EeePC 1000H-Xデュアルブート環境
ずいぶん長いこと、EeePC 1000H-Xの話が出ておりませんが・・・
「EeePCの軌跡」のくせに、メインPCやLa FoneraなどEeePC以外を話題にしてきましたが、ちゃんと裏ではいろいろと使っています。ご安心ください。
むしろVAIO type Pのほうが稼働率が下がっています。とにかく起動が遅い、バッテリ駆動時間が短いのがネックになっていますね。
その点SSD化したEeePC 1000H-Xは、HDDでないためちょっとの衝撃なら気にせず使える、バッテリ駆動時間が長いので気軽に使える、ということもあって、すっかり寝モバ・家モバマシンになっています。
おまけに先日XPとUbuntu 9.04のデュアルブート環境を整えました。
電源を入れるとgrubメニューが立ち上がりますが、このとおりXP、Ubuntu 9.04の起動順に設定してあります。
Ubuntu 9.04を起動し、ターミナルを開いて「/boot/grub」にある「menu.lst」の下のほうをエディタで編集しました。
とりあえず、QRS-UT100Bで予約録画をさせることがあるかもしれないため、XPの起動順位を上げておきました。10秒ほど放置しておくとXPが起動します。
さてUbuntu 9.04ですが、今はNetbook Remixを入れています。
デスクトップ版も入れてみたのですが、私はどうもこのインターフェースが使いやすいのか、結局Netbook Remixに戻してしまいました。
Compizを使わなければ、Netbook Remixで十分です。通常のウィンドウ表示にしたい場合は「設定」-「デスクトップモードの切り替え」で切り替えられます(Remixのインターフェースに戻したいときも同じ)。
Ubuntu側では、大学時代に動かしていたFORTRANプログラムを実行させようとしています。
いまどきのLinuxでFORTRANなんて動くの?と思うなかれ、ちゃんと動きます。ただし、標準ではインストールされていないので「sudo apt-get install fort77」を実行してパッケージをインストールする必要がありますが。
プログラムそのものはあまり意味がなくて、やりたいのはベンチマークです。昔一晩かかって動かしたあのプログラムが、Atomプロセッサでやるとどれくらいになるのか?が気になります。
その一晩かかっていたころのCPU性能は、MMX Pentium 233MHz、メモリ32MB、HDDなんて2GB程度。OSはFreeBSDというUNIX系のもの。X-Windowすら入れずにCUIベースのまま使っていました。これにTera Termでログインしてプログラムを実行。
メインPCでも実行させましたが、あのころの数時間分の計算がわずか数分~数十分でした。Atomでも相当な結果を出してくれるんじゃないかと期待しています。
寝モバにはWindows XPを使っていますが、画面はクラシック表示にしています。
ただ、なんとなくこっちのほうがバッテリ表示が少ないかなあとあまり根拠もなく変えてしまいました。
最近QRS-UT100Bをつないだこと以外に、このEeePC 1000H-Xにやったことは、Google Chromeをアンインストールしたこと。
EeePC 4G-Xのときもそうですが、Google Chromeを使うとプチフリしてしまうことがあります。プチフリといっても、1分くらい固まってしまいます。
SSDと相性悪いんですかね、Google Chrome。ただ去年11月にSSD化して以来ずっと問題なく使っていたのに、急にここにきて不調の原因になってしまいました。なので、単にChromeが悪いというわけではなさそうですが・・・原因はさっぱりわかりません。
EeePC 1000H-Xの活躍の場所ですが、寝床だけでなくトイレまで持っていっています(笑)。
先々週は下○がひどくて(失礼!)、ずっとトイレにこもりきりになっていたこともありましたが、おなかを抱えながらずっとネットサーフィンしていました。当然、ACアダプタなんて持ち込まないので、バッテリ駆動です。
寝床で邪魔にならないように、夜中にリビングでブログを書いていたりすることもあります。このときもEeePC 1000H-Xが家モバの友です。
とにかくVAIO type Pは、「休止状態」を使っても起動時間が遅すぎです。動いてしまえば何とかなるんですが・・・ちょっとXP版の発売が遅すぎですね、SONYさん。
6月6日発売です。上のリンク先では、お値段84,800円。
でもSony Style:VAIO type Pだと、ベーシックモデルで67,800円から。カメラなどがないですが、こちらのほうがお勧めかもしれません。
またこのXP版にひきづられてか、GENO:イーモバイル にねんMAXセットのページ中ほどにある「VAIO type Pセット」も29,900円まで下がってきましたね(Vista版ですが)。
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こんばんは。
私のEeePCもWinXPとUbuntuのデュアルブートにしたいと思っていますが、地図ソフトのデータがCドライブに入りきれなくて、Dドライブへインストールしています。
Cを16->32GBのSSDに換装して、DをUbuntuパーティションにすれば良さそうですが・・・
>VAIO type P 稼働率低下
やはりAtomでVistaは辛いですか。
Win7RCとCore2Duoの組み合わせでは、起動時間はEeePCと同じぐらいでしたので、特にストレスにならないです。
こうなったら、VAIO type Pをドナドナして、メインPCの新しいCPU資金に。(誘惑)
投稿: Akira | 2009年5月30日 (土) 21時27分
こんにちは、Akiraさん。
今夜はVAIO type Pが寝モバ担当です。今VAIO type Pを使って書いています。
AtomでVista、思ったよりはつらくないですが、起動時間だけが問題です。
でも、この携帯性は捨てがたいですね。残念ながらこれにかなうネットブックはmbookぐらいのものです。
次はCPU、と思ったものの、メインPCの今のスペックで困ることがないんですよね。それよりソフトの充実を図るほうが先決かもしれません。
投稿: arkouji | 2009年5月30日 (土) 22時51分
こんにちは、arkoujiさん。
SSDの128GBが欲しいのですが、思ったより価格下落のペースが遅く、上海問屋オリジナルで約27000円(ほかはもっと高い)です。価格.comを見ていると、SSD+chromeで原因不明の1分間ぐらいのフリーズが他にも起きているようです。
寝モバ用途ですとファンの騒音は静かなほうがよさそうなので、EeePCのファン回転数の設定を変更できるeeectlが役に立つかもしれません(熱暴走しないようにバランスを見る必要はありますが)。
投稿: sou | 2009年5月31日 (日) 12時02分
こんにちは、souさん。
私も128GBがほしいですね。去年の末頃には、今年の年末あたりに1万円くらいにまで下落するだろうと思っていたのですが・・・最近かえって高くなりましたね。
VAIO type P用のSSDもほしいところですが、こちらは32GBで17,000円ほど(上海問屋)と、さらに高いです。EeePCのときのようにBUFFALOがVAIO type P用SSDを出すのかと思っていましたが、未だ出てきません。
Google Chromeは、時々HDDに頻繁にアクセスを行っているときがあります。何をしているのかはわかりませんが、これをSSDでやっているとフリーズの原因になっているようです。
投稿: arkouji | 2009年5月31日 (日) 17時34分