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2011年3月 3日 (木)

iPad導入計画始動!

世の中iPad 2の発表で大騒ぎな中。

私はというと・・・

ついに会社でのiPad導入計画を発動しました!

会社に自らのiPadを常駐させてまで自分の趣味を持ち込もう会社に貢献しようというなんともけなげなこの企画。

ようやくメンバーと打ち合わせを実施。

iPod touchを所有している人もいれば、iOS機自体はじめて触るという人もいますが、共通しているのはiPad自体をあまりよく知らないということ。

iPod touchとiPadでも、同じ”写真アプリ”でさえずいぶんと挙動が違います。

なので、まずはメンバーにiPadでできることを見せることからスタート。

以前iPad導入に向けて資料作成中でも紹介した資料を使いました。

以下の3点が衝撃的だったようです。

(1) 電源を押して使用可能になるまでがあまりに速い!

(2) アプリの起動が速い & 操作がスムーズ!

(3) 2時間も打ち合わせしたのに、バッテリがほとんど減らない!

起動が早いのは皆知ってましたが、電源投入から写真・動画閲覧までが数秒以内で完了するというのにびっくりだったようです。

写真、GoodReader、2Screens、Keynote、Numbersの5つのアプリを使っただけですが、これだけで我々のiPadに望む多くのことが実現できます。

私の部署は、要するにコンピュータ上でのシミュレーション解析をやってます。

当然、仕事の成果はコンピュータ上の3Dデータとして残ります。

さて、これまでどうやって他部署・役員に報告していたか?

専用のワークステーションのところまできていただければいいのですが、なかなか来てくれません。

アニメーションデータを入れたノートPCを持っていくこともありますが、重たい上にバッテリーが持たないので、マウスとともACアダプタももってに駆けずり回ってます。

で現場について電源を入れるものの、数分待っても起動せず、とうとう打ち合わせ・報告が始まって、肝心なアニメーションが見せられない状態にいらいらすることに。

こんな有様なので、ノートPCもめったに持ち出すことがありません。

結局印刷物と説明能力で乗り切ることになります。

しかし冷静に考えてください。コンピュータ上の3Dデータを静止画と口頭での説明で果たしてうまく伝わるものでしょうか?

