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2008年12月31日 (水)

さーて、来年のEeePCは・・・

今年最後の記事になります。

2008年も暮れようとしておりますが、2009年のEeePCはいったいどうなってしまうんでしょうか?ちょっと勝手に予測してみます。

まずデュアルコアAtom搭載機が出るでしょう。これは以前から言われていることですね。

Engadget Japanese:動画:Windows 7の新機能Device Stage、「デュアルコアAtom」Eee PCでデモ

Windows 7をにらんで、ということだと、タッチパネル化も進むと思われます。

そのWindows 7も2010年1月が発売予定だそうですから、来年の今頃は「Windows 7 Ready」パソコンがぞろそろと出ているころですね。

そうなると、EeePCに限らずネットブック用Windows XPにかかっている条件が「Windows 7へのアップデート」を条件にかなり緩むかもしれません。まさかSSDを16GBのままとはいかないでしょう。せめて64GB、できれば256GBも可にしてほしいものです。

そのSSDも、来年の今頃は順調に行けば256GBが2万以下になっているでしょう。ただこの不景気で設備投資が遅れるかも知れませんね。512GB SSDの商品化はされているでしょうね。

そうなると微妙なのがHDD。大容量のものだけが生き残ることになりそうですね。自作PCでもSSDを起動ドライブとする傾向が強くなりそうです。そうなると、SSDが2.5インチサイズばかりなので、今後出てくる自作PCケースには2.5、3.5インチ両方のマウントがつくかもしれませんね。

さて、EeePCはじめネットブックのシェアがどれくらいになるかですが、私は40%は超えるんじゃないかと思っています。この数字の根拠はありませんが、来年は12インチ液晶がネットブックの主戦場になりそうですから、こうなるとほとんど普通のノートPCとしてみられるんじゃないか、と思うからです。

1月といえばMacWorldがありますね。ジョブスが不参加らしいですが、個人的にはここでApple版ネットブックの登場を期待しています。今年のAirみたくすごいのを期待します。

EeePCブランドでもなにかサプライズがありそうな気がします。どちらかというと高級指向になってきたEeePC、701並みの衝撃的な商品を期待します。

コンピュータは所詮道具に過ぎません。ユーザーがほしいと思ってこそ売れる商品。多くのユーザーが望まない機能をもりだくさんにして高価な値段で売りつける、というのがVistaが出てから今年の前半にかけての状況でした。

ネットブックはまさにそこに割って入ったわけです。その先陣を切ったのがEeePC。ASUSの決断はこれほどまでに世の中を変えてしまったわけです。これまでパソコンに関心の薄い人までひきつけたわけですから。

だからASUSがだんだん高級指向に向かっているように見えるのがちょっと不安ですね。EeePC 701SD-XこそEeePCの本流なのかもしれません。2009年こそ、199ドルPCになったEeePCを世界中で(もちろん日本でも)売ってほしいですね。

4G-Xのようにちょっとぐらい使いにくいものでも、私を含めた多くのユーザーがブログなどでフォローしていきますから、是非199ドル、日本円では2万円ちょっと、という価格にこだわってほしいです。

ただ、いまどき199ドルでも1024×600くらいの解像度、8GB SSD(S101並のやつ)、Atomプロセッサはほしいですね。

さて、私の適当な予測(妄想?)よりははるかにまともな2009年予測はこちら。

ComputerWorld:大胆予想:2009年にIT業界を襲う10大事件

ネットブックは今の400~500ドルから200~300ドルに下がると予想しています。一方で携帯電話、ポータブルメディアプレーヤーは頭打ちか減少に転ずるという予想もしています。

2009年はいい年にしたいですね。皆様、よいお年を。

Windows 7 ベータBuild 7000

年末掃除も完了、年の瀬が迫っているというのにPCで遊んでみました。

Engadget Japanese:Windows 7 ベータ Build 7000、ネットに流出中にあったWindows7の最新版が手に入りました。

入手方法やインストールはEeePC 1000H-XにWindows 7プレベータ版Windows 7プレベータ版 試用2を参照ください。

しかし今回はプレス向けというわけではないので、もしや内部のしわざでは?と思われるような流出。

もしかして、MicrosoftがWindows7の前評判を持ち上げる目的で流しているとしたら・・・そういう手は自動車業界ではよくありますからね。

早速インストールしてみました。といっても、2.5インチHDDはAtom330マザーに使っているので、EeePC 1000H-Xにインストールするのはちょっと大変。

しかし3.5インチのSATA 160GB HDDならなぜかひとつ転がっていたので(笑)、これとAtom330マザーとを取り付けてインストールするのが一番手っ取り早いことが判明。

Dsc01120

にわか作りのWindows7評価用マシンです。キーボードは980円で購入したこのマザー専用キーボード、Maxtorの160GB HDDがつながっています。

Win7_b1_1

インストール直後の画面です。デュアルコアAtomなので、タスクマネージャは擬似4コアで表示されています。でもなんでど真ん中にベタがいるの?

このベタという魚、熱帯魚屋などでビンに入れて売られています。水面上で口から直接酸素呼吸できるため、泡をぶつぶつ出さなくてもいいですし、ヒーターがなくても飼えるので、初心者向きの熱帯魚ですね。

ただオス同士を同じ水槽に入れると、どちらかが死ぬまで戦います。熱帯魚屋でこのベタのオス同士を近づけてみると、お互い威嚇しあうのでおもしろいです。

この画面には「ベタのように取り回しがいいOSだよん」というメッセージがこめられているんでしょうか?さっぱり意味不明です。あまりきれいな画面ではないし。

ちなみによく見るとメモリがすでに574MBも消費されています。

Win7_b1_2

ちょっとカスタマイズして、IE8を立ち上げてみました。この時点で750MB。まえより重くなっていません?

