PT2買いました!!そしてセットアップ
とうとう我慢しきれずに買ってしまいました!PT2!
つい、近所のコンプマート刈谷で見てしまったので・・・
私が買った後、まだ2個残ってました。定価の16,800円で購入。
最近大量生産されているため、こんな地方でも入手できました。
これまで転売屋の誘惑に負けず、待ったかいがありましたね。今回買うのを逃したら、今度はいつ手に入るかわかりませんから、もう迷わずゲット。
ちなみに横のNTTのカードリーダーは、以前2,000円ほどで買ったやつです。
B-CASカードを認識させるのに使用します。PT2はカードリーダーを持っていないので要注意。
さっそくセットアップしました。
今後OSの再インストールもあるかもしれないので、備忘録代わりにこまごまと書き込んでおきます。
(0) 準備
まず、必要ファイルを準備。
■ VBランタイム類
・Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
・Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
とりあえず、全部入れておきましょう(上記はいずれも32ビット版)。
■ 録画・視聴環境関連
いずれも最新版をゲット。
■ ドライバ関連
http://earthsoft.jp/PT/download.html
ここから「PT2-Windows-Driver-200.exe」、「PT2-Windows-Driver-200.exe」をゲット。
テスト用のコマンド「PT-Windows-Sample-200.zip」もできればゲット(ボードの確認用の”Sample.exe”が入ってます)。
(1) カードリーダーのインストール
まずICカードリーダーをつないで使えるようにしておきます。
いろいろありますが、私はNTT‐MEのSCR3310というのを使いました。
B‐カス カードを挿す場合は向きに注意。
このように、カードの裏面が上になるようにさします。
(2) PT2ドライバのインストール
まずPC本体の電源を落とし、PT2をPCIスロットにさします。
アンテナ線をT1、T2にさしておきます。S1、S2というのはBS/CS用端子なので、専用のアンテナがある方はこちらにも挿しておきます。
起動するとドライバをインストールしようとしますが、ここではキャンセルしておきます。
(0)でダウンロードしてきた「PT2-Windows-Driver-200.exe」、「PT2-Windows-Driver-200.exe」を実行してインストール。
時々Windowsやウィルス対策ソフトなどが警告してきますが無視して(”許可”を押し続けて)続行。
終了後、ちゃんとボードが使えるかどうかを確認するために、テスト用の”Sample.exe”を実行しておくのがいいでしょう。それなりの数値を返して来れば、とりあえずOKなようです。
(3) TVTestのインストール
TVTest、BonDriver_PT_ST、RecTest、TVRockをそれぞれ解凍。
BonDriver_PT_ST(32ビット環境なら”x86”の中)と、RecTestの解凍した中身をすべてTVTestのフォルダに入れてしまいます。
以下、TVTestのフォルダを”TVTest_PT2”、TVRockのフォルダを”TVRock”と呼びます。
これらをひとまとめのフォルダに入れます。
私の場合は毎度のごとく、Dドライブの「TS-nuki」というフォルダに入れました。
”TVTest_PT2”のフォルダ内の”TVTest.exe”をダブルクリック。
設定画面が出てくるので、こんな感じにします。
”ドライバ(BonDriver_PT-Tの方、後ろがSとなってるやつはBS/CS用ドライバ)”、”デコーダ”、”レンダラ”、”カードリーダー”に注意願います。
”デコーダ”はWindows 7ならデフォルトでOKのようですが、それ以外の方はDVD再生ソフト用などを使った方がよさそうです。
そんなソフトは入れてないというVista以前の方は、ATI MPEGデコーダというのがいいらしいです。
ダウンロード先やグラフィックボードのタイプなどを聞かれるようですが・・・適当に入れたらとりあえずダウンロードできました。これ以降、詳しくはhttp://www.geocities.jp/warawara2100/のMPEG-2の項目などを参照ください。
