心にぐっと響くアプリ「経営者の名言」
祝日は休みにならない会社ですが、今日は珍しく休みです。が、主に会社で使っているアプリの紹介です。
会社で週に一度ミーティングをやってますが、このとき配る資料には、自分が心打つ名言を載せるようにしてます。
そのねた補充に使っている資料の一つが、「経営者の名言」というアプリです。
いわゆる名言集ですが、故人ばかりではなくSoftBankの孫社長やJALの稲盛会長といった、現在活躍中の方も載せられてます。
350円もしましたが、それだけの価値はありますね。
ただこのアプリ、名言は載ってますが、その背景や人物の説明などは一切無いため、Wikipediaなどと組み合わせて使う必要あり。その点は残念。このアプリ中にも、一応Wikiへのリンクが貼られてます。
このアプリを元に、私がミーティングで使った”名言”をいくつか紹介。
「試練なんて黙っていてもやってくるものなんです」 ~ 孫正義
いわずと知れたSoftBank社長のお言葉。まさにそのとおりですね。
いくら試練から逃げようとしても、結局やってきてしまう。
ならば自分から打って出よ、とのこと。
ドコモに先んじてうって出た結果が、まさにiPhoneの獲得だったんでしょうね。
「成功は、最低の教師だ」 ~ ビルゲイツ
なぜか偉くなった人ほど忘れてるのがこの言葉。失敗から学ぶことはたくさんあるのに、そのことを忘れて失敗そのものを責めてしまう。
失敗をチャンスととらえなくてはいけないんですね。
皮肉なことですが、まさにこのお方の作った会社(MS社)に当てはまる言葉となりつつあるようです。
他にも「毎日毎日『勝ちたい』という気持ちで出社しなければならない」、「たびたび、直感が頼みの綱になる」という言葉もあります。
「すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない」 ~ スティーブン ジョブス
ゲイツ様を出すなら、この方も出さずにはおれませんね(笑)
確かに、好きなことをとことんやっている方です。
その結果があの製品です。たいしたものですよね。
いろいろと批判も多い人ですが、Appleを建て直し、iPhone/iPadといったヒット商品を生み出したという実績をあげてることは事実。ビックな人なんです。
ビックなわりに、なにか平凡なこの言葉。当たり前なことこそが大事なんだといういうことでしょうか。
他にも「ハングリーであれ、馬鹿であれ」、「アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後にわかった」なんてスケールの大きな名言も残してます。
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」 ~ 小林 一三
この方は阪急電鉄をはじめとする阪急グループ、宝塚歌劇団の創始者です。
まあ、仕事をやっているとときどき自分には物足りない、なにか雑用めいたものをまわされることがあります。
私なんぞもそうですが、そんな状況ではついつい腐ってしまいますね。
でも、そういう仕事こそ一生懸命やるべきだとおっしゃってます。
見てる人は見てるんです。下積みの時代がいかに大事か。
小林 一三といえば「ソーライス」の逸話があるそうで。
昭和のはじめごろ、阪急百貨店の創業当時、日本ではカレーライスにソースをかけて食べるというのが一般的で、この小林氏の経営する阪急百貨店の食堂でも定番のメニューだったそうな。
ところが昭和恐慌のあおりでカレーの注文をする人は減り、その代わりに増えたのは”ライス”のみを注文するお客。
これを注文したお客は、テーブルにあるウスターソースをかけて食べたんだそうな(だから”ソーライス”だそうで)。
当然、多くの店では”ライスのみのお客はお断り”という張り紙を出すのですが、阪急百貨店の食堂だけは「ライスだけのお客様を歓迎します」という張り紙を出させたんだとか。
このとき小林氏は、
「確かに彼らは今は貧乏だ。しかしやがて結婚して子どもを産む。そのときここで楽しく食事をしたことを思い出し、家族を連れてまた来てくれるだろう」
というようなことをいって従業員に諭したそうな。
そこで、ライスだけのお客に福神漬けを出すなどのサービスを展開。
これが功を奏してか、阪急百貨店は今に至るまで存続し続けてますね。
スケールの大きな人だったんでしょうね。
この「ソーライス」を「ネットブック」に置き換えると今MS社のとるべき道が見えてくる気がします。
Appleにとっては、iPhoneこそまさに「ソーライス」なのかもしれませんね。
「正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる」 ~ ウォルト ディズニー
人は謙虚であれ、ってことですね。
ディズニーというと漫画家というイメージがついてますが、どちらかというとこの方プロデューサーだったんだそうな。
有名なミッキーマウスはディズニーのデザインといわれてますが、オリジナルは別人によるデザイン。名前も奥さんの一言で決まったとか。
ディズニーの世界は、この人一人の才能で作られたわけではないようです。いろんな人の支えがあって、あれだけの作品、テーマパークを作り上げてきたようです。
他にも「不可能なことは何もない」なんておっしゃってますね。らしいといえばらしいお言葉です。
「日本の若者を金髪にしよう」 ~ 藤田 田
日本マクドナルド・日本トイザラスの創始者です。
名前の後ろに「デンと発音してください」と注意書きすることで有名だそうな。
この方、「ユダヤの商法」という、わりととんでもない内容の本を書いていらっしゃいます。これは、その本の中に出てくる一節。
”1000年の間、日本の若者にマクドナルドのハンバーガーを与え続ければ、いつか日本人も金髪になる!”んだそうで・・・
かなり無茶なことおっしゃいます。
他にも「宇宙の法則で黄金比は78対22」、「女を狙え、口を狙え」などなど結構とんでもない言葉が飛び交っているそうです。
しかし、恐ろしいのはそんなめちゃくちゃな論理であれだけの業績を残したことです。
今の日本のマクドナルド、トイザラスを見ればよくわかります。
しかも、1000年どころか100年もたたないうちにかなり多くの日本人は茶髪になってきてますよね。
これ本当に1000年たったらマジで金髪になるんじゃないの?
そう思えてくるから不思議です。
この方、かなり型破りな人物だったそうですが、先を見る目は鋭かったようですね。
とまあ、こうした背景とあわせて活用すると、いろいろとためになる奥が深いアプリです。
他にも松下幸之助、ドラッカー、カーネギーなどなどの偉人、有名人が目白押しです。
人生には哲学が大事。たくさんの人の名言の中から、なにか自分の心の指針となるものが見つかるかもしれません。
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