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2009年10月 6日 (火)

Atomプロセッサ搭載2足歩行ロボット

もう一桁安ければ、多分即買いでした

Vstone Robovie-PC

2足歩行ロボットにもとうとうAtomプロセッサ進出です。

このRobovia-PCはAtom Z530 1.6GHzのPCボード(大きさ100mm×72mm)を搭載し、USBポート・シリアルポート・VGAコネクタも搭載するため、そのままPCとして使えます。

Atom搭載のネットブックみたく、ちゃんと130万画素のカメラも搭載されています。もっとも、こちらの使い道はやや別の方向ですが・・・

こんな感じに遠隔操作ができるようです。

動きは普通の2足歩行ロボットですね。でもPCが載っています。

魅力たっぷりなこのRobovia-PC、よくよく見てみると「サブCPU」にARM7 60MHzを使っているとかかれています。実際のロボット制御はこのサブCPUがやっているようです。

つまり、普通の2足歩行ロボットに小型PCを内蔵したということのようです。

詳細の仕様をいくら見ても、メモリ、SSD(まさかHDDじゃないでしょうから)容量、無線LANの有無はわからず。ただ、上の動画ではパソコンにカメラ画像を映してますから、無線LANくらいはついていそうです。(操縦は別の無線キットを使ってるようです)

Windows 7も載ると書かれていますが・・・16GB程度のSSDはつんでいるということでしょうか?

最大の問題はお値段。なんと399,000円。高級モバイル機並みです。

ただ、「歩くWindowsマシン」というのはなかなかありませんから、変り種PC好きにはたまらない一台であることには違いありません。

販売はVstoneオンラインショップでやってます。

ところでよーくみると、このRobovie-PCに搭載されている100mm×72mmCPUボードが単体で発売予定と書かれています。

ということは、がんばればうちのロボザックにも載せられるかも・・・

Dsc01448

このCPUボード発売のほうが期待大です。10万円くらいでも買ってしまうかも・・・

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コメント

ども。

>小型ボードPC(Intel社製 Atom Z530 1.6GHz)
 確かに、こちらの方が気になります。ARM7系の組込みボードは結構入手しやすいのですが、x86系となると、産業用の組込Windows向けのボードやOSしか見当たりません。
バッテリ込みで見るとネットブックの方が安く入手できるかもしれませんが、欲しいですね。3万円ぐらいまでなら検討できそうです。

こんにちは、Akiraさん。

3万円だったら文句なしに買います。多分うちのロボザックの胸の辺りに取り付けて、なんちゃってRobovie-PCに仕立ててしまいます(笑)

ロボットにするかどうかはともかく、電源さえどうにかすれば超小型サーバにするという使い方もできるかもしれませんね。使い道はいろいろありそうなので、早く出てきませんかね。

ボードサイズがMini−ITXより大きいようですので、少々特殊な製品のようです。数年前なら間違いなく10万円以上はしていましたが、どうでしょうか。ロボット本体との連携が”?”ではありますが、なかなかに面白そうです。

こんにちは、passoさん。

どうもリンク先を読むと、サブCPUボードをつけているわけではなさそうですね・・・シリアルポートで接続って書いてあります。

Robovie-PCの大きさから見て、このボード内でストレージなども搭載している可能性がありますね。実物を見るまではわかりませんが。

単体発売が気になるところですが・・・いくら位するんでしょうね。楽しみです。

おはようございます。

参考価格が出てました。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091010/etc_vstone.html

>採用ボードは「AXIOMTEK PICO820」(単品でも来週発売予定/予価69,300円)、サブCPUはVS-RC003HV(ARM7 60MHz)・・・

 ATOMボードが約7万円。手のひらサイズのネットトップか、適当な(EeePC900+SSD)ネットブックの方が安上がりですね。量産数が桁違いだと思うので仕方ないことですが。
ATOMのボードはカメラやWi-Fi(?)の都合で、実際はARM7の組込ボードがロボットの制御をしているようです。それならARM7を2台とか、ARM11などを使った方が安くて柔軟かなと思います。 ATOMプロセサを使ったのは、注目度を集めたかったからかなと邪推してしまいました。

こんにちは、Akiraさん。

Atomプロセッサ(というよりPC)を搭載したのは、この手のロボットってモーションプログラムをパソコンで作らなくてはいけないので、いっそPCを一体化してしまえ、と思ったからなのかもしれません。

うちの2足歩行ロボットも、新しいモーションや、ジャイロセンサー用プログラムなどを取り付けた際にいちいちEeePC 1000H-Xへつないでいました。

どうしても重量の制約が大きいロボットでは、かつてこんな芸当はできなかったのですが、やっとAtomプロセッサの登場でPC一体化が現実のものとなったわけですね。いい時代になったものです。

でもそのボードが7万円ですか・・・10万以下なら考えるといったものの、冷静に考えるとちょっと高いですね。
Vstoneだけでなく、近藤科学やJRプロポなど、他の2足歩行ロボットメーカーも追従して、もっと安いボードが出てきてほしいですね。

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