チャンネルスキャンなどをやれば終了です。
こんな感じに映ってればOK。
視聴環境はこれで終了。続いて録画環境です。
(4) TVRock
TVRockの設定前に、RecTestを設定します。
先ほどTVTestと同じフォルダに入れたrectest.exeをダブルクリック。
なにやら下の方に細長ーいものが起動します。
その左側の白い部分で右クリック。
”設定”を選択します。
ここでは”ドライバ”を設定します。先ほどのTVTestと同じもの(地上波ならTの付く方)を選択。
チャンネル設定などはTVTestのものを読みに行くため、スキャンなどは不要です。
次に、TVRockOnTVTestで落としてきた最新のものを解凍。
その中身をTVTest_PT2フォルダの中のPluginフォルダに入れておきます。TVRockがTVTestを使う時に使用するようです。
続いてTVRockの設定です。
すでにTS抜きをやられていてTVRockが入っている人は、一度TVRockフォルダ内の”UnInstall.bat”を実行してください。
TVRockフォルダ内の”DTune.bat”をダブルクリックします。
最初にターゲット設定を行いますと聞いてきます。ここは単に”OK”。
ターゲット数を聞いてきます。PT2は地デジ×2、BS/CS×2チューナーあるので、”4チューナー”にしておきます。
続いて、各チューナーの設定です。
私の場合、チューナー1、2を地デジ、3、4をBS/CSとしました。といっても、BS/CSが使えませんが、とりあえず。
「視聴・録画アプリケーションのあるフォルダ」はTVTest_PT2フォルダを指定。
(視聴用)の実行アプリ名は”tvtest.exe”。
(録画用)の実行アプリ名は”rectest.exe”。
その下のオプションですが、
(視聴用)
チューナー1:” /d BonDriver_PT-T.dll /DID A ”
チューナー2:” /d BonDriver_PT-T.dll /DID B ”
チューナー3:” /d BonDriver_PT-S.dll /DID C ”
チューナー4:” /d BonDriver_PT-S.dll /DID D ”
(録画用)
チューナー1:” /tvrock /d BonDriver_PT-T.dll /min /DID A ”
チューナー2:” /tvrock /d BonDriver_PT-T.dll /min /DID B ”
チューナー3:” /tvrock /d BonDriver_PT-S.dll /min /DID C ”
チューナー4:” /tvrock /d BonDriver_PT-S.dll /min /DID D ”
とします。後ろがそれぞれA、B、C、Dとし、ドライバ名が地デジ用は~_PT-T.dll、BS/CS用は~_PT-S.dllとなってることに注意。
「チューナータイプ」のチェックを1、2は地上波デジタル、3、4はBS/CSとするのを忘れないように。
録画フォルダに私は”D:\video”を指定してます。
チューナー1~4まで順番に設定したら次に行きます。
なにやら確認画面が出てきます。次へ。
地デジのチャンネル情報を入れます。
まず、上の「視聴地域チャンネル一覧」で自分の地域を指定します。
うちは”愛知”の”瀬戸タワー”なのですが、デフォルトで出てくる情報があっていないので設定し直し。
TVTestの入ったフォルダに「BonDriver_PT-T.ch2」というファイルがあり、これを「メモ帳」などで開くと”チャンネル”、”サービスID”がのってます。カンマ区切りの3つ目と6つ目を使います。
チャンネル名をダブルクリック、”チャンネル”、”サービスID”に値を入れて”設定”をクリック。
瀬戸タワー限定かもしれませんが、なぜかNHK教育だけチャンネルが0になってます、そこは”2”としてます(根拠不明・・・なぜかこれで動いてます)。
打ち込み終わったら”次へ”。
同じようにBS/CSも聞いてきますが、これはそのままでいいようです。次へ。
番組情報を取得しますと聞いてきます。
次へを押すと、TVTestが起動して番組情報を取得し始めます。
場合によっては30分ほどかかりますが、しばらく待って次へ。
BS/CSも立ち上がりますが、うちではアンテナがつながってないため、何も取得できず。これはしょうがないですね。
この場合、BS/CS側のTVTestは終了します。
しばらくすると「終了しました」と出るので”次へ”。
番組表のアカウント名を決めるために適当な文字を聞いてきます。そのままでもいいですが、私は”arkouji”と入れておきました。
”次へ”を押すと「設定を終了しました」とでて”終了”。
ここまでの一連の流れの中で、どこか間違ってしまった場合にもう一度”DTune.bat”をやり直したい時は、かならずその前に”UnInstall.bat”を実行してください。
同じチャンネル設定が増殖してえらいことになります。
あるいは、ここでの設定内容はドキュメントの中の”TVRock”というフォルダ内の”dtv.ini”というファイルの書き出されます。これをテキストエディタで直接編集するという荒業もあります。
録画のテストをしてTVTestしか立ち上がらない、ということであれば、(視聴用)、(録画用)を共にrectest.exeとしてもOKです(オプションも録画用と同じにする)。私はそうしました。
さて、これまでUSBタイプのチューナーばかり使ってましたが、今回初の内蔵型チューナー。
なんといっても、USBとメインPC周りがすっきりします。やはりいいですね、内蔵型。あとはカードリーダーだけどうにかしたいところですが・・・
まだPT2はこれからが大量出荷。地方でも巡り合える確率大です。気になる方は是非入手することをお勧めします。
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コメント
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PT2は私も稼働中の物を含めて4枚持ってますが、予備にもう2枚くらい買っといた方が良いんでしょうかね?
それにしてもテレビなんてネット配信してくれればそれで済むものを…
地方に住んでるだけで何故ここまでの格差が生まれるのか。
利権なんて大っ嫌いです。
投稿: もみじ | 2011年2月 2日 (水) 22時57分
こんにちは、もみじさん。
利権をぶっ壊すための某党がちっとも壊してくれないので、相変わらずこんなボードが必要です。
PT2はやはりいいボードですね。これに感動しなきゃいけない状況には悲しいものがありますが。予備は買えるうちに買った方がよさそうです。おかげで転売PT2も値が下がってますね。
投稿: arkouji | 2011年2月 2日 (水) 23時29分
arkoujiさん、こんにちわ。
majestyです。
PT2 のご購入、そしてセットアップ成功おめでとうございます。
私は、一昨年 1枚、今年の一月に 1枚購入し、予備用に昨日
1枚手配しました。すべて定価です。
今回の発売数は結構多いので、一月出荷分だけで、当面、購入
したい人には行き渡るかなあ、と考えていましたが、まだまだ
売れ行きは落ちてないようですね。
PX-W3PE もあるし、今春にはPX-W3U2 も出るというのに・・・。
やはり実績ですかね。
ちなみに、うちではPX-W3PE も、TOKYO-MXが多少受かりにくい
という点を除けば、快適に動作してますよ。
分配器もカードリーダーもいらないので、パソコン周りがすっきり
していていいです。
ヤフオク価格もずいぶん下がってきましたが、それでも定価より
高い値段で売れてます。
ネットショップでも、ちょっと注意していれば、難なく定価で
手に入るのに、なぜ高いお金をだしてヤフオクで??
これがオークションの不思議なところですね。
投稿: majesty | 2011年2月 4日 (金) 10時41分
こんにちは、majestyさん。
PT2が増産されてるという情報が浸透しきってるわけではないですし、なによりも扱っているお店が近いわけでもない、売っているところも見つけづらい、という人も多いでしょうから、ある程度はしょうがないかもしれませんね。
しかし一時3万円まで値上がりしてました。これがチケットならダフ屋行為ですからね。それに比べれば、今の価格ていどであれば代送業者だと思えばまだ妥当かもしれません。
近所のコンプマートも在庫が増えたそうです。2月終わりまではこのフィーバーが続きそうです。
投稿: arkouji | 2011年2月 4日 (金) 12時24分