3,000円バッテリ”PowerBank”のテストようやく完了
3,000円以下で5,000mAhの大容量バッテリ”PowerBank”で紹介した5,000mAhバッテリですが、早速昨日テストしてみました。
昨日一日テストしてみようと軽い気持ちで始めたら、これがとんでもない長い一日になりまして。
しかも昨日のうちに終わるつもりが今日までかかってしまったわけで。
安物の分際でなかなかすげえバッテリです、こいつ。
この記事では残された映像を元にドキュメンタリー的にまとめてみます。
一晩バッテリを充電したので、テスト開始は7月7日 5時23分。
この時点ではb-mobile Wi-Fi(本体バッテリ1,500mAh)も満タン。計6,500mAhでスタート。
b-mobile Wi-Fiはスイッチを入れたら回線が繋ぎっぱなし(つまりスリープなし)で動作するため、この手の負荷テストにはうってつけ。
本体バッテリでだいたい3時間過ぎるとバッテリ切れを起こしていたので、6,500mAhなら13時間だろうと読んでました(今思えばここで大きな計算違いが)。
なるべく回線を使いっぱなしな状態にしようと、iPod touch 3G、4G、iPadの3台をb-mobile Wi-Fiに接続。とっかえひっかえ使ってました。
ところで、この日は免許の更新のため愛知県の平針免許試験場まで行ってきました。
で、ポケットに入れて持っていこうとしたのですが・・・さすがにこれは不恰好。これでは公安委員会の人も黙っちゃいないでしょうから、しかたなくカバンの中に。
免許試験場まではiPod touch 4Gでナビ。しかし試験場付近は大渋滞、到着したのは1時間ちょっとすぎの10:30。
その後手続きやらなんやら済まして10:40に講習会場到着・・・したら講習会は11:20開始ということで、Twitterでぶつぶつつぶやいてました。
が、この時点でiPod touch 4Gバッテリ警告。やむなくXperiaに移行してTwitter続行。
で、免許更新終わって、昼飯食べて、家に帰ったら妻が買い物連れて行けとせがまれ、なんだかんだと気が付けば14時過ぎ。
テスト開始から9時間が経過しておりましたが。
バッテリは依然として健在。まだ3本の満タンランプ状態。
この辺りからとんでもないラスボスにでも出会ったような恐怖を感じます。
ところがb-mobile Wi-Fiのステータスを見ると、本体バッテリが16%とかなり落ち込んできました。
このためケーブルを1A側に付け替え。もっとも、結局本体バッテリの低下は抑えられず今思えばあまり意味のない対策でした。
途中こんなケースがあったことを思い出して、腰にぶら下げて使ってみました。
ようやく変化が起こったのは19時前。
テスト開始から13時間半経過した時のこと。
バッテリインジケータが2本になりました。つまり残量70%を切った。
本体バッテリは2%と恐ろしいほど綱渡りな状態に。でも問題なく稼働。
時々ステータスを確認した結果、本体バッテリの残量はこんな感じに減少しておりました。
でb-mobile Wi-Fiをちょくちょく使ってましたがなかなかバッテリは減らず、しばらくしてその日は就寝。
とはいえ、夜中に時々目が覚めてはiPod touch 4Gでサイトを覗いたりして、ちょいちょい負荷をかけ続けておりました。
そして翌日の7月8日4時32分
iPod touch 4Gで一瞬ネットが切断したのでもしやと思いみると、この通りb-mobile Wi-Fiがダウン。
連続稼働時間23時間9分、ついにラスボス撃退か!?
ところがバッテリインジケータがまだつくので、2分間の中断後に電源を入れるとエヴァ(b-mobile Wi-Fi)再起動。
このままネットを使うとちゃんとつながります。状況報告ツイートを送信。
そして最後の時がようやく訪れます。
再起動後1時間58分が経過した6時32分
再びb-mobile Wi-Fiダウン
インジケータはついてますが、電圧不足か、b-mobile Wi-Fi側のランプがつかず。
しばらく待っても反応なし。電源を押しても反応なし。
b-mobile Wi-Fi完全に沈黙
長いテストでした。
結局25時間9分(中断2分)というバッテリ持続時間を記録しました。
さて当初のバッテリ予想時間(13時間)のはずれ要因ですが。
b-mobile Wi-Fiのバッテリは3.7V 1,500mAh。
このPowerBankは5V 5,000mAh。
単純に容量を足していい者同士じゃありませんでしたね。これは失敗。
この読み違えと、無通信時にはいくらb-mobile Wi-Fiといえども電力消費が下がってるんじゃないかというあたりで予想以上の持続時間になったんじゃないかなぁと思ってます。
一日つけっぱなしで、時々iPod touchに電力を融通しても使えそうなほどのスタミナです。
USB端子が2つあるので、b-mobile Wi-FiとiPod touchが同時に充電できます。iPod touch + モバイルWi-Fiを使われている方にはちょうどいい仕様ですね。
2,800円ちょっとで買ったバッテリにしては上出来では!?
Wintop International(HK) Limited iPad&iPhone用5000mAh大容量補助バッテリーUSB Power Bank WTED10350A |
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コメント
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こんなに持つのですね~。
すごい。テストお疲れ様です~。
投稿: ドラ焼き | 2011年7月 9日 (土) 21時13分
こんにちは、ドラ焼きさん。
いやあ想像以上に持ちました、このバッテリー。嬉しい誤算ですね。
これにiPhoneをつなげると最強、いやIS03の方がある意味最強かもしれませんが。
モバイルバッテリひとつでずいぶん利便性が変わります。3,000mAh程度のバッテリでも持っておくといざという時に役立ちそうです。
投稿: arkouji | 2011年7月 9日 (土) 23時06分
はじめまして。
5,000mAhと聞くと興味深いです。
GalaxyTabには使えますですかね?
あれは、本来の充電器(USBケーブルを繋ぐ仕様)が、5V/2Aでして。500mAや1Aの道具やパソコンから繋ぐと、本体の電源を入れた状態では充電できないみたいなのです(本体の電源を切った状態だと、時間は掛かるようですが充電は出来ます)。
投稿: ポポイ | 2011年7月16日 (土) 14時50分
失礼、「mAh」とは、「1時間につき」という意味でしたか。
「5V/1A、5V/0.5Aの、2ポートつきで2台同時に充電が可能」だそうですので、ギャラタブには駄目かも知れませんですね。
投稿: ポポイ | 2011年7月16日 (土) 14時56分
こんにちは、ポポイさん。
おそらくGalaxy Tabでもいけるんじゃないでしょうか?なにせiPadですら充電できましたので。
他にも、バッテリを選ぶという評判のXperiaでも充電できました。
ただ、本文にやや追記しなきゃいけないことがありまして、iPhone/iPad、Xperiaといった大電流を要求する機器を充電するときは、LEDスイッチをオンにしなくてはいけないようです。
どうやらあのスイッチ、電池残量メータのスイッチではなくて、バッテリスイッチそのもののようです。LEDが付いた状態が本領発揮をします。
ただ、スイッチが切れてる状態でも多少は通電するようで、b-mobile Wi-Fiが23時間も使い続けられたのは、微弱な電流でも使える機器だったからのようですね。
取説にはちゃんと書いてなかったので気づきませんでした。こういう不親切なところがある分安いバッテリのようです。
投稿: arkouji | 2011年7月16日 (土) 20時52分