Outlook Expressで消えてしまったメールを復活するソフト”DbxRescue”
会社であるメールを受信したらOutlook Expressがフリーズしてしまい、強制終了して起動しなおすと受信トレイから数ヶ月分のメール(2カ月~2年)が消失する人が続出という事件が発生。
おかげで昨夜は復旧作業のため、帰りが遅くなりました。
原因は不明。問題のメールを私も開いてますが、私のPCでは何の問題もなし。
添付ファイルもない普通の文字メールなのですが、なぜかフリーズの引き金になったようです。
しかし、業務上必要なものだけに早く復旧しなくちゃいけない。
とそんな切羽詰まった状況で出会ったのが”DbxRescue”というフリーソフトです。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se271878.html
全部とはいきませんでしたが、これで半分以上は救出出来ました。
Outlook Expressで受信トレイが吹き飛ぶことはよくあるようで、このソフトもよく使われているみたいですね。
使い方は簡単。
まずはOutlook Expressを閉じます。
(「最適化しますか?」といわれてもさわやかにキャンセル)
そのあとで”DbxResq.exe”を実行します。
”入力ファイル”のところにはOutlook Expressの”受信トレイ.dbx”を選んでやります。
(大抵はC:\Document and Setting\(ユーザー名)\local setting\Identities\・・・の中にあります)
あらかじめCドライブなどに空のフォルダを作っておき、”出力フォルダ”にその空のフォルダを指定します。
メールが見えなくなったといえど、まだ受信トレイ.dbxの中に残ってることがあるようで、読める部分だけを切り出してくれます(”最適化”するとさわやかに消されてしまうそうです)。
もし1000通のメールが受信トレイの中にあったのなら、1000個の”~.eml”というファイルができます。空のフォルダにいれたのは、あまりにファイルがたくさんできるからです。
終わったらOutlook Expressを開きます。
メール一覧に先ほど出来た”~.eml”ファイルをドラック&ドロップしてやると、Outlook Expressに復活したメールが取り込まれます。
受信トレイにそのまま入れてもいいですが、ここは受信トレイの直下に”復活メール”という空フォルダを作って入れるのがよろしいかと。
一部件名や本文がなくなってるものもありましたが、まあまったく読めなくなるよりましだとあきらめることに。
原因はともかく、メールが消えてしまったPCと消えなかったPCを調査すると、どうやら受信トレイに何百通ものメールを入れっぱなしにしているPCがやられてるようです。
私の場合、いろんなフォルダ作って仕分けていたため、受信トレイには20通ほどしか入ってません。
普段からメールを整理しているかどうかが明暗を分けたようです。
Outlook Expressって一つのフォルダが1GBを超え始めると途端に不安定になるようですね。それはそれで困った仕様ですが。
これを機会にThunderbirdへの乗り換えを・・・といきたいところですが、老朽化が進んだ会社のPC(なんと未だにWin2000が主力!)では重くていうことをききません・・・
Outlook Expressでメールが消えてしまったときには、おすすめのフリーソフトです。
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