ASUS Eee Pad発表、4月頃から登場
CESプレ発表で、ついに来ました!
ASUSのEee Padが発表です。
安いものは400ドルからだそうで。
Engadget Japanese:Asus Eee Pad Transformer 発表、キーボード合体で16時間駆動
Engadget Japanese:Asusから スライド&チルトAndroid タブレットEee Pad Slider
Engadget Japanese:Eee Pad MeMO タブレット発表、感圧スタイラス対応&デュアルコアSnapdragon 採用
個人的にはEee Pad MeMOの方が気になりますが、登場が早いのは10.1インチのEee Pad Transformerのようです。
すべてのEee Padに共通しているのは、IPS液晶、デュアルコアARMチップ、Android 3.0(Honeycomb)、前面に1.2メガピクセル、背面に5メガピクセルカメラ+LEDフラッシュ、mini SDスロット、mini HDMI端子を搭載していること。
MeMOのみ7インチ 1024×600液晶、感圧式タッチパネル、Snapdragon 1.2GHzデュアルコア(Qualcomm 8260)。その他のスペックや価格、販売時期未定のようで。もうちょっとしたら発表されるのかな?
基本的にMeMOはスタイラスで使うようですね。ジョブス様の”7インチのタブレットを使うには指を紙やすりで削らなくてはいけない”という発言に対するASUSなりのソリューションが感じられます。
Slider、Transformerはどちらも10.1インチ 1280×800液晶、NVIDIAのデュアルコアプロセッサ Tegra2、メモリは512MB/1GB、内蔵SSDは16GBまたは32GB。
いずれもキーボードがついてきますが、Sliderは名前のとおり本体をスライドさせてキーボードを出すタイプ。
重さは886g、バッテリ駆動時間は6時間、厚さはキーボードを合わせて17.7mm。まるでAndroid版ネットブックといったところでしょうか。以前流出したEee Padのちら見せ写真はこれだったんですね。
で、Transformerのほうはキーボード分離型。
普段は上だけ切り離して使うというスタイルのようです。
Sliderより100ドル安いのに、キーボードとEee Pad本体にそれぞれバッテリを搭載して16時間駆動を実現してます(本体のみでは8時間)。ただし、その分重たそうですが(重量は書いてませんね)。
ASUSのこだわりとしては、キーボードをつけたことでしょうか。
Android機は数あれど、メジャー(?)マシンでキーボードを装備したのは東芝のやつしか見当たりません。あとはどれもiPadの物まねで、タッチパネルのみ。
ソフトキーボードも使えるけど、やはりビジネスで使うにはキーボード付でないと困るという人もおおいでしょうから、この判断はあながち間違いではないでしょう。
7インチのみキーボードなしというのは、個人向けで、低価格で売るためなんでしょうかね。
もし7インチのやつが300ドル台ならめちゃくちゃ買いですね。日本円で29,800円ならお買い得感あります。
4月ごろ出るとされてますが、果たして日本ではいつ頃になるんでしょうか?EeePCの例を見ても、数ヶ月は遅いですからね・・・
Atom搭載EeePCがたしか同じCESあたりで発表されて、アメリカがその年の春頃に901発売、日本発売(901-X)がその年の7月でしたから(記憶が曖昧ですが)、もしかしたら早ければ夏に登場でしょうか。
首を長くして待つことにしますか・・・
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キーボード分離型のTransformerのほうは、無骨なデザインですのでビジネス用途を狙ってそうです。SliderはWILLCOM D4のようなギミックぽいですが、そこまでしてキーボードに拘る?という印象。MeMOはSIM付きで販売されそうなので、日本で販売するならSoftBankかなぁと。
AMDの新プラットフォームの出来次第で、結構微妙になりそうな価格帯の製品ですし、こういった大型の非Windows機を買う際には、あらかじめ目的を決めておかないと後悔するのは、先達が既に証明している通りで、誰にでもすすめられない商品なのが厄介です(日本では5~7インチがベストというのはiPad登場以前よりの持論なので、少々辛口になります)。
投稿: | 2011年1月 5日 (水) 20時06分
こんにちは、??さん。
まあおっしゃるとおり、現状では誰にでも勧められるというものではないですね。
Android 3.0 Honeycombの出来と、その後のコンテンツの発展具合にかかってますね。所詮、ソフトなければAndroidといえどもただの板になりますから。
iPhoneがあれだけ売れてる一つの理由に、アプリの充実と言うものがありますからね。やはりあれを超えるだけのなにかをそろえないと、Androidも一時の勢いで売れても衰退してしまうかもしれません。
今勢いのある時期にどれだけコンテンツ(アプリや音楽/映像など)をそろえられるかが勝負ですね。個人的には期待したいところです。
投稿: arkouji | 2011年1月 5日 (水) 22時41分