肝心のプレベータ版との違いがよくわかりませんでした。スタートメニューの配置がちょっと違うことくらいでしょうか。

動作そのものは前回同様、まあまあの軽さです。気になるのは、上の画面1280×1024表示なのですが、なんか下のタスクバーが太くてちょっと狭く感じることでしょうか。カスタマイズで回避できるレベルの話ですが。

さてWindows7って売れるんでしょうか?私は正直、微妙だと思っています。

Vistaが売れない理由は、要求するスペックが高いことと、互換性の低さにあるようです。

特に企業でVistaを採用しようとすると、(1)対応PCへの買い替え、(2)ソフトの動作確認(内製ソフトを多く使っているところも多いようです)および差し替え といった手順が必要です。両方実施すると、結構馬鹿にならない金額になります。

だからWindows7で軽いOSになったからとて、Vistaベースでは最低(2)の問題が残ります。不景気のご時世、今以上にPC/OSの更新は停滞するでしょう。

そうなるとWindows7はコンシューマ向けの普及に力を入れるしかないでしょうね。

しかし価格が今みたいにHomeでも2万円程度するようでは話にならないです。物好きにしか売れなくなります。私は多分買いますが(笑)。いずれにせよ、ネットブック用なら今のULCPC版XP並にしないとだめでしょうね。

なぜMicrosoftはXPを捨ててまでVistaに固執するんでしょうね。不思議です。Windows2000のときも、一時Windows MEなんて出したのに、今回は完全に切り捨てに走っていますね。

2008年12月30日 (火)

12インチ版EeePC S121

12インチ版EeePCが出るとは聞いていましたが、こんなのだそうです。

x-gadget:EeePC S121

概観はぱっと見S101ですね。厚さもそのまま。どこかのDELLとは違って、幸いCPUもAtom N270のままだそうです。

S101との大きな違いは液晶や大きさだけではなく、SSD 16GB、HDD 30GB(どうやら1.8インチ)のHybrid Storageを採用している点です。

最初からSSD 32GBを積めばいいじゃん、といいたくなりますが、ULCPC版Windows XPを搭載するためにSSDが16GBにせざるを得ないようです。価格は800ドルくらいといわれていますが、かなりこの部分で余計な費用がかかっていそうです。

SSDでも160GBにすればいいのに。Windows7が出れば、この状況も改善されるんでしょうか。

これに800ドル(約8万円弱)だったら、EeePC 1000H-Xに32GB SSDをつけたほうがまだ安いですね。今日は電車好きな息子とEeePC 1000H-Xで「電車でGO」をやっていました。バッテリ駆動で1時間近く遊んで、このブログのコメントを書いたりしましたが、バッテリの持ちがいいので助かっています。

「Netbook」という言葉を使っちゃだめですか?

以前 せ。 さんから教えていただいた情報、とうとうEngadgetにも出ていますね。

Engadget Japanese:Psionの「Netbook」商標騒ぎ、広告付きの一般Blogも標的

なんと「Netbook」という言葉はPsion社の登録商標だから使っちゃいかん、ということらしいです。なぜか販売店やメーカーだけでなく、「”Netbook”という語の使用から直接経済的利益を得ている」一般ブログにまで停止・取り下げ要求が来ているとのことです。

今のところうちには来ていませんね。

でもexciteニュース:「Netbook」はPsion Teklogixの登録商標ですを見ると、商標をとったのは「Netbook」ではなくて「netBook」のように見えますが・・・それにしてもIntelほどの会社がこんなサブマリン特許ならぬサブマリン商標を見逃すとは・・・。

Intelも「386」「486」が商標として登録できないと知って、「586」ではなく「Pentium」という名前にした経緯があったのに、意外と商標には疎いんでしょうか。

それにしてもなんで今頃こんな騒ぎになっているのかはわかりません。「Netbook」なんて言葉、少なくとも今年のはじめくらいから普及しているにもかかわらず、です。

今後は「Netbook」ではなく、「ネットブック」と書いたほうがよさそうですね。

そういえば、SONYがNet・・・じゃなかったネットブックらしき機種もEngadgetに出ていましたね。

Engadget Japanese:ソニーの新モバイルはVAIO Pシリーズ、8インチ1600x768液晶・Vista採用

意味深な封筒を抱えたお姉さんの写真が出ていますが、封筒の中身はどうもこいつらしいです。どうもIntel 1.33GHzプロセッサとあるのはAtom Z520か?いずれにしてもVistaモデルというのはずいぶんと荷が重いですね。

このVAIO type P、値段がはっきりしませんが、同じAtom Z系CPU付のDELL Inspiron mini 12がWindows XPになって64,800円ですから、8万円くらいはしそうな勢いですね。でも8インチ、1600×768なんて解像度、そんなに安い液晶パネルではなさそうですね。これが59,800円とかだとびっくりなんですが、まさか天下のSONY様がねえ・・・

あと、こんなニュースも出ています。

Engadget Japanese:Windows 7 ベータ Build 7000、ネットに流出中

以前EeePC 1000H-XにWindows 7プレベータ版Windows 7プレベータ版 試用2で使ったWindows7プレベータ版の最新版のようです。7独自のUIなどが使えるようになったみたいですね。

年末だって言うのに、最後まで騒がしいですね。

2008年12月29日 (月)

お年玉でEeePCは買えるか?!

