EeePCでMovieStyle体験版使ってみた
TMPGEnc 4.0 Xpress体験版の記事を書いたところ、コメントで加藤さんから同じペガシス製のMovieStyleについての情報をいただきました。
私はペガシスの「Movie to Portable」を使っていますが、てっきりこのソフトの機能のまま対応機器が増えただけだと思っておりました。
でも、TSファイルが直接扱えるようになったんですね。知りませんでした。
コメントを下さった加藤さんは、「フォルダ監視」機能を使っておられるとのこと。録画データが入ると自動的にエンコードを開始してくれるものです。
よく見ると、Movie to Portableにもついてますね、この機能。ただこちらは古いソフトのため、TSファイルが使えません。
というわけで、早速ペガシスから体験版を落としてきました。
部屋が寒いためメインPCを使わず、布団の中にてEeePCでトライ。
例によって、エンコードするTSファイルは16分間のもの。
TMPGEnc 4.0 Xpress同様、1024×768を要求してます。下側168ドット分スクロールすると見づらいため、今回は「EeePC Tray Utility」で「圧縮表示」させてます。
iPod用動画変換させてみましたが、今回の変換時間は33分。多分1パスなんでしょうが、まあまあの速度です。
動画の出来映えですが・・・並べてみるとこんな感じ。
ほとんど画質の違いはありませんね。解像度が違う(320×240と480×272)分、今回の方が見やすいでしょうか。MovieStyleはTMPGEnc 4.0と違って細かい設定ができないため、変換させたい機種用ムービーによって解像度が決まってしまいます。ちなみにファイルサイズは57MBと99MB。
ほかにTMPGEnc 4.0 Xpressとの違いはカット編集ができないこと。CMカットをしたい人にはつらいところですね。
Movie to PortableになくてMovieStyleに新たについた機能として「クイックエンコード」というのがあります。
変換させたいTSファイルを右クリックするとMovieStyleのメニューが表示され、変換したいフォーマットを選ぶだけでいきなりエンコードしてくれる機能です。
フォーマットがたくさん出てきてますが、「環境設定」で表示数を減らせます。
これを使えば、簡単にファイルを選択してエンコードできるのでいいですね。
TMPGEnc 4.0 Xpressと違い、このMovieStyleはとにかく簡単にエンコードできるような機能に特化しているようです。
このため機能的な制約は多いですが、すばやく使え、しかも安い。
Movie to Portableユーザーなら、アップグレードで2,300円です。ペガシスの商品を持っている人なら3,000円の優待販売(ダウンロード版)があります。
で、えらく気に入ったので早速買ってしまいました。2,300円のアップグレード版です。この安さがさらに後押ししてくれました。
さすがに我が家ではメインPCでの運用になりますが、ネットブックでTS抜きをやっている人にもお勧めです。
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