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2009年1月12日 (月)

Phenom II X4 オーバークロック6GHz超え達成

液体窒素なんていう激しいものを使うと、ここまでオーバークロックできるらしいです。

ASCII.jp:Phenom II、6GHz超え! 液体窒素ならココまでデキる!

発売されたばかりのPhenom II X4のオーバークロック耐性の高さを検証するため、オーバークロックの世界記録樹立のためという2つの目的でなされたことのようです。

結局6235.41MHzに達したそうです。もとが3GHzなので、倍のクロックで動いていることになります。

あまりぴんときませんが、SUPER PIの100万桁が11秒で終わったそうですからすごい処理速度です。(ちなみにPentium DualCore E2140 1.6GHzで43秒)

まああんまり実用性はないですが、こういうイベント、個人的には好きです。

コンピュータが発明されて以来、人間の計算処理能力へのあくなき挑戦が続いていますが、これは人間の本能的欲求なのかもしれませんね。

その結果、かつてのスーパーコンピュータの性能が今やネットブックほどのマシンでも享受できるほどまでテクノロジーが進んだわけです。この液体窒素冷却までやって達成したCPU能力も、あと10年もすればネットブック程度のCPU性能になっているかもしれませんね。

Atomプロセッサの持っている性能だって、私が学生時代に使っていたワークステーションの性能をはるかに凌駕しています。つい数年前にすごいと思っていたPentium IIIの1GHzよりも速いのに、これがたったの5万円程で1GBメモリに16GB SSD or 160GB HDDまでついて売られているのは非常に脅威的です。

どこまでコンピュータの性能って伸びるんでしょうね。ただ、だんだん一般の人はついていけなくなっているのかもしれません。PCが売れない理由はそこにある気がします。散々性能が低いとうたわれているネットブックに人気が集中しているのも、今のPCの性能・価格が高すぎるというユーザーの声の表れなのかもしれませんね。

と、そうこうしているうちに、VAIO Pがついに予約開始しました。お値段はやはり9万円台。下にアフィリエイトを貼っておいていうのも何なんですが、Sony Style:VAIO Type Pオーナーメードモデルから買うのが一番賢いかもしれません。ただし入手は2月上旬になりますが。

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