、冷やして食べるというまさに夏向けなドーナツ。

ずいぶんとカラフルなドーナツですね。6個ほど購入して帰宅。

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ドーナツ以外の戦利品はこれらの資料。いろいろあります。

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ちなみにセミナーの前にこの宝くじ売り場に立ち寄ったのはないしょです。

名鉄駅近くの、よくあたりが出るという売り場。

どういうわけか、私はここで買ったくじは4回中3回当たってます(1000~10000円の小規模な当たりですが)。

帰りはこの通り閉まってました。先に買っておいて正解でした。

久しぶりの名古屋でしたが、慌しくいって帰ったため、あまり堪能できず。結局大須にもいけませんでしたし。

次はいつ行けることやら。

ELSA ビデオカード GLADIAC GTX580 3GB GD580-3GERX

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数値解析系」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
粘性のある流体の動きって面白いですね~。
オイルを掬い上げて潤滑する画は初めて見ました。

昔、三菱自動車の人が熱流体システム系の講義に来て見せてくれたSim映像は、ファンで吸い込んだ空気がラジエータからエンジン後部へ流れる際の粒子の動きと温度変化でした。でも、上の映像ほど粒子が小さくて数も多いのは見られませんでした。
時代の流れなのでしょうか、驚きです。

それにしてもアルコールの出る講習とは・・・私も参加してみたい。

こんにちは、Akiraさん。

そろそろCAEの世界もメッシュレスな世界に突入するんじゃないかと思えるような、そんな期待を寄せてしまうソルバーです、Particleworks。

費用の問題さえ何とかなれば、いろいろと遊べそうですね。

粒子法のいいところは、メッシュではないのでほぼ一瞬でCADをCAE解析モデルに変更できるところ。そのうちCADに組み込まれて販売されてもおかしくない解析手法です。

ちなみに、生ドーナツはいまいち不評でした。ちょっとべっちゃりした感じだったようで・・・粒子法でさくさく感のあっておいしいドーナツを作る時代が来ればいいのでしょうが。

こんばんは。

なるほど。粒子法ではメッシュ(FEM?)の代わりとして移行も簡単なのですね。 流体解析だけなのかと思っていました。 油空圧システムや伝熱、それにプラスティック成形やダイキャスト成形の樹脂(湯)の流れがシミュレーションできて欲しいなとは思っていました。

会社ではCADのSolidWorksを使っていますので、CAEのプラグインも色々あるようですが、私も構造解析のソフトを使ってみたいです。 色々複雑な曲面をモデリングして、そのままCAMツールでマシニングに流し込みたい。

こんにちは、Akiraさん。

実は粒子法による構造解析はまだまだのようで、ある大学で研究されてるレベルのようです。使い物になるのは果たして何年後か?といったところです。

流体ソルバーとしてはかなり完成してます。もしそちらが専門だったら真っ先に試したいくらいまで完成してます。

CATIAというCADソフトには一応解析機能もあるようですね。最もあまり信用できない実例によくぶち当たってます。ソフトというより、技術者の問題なのですが、まだまだ解析専門の人間をなくせる状況にはならなさそうです。

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