Google Chrome OS
またまた悩ましいLinux系OSの登場です。
Engadget Japanese:Google、独自デスクトップOS Google Chrome OSを発表
新しいGoogle Chromeではありません。OSの名前が”Google Chrome OS”だそうです。なんとも紛らわしいですが、これでもLinux系のOSのようです。
概略を見ると・・・とにかく数秒でWeb接続可能なほどの軽量さで、ネットブックをターゲットとしたOSで、x86・ARM両方対応で、Androidとは別物、というものだそうです。
かなりAndroidとはかぶる気もしますが、Google側はそれはそれでかまわないようです。「選択肢はイノベーションの原動力となり、Googleを含む全員にとって利益」になるんだとか。太っ腹ですね。
それにしても、MoblinにUbuntuにGoogle Chrome OSと、軽量Linux OSはどんどん発表されますが、なかなか肝心のLinux搭載ネットブックが出ませんね。
痺れを切らして、安いEeePCを買ってLinux EeePCを作ってしまいかねませんね。
ところがネットで調べる限り、中古でも安いEeePCは2万円台後半。新品の900HAですら3万円ほどで買えてしまうので、ちょっと高い気がしますね。
こいつなら160GB HDDなので、デュアルブートでも楽勝ですね。
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コメント
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Google Chromeは省エネアプリケーションとは思えませんね。firefoxよりかなりの容量が必要のようですよ。
私もこのニュース興味があって、何回も読み直しましたが、OSの起動の時間は関係なし、Webブラウザの早さが数秒・・・とも読めますが
投稿: PONTA | 2009年7月 9日 (木) 19時53分
こんにちは、PONTAさん。
たしかにGoogle Chromeは”軽い”とはいいがたいですね。
安いSSDを使っていると、プチフリの原因になりますし・・・
ただ、Google Chrome OSはOSの起動時間込みで数秒にするつもりのようです。
http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-chrome-os.htmlあたりを読むと、”ユーザーが数秒でコンピューターを立ち上げてウェブにアクセスできるように・・・”と書いていますし・・・
IntelのMoblinは、起動して本当に数秒でネットワーク接続完了までいけるとか(ただし、高速なSSD搭載のデスクトップ機ですが・・・)
投稿: arkouji | 2009年7月 9日 (木) 20時27分
こんにちは、arkoujiさん。
instant modeという形でWindows XPとデュアルブートでLinux系OSを搭載したPCを販売しているメーカー(SONY, ASUSなど)は、Windows7が価格面のネックが原因でネットブックに載せられない場合に備えているように思います。デュアルブートでユーザーにじわじわと慣れてもらい、だんだんLinux系OSがメインで使えるようにしていく(Windowsは仕入れ値が一番安いものを付けるがメインではない)。
ところで、そこで気になるのはAppleの動きとネットブックメーカーの対応です。Appleがネットブックに参入してくるとデザインやUIの秀逸さでヒットするでしょうから、そこでネットブックメーカーはLinux系OSにシフトしてUIも親しみがあるものにして対抗してくるかどうか・・・。今のMicrosoftはGoogleへの対応で精一杯で、仮にAppleがネットブック業界に出てきてもしばらく何もできずにいるように思います。
投稿: sou | 2009年7月10日 (金) 19時22分
こんにちは、souさん。
このGoogle Chrome OSの反応は、ネット上ではいいですね。
なにせ”無料”を前面に出しているうえ、あれだけの企業がバックアップしますからね。Ubuntuなどと違い、Googleは独自アプリも引っさげて登場しますから、より使いやすいLinux系OSとなるんじゃないでしょうか。
Appleもネットブックを出してくるというのがもっぱらのうわさですね。そこはSONY同様、ただのネットブックではないでしょうが(まあ、Appleという時点ですでにただものではすまないでしょうが)。
ここにきて急にWindows陣営が寂しくなってきましたね。Windows7があたらなければどうなることか・・・ユーザーからすると、こういう状況は大歓迎ですが。
投稿: arkouji | 2009年7月10日 (金) 22時02分