NASAの宇宙生物学上の発見とはヒ素を利用する生物のこと
地球外生物を発見したわけではなく、その可能性をさらに広げる発見だったということのようです。
GIGAZINE;SF小説が現実のものに、NASAなどの研究グループがヒ素を用いて増殖する生命体を発見、宇宙生物学の大きな一歩に
私を含め、地球外の生物(できれば宇宙人)を期待していた方にはがっかりなお知らせですが、でもこれが意味することは実はかなり大きいようです。
GIZMODO Japan:NASAの今夜の発表は、カリフォルニアで発見された「今までと全く異なる生命体」?の記事とあわせて読むと、カリフォルニア州の塩湖でリンの代わりに猛毒であるヒ素を用いる微生物が発見されたとのこと。
猛毒でも硫化水素を利用する生物というのはいますが、化合物どころか元素の段階で違うものを使ってるというのが今回の発見で一番大きなところのようで。
こんなもの(?)を利用する生物がいるということが、なぜ大きな発見なのか?
こういう生物がいるということは、たとえば昔から言われている「炭素の変わりに珪素を使った生物がいてもおかしくないんじゃないか?」というような仮説がより現実味を増してくることにつながるわけです。
生物の存在可能な条件は、地球上の生物と同じ化学物質を使う限りは地球とそれほど変わらない環境でないといけなくなりますが、違う物質でもOKとなるとかなり広がってきます。
まあ私は生物の専門家ではないのでよくわかりませんが、地球外生命の可能性を広げた発見であることは間違いないようです。NASAだけに。
感覚的には「Windowsマシンでなきゃ寝モバできないかと考えられてたのが、実はiPadでも可能だということが発見された」くらいの画期的な発見とでもいうんでしょうか?
ぜんぜんたとえになってませんね・・・
この次の重大発表には「宇宙人」を期待したいですね。
できれば缶コーヒーBOSSのCMに出てくる宇宙人ジョーンズみたいなのが希望です。
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