冬季連休に入ってPCいじり三昧・・・かと思いきや、掃除や買い物、子供の相手であまりいじっていません。

EeePC 1000H-XにインストールしたeeeXubuntu 8.10もなんだか不安定。SDHCっていうのがいかんのでしょうか?USBメモリに入れなおそうかと考え中です。

この時期、買い物をしているとよく目にするのはお年玉袋。うちの子供はまだお年玉はないですが、いずれあげることを考えると、一体今いくらくらい平均でもらっているんだろう、と気になって調べてみると・・・

http://reposen.jp/976/12/23.html

こんなアンケート結果がありました。2008年の1月でのお年玉総額の平均は20,467円

これは小学生~高校生の平均らしいですから、年代によって額が違うはず。年齢ごとの平均というデータはなかったのですが、世代ごとにいくらあげていますか?というアンケート(多分1件当たりの額)に1万円以上というのが小学生は高学年でも5.7%に対し、中学生 15.2%、高校生 32.1%という結果。

ということは、高校生くらいになれば平均で3万円超といったところでしょうか。

しかし、この額ならやっとEeePC 701SD-Xか4G-Xの在庫が手に入る程度。中古ノートPCならCeleronM、256MBメモリ、20GB HDDのマシンくらいがやっと買えるところでしょうか。やはりPCはまだお年玉で買うには高すぎるということなんでしょうね。

しかし考えると、今のゲーム機ってソフト込みだと安くても3万円以上。ゲーム機が買える額と思えばそんなに高いわけではありません。

では、ゲーム機ではなくEeePCを選択するメリットってあるんでしょうか。

それは自由度の大きさ、でしょう。ゲーム機はどうしても特定の機能に特化したソフトしかありませんが、EeePCならWindowsXPなので、ゲーム以外にも使えます(PS3ならLinuxも動くらしいですが・・・)。ネットサーフィンができます(ゲーム機のブラウザだと結構多くのページが非対応だったりします)。

私がパソコンを最初に買ったのは中学2年生、1986年2月13日。もうすぐ23年前ですね。

当時ファミコン全盛期にあえてパソコンという選択をしました。

そのパソコンとはいにしえのパソコンX1発掘&起動で紹介したX1Fです。たしかディスプレイが89,800円、本体が119,800円でした。総額20万円。ソフト代分は自分のお年玉でだしたため、結局全額親に出してもらいました。

一番使ったソフトはBASICでした。下手なプログラムをたくさん組んでいました。電波新聞社のマイコンBASICマガジンをよく買ってプログラムの解読をしていました。

大学時代はFORTRAN、最近でもたまにawkやシェルスクリプトで簡単なプログラムを組むことがありますが、このときにBASICの知識がベースにあったからできたようなものです。今の職種もシミュレーション解析ですから、コンピュータへの関心があったからこそですね。

当時そこまで考えたわけではありませんが、このパソコンへの投資がその後の人生の方向性を大きく左右したといっても過言ではないですね。

今のパソコンは昔のようにBASICが標準ではありませんが、CygwinやVisual Studio 2005 Express Editionのようにかなり本格的なプログラムツールも無料で手に入るような時代です。

Cygwinのインストール&設定方法

Visual Studio 2005 Express Edition CD イメージからのインストール方法

プログラム言語だけでなく、たとえば動画変換やデジカメ画像編集といった用途は奥が深いですから、この道を究めるだけでもすごいことです。

こうしてみると、今でもパソコンという選択肢は人生を左右できるくらいの力を持っていると思っています。

もしゲーム機かEeePCかで悩まれている方が見えましたら、ぜひその判断の参考にしてもらえれば、と思います。

それにしても、ここ数日(いや以前から?)の記事は長文かつ脱線していく傾向が強いですね・・・

2008年12月28日 (日)

EeePC 4G-Xで”プロジェクトX”三昧

最近、寝モバの友が4G-Xになっています。

Atom330機をWake up on LANで完全遠隔操作にもあるとおり、Atom330機をビデオサーバー化したため、4G-Xのようにローカルディスクの小さいマシンでもビデオを見ることができます。

無線LANで使ってもちゃんと見られるため、もはやロケフリマシン状態です。

そうなると画面サイズの小さい4G-Xの方がとり回しがいいため、ついこちらを使ってしまいます。

で、ここ2日ほど見ているビデオは「プロジェクトX」。

我が家にはビデオで撮り溜めたプロジェクトXが一話をのぞいてあります(第74回「アンコールワットに誓う師弟の絆」だけありません)。

昨日見ていたのは第95回「運命の最終テスト ~ワープロ、日本語に挑んだ若者達~」。

東芝から出た日本初のワードプロセッサ開発秘話です。なんか久々見たら泣けてきました。

手軽な日本語入力を可能にする機械を作り上げようとする技術者たち、それをつぶしすために乗り込んできた事業部長、しかし最終テストでこの事業部長から「これでいこう」といわせ、商品化にこぎつけた、そんな内容です。

私自身も技術屋ですから、こうしたがけっぷちにたたされた技術者の気持ちが痛いほどわかります。

プロジェクトXはやや演出が大げさだ、などという批判があります。

しかし、こうした大ヒット商品の裏側は決して平坦な道ではなかったことをプロジェクトXは教えてくれます。日本のものづくりというものを非常にわかりやすく伝えてくれていますね。私はこの番組、いずれ将来子供に見せたいと思っています。

私の特にお勧めはこの95話以外に、2話(VHS)、16・17話(YS-11)、42話(電気釜)、48話(液晶)、51話(スバル360)、55・56話(H-2ロケット)、70話(カップラーメン)、83話(国産コンピュータ)、90話(デジカメ)、92話(洗濯機)、111話(TRON)、116話(プラズマテレビ)、126話(食洗機)、137話(クラウン)・・・他にもたくさんありますが、いい話ばかりです。

そういえば、NHKが最近「NHKオンデマンド」というサービスを始めました。

NHKオンデマンド

ここでプロジェクトXの番組を見ることもできるようです。ただし有料です(プロジェクトX1話で315円)。

月々1,470円で見放題になるらしいです。

料金が高すぎることなど、文句を言い出したらきりがないですが、私個人としてはこのサービス自体は賛成です。

結構NHKの番組を見逃してしまって悔しい思いをしているので、料金がもっと安くなればぜひ利用したいですね。

地デジの普及が予想以上に遅れていて、まだ50%も普及していないとか。B-CASカードのせいで高価になったチューナーも原因の一因とか。

そもそもB-CASカードは地デジ電波にスクランブルをかけるため、その暗号解読用についているカードだとか(すいません、あまり正確な表現ではありませんが)。

なぜスクランブルをかける必要があるかというと、録画した番組をコピーし、P2Pソフトでばら撒かれるのを防ぐためだそうです。

しかし、現実にはB-CASカードをつけても番組のコピーは行われており、結果地デジの普及の妨げとなっているだけです。

なぜP2Pで番組がばら撒かれるのか?それは見逃した番組をまた見られる仕組みがないからです。再放送を待つ、という手もありますが、このネット時代にそれは時代遅れな考えです。

