DVDを動画ファイルに変換中
今日は月曜日、世間は平日ですが、うちの会社は休みになっています。
正確に言うと生産調整のための工場非稼働日なんですが、工場ばかりが休みとは不公平だということで、工場系以外の職場も休みになりました。
しかし、うちの会社に新型プリウスがごろごろし始めたので、これが出てくれればこうした状況も改善されるのかなあ・・・と思う今日この頃。ちなみに受注状況はえらいことになっているようです。
子供も幼稚園に行ってしまっているので、家でのんびりというわけですが、この暇な時間を利用してDVDを動画ファイルに変換しております。
というのも、5月4、5日に家族で東京へ行くため、その準備というわけです。
子供が新幹線に耐えられるのはせいぜい30分ほどと聞いているので、退屈になりだしたらビデオを見せてごまかそうという作戦です。
DVDを動画ファイルに落とすということは、ぶっちゃけていってしまえばDVDのプロテクトを解除してしまうということなんですが・・・
ちなみに、元ディスクはちゃんと購入したものです。たとえばこんなもの。
コピー品ではありません、念のため。これ以外にもNHKなどの幼児向けDVDなんかがあります。
この写真に写っている(今からリッピングしようとしている)DVDソフトを見る限りは、あまり幼児が好みそうにないものが多く見られますが・・・なぜかどれもよく見るビデオです。強いて言えば「ブラザーベア」が一番見ないビデオですね。
さて、いまどきのDVDはDVD Decrypterごときではリッピングできないものが多いです。
そこで私が使っているのは、DVDFab HD Decrypterというソフトです。有料ソフトですが、なぜかリッピングだけは無料で使えるというソフトです。
最新版はhttp://www.dvdfab.com/free.htmから落とせます。今の最新バージョン(ベータをのぞく)は5.2.5.0です。
大抵のプロテクトならはずしてしまいます。私が今までに使った限りでは1枚だけ読めませんでした。
このソフトでリッピングを実行すると、マイ ドキュメントに「DVDFab」というフォルダをつくり、その下の「FullDisk」フォルダにDVDのラベル名のフォルダを作って「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」というファイルを作ります。
使い方は簡単で、
(1) まずDVDFabを起動
(2) 「DVDFab HD Decrypterを始める」ボタンをクリック
(3) この状態でリッピングしたい
(4) 数秒ほどDVDにアクセスするので、そのあと「スタート」を押す
たったこれだけです。
この吸い出したDVDの中身を、「Movie to Portable」を使ってiPod用動画に変換しております。
サイズは320×240になってしまいますが、私は別にこれで十分。1時間で200MBほどになるので、大量の動画ファイルを保存するにはiPod動画が一番です。そのままiPodで見ることも出来ます。
せっかく吸い出したDVDファイル、これをDVDにコピーするにはどうするか?というと、リッピング後にDVDshrinkとDVD Decrypterを使うと片面1層のDVDにコピーできます。
一応手順を書いておきますと、
※ DVDshrinkとDVD Decrypterをあらかじめインストールしてください。
・DVDshrink : http://www.studio-chappu.com/close_to_the_world.html
・DVD Decrypter : http://www.geocities.jp/dvdcopy1015/soft/decrypter.html
から入手できます。
(注意) DVD Decrypterは決して日本語化しないでください!!
(1) DVDshrinkを起動
(2) 「ファイルを開く」をクリック
(3) DVDFabでリッピングしたファイルのフォルダを指定(「AUDIO_TS」や「VIDEO_TS」が入ったフォルダです)
(4) しばらく解析するので、それが終わった後「バックアップ」をクリック
(5) 「出力先デバイスの選択」で「ISOイメージファイルを作成し DVD Decrypterで書き込む」として「OK」
後はDVD-Rドライブに空DVD-Rを入れておけば出来ます。
大抵「DVDコピー」と謳っている本の中身はこんなものです。
これ以外にもAnyDVDを使う方法があります(こちらのほうが強力だそうで)が、こちらのソフトは3週間限定なので、ずっと無料で使うにはDVDFabがお勧めです。
ここまで書けばばればれですが、DVDのコピーもよく使っています。
でも一つだけ言い訳させてもらうと、バックアップのために使っています。違法コピーしまくり、というわけではありません。
理由は簡単です。すぐDVDがだめになるからです。
たとえばこの「トミカ・プラレールビデオ2007(非売品)」。
裏を返すとこうです。
子供の扱い方が雑で、こんなに傷だらけです。
こうなるともうバックアップも出来ないし、再生してもときどき飛んでしまいます。
さすがに4歳手前で今はだいぶましになりましたが、これゆえマスターディスクを置けません。壊れるたびにDVDを買うのも大変ですし・・・やむなくコピーしております。
CPRM解除もそうですが、違法性が高いので、変な用途には使わないようにしてください。
ちょっと(かなり)脱線しますが、世の中デジタル化が進んでいるというのに、一方でこうしたデジタルデータの複製が違法化される(正確には、コピープロテクト破りが違法)という、ある意味技術の進歩と矛盾した情勢になっています。
これというのも、モラルを守らない人が多いからなんでしょうね。
しかしだからといって、今の地デジのコピーガードは私にとって容認できるものではありません。なにせiPodに入れて持ち出せないんですから。新技術に移行したら不便になりました、では意味がありませんね。
そういえば、イギリスのテレビである47歳の普通のおばさん(失礼!)が、その歌唱力で一躍世界中の注目の的になったという話題もあります。しかも、この原動力はなんとYouTube。
ちなみにこんな人です。http://www.youtube.com/watch?v=9lp0IWv8QZY&feature=related (埋め込み不能らしいので、リンクから見てください)
確かにすごい歌唱力です・・・この動画、1週間ほどで1200万アクセスを超えたとか。テレビ以上に世界中で盛り上がったようです。
それはともかく、インターネットの持つ影響力の大きさはすごいことが思い知らされます。テレビ番組といえど、もはやインターネット・パソコンの影響力が無視できないということの現われですね。
かたや日本のメディアはどうか?
最近とあるテレビ局で、その日の最高視聴率をマークした番組が再放送のものだったという話があります。
つまり、パソコン・インターネット配信などの新技術を拒絶し、コピーガードにうつつを抜かした結果、昔の番組よりつまらないものしか作れなくなった、ということのようです。
私も気がついたらNHK以外は見なくなりました。民放はやらせやうそが多くて、なんだかつまらないですしね(NHKもまったくやらせ・うそがないとはいいませんが・・・はるかにましなのは確かです)。
民放の番組は、いいところでCMに入ってしまうというのが多すぎです(そのわりに、CMが終わってみてみると大した展開にならないですが)。それでいて、地デジPCに搭載されている地デジキャプチャって、ほとんど動画編集できないものばかりです。
というわけかどうかはわかりませんが、世の中TS抜きっていうのがはやっているようです。早い話、録画データに最初からコピーガードがかからないようにできるというものです。このほうがCMカットがやりやすいですからね。対応している地デジキャプチャに、下のQRS-UT100Bというのがあるそうです。
ただこういうのはすぐ対策が施されてしまうので、注意が必要ですね。
TS抜きのやり方に関する情報も簡単には見つかりませんでしたので、根気よく探すしかないようです。
うまいかない場合は、EeePCの軌跡: Eee PCで地デジコピーガードCPRM解除にあるように、普通の(?)やり方で解除するしかないですね。
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