VAIO type P購入前に知りたいこと
先日、VAIO type Pについてこんな質問を受けました。
「VAIO type Pって使えますかね?」
これに対する回答って、結構難しいですね。使える、使えないの違いは人それぞれです。
「軽量化すればそれなりに使えますよ」とは答えたものの、これじゃ答えになっていないですね。
考えてみたら、私も買ってみるまでVAIO type Pの実力ってよくわからないところがありました。
店頭でいじってみるとえらい遅いのですが、これがVAIO type Pカスタマイズ(Vista版)でカスタマイズした後だとどうなるのか?なんて、実際に買わないとわかりませんでしたから。
百聞は一見にしかず、そこで私が購入前に知りたかったことを写真・動画でお見せします。
まずはこれ。
店頭にあるVAIO type Pの実物大のパンフ。
買う前にかばんやポケットに入るかを調べるためには、このパンフを入れてみるしかありません。
しかし、これ本当に実物大なのか?!これで大きさを把握できるのか?」気になるところですね。
店頭モデルって盗難防止のためにケーブルなどがごちゃごちゃとついているので、意外と大きさを調べることができません。。
実際に比べてみました。
平面視はぴったりですね。当たり前ですが。
厚さはまるで違いますね。これも当たり前か(笑)。
めいっぱい開いたところ。これは微妙ですね。実際には180度もディスプレイは開きません。
キーボードの確認をするにも、まっ平らすぎて厳しいです。ちょっとこのパンフでは大きさを実感するのはつらいかも。
お次は動画。まずは、スリープ状態からの復帰。
さすがに一瞬ですね。google chomeも起動してみましたが、無線LANの復帰も早いようで、すぐに立ち上がります。しかしバッテリの消費を伴うので、携帯時はスリープを使いたくないですね。そうなると休止状態が頼りになります。EeePC 1000H-Xも休止状態を使っています。
しかしVAIO type Pの休止状態の復帰時間は半端じゃありません。
デスクトップが出るまでも1分くらいかかっていますが、使える状態になるのにはさらに待たされます。マウスカーソルがかくかく動くようになくなるくらいになってからgoogle chomeを立ち上げましたが、スイッチを入れてから2分経っています。
EeePC 1000H-Xの休止状態からの復帰時間と比べると圧倒的な遅さです。これがVistaの実力なのか?
しかし、これでもまっさらの起動に比べればましなほうです。
よく雑誌などでVAIO type Pは1分くらいで立ち上がるような書き方をされていますが、あれはデスクトップが表示されるまでの時間であって、実際には無線LANも使えて機敏に動作をするようになるまでは3~4分は待たされます。
まあ、いったん立ち上がってしまえばさくさく動きます。ここではgoogle chomeとワンセグチューナーを同時に使っています。
私はこの状態でよくネットサーフィンしていますが、特にストレスは感じません。時々プチフリのようにはなりますが、大抵は大丈夫です。店頭でVAIO type P付属の地図ソフト、プロアトラス4を動かすと使い物にならないくらい遅かった記憶があるのですが、
うちのVAIO type Pは問題なく使えます。ちょっとかくかくしていますが、許容範囲です。これは軽量化の効果も大きいでしょうが、この店頭のVAIO type Pはいろんな人にいじりまくられているために、もともとよりさらに遅くなっていたかもしれません。
もし、VAIO type Pを迷われている方、参考にしてください。
75,800円より安いVAIO type Pはなかなか見つかりませんね。
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