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2011年6月24日 (金)

PHYZIOS Studio体験版

iPhoneアプリ「トミカ ハイパーレスキュー Lite」がやばいiPadで”さわる大科学実験”で紹介したアプリに使われている物理エンジンのWindows版というのがあります。

PHYZIOS Studioという製品ですが、まだベータ版。

会員登録すれば無料ダウンロードできるようですが、そこまで高機能なものを求めなければ”体験版”がお勧めです。

http://phyzios-studio.net/からダウンロードできます。

ダウンロード後、解凍して”PSPlayableDemo.exe”をダブルクリックするとこんな画面が。

Phizios01

とりあえず、壁を作ってみます。

下のアイコンで、右から2番目をクリックして画面上にマウスで描きます。

Phizios02

真ん中の水滴マークのアイコンをクリックし、画面上をマウスでドラッグすると水が出てきます。

Phizios03

ところで、左端にいる人物ですが、画面右にも書いている通り4つのキーで操作できます。

Phizios04

矢印キー(またはA、Dキー)で歩きます。

Phizios05

上キー(Wキー)でジャンプ。

Phizios07

一番右の”AP”というアイコンをクリックすると、敵が出てきます。

Phizios08

上からふんずけるか、スペースキーを押してアタックをかけると消えます。

しかし逆に敵に触られるとダメージを受けるようで、一定以上のダメージで消えてしまいます。

Phizios09

調子に乗って敵だらけにすると、もう一瞬で消えます

この敵さん、やみくもに動いてるだけのようです。あまり大したアルゴリズムで動いてなさそう。

Phizios10

見てていらっとしてきたので、左の手の形をしたアイコンをクリックし、水ごとかき回してやりました。

RESETを押すと、最初の画面に戻せます。

Phizios11

このソフト、粒子法による流体計算を行ってます。

このつぼ型の容器に水を入れて

Phizios12

底に穴をあけると、本物っぽい水の流れができます。

物理エンジンはかなりまともです。

Phizios13

しかし、このわけのわからない状況が簡単に作れてしまいます。もうちょっと敵さんがまともならよかったのですが。

シングルコアで動作するため、Pentium Dual Core E6300ほどのCPUでは、これくらいの水と敵さんの数でかなり動作が遅くなりますね。

PHYZIOS Studioベータ版自体はかなりいろいろできるようです。

好きな画像を張り付けて動かすことが可能なようです。

出てくる材料も壁と水だけでなく、ゴムのような素材も出てきます。

これで遊んでみて、興味を持たれた方は入手してみるのもよろしいかと。

また粒子法とは何ぞや?という人へのデモンストレーションにもなります。

プロメテック・ソフトウェア株式会社という会社で扱ってる解析ソフトはこれのかなり大規模バージョン

こんな計算もできます。その分値段も高いですが。

遊びにも本格的なシミュレーションにも使える粒子法を知るための、はじめの一歩としてはなかなかいい体験版です。

粒子法による力学 - 連続体シミュレーションへの展開

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