La FoneraのDD-WRT化
さて、La Fonera + ロボザック + ・・・での妄想をモチベーションに変えて、La FoneraのDD-WRT化に進んでおりますが・・・
やり方ですが、かなりLa Fonera Open-Wrt化失敗でのOpen-Wrtインストールに似ています。
まず、http://www.dd-wrt.com/dd-wrtv3/dd-wrt/downloads.htmlから「linux.bin」をダウンロードしておきます。これをOpen-Wrt化と同じようにPoor TFTPのフォルダに入れておきます。今回、ファイルはひとつだけです。
(1)から(3)までのTera Termでシリアル結合し、Poor TFTPを立ち上げるところまでは一緒。
La Fonera Open-Wrt化失敗の手順(4)での違いですが、
「 load -r -b 0x80041000 openwrt-atheros-root.squashfs」と打ち込んだところを「load -r -b 0x80041000 linux.bin」とします。
次のコマンドは「fis create linux」です。
これで後は「fconfig」を実行します。
fconfigと打ち込んだ後の、RedBoot用設定ですが、Open-Wrt化のときは、
>> fis load -l vmlinux.bin.l7
>> exec
>>
としたところを、
>> fis load -l linux
>> exec
>>
とします。
後は同じです。
resetした後にDD-WRTが起動しますが、そのままだとIPアドレスが192.168.1.1のまま。
我が家はADSLルーターがこのIPアドレスなので、IPアドレスを変えました。
まず、resetして再起動した後に「login:」となっているはずです。
デフォルトではログイン名は「root」、パスワードは「admin」になっていますので、ログイン。
「Network is unreachable」といったエラーが1分ごとくらいに出てきますが、とりあえず無視。
まずはIPアドレスを一時的に変えます。
次のコマンドを打ち込みます。
/sbin/ifconfig eth0 inet 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 up
一時的ですが、IPアドレスが変わります。これを恒久的に変えるにはDD-WRTのWeb設定画面を使います。
IEを開き(ここはIEでやります、Google Chromeはだめでした)、
http://192.168.1.2/
とアドレスを打ち込んでやります。するとDD-WRTの設定画面が開くので、「Setup」というタブを開きます。
真ん中のほうにある”Network Setup”で、”Local IP Address”を192.168.1.2に、”Gateway”、”Local DNS”はうちの場合ADSLルーターに設定しました。
その下にあるDHCPサーバ設定は「Disable」にしました。
これで一番下にある「Save」ボタンをクリックして保存。ここで一度電源を切り、La Foneraを再起動します。
これでLa FoneraはDD-WRT化しました。
ちなみに、Tera Term上でTCP/IPホストの「192.168.1.2」を開くと、ターミナルでログインできます。
こんな画面が出るはずです。
一応Linuxなので、「ls」や「cd」「vi」といったコマンドが使えます。
今回、DD-WRTのv24をインストールしましたが、v24SP1もいけるようです。私は2ちゃんねるで「SP1のインストールを失敗しました」といった書き込みをいくつか見たのでやめましたが・・・
とまあ、かなりはしょって書きましたが。こんな具合にDD-WRT化まではすんなりいきました。
なんとかちょっとくらいカスタマイズできないかしらん、と現在調査中です。せめてOpen-Wrt化できれば・・・
La Foneraは1,980円と安いので、もうひとつ買ってみるというのも手ですね。
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