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2009年6月 3日 (水)

ASUS 新型EeePC、CULVノート発表

台湾で行われているComputex 2009で、新型EeePCにCULVノートが発表されたようです。

PC Watch:ASUSTeK、11時間駆動の新型Eee PCやCULV採用薄型ノート~マザーボードやビデオカードの新製品も

新型EeePCは、昨日書いたEeePC 1101HAのほかに1005HAというのがあるそうです。

どちらもEeePC Seashellシリーズなので、EeePC 1008HAのような薄型ネットブックのようです。1101HAが11.6インチ 1366×768、Atom Z520、530で重量1.38kg、バッテリ駆動時間は11時間。1005HAが10.1インチ 1024×600、Atom N280で重量1.27kg、バッテリ駆動時間4時間のようです。

1101HAは実際に長時間駆動であることをデモンストレーションしていて、Conputexの会場が開かれている9:30~18:00の間つけっぱなしにしているみたいですね。

これ以外の性能はWindows XP Home SP3、HDD 160GB、メモリ1GBとごく普通のネットブックのようです。

なんか、10インチ以上の製品ばかり出てきますね。つい一年前までは7インチ版も出していたわけですから、この短い期間でずいぶんとEeePCも大型化してしまいました。

9インチも大事だと思うんですが・・・EeePC T91くらいしかなさそうというのも寂しい限りです。

また、CULVノートも出るようですね。Acerも出すわけですし、ASUSも負けてられませんね。

UX30というシリーズは、13.3インチ液晶、CULV版Core2Duo SU9400などを搭載、バッテリは4時間、重量は1.6kg、HDDは最大500GB。

UX50という15.6インチ液晶版もあるようです。こちらはGeForce G105M搭載のグラフィック搭載モデルあり。

Uシリーズというのもあるそうで、U20Aという12インチ液晶(重量は1.78kgだそうですが)、U50Vgという15.6インチ液晶版、U80Aという14インチ液晶版などあるそうです。

なんか型番と液晶サイズがごちゃごちゃですね。いずれにせよ、従来のノートPC以下、ネットブック以上という位置づけのようです。

これまで、4~5万円前後の9~10インチ液晶搭載の1GBメモリ、160GB HDDのネットブックが低価格ミニノートPCの主流でしたが、今後Android版ネットブックなども加え、ネットブックより上下の価格帯の商品がにぎわせそうですね。

そんな中、とうとうネットブックがノート市場の3分の1に達したそうです。

PC Watch:ネットブックの構成比が初めて3台に1台に、BCN調べ~東芝のシェアが拡大、国内PCメーカーのシェアは35%に

特筆すべきは、東芝のシェアが拡大して3位になったそうです。1、2は相変わらずASUS、Acer。

要するに、dynabook UXというやっと東芝が本気を出した機種が投入されたためにシェアを伸ばしたようです。やれやれ最初からそうすればよかったのに・・・

こちらお値段50,760円。

まあ、本当は本気を出したくなかったんでしょうが・・・東芝とはいえ、世の中の流れが低価格PCに動いたことを認めざるを得なくなったんでしょうね。富士通からもネットブックでましたし。

ここにCULVノートが参入すると、10万円以下の市場がいよいよ活性化しそうです。

個人的にはAndroid版など、安めのネットブックが気になるんですが・・・こちらも今年中に日本で出てくるんでしょうか。

今年中といえば、Windows 7の発売日が決まりましたね。今年中にでてきます。

PC Watch:Microsoft、Windows 7を10月22日に発売

ということは、今年の終わりからネットブックのXPモデルはなくなってしまうんでしょうか?アプリ起動数制限がなくなったとはいえ、あまりいいイメージのないStarterエディションに切り替わるというのも不安ですね。

それにしても、今週に入ってからニュースがおおいですね。Computex 2009が開かれているからでしょうか。おかげでNECのSSD/HDD両方搭載ネットブックのニュースなどスルーしています。

そういえば、気がついたら100万HIT突破。1年前は10万HITいったらすごいなあと思っていたのに、何がすごいことになっています。なんだか元気が沸いてきますね。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

ところで、一年前といえば、そのころもComputexの記事を書いていますね。

Comptex 2008で新型EeePC発表

この記事を書いているときは、まさかEeePC 1000Hを買うことになるとは夢にも思っていませんでした。ということは、1年後にも「まさか○○を買うことになるとは・・・」なんて書いているんでしょうか?

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コメント

ミリオンアクセスおめでとうございます。
東芝は価格.comでも最近の勢いは凄かったですからね。
私はSmartbookの動向に興味があります。
ぜひウィンテルにギャフンと言わせて欲しいものです。

こんにちは、アンビンバンコさん。
おかげさまで100万になりました、いつもありがとうございます。
smartbookとNVIDIA Tegraが気になりますね。どちらも起動時間は短く、駆動時間は長くというまさに持ち運び機器の理想を追求したモデルですね。
まだIntelはMoblinをつくって軽量なものを作ろうと励んでいるだけいいですが、MSは・・・どうなるんでしょうね。Windows 7が軽いといっても、XPにはかなわないわけですし、そもそもXPすら重いという認識があるのか?と思ってしまいますが・・・
あのGMもとうとう破産法申請までいたったわけですが、MS社だって他人事じゃないですね。大型のものばかり作っていると、同じ運命にたどり着きそうな気がしてなりませんね。

>ネットブックの構成比が初めて3台に1台に。。。
確かに増えてる感じします。先日、名古屋駅新幹線待合室でも使っている人を数人見かけました。以前に、こちらでコメントさせて頂いたのですが、その時は12インチディスプレイのレノボやレッツノート(会社の資産管理ラベル付)の方が大半でしたが。。。
待合室の電源取れる席はいつも一杯です。。。この不況下、会社持ちのPCもネットブックに流れているんですかねぇ。仕事で出先でちょっと使う分には十分なスペックですもんね。。。

こんにちは、arkoujiさん。
100万HITおめでとうございます。スゴいですね!

さて、COMPUTEXでハードウェア、ソフトウェアともに面白くなってきましたね。MSのよくわからない制限や政策をものともせず、ビール業界でいう「発泡酒」みたいなユーザーが喜ぶ製品やサービスがどんどん出てきて欲しいです。

東芝のdynabook UX、家電量販店で触ってきました。確かにデザインの完成度は高いです。独立式のキーボードも打ちやすいです。ただ、半角/全角キーの位置が微妙に遠いです。1000H-XでいうとF2キーの近くにある感じです。

こんにちは、intersectさん。
私も会社で使っているノートがいい加減遅いので、あまっていたAMD Athron 2500+のデスクトップ機に乗り換えているくらいです。
これに比べてもまだネットブックのほうが快適ですね。
うちの会社にも会社のOAパソコンをネットブック化するように提案してみました。
考えたら、ビジネスマンがノートPCを使うシチュエーションって、多くがプレゼン用。つまり、バッテリのもちがよくて、Atomプロセッサ程度の処理能力があれば十分なことばかりですね。これからは企業といえども、Let's Noteなんか買っている場合じゃないですね。

こんにちは、souさん。
おかげさまで100万いきました、いつもありがとうございます。
一年前くらいから、MS社の思惑通りいかない商品がどんどんと出てきていますね。おかげでずいぶんとネットブックに恨みがましいことをいっていますが・・・
でもサーバー市場では24%も売り上げを落としているというのに、せいぜい数%程度の落ち込みだったMS社は、むしろネットブックに救われたと喜ぶべきなんでしょうが・・・水戸黄門じゃないですが「もう少し懲らしめてやりなさい」といいたくなりますね。
来年の今頃はLinuxとWindows 7がせめぎあっていると面白いですね。
ちなみに東芝のUX、触ってみました。確かに東芝の「本気」は感じられますね。NB100のときにも、あれくらい本気モードならもう少しASUS、Acerの独走をとめられたでしょうに・・・惜しいことしましたね。

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