« mbook M1レビュー記事 | トップページ | MS-IMEの単語登録で見えたパソコンの”常識” »

2009年5月13日 (水)

La Fonera2200シリアルケーブル接続成功!

さて、ここ最近仕事や夫婦喧嘩やパソコンの不調などが続き、あまり記事の更新が進んでおりませんが(笑)

地味にLa Fonera関連のほうは進めております。

La Foneraシリアル結合成功?!したはずなんですが・・・の記事で、「シリアルケーブルの不良か?」と書きましたが、どうやら違うという指摘を受けました。

soltec41さんから、http://blog.tagashira.com/article/11968066.htmlのページに解決策があるという情報をいただきました。

今市場に潤沢に出回り始めているLa Foneraは2200という型番のもの。これ、今までどおりにはシリアル接続できないようになっているようです。

Dsc01355

この写真で、コネクタをつけているピンの左から「GND」「RxD」「TxD」「Vcc」となっていますが、ネット上でよく出回っている9-KEのシリアルケーブル接続方法は、このうち「GND」「RxD」「TxD」だけをつなげるもの。ちょうど上の写真のようにつけているものが主流です。

ところが2200だと、この状態ではキー入力を受け付けなくなるとのこと。たしかに「Ctrl+C」が効きませんでした。

ではどうするかというと、先のリンク先ページでは「プルアップ抵抗」を「RxD」と「Vcc」の間につけてやらないといけない、とあります。

見にくいですが、上の写真でいうと、左から2番目と4番目のピンの間に1kΩ~10kΩ程度の抵抗をつける必要があるとのこと。

なんだ、抵抗をつければ解決か・・・と簡単に片付けられません。何せ抵抗ってどこで手に入れるの?というのからスタート。

なぜか手元に5本くらい電気抵抗がありましたが、困ったことにあのげじげじ模様の読み方がわからない!!

でもこんなページ(抵抗のカラーコード)があったので、これを使って解読するとせいぜい10~50Ω程度の抵抗であることが判明。ちょっと小さすぎですね。

そこで、ちょうど写真用プリンタや古いマザーボードなど捨てる電子機器類があったので、そいつらをばらして探しました。

ACアダプタまでばらしてみたものの、抵抗らしきものが見当たりません。

いよいよ名古屋の大須に行かないとないのかなあ・・・と考えていました。

が、最後に思いついたのは、「ホームセンターならあるんじゃないか?」ということ。今日の帰りに早速近所のカーマホームへ行ってみました。

するとこんなのを発見。

Dsc01363

「LED」キットで、おまけに330Ωの抵抗が5本ほどついていました。ちなみに横のはついでに買った細い半田です。太いのしか持っていないので買ってみました。

330Ωなら、3本足せばちょうど1kΩになるじゃん!ということで、早速つないで見ることに。

Dsc01365

「EeePCの軌跡」始まって以来初の半田ねただというのに、結構すさまじいことになりました。もう行き当たりばったりなのでこのとおり配線はめちゃくちゃです(笑)

とりあえず、リベンジ開始。

使ったソフトは、私がもうかれこれ10年以上使い続けている「Tera Term Pro」。シリアル接続にも使えます。

シリアル接続の場合は、ちょっとSSHとはつなぎ方が違います。

まずPCのシリアル端子にLa Foneraからのケーブルをつないでおきます。電源はまだ入れません。

TeraTermを立ち上げると、「TCP/IP」と「Serial」のどちらでつなげるかを聞かれます。ここはシリアルを選択し「OK」。

その後、La Foneraの電源を入れます(つまりコンセントに挿します)。

すると下のような画面が出てきます。== Executing boot ~というメッセージが出たら、10秒以内に「Ctrl + C」を押します。

Redboot01

見事、Ctrl + Cが効きました。思わず連打してしまいました(笑)

さあて、やっとスタートラインに立てました。

ちょうど、くろいひとさんから日経Linux 12月号のコピーをいただきました。感謝感激です。ただ、実はAmazonで中古の日経Linuxを注文してしまったのですが・・・

記事を読ませていただいた限りでは、日経Linuxのほうは2100のほうです。このときあまり2200が潤沢に出回っていなかったこと、2200は改造が難しいことなどから2100を使っているようです。

実際、2200にSDメモリをつけようとすると、こんなことをしなきゃいけないらしいです。

Fonera with SD

なんと基板の一部を削ったりなんだとしなくてはいけないようですね。さすがにLa Foneraは改造がはやっているので、どんどん対策されていますね。

SDメモリをつけるかはとりあえずおいておき、まずはサーバー化を進めます。

La Fonera 2200は現在1,980円。

9-KEというシリアルケーブルは480円。ただし送料込みで1,300円くらいになりますが。

« mbook M1レビュー記事 | トップページ | MS-IMEの単語登録で見えたパソコンの”常識” »

コメント

シリアル接続の成功おめでとう御座います。
私もLa Fonera 族で、国内で発売開始された頃の購入なので2100タイプを家族で本来の形(^-^)で使っています。
実は、改造出来るとの情報で9-KEを使ったケーブル(プルアップ抵抗付き)だけは作ってありますがそのままになっています。

私のブログにもリンクさせて頂きました。

こんにちは、soltec41さん。
リンクありがとうございます。
おかげでシリアル接続が可能になりました。あとはDD-WRTかOpen-WRTをインストールするだけですね。ここから先は日経Linuxに頼ってみようかと思います。

arkoujiさんが楽しそうなので私なりにLa Foneraをネットで調べてみました。
お客が増えることでネットが広がっていくなんてなかなか斬新な切り口なんですねぇ。
海外でも恩恵に与れるのなら私も導入してみようかなぁ♪

こんにちは、アンビンバンコさん。
La Fonera「本来」の使い方もなかなかいいですよね。2台買って、一台は「本来」の使いかたをするという手もありますね。
うちの周辺ではFONをつかえるところがまだらなため、あまり恩恵がなさそうですが、都市部で無線LANを使いたいと思っている方はかなりよさそうですね。うちの近所では、名古屋市内だとかなりアクセスポイントがありました。

>うちの近所では、名古屋市内だとかなりアクセスポイントがありました。
私も調べてみました。
新幹線の停まる駅周辺は結構アクセスポイントがありますね。
既存公衆無線LANアクセスポイント不足をカバーしてくれそうです。
自宅周辺は皆無でしたけど。汗

こんにちは、アンビンバンコさん。
私が一番使いたいところの周辺もなかったですね。残念です。
注意が必要なのは、あの地図はあまり当てにならないらしいです。場所の登録が大雑把なのと、電波出力がそんなに高いわけではないので、よほど近づかないといけないみたいです。La Fonera側が強くてもPC側が弱いと、それはそれで使えませんし。
たしかに、屋外においている人は少ないですからね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: La Fonera2200シリアルケーブル接続成功!:

« mbook M1レビュー記事 | トップページ | MS-IMEの単語登録で見えたパソコンの”常識” »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村