よほど口達者な人であっても、伝わらない・誤解されるというパターンがほとんど。

これがどんなにもどかしいことか、わかる人にはわかっていただけると思います。

大量の紙に印刷して持っていくという手もあります。しかし印刷物も20枚以上あると目的のものをさっと取り出すのはかなり至難の業。

アニメーションを表現しようとすると、それこそ10~20枚のぱらぱら漫画にして持っていくしかありません。

紙の束というのはかなり重たくて、気がつけばiPadの数倍の重量の資料を持って走り回る羽目になります。

世の中技術が発達しているというのに、私が入社して10年以上もこんな状態がかわらず続いています。

紙の資料のよさもあります。たとえば、打ち合わせで気づいたところ/気になったところに鉛筆書きをすることができます。

これをコピーすれば簡単な議事録代わりになるというわけです。

ところが2Screensというアプリを使えば、写真や(あるコマで静止させた状態の)動画の上から指で線を書き込めます。

この落書きごとホームボタン・電源ボタンを同時押ししてキャプチャーすれば、紙資料と同じようなことができます。

別に紙の無駄を減らす目的はないのですが、結果的に印刷物を減らせます。

iPadは重いとよく言われてますが、紙の束に比べれば軽いものです。

これで普段抱えているもどかしさを解消できるわけです。

で、2時間の打ち合わせ中、ほとんどつきっぱなしのiPadでしたが。

バッテリは74%→55%になっただけ。

実は月曜日に持っていってから一度も充電してません

昼休みに触りたい人に触らせてるため、これでも事前に3時間は動かしてるんですが、ぜんぜんバッテリが減りませんね。

これなら、電源の確保の難しいところでも問答無用で使えます。

というわけで、メンバーには各々iPadの使い道についてイメージを作ってもらえることができたはずです。

そのみんなのイメージをだんだん収束していき、ひとつのプレゼン資料を作って上の人にぶちまけようという方向で進めることになりそう。

今日の反応を見る限り、想像以上に手ごたえありです。

折りしも、ちょうどiPad 2が発表になりました。

今度のiPadは、HDMI出力に対応し、手元の画面とまったく同じ画面を出力させることができるそうです。

実は初代iPadのVGAアダプタは、対応アプリで、しかも限られた画像しか出力できなかったので、これは大きな進歩。

カメラはつぶさなきゃいけませんが、ちょうどうちの部署に46インチ液晶TVを購入したばかりなので、これが十二分に生かせます。

なんとか導入に結び付けたいものですね。

iPadを100倍楽しむ本―あっと驚くiPad裏テク、すべて教えます (アスペクトムック)

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コメント

iPad2のHDMI出力対応はプレゼンやるにはいいですよね。
Android端末はスマホですら対応してきてるので、ここでやっとかないとって感じだと思いますけどね。

ビジネスシーンでプレゼンやるときにメモリはあまり気になることはないと思いますがiPad2のメモリは本当はいったいいくらなんでしょうかねー。ここだけがどうも気になる・・・。

AVアダプタはiPhone 4及び初代iPadでも、解像度制限はあるものの、利用可能なようですね。

Safariが複数ウィンドウを開けていても、選択すると最初からサーバから取ってくる。これは本当に馬鹿馬鹿しい。メモリがないから、読み込んだハイパーテキストをメモリ上に置いておけないのでしょう。しかし、メモリが足らないなら、SSDを仮想メモリとして使えばどうにでもなるはずなんですが、それすらやらないという・・・まあ、もっとも、そうした処理をしないからこそ、起動が一瞬で終わるんです。

起動が速いプレゼンマシンがほしいなら、Mac Book Airが最適じゃないかと思います。

こんにちは、井上 晃宏さん。

残念ながらMacはうちの職場では使い物にならないので、導入は不可能です。

なにせ、Windows用セキュリティソフトしか用意できないので・・・

それにMacではOSの起動が速くても動画再生ソフトなどの起動速度がWindowsと同等なので、あまり意味がありません。

やはりここはiPadしかないですね。

こんにちは、niki-maniaさん。

iPad 2のメモリはどうやら512MBのようです。

iPhone 4も512MBですが、これでそんなに困ることがないので、まあ妥当なところかと。

HDMIが使えるようになるのは大きいですね。最近買った46インチ液晶モニタが生かせます。

もっとも、導入が決まればの話ですが・・・何とか頑張ってみます。

こんにちは、haseosanさん。

A4プロセッサを搭載した端末で利用可能なようですね。Apple TVもHDMI持ってるくらいですから、なんとか使えるんでしょうね。

会社での利用シーンを想定すると、やはりiPad 2を導入するしかなさそうです。

39ドルとのことなので、日本では3,980円くらいでしょうか?

小規模プレゼンや少人数でのPR、営業活動をやる人にとって、iPadのような端末は効果的だと私も思います。 

小規模ですとプロジェクタやスクリーンを運んでセッティングする手間や、スペースに対して大げさになりがちですので、結局A2サイズの印刷物をプロッターで出力して、それを広げながら説明するという手法で対処しています。

今度のiPad2はHDMIで大画面テレビにミラー出力できるということですから、スクリーンはなくても薄型TVのある会議スペースでPRする際にも使えそうだなぁと思いました。

もっと贅沢を言うと、3DCADのモデルはAdobeリーダーで3D表示できるのですが、それがiPadでも再現できると良いですね。新製品の紹介や、客先へ営業に行った際にPRできます。今は高スペックなノートPCに3DCADをインストールして運んでいますが、高い・重い・熱い(熱風)・電池持たない、で良いことありません。

こんにちは、Akiraさん。

うちでも3Dデータが簡易的でもいいので使えないかという意見が出ました。

CDHというドイツの会社が作ってるAnimator3というソフトのデータが扱えると言うことなしですが、iPadはおろかノートPCでもしんどいです。

ただ、この手の世界は一月前の常識がすぐ覆るという世界ですから、進化に期待したいですね。

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