EeePCで円周率計算してみた
このカテゴリの冒頭記事で、あれだけベンチマークを批判してたのに・・・
とはいえ、ネットブックの能力を知る上で、たまにはベンチも必要。
というわけで、もはや定番の円周率計算プログラム「スーパーπ」で3355万桁を計算させてみました。
このプログラムが配布されたのは1995年半ば。まだWindows 95も出ていないときです。
そのころ私が持っていたパソコンはPC-9801 BX。CPUは486DX2 40MHz (もともとSX 20MHzだったのをODP追加でクロックアップ)、メモリ10MB、340MB HDD。104万桁で4時間以上かかりました。
当時最速だったPentium 90MHzを使っても、104万桁で40分かかったそうです。
ところがわがEeePC 1000H-Xで、最高桁数の3355万桁を計算させると・・・
結果は1時間19分ほど。速いです。
15年のコンピュータの発達は、低性能なモバイル機もここまで高性能にしてしまったんですね。
もっとも、PCの性能は計算速度だけでは語れません。グラフィックやHDDへのアクセス速度などもあるので、本当にベンチマークしたいのなら定番のものを使うのがよろしいでしょう。
第一、3355万桁の円周率データなんて、実生活では役に立ちませんし(笑)
ただここで言いたかったのは、ネットブックだって相当な性能を持ってるんですよ、ということ。
これだけの計算ができるんだから、年賀状作ったり、Excelでちょっとした業務をこなしたり、ネット閲覧なんて軽いもんです。
それだけできれば事足りるという人も結構多いんじゃないでしょうか?
そんな人に、10万円以上もするノートPCが必要でしょうか?
ネットブック、CULVあたりを買って、浮いたお金でソフトを買うのが賢いと思うんですが。所詮パソコンはソフトを動かすための土台に過ぎません。
ソフトの違法コピーというのがいつも問題になってますが、それはハードウェアにお金を使わせすぎているのが問題じゃないのと思ってます (ソフトが高すぎる、という声もあるかもしれませんが)。
というわけで、私はネットブックを勧めることが多いです。使用用途を聞くと、たいていの人はネットブッククラスで十分ということが多いからです。むやみに勧めているわけではありませんよ(笑)
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