このNHKオンデマンドのような仕組みを他の放送局も取るべきでしょうね。利用しやすくなれば、P2Pで番組が垂れ流されることはなくなると思うんですが、いかがでしょう。

2008年12月27日 (土)

eeeXubuntu8.10をEeePC 1000H-Xにインストール

久々のUbuntuの話題です。

実はおとといから冬季連休に入っています。本当は昨日が仕事納めでしたが、2日休みを取ったため休みが早まりました。

昨日、今日と惰眠をむさぼり、子供と戯れ、やっとこさ自分の時間が作れたので、ぜひやりたい作業に取り掛かりました。

eeeXubuntu8.10のインストールです。

最近ライブCDの部屋から「eeeXubuntu8.10」が落とせるようになっていたので、ダウンロードしてはいたのですが、1週間以上ほったらかしになっていました。

eeeUbuntuでもよかったのですが、Windows XPに悪さをしそうな気がしてSSDやHDDに入れたくないので、フラッシュメモリに入れてしまうこともあり、どうしても動作の軽いXubuntuへはしってしまいます。というわけで、わざわざeeeXubuntuの8.10を待っていました。

8.10はUSBメモリからのインストールをサポートしているとのこと・・・ですがisoファイルを落としてきたので、とりあえずCD-Rに焼いてしまいました。

インストールの手順はEeePCへのUbuntu 8.04インストール手順そのままでした。

いや正確に言うと、「■インストール後の設定」のところで「grub」の設定を書き換えるところ、あれがまったく不要になりました。

上の8.04インストール手順では、WindowsXPの入っているドライブにgrubをインストールしない方法をとっています。このためSDHCやUSBメモリにgrubが入っています。

8.04のときは、インストール時にWindowsXPの入っているドライブがhd(0,0)、SDHCやUSBメモリはhd(1,0)といったドライブとして認識されてしまいます。

ところがEeePCでESCキーを押してSDHC、USBメモリから起動すると、起動したドライブがhd(0,0)となるため、hd(1,0)から起動しようとしたgrubが「起動できない」といってきます。これを修正するという作業が8.04の時は必要でした。

ところが8.10ではすでにhd(0,0)から起動できる設定になっているようで、余計な変更が不要になりました。なので、上の手順ページの「■EeePC用カスタマイズ」の項まで飛んでいただいていいです。

ちなみに、今回これまでと違いEeePC 1000H-Xへインストールしました。またメディアもUSBメモリではなく、4GBのSDHCです。

4G-Xでは解像度の関係で動かないソフトが多く、あまりあれやこれやと試せなかったので、これで遊べるようになるとうれしいんですが。

インストール後に、8.04と同様EeePCの機種名を聞かれますので「EeePC901~」を選択します。「ネットにつながっている必要があります」ときかれましたが、よく見たら無線LANは使えるようになっていたので、接続設定完了後、「Yes」をクリック。

なんか拍子抜けするほど簡単にインストールが完了しました。

FireFoxを開いたりしてみましたが、さすがXubuntu、プチフリもなく動作します。ただ、YouTubeで2分以上の動画を再生させると途中で止まってしまいます。

USBメモリではなく、SDHCメモリにインストールしたのでEeePC 1000H-X本体もすっきり。USBメモリをつけっぱなしにしていると一度何かに引っかかってUSBメモリが空中分解したので、この方が気分的にも楽です。

以前紹介したらくちんUbuntuを読んでいろいろと遊んでみようかと思っています。

2008年12月26日 (金)

Pod野郎

私は動画をiPod用Mpeg4に変換して保存していますが、ちょっと前にメインマシンが起動しなくなり、Windows XPを入れなおした際に動画の一部が消えてしまいました。

このとき、iPod nano 4GBにはその一部の動画が残っていたので、何とか吸い出したいなあと思っていましたが、このほど「Pod野郎」というソフトをつかってデータを救出することに成功しました。

以前から名前は聞いたことはあったのですが、こんなところで役に立つとは思ってもいませんでした。

Podya

こんな感じにiPod内の動画ファイルの閲覧、取出しができます。

どうも事前にiPodを「ディスクとして使う」設定にしておかないと動かないらしいです。

iTunesは便利なソフトですが、OSの再インストールなどをしたときにはiPodを空にしてしまうので厄介でしたが、このソフトがあれば思わず消してしまった動画ファイルを復活させることができます。

もっとも、うちのiPod nanoはたった4GBなので、そんなに大して入らないのが欠点ですが。

公式サイト: iPod活用ツール Pod野郎

日経PC21で見つけたWindows用アイコン作成サイト

昨日、日経PC21を買ってきました。先日こちらの編集者の方から「ポメラ」の開発者の話が掲載されるというコメントをいただいたのと、フリーソフトの特集記事が面白そうだったのとで買ってみました。

その中で面白そうなサイトを見つけたので遊んでみました。

「フリーソフト特集」の中にあった、デジカメなどの画像ファイルをWindows用アイコンに変換してくれるというサイトです。

http://ico.bradleygill.com/advanced.php

こちらのページの「Browse」をクリックすると、読み込む画像ファイルを聞かれます。画像ファイルを選択してやると数秒でアイコンが完成、右側に完成したアイコンが出てきてダウンロードできるようになります。

とりあえず、デジカメで何枚か写真を撮ってトライしてみました。

Dsc01114 Dsc01115

Usa 試したのはこの3枚。ウサビッチEeePC 4G-X、Atom330マザーボード、そしてキレネンコ。

私が真っ先にアイコンにしたいと思ったものばかりです(笑)

