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2010年9月 7日 (火)

”EeePC” E702??

久々”EeePC”の話題??

先日、1万円のネットパソコン Lyumo Bookの記事へのコメントで、”このLyumo BookにUbuntuが入りませんか?”という質問を頂きました。

使っているCPUがIngenic JZ4730 366MHz(XBurst)という、あまり聞きなれないものを搭載してますが、Ubuntuのダウンロード先を見に行っても、これ用のUbuntuがなさそうでした。

http://cdimage.ubuntu.com/ports/releases/10.04/release/

ところが、ちょっと頑張ってググって見ると、このXBurstというCPUをのせて、UbuntuとWindows CEのデュアルブートを実現している端末があるらしいのです。

それがなんと、”EeePC”という名前なので驚いた。

Alibaba.com:7 inch ultra low price mini laptop, EeePC, Linux ubuntu

このサイトの説明を読むと、Model Numberが”E702”って書いてあるので、”EeePC E702”と呼べばいいんでしょうか。

このEeePC E702、2つのCPUを搭載しているようで、Windows CE用に”Anyka 7802”Linux(Ubuntuらしいですが)用にはXBurstを使ってるとのこと。

液晶は7インチ、800×480。4G-Xあたりと同じ。

RAMは128MB、フラッシュメモリは2GB。

有線、無線LAN内蔵、USB 1.1コネクタが3つ。

スペック的には、今イオンで1万円で売られている”ネットパソコン Lyumo Book”とほぼ同じ。

しかし値段はびっくり75~90ドル。日本円で約6,000~8,000円ほど。

これは安い。

ところが・・・

ASUSのサイトで調べてみても、この”EeePC E702”に相当するマシンが出てこない!

http://www.asus.com/ProductGroup1.aspx?PG_ID=7dDelmkESu9DXgVB

上はGlobal版ですが、台湾向けやその他の国向け(アメリカに中東向けなど)のサイトで片っ端から7インチ版EeePCの項目をみてもこんないかさまくさい(?)CPUのEeePCが出てこない!

で、先ほどのサイトをよーくみると、どこにも”ASUS”の文字がない!

ブランド名に”TESO”という、なんだかよくわからない名前は出てくるんですが。

つまり、これは偽者のいんちきEeePCってことですか?

もし偽者だとすると、なぜ”EeePC”を名乗っているのか?よくわかりません。

たしかにネットブックの先駆者として知られた名前ですが、そんなにブランドイメージが高いわけではありませんし。

このサイトに出てくる”EeePC E702”の写真を見ると、まるでXPのようなデスクトップ画面。Windows CEってああもXPっぽい画面だったっけ?もちろん、Ubuntuでもなさそうです。

こんな調子ですから、本当にUbuntuが載ってるのかすら疑問。Linuxなのは間違いなさそうですが。

一体これなんなんですかね?どなたかご存知の方いらっしゃいますか?

ASUS EeePC EEEPC1000H-WHITE 10インチ パールホワイト EEEPC1000H-WHI078X

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Eee PC・ネットブック」カテゴリの記事

コメント

「Eee PC」と「EeePC」は別物ってオチでしょうか^^;

印象からすると、MiniPCのジャンルとして十把一絡げにEeePCと表現しているように感じます。例えるならランクルやパジェロを総称して、ジープタイプなんていい加減な呼び方をしていた、以前の日本の新聞と同じ感じでしょうか。このサイトを見ると、色違いで56-80$なんてのもあるみたいで笑っちゃいますが、製造元が深圳:Shenzhenのメーカーということは、お馴染み「山寨機」(シャンジャイジ)ということでしょうか。ちなみにYouTubeで7inchMiniPCなどと検索してやれば、この手のマシンの映像がぞろぞろ出てきます。見てみると見事にどれもそっくりなので、完全にテンプレ化されているようです。
Ubuntu10.10のBetaを使って書いています。ソフトの追加インストールが標準でUbuntuソフトウエアセンターに変更されています。Synapticもdpkgも残されていますが、公式ソフト?はこちらで簡単に検索、追加できるようになっています。Linuxも隔世の感があります。

こんにちは、G.W.Dさん。

なるほど、それは気づきませんでした。確かに違いますね(笑)

正当なEeePCでも、非Intel CPU出さないんですかね(AMD除く)。Android版EeePCもどこへやら…EeePad待つしかないですかね。

こんにちは、passoさん。

なるほど、アメリカで売ってるのでどうかと思ったんですが、こんなところまで中華パワーが来てるとは…という私も中華機買ってますから、人気があるんでしょうね、きっと。

そういえばそろそろUbuntuアップの季節ですか。使いやすそうですね。うちでは子供用に大活躍ですから、またアップしたいですね。

Alibaba.comの下のほうにあるもう少し安い色違いはAspire Oneにも似た感じですね。

passoさんのおっしゃるように、EeePCはMiniPCの通称のようですね。家庭ゲーム機はニンテンドー、格闘ゲームはカプコンとか呼んでたりしてましたからね。

同様の機種は2年も前からあるようです。
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0805/22/news043.html
安く作れたから作っちゃったという感じなんでしょうか。E702という名称からして、案外、ネットブックが流行り始めた時期に作られたものかもしれませんね。

Xburstは以前Engadgetで紹介のあった『本(bon)』にもつかわれているプロセッサのようですね。
http://japanese.engadget.com/2010/03/15/99-linux-nanonote/
『本』ぐらい小さいと食指も動くのですが、なんにせよNetwalkerよりも非力でしょうからねぇ。

こんにちは、haseosanさん。

1つめのリンク先のニュース、どこかで見たことがありますね。そういえば「本」もありましたね。あれと同じCPUなんですか。

結局あの小さいマシンは販売されたんでしょうか?一台欲しかったんですが・・・

それにしてもミニノートの通称になるほど知られていると思うと、一応”EeePC”って看板掲げているこのブログ書いてる私にとってもうれしいことですね。さながらヘッドフォンステレオのことを”ウォークマン”て呼ぶようなものでしょうか。

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