以前から話題のGevey。
これだけは手を出すまいと思ってたのですが。
せっかくb-mobileのMicroSIM、iPhone 4に挿さずに期限を迎えるのか!?という心の声に逆らえきれず。
で、Amazonをのぞいてみたらなんと1,980円!
こういう安物買いの銭失い的な体当たり商品はたまに買っておかないと落ち着かないので、ぽちってしまいました。
偽物つかまされたときはそれまでだと買ってみたのですが。
結論から言うと、iOS 4.3.3のiPhone 4で使えました。
・・・それにしても、商品の大きさに似つかわしくないほどでかい箱で届きました。通販のカタログでも届いたのかと思うほどの大きさです。
一応電子部品なので、気を使ってくれたのでしょうか?
中身は10cm×5cmほどの赤いビニール製の袋と、日本語マニュアルと思しきA4サイズの紙。
このとおり、ガチで1,980円です。送料込み。
早速b-mobile SIMをあてがってみます。
このとおり、端っこの部分がICチップにあたってはまりません。少しカットしてやる必要があります。
子供用の爪切りを使うといい感じにカットできました。爪切りのやすりで最後の仕上げもできます。
このとおり、わりとぴったりな形状にカット。
iPhone 4の電源をオフにし、早速SIMスロットにはめ込んでみます。
・・・が、偽物だと挿したら最後、抜けなくなるくらいがっちりはまるらしいので、まずは途中まで挿して抜けるかどうかを確認。
さすがにSoftBank SIMがささらなくなったらしゃれになりません。
ちょっと硬いものの、SIMはちゃんと抜けることを確認。
電源オン、怪しげなメッセージが出てきますが「了解」をタップ。
さてここからはA4の紙を頼りに設定。
(1) 「了解」をタップした後、しばらくするとアンテナ線が1~2本たってきます。
(2) すかさず「112」に電話。2秒ほどすると切断。
(3) 「設定」-「機内モード」をオンにし、すぐにオフにします。
(4) 「不正なSIM」などといわれますが、「OK」を押してしばらくすると「SIMが挿さっていません」表示になります。
(5) 「OK」をタップし、すぐに「設定」-「機内モード」のオン、オフをすばやく切り替えます。
(6) 「圏外」表示になってますが、これで成功のようです
とまあ忙しいですが、何とか”NTT DOCOMO”と認識した模様。
「設定」-「一般」-「ネットワーク」の「APN」などの項目は http://www.bmobile.ne.jp/sim_m/devices.html の下の方にあるとおりに設定してやります。
これでSIMロック解除に成功。Wi-Fi切って、3G回線のみで接続してみました。
ベンチマークとってみるといかにもb-mobileらしい結果が!!
ping値が1300ms!これだよこれ!b-mobileはやはりこうでなくては!
・・・まあ速度の遅さに感動するというのもなんですが、おかげでSIMロック解除されてることは明確にわかりました。
「iOS 4.2.1動作確認済み」となってましたが、見てのとおり4.3.3でもOKでした。
ところで、SIM差し替えて設定まで変えちゃいましたが、どうやって元に戻すの?
・・・と思ってたら、電源を落としてSIMを戻し起動すると、元通りになりました。
このとおり、ちゃんとつながりました。
さて気になったので、本物か偽物か調べてみました。
GEVEY Turbo SIM iPhone4 正規品:ニセモノの判別方法
このサイトによると、偽物は半田の付き方やプリント配線が粗雑らしいのですが。
私のものを見る限りはそれほど粗雑な感じはありません。
が、ICチップに英数字12桁の刻印がない、ICチップ裏のプリント基板の配線が若干本物と異なる、ことからやっぱり偽者かなぁと。
でなきゃこんな値段で入手できるわけありませんよね。
もっともこのGeveyは、本物だからといってどや顔で正規品だと威張れるような商品ではありませんが。
きっとAppleに対する後ろめたさは本物も偽物も変わらないのでは?
1,980円とばかに安い商品でしたが、できのいい偽者だったようです。もっとも、使い続けると何らかの問題が生じるかもしれません。
あくまでも、自己責任ってことですね。
(追記)
えらい事になりました。b-mobile SIMが壊れたっぽいですw
帰宅したら記事にします(涙)
(さらに追記)
b-mobile SIM、完全に沈黙!!って記事書きました 偽物Gevey導入その後ですが・・・
しくしく・・・
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