それぞれ標準図柄、細かい模様の写真、わりとはっきりした図柄、の3タイプあるので、アイコン化したときの傾向が見えます。

これをアイコンにしてみると・・・

Icon_desk

うーん、なんかつぶれてしまってよくわからんですね・・・

もうちょっとメリハリのある図柄を使わないとだめですね。たとえば子供の写真をアイコンにしようと思うとよほど目鼻が大きくないと厳しいですね(笑)

というわけで、その後もウサビッチのキレネンコのようにこの日経PC21を読んでいます。

以前はExcelの使い方ばかり書いているようなイメージがあったのであまりチェックしていませんでした。しかしじっくり読んでみると、ほかのPC雑誌のようなハードウェア話ばかりではなく、PCの活用法に特化している感じの記事が多くて面白い。フリーソフトの特集はまさにPCを何に使うか、の視点で書かれています。

2009年のPC予想の記事もあります。SSDが主流になる、USBメモリウィルス拡大、などシビアな視点で書かれています。

紹介しておいてなんなんですが、この2009年予測で、ひとつ私の意見と違うところは「4コアCPUが普及する」という点。まあ今のデュアルコア並の値段にはなるでしょうが、4コアよりも、安いシングルコアCPU(たとえばAtomプロセッサ)を搭載したNetbook、NetTopが普及するような気がします。

理由は単純、クワッドコアをいかせるソフトがほとんどないからです。私の使っているソフトでデュアルコアを使っているのは動画変換ソフトのみ。Excelなど多くのソフトはシングルスレッドなので、CPUは50%どまりになっています。

Atomプロセッサほどの性能でもよほど重い処理でもない限り普通の人には十分。クワッドコアよりも、シングルコアで4分の一の値段になったノートPCを売ってと思う人が多いのではないでしょうか。

今年のNetbookブームは、まさにそれを象徴している気がします。

かつて電卓は一台50万円しましたが、今は100円ショップでうられるほど価格が下がっています。Windows98でも十分と思っている人は多くいますので、パソコンも要求される機能がもう飽和状態になっており、後は電卓のように価格が下落する方向しか望まれていないのでは?と思っています。

Netbookから始まったPCの価格破壊、不況も手伝って今年は3万円台、下手をすると2万円台まで落ちていくような気がします。

電卓でもそうでしたが、価格が下がっていくとユーザー層が広がります。これまでパソコンを使ってこなかった人が使うようになるかもしれません。

そうなると今後のPC雑誌のあるべき姿はなにか?これまでのように、新しいCPUやHDDのベンチマーク結果を並べるもの、専門用語をふんだんに並べたもの、ではないでしょう。

家族4人がたまに旅行にいくのに使う車を、ゼロヨン性能や馬力の大きさで勧めるようなものです。

なんとなく、私はこの日経PC21が今後の姿のように見えますね。何のためにパソコンを買うの?何に使えるの?がわかる記事が多いですね。

・・・なんか脱線した上に、日経の回し者かと言われかねない内容になってきましたね。いえいえ、いいものはEeePC同様、頼まれなくても宣伝します。

さて、ここまで持ち上げたからには、日経PC21を定期購読するか・・・でも年間7,560円。ちょっといっぺんに出すのは大変なので、毎月買っていきますか。

東芝のSpurs Engine

最近、GPGPUだの並列計算だの、あまりNetbookと関係ない話が多くてすいません。単なる私の趣味です。

今回も残念ながら(?)ハイスペック分野のお話になります。

先日、近所のパソコンショップをうろついていたら、こんな冊子が置いてあったのでもらって来ました。

Dsc01086

ちなみに紹介サイトはこちら : Spurs Engineの紹介

なんとなしにやってることはGPGPUとは?で紹介したGPGPUを使った動画処理の話とちょっと似ています。

Spurs Engine(スパーズエンジン と読むそうです)とは、動画のエンコード・でコードに特化したチップのことのようで、専用ソフトで動画変換を行うと、CPU単体処理に比べて1.8~8.7倍もの速さで行うことができるそうです。すごい。

SD画質の動画(720×480)をHD画質(1920×1080)に拡大変換することもできるそうですが、このときの映像が自然になるように拡大できるため、非常に鮮明な画像にすることができるんだそうな。へぇ~。

東芝のQosmio G50、F50という機種にはすでに内蔵されているそうです。このほど一般PC向けにLeadtek社からWinFast PxVC1100というボードが売り出されたそうです。PCI Express×1スロットに搭載、SpursEngineに対応したCorelのDVD MovieWriterがバンドルされています。お値段は3万円弱。エンコードを頻繁にやられる方は重宝しそうです。

2008年12月25日 (木)

EeePCを改造した「フォルダPC」

なるほど、こういうアイデアもあるんですね、という記事がありました。

Ascii.jp:Eee PCをバラした改造PC「フォルダPC」、タッチパネルで便利!

100円ショップでよくあるフォルダを使ったPCだそうで、中身はEeePC 4G。

タッチパネルもつけているそうで、重量も改造前とほとんど変わらずで、モバイル性はそのままだそうです。

EeePCの改造ネタはいろいろありますが、ここまで形を変えたものも珍しいですね。

しかし、EeePC 4G-Xにタッチパネルをつけて、液晶を最大に開いたのと何が違うんだ!という突っ込みは無しということで・・・

ちなみにEeePC 4G-X用タッチパネル、9,000円ほどになりました。なかなか取り付けがうまくいかないことが多いみたいで二の足を踏んでいますが・・・そろそろ買い時か!?

