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2009年5月24日 (日)

La Fonera2200にOpen Wrtインストール成功

突然ですが、念願のLa FoneraへのOpen-Wrtインストール成功しました!!

いや、正確に言うと、成功していました!!

手順はLa Fonera Open-Wrt化失敗の記事にあるとおりです。

そして、実はこの時点ですでに成功していました。単に気づいてなかっただけです。

シリアルコンソール上は「Cmdline :」と出てとまってしまうので、失敗と思っていたのですが、この状態でPCとLa Foneraを直結し、Tera TermからTelnetで192.168.1.1に接続するとあっさりとつながりました。

シリアルコンソールからつながらないのが果たして正常かどうかはわかりませんが、とりあえずOpen-Wrtはちゃんと動いています。

実は・・・

Dsc01375

もう一台La Foneraを買ってしまいました!!

新しいLa Foneraでも同じ病状になるので、もしかしたらTelnetでつながるかも・・・というのがきっかけです。

おかげで2台のOpen-Wrt端末ができてしまいました。なので、写真のように古いほうに「fon」の四角いシールを貼り付けて置きました。でないと見分けがつきません。

今度買ったLa Foneraも2200だったので、La Fonera2200用改造シリアルケーブルがそのまま使えました。

Dsc01376

半田が残っていないので、奥までしっかりささります。

Open-Wrtをインストールした状態では、Telnetで接続するとパスワードなしで入れてしまいます。セキュリティ上不安なので、「passwd」コマンドでパスワードを設定します。

ところが、パスワード設定後のOpen-WrtはTelnetではなくSSHでしか接続できません。

Tera Term ProはSSH接続ができないので、これはPuTTYにするしかないのか・・・と思っていたら、なんとTera Termを改造してSSHで接続できるようにしたものがありました。

窓の杜:Tera Term

SSHがサポートされているだけでなく、Cygwin用の端末にも使えるようになっているみたいですね。

WindowsのターミナルはTera Term一筋!!という私にとって、このソフトはうれしいですね。

さて、Open-Wrtを入れたLa Foneraをネットワーク接続させるように設定しなくてはいけませんが、次のようなコマンドを実行します。

uci set network.lan.proto=static

uci set network.lan.ipaddr=192.168.1.2

uci set network.lan.netmask=255.255.255.0

uci set network.lan.gateway=192.168.1.1

uci set network.lan.dns=192.168.1.1

これらを有効にするため、

uci commit network

と打ち込み、一旦La Foneraを再起動します。

我が家では、ブロードバンドルーターのIPアドレスが192.168.1.1であるため、上のような設定になります。

私個人の決めたルールで、Linuxなどサーバー系OSには192.168.1.2~192.168.1.9を、WindowsなどPC系のOSには192.168.1.10以降を割り振っています。

今回、新しいLa Foneraには192.168.1.2を、古いほうは192.168.1.3というIPアドレスを割り振っておきました。

こういうコマンドを打ち込むときには、Tera Termは便利です。

最初に「uci set network.lan.proto=static」と打ち込みますが、よく見ると2行目も最初の「uci set network.lan.」までは同じ。

このまま打ち込んでもいいですが、UNIX系端末では先に「マウスの真ん中ボタン」を使います。Tera Termではホイールマウスの真ん中ボタン、あるいは右ボタンで同じことができます。

まず、コピーさせたい部分を左クリックでドラッグして選びます。

Tereterm01

次に真ん中ボタンを押します。Tera Termでは右ボタンでもいいです。

Tereterm02

このように文字列が張り付きます。新たに左ボタンで別の文字列を選択しない限り、真ん中ボタンを押すとこの文字列がペーストされ続けます。

意外とよく使います、この真ん中ボタン。

Linuxなどでは真ん中ボタンを使うのですが、Tera TermになれたおかげでWindowsになるととたんに右ボタンを使ってしまうため、私にとってTera Termは離せません。

それにしても、このLa Foneraにかけた金額を計算してみると・・・

・La Fonera 2200本体 1,980円

・カモン9-KEケーブル 1,268円(送料込み)

・日経Linux 12月号 1,300円(Amazonに出品されたものを購入)

・電気抵抗 198円

・もう一台のLa Fonera 2200 1,980円。

合計 6,726円

すでに玄人志向のKURO-BOXを上回っています。PATAのHDDが2台あまっていたので、最初からこっちにしておけばよかったか?

でもここまで付き合ってしまったので、La Foneraカスタマイズ編、まだまだ続けます・・・

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