EeePCで出費節約

タイトルに”EeePC”とありますが、あまりEeePCとは関係がありません。

ただ、トイレで用を足しつつウサビッチEeePCでネットを見ていたら、なかなかいい情報を手に入れました。

PC online:日常生活の出費をネットで賢く抑える

一ページ目にはマクドナルドのクーポン券が作れるサイトが紹介されていました。今だと、フィレオフィッシュセット、テリヤキバーガーセットが安くなるクーポン券がありました。これを印刷して持っていくと、よく店や広告で配られているあのマックのクーポン券同様に使えるということです。

早速今日の昼食にてりやきセットを買ってみました。

子供がマック好きなので、これはありがたいですね。今後も利用させてもらいます。

こんな感じの情報が、14ページにわたって載っています。ガソリン代や携帯電話料金を安くするためのサイト、冷蔵庫の食材を無駄にしないためのレシピサイトなどなど。

ひとまとめになっていると便利ですよね。ネット配信記事ならではの便利さです。

続編で「パソコン編」というのもありました。

PC online:ネットでパソコンを安く買って安く使う

せっかくNetbookを持っているのなら、こういう便利なサイトを利用したいですね。

2008年12月24日 (水)

我が家のEeePC近況

「EeePCの軌跡」なのに、最近EeePCの話題がさっぱりですね。というわけで近況を書きます。

実は最近EeePC 1000H-Xは年賀状作成以外には使っていません。

忙しい上に、Atom330なんていうおもちゃが手に入ったので、余計触れていませんね。年末年始の休み中はいじることにします。

もっぱら寝モバの友はウサビッチEeePC 4G-Xになっています。

Dsc01084

実はこのEeePC 4G-X、一度リビングPCにしようとしました。以前動かないと思っていた家計簿ソフトを入れなおしたらあっさりと起動したので、今のリビングPCのDynabookの代わりと考えたからです。

ところが妻の「画面が小さすぎて見にくい」の一言でリビングPC化はあえなく断念。再び寝モバ機になりました。

最近寒いので、キーボードの暖かい4G-Xが心地いいですね。

寝モバではあの画面の小ささ、明るさがちょうどいいです。私にとって1000H-Xはちょっと明るいですね。

ディスクの足りない分は、昨日Atom330機をWake up on LANで完全遠隔操作でも書いたように、Atom330機のストレージを使うことで解決。これは動画配信マシンとして使えそうですね。

・・・とまあ以前とあまり変わらぬ状況が続いています。

しかし身の回りに目をやると、今月だけでEeePC 1000H-Xを買った人が2人できました。

もちろん私がすすめまくったわけですが(笑)、やはり店頭で見て気に入ってしまったのが一番の要因だったようです。価格も49,800円で買えるようになってきたのが大きいようです。

でも振り返ると、私の周辺でもEeePCシリーズよりAspire oneを買った人がやはり多いです。

今年の1月に出たEeePCが話題になった理由のひとつはやはり”安さ”でしょう。国内のノートPCは10万円以上するものだ、というメーカー本位の価格設定にいきなり割り込んできたEeePCは新鮮に写ったものです。

しかし今のEeePCは、少なくとも国内ではあまり安いとはいえません。EeePC 701SD-Xという3万円台のものもありますが、Netbookの売れ筋である9インチ以上の160GB HDDモデル(つまりEeePC 1000H-X)はどうしても他よりちょっと高いですね。

Aspire oneなんか44,800円とかで売られていますからね。EeePC 1000H-Xも画面サイズ、Bluetooth搭載などで高くなることはわかりますが、この不景気のご時世、少しでも安いほうに目がいってしまうのは仕方のないことですね。

そろそろ海外で売られているEeePC 900HAを投入すべきなんじゃないでしょうかね。アメリカでは349ドルなんていってますから、今の円高を考えると39,800円で出してもいいくらい。多分、Aspire oneあたりを蹴散らせます(まあそのときはAspire oneも39,800円にするでしょうが)。

あるいは、EeePC701の4GB SSDでXandros搭載モデルを19,800円くらいで売らないんでしょうか。ウィルスの入ったHDDのおまけなんてなくして(笑)徹底的な安さで勝負する。900HA導入と組み合わせれば、国内のNetbook市場をさらに活性化できます。

当然、私はこのブログで勧めまくります。でもきっと19,800円なんてEeePCをASUSから出されたら我が家にもう一台PCが増えることでしょうね。

ASUSの次のサプライズに期待します。心臓が止まるほどビックなのをお願いします。

だんだん本題からずれましたが、残り少ない今年も、そして来年もEeePCを使っていきます。EeePCに限らず、多くの人がNetbookを選択するきっかけを提供していきたいですね。

2008年12月23日 (火)

Atom330機をWake up on LANで完全遠隔操作

Atom330マザーマシンにVNCを入れて、遠隔操作をできるようにした話は昨日のAtom330遠隔操作で書いたとおりです。

(ちなみにVNCのインストールについては以前の記事セカンドマシンとしてのEeePCを参照)

今日はさらに進んで、Atom330機のスイッチをリモート操作してしまいました。

Wake up on LANという機能を使います。

(1) まず、http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se241927.htmlから、「Wake up on LAN tool」をダウンロードします。「wol193.lzh」という圧縮ファイルがダウンロードされるので、これを解凍してProgram Filesにでも入れておきます。

(2)Wake up on LANで起動させたいマシンを立ち上げて、「コントロールパネル」-「システム」の中の「ハードウェア」タブから「デバイスマネージャ」というボタンをクリックします。

Wol01

「ネットワークアダプタ」をクリックすると「Realtalk~」というのが出てくるので、ここで右ボタンを押して「プロパティ」をクリック。出てきた画面の「電源の管理」タブを選ぶと上のような画面が出てきますので、「電源の節約のために~」以下の項目をチェックします。

(3) 「コントロールパネル」-「ネットワーク接続」を開き、「ローカルエリア接続」を右クリックして「プロパティ」を開きます。

(4)ここではルーターのIPアドレスが「192.168.1.1」であるとします。

電源を立ち上げたいマシンを固定IPにするため、「インターネット プロトコル(TCP/IP)」をダブルクリックすると、「プロパティ」が開きます。

たいてい「IPアドレスを自動的に取得する」になっていると思いますので、以下のようにIPアドレスをつけてやります。

ルーターが「192.168.1.1」である場合、頭3つの数字は同じ「192.168.1」にして、最後の数字のみ2~254の中から適当な数字をつけてやります。

ネットワーク上に同じ数字のアドレスは併用できませんので、番号は重ならないようにしてください。

Wol03

「サブネットマスク」は「255.255.255.0」、デフォルトゲートウェイとDNSサーバーは「192.168.1.1」(つまりルーターのアドレス)をつけます。

参考までに、私のうちでは、

・ブロードバンドルーター ・・・ 192.168.1.1

・メインマシン(Pentium DualCore 1.6GHz) ・・・ 192.168.1.10

・EeePC 1000H-X ・・・ 192.168.1.11

・EeePC 4G-X ・・・ 192.168.1.12

・Atom330機 ・・・ 192.168.1.20

一ケタ台と10番台、20番台に分かれていますが、特に深い意味はありません。思いつきでつけています。

(5)さて、Wake up on LANを使うには、LANで起動させたいマシンのIPアドレス以外に、MACアドレスというのが必要です。

一番手っ取り早い調べ方は、「コマンドプロンプト」を開き「ipconfig/all」と打ち込みます。

Wol02

こんな感じでIPアドレスまで出てきます。MACアドレスは「Physical Address」の後に出てくる16進法の2桁数字6つです。

ここまでできたら、いったんリモートマシン(ここではAtom330機)の電源を落とします。

(6) ここまでできたらWake up on LAN toolを起動します。

Wol04_2

ウィンドウの白い部分 (上の画面では「atom330」と書かれていますが、初期は真っ白です)を右クリックし、「編集」-「新規追加」を選択。

Wol05

「リモートホスト名」には適当な名前を入れて、「IPアドレス」「サブネットマスク(255.255.255.0)」「MACアドレス」をそれぞれ入れます。

入力し終えたら「起動テスト」をクリックします。電源が入れば成功です。

私の場合はAtom330機にVNCサーバーをスタートアップに入れて立ち上がるようにしましたので、電源が入った後1分ほどしてVNC Viewerを使って接続。これでAtom330機を遠隔操作できるようになります。

シャットダウンはVNC上から通常のWindows XPのシャットダウン操作をやるだけ。これで遠隔操作で電源も落とせます。

つまり、Atom330機はモニタにつながっている必要がなくなります。キーボード、マウスすらもつながっていなくてもOKです。今はマザーボードに電源とHDD、スイッチしかつないでいません。

Atom330機でファイル共有をさせておき、そこに動画ファイルなどを入れておけばNAS代わりになります。昨日の夜は、EeePC 4G-Xから寝モバでAtom330上の動画ファイルを再生させたりしました。

NASだと電源が入れっぱなしですが、これだと必要なときだけ電源を入れて、いらないときは電源を落とすという使い方ができるので電機の節約になります(まあ、NASとは比べ物にならないほど消費電力がでかいですが)。

しかしそれにしてもたかだかNAS代わりだけに使うにはあまりにももったいない・・・デュアルコアなので、なにかいい使い道を見つけたいですね。

ついでに言うと、遠隔操作ができるなら別の部屋に移してしまいたいですね。しかし有線LANでしかWake up on LANが効かないので、PLCあたりで別の部屋までLANを伸ばしてやらないといけないですね。

ちなみにPLCとは、家庭用コンセントを使ってLANをつなぐアダプタ。うちでは1階にルーター付ADSLモデムを置き、PLCを使ってコンセント経由で2階の無線LAN機器・メインPCなどとつないでいます。LANケーブルを1階から2階まで持ってくる必要がないのは便利です。欠点は、携帯の充電器などを使うとノイズが入って通信速度が落ちる(あるいはつながらない)こともあります。なぜかうちではほとんど起こっていませんが。

2008年12月22日 (月)

Atom330遠隔操作

さて、土曜日に買ってきたAtom330、早速VNCをぶちこんで遠隔操作できるようにしました。

Atom330

メインPC上にこんな感じで表示されます。

この画面で見てのとおり、Atom330はデュアルコア+HTのため、擬似的に4コアとして認識されています。

このAtom 330は一応64bit OSも使えるそうです。LinuxやVistaの64bit版が動くということらしいですが、メモリが1GBなんで、やったところでぜんぜん意味がありませんね。

とりあえず、ウィルス対策が何にもないのも不安なので、AVGフリー版をインストールしておきました。せっかくデュアルコアなので、なにかやらせたいですね。フリーでデュアルコアが生かせるような何か面白そうなソフトがあれば入れてみたいのですが・・・なんかいいのありますかね?

勢いで買ってしまったので、あまりいい使い道が思いつきません。一応考えているのは、ファイル共有&Wake on LANを使ってファイルサーバーとして使おうかというところですが、デュアルコアマシンでただのファイルサーバーというのも寂しいところ。年末年始の休み中にいろいろ考えます。

デュアルディスプレイノートPC ThinkPad W700ds

なんともまあ変なすばらしいノートPCが出たものです。

Engadget Japanese:17インチ + 10インチのディアルスクリーンThinkPad W700ds

デュアルディスプレイというのはよく見かけますが、まあノートPCでもやってしまおうという発想が素敵ですね。

これ、以前ThinkPad W700の記事で紹介したThinkPadの追加版ですね。

しかし、どうやってセカンドディスプレイを収めるのかと思ったら、メインディスプレイの裏からスライドして出してくるんですね。

3600ドルで12月から発売。じゃあ日本円で40万円くらい・・・かと思ったらシングルディスプレイ版W700ですら70万円しますから、日本で発売の折には一体いくらになるんでしょうか。

Netbookブームを見てても思うんですが、いい加減日本でもノートPCをアメリカ並みの値段で出して欲しいですね。

2008年12月21日 (日)

年賀状印刷ほぼ完了&Atom330機OSインストール中

年賀状印刷をやっています。宛名面は完了、文面側がほとんど印刷が終わっています。

これでようやく「Netbookでも年賀状は作れます」と宣言できます。

ただし、解像度が1024×600だと起動しない年賀状ソフトがあるようです。

コメントをいただいた限りでは、「宛名職人2009」は起動せず。「楽々はがき」は使えるとのことです。私の使った筆王ZERO 2009では問題なく起動・編集まで行えています。

Dsc01112

結局デスクトップ機のプリンタ共有で印刷しています。住所の確認などで、結構あっちこっち動かすので、やはりプリンタとは切り離していたほうが使いやすかったからです。

・・・と中央に目をやると、なんだかWindowsのインストール画面が見えます。

Dsc01110

ディスプレイの裏に目をやると、昨日買ったAtom330マザーが転がっています。同時並行で動作確認兼インストールをやっています。

ケースがないですが、私はそういうことはあまり気にしないので(笑)

実はこのマザー、S端子がついており、S端子つきのテレビにも出力できます。うちのモニターはアナログTVにもなるもので、S端子もついているので、メインマシンとディスプレイを切り替えながら使っています。

テレビにつなげられるというのは意外でしたね。おかげで使い道が広がります。もっとも、だいぶ文字がぼやけます。19インチのモニターに1024×768表示をさせて、かろうじてアイコンの文字が読めるくらいです。

とりあえずWindowsはインストール完了、動作も問題なし。880円の1GBメモリが心配でしたが、さすがツクモ、変なものは売っていません。

本当はUbuntuを入れたかったのですが、S端子では画面が写らずインストールできませんでした。ディスプレイ端子があいているときにでも再チャレンジですね。

ちなみにインストールしたのはEeePC 1000H-Xに元々ついていた160GB HDD。せっかく本体が小さいのに、HDDがでかいと意味ないですからね。

DVDドライブはBUFFALOのポータブルDVD。通常のATAのものも使えますが、インストールが終わったらとりあえずいらなくなるので、USB接続で使いました。

使い道はこれから考えます。とりあえず、VNCでも入れてリモート操作ができるようにしておこうかと思っています。

なんとなく買ったAtom330マザーですが、意外とはまりそうです。

名古屋 大須に行ってきました

今日は会社の後輩の結婚式2次会に出席のため、名古屋へ行きました。

場所はテレビ塔の近く、7時からだったので、4時ごろに上前津に着き、2時間ほど巡ってきました。

Dsc01087_2

大須、第一アメ横ビル前付近から撮った写真です。クリスマスムード一色ですね。

Dsc01088

この第一アメ横ビル前あたりには、織田信長の父、信秀のお墓(供養塔)があるところです。この石碑の奥の階段を下りていったところにあります。

さて、大須もずいぶんと店が減ってしまいました。かつてジャンクショップだったところは飲食店だったりゲームソフト屋さんになっていたりで、見る影もありません。

TWO TOPもいつの間にかGood Will 1号店後に収まっていますね。

ジャンクショップというと、じゃんぱらしかみあたりませんね。ここは相変わらずです。

さて、何より気になるのはツクモがどうなっているかということ。第一アメ横ビルの1階、2階にありました。

Dsc01089

レジで並んでいるときに取りました。ここは2階の自作パーツ売り場付近です。ずいぶんと活気を取り戻しているように見えます。

しかし一部ブルーシートに覆われているところはありました。ロボット王国はまだ再開していないようです。またかつて自作パーツ売り場のあった3階は立ち入ることができませんでした。今はサポートセンターになっているようです。

ちなみに、レジに並んでいたということはもちろん買い物をしたということです。

Dsc01108

一見するとCore2Duoの箱に見えるのはAtom N330マザーの箱です。8,980円。DDR2-800 ノーブランドメモリ 1GB 880円とあわせて9,860円の応援をさせていただきました。

これでデュアルコアですからいい世の中になったものです。余ったHDDと電源があるので、この年末年始に組んで遊ぶことにします。mpichをいれたり、Ubuntuを入れてNASにしたり・・・アイデアは尽きません。

2時間も歩き回ったうえにこのままテレビ等まで歩いていきました。おかげで名古屋では1万歩くらい歩きました(DS生活リズム計から)。そのため2次会では酔いが回るのが若干早かったような・・・

2008年12月20日 (土)

いまさらEeePC 1000H-X紹介記事

いまさらながら、EeePC 1000H-Xの紹介記事が出てきました。

ITmedia +D PC USER:最も普通に使えるEeePC - 「1000H-X」実力診断

普通のNetbookらしいという点では確かにEeePCの中では1000H-Xですね。

という割には、バッテリ駆動時間は901と比較されているし、1024×600の画面は小さいといっているし・・・Netbookとして見ればどちらも普通以上では?一応1.45kgという重量とバッテリ駆動時間とでトレードオフだと最後の方ではフォローしていましたが。

ただ、この記事でも触れられているとおり、台湾ではEeePC 1000Hがすでに6月には登場しており、日本での10月下旬という登場時期は遅すぎたのでは?というのは確かにそのとおりですね。

といろいろ言いたい放題いったものの、記事の内容は決して否定的な内容ではなく、キーボードの使いやすさやなどを評価しています。

会社の人で、この1000H-Xを買おうとしている人がいます。Aspire oneや国内メーカー製Netbookなど安いのや一般受けするものが出ている中でも気に入ったみたいです。だいぶ安くなってきましたしね。

Lenovo IdeaPad S10eが49,980円に値下げ

発売して間もないLenovoのIdeaPad S10eがもう値下げです。

PC Watch:レノボ、ネットブック「IdeaPad S10e」を49,980円に値下げ

約5,000円ほどお安くなりました。

Atom N270+1GBメモリ+160GB HDD+10インチ液晶というNetbookはたくさん出ましたし、実売で5万を切っているので、ちょうどいい価格帯になったといったところでしょうか。

それにしてもたった2週間で価格改定。そんなに売れていなかったんでしょうか。

ThinkPadはどちらかというとビジネスモデルが中心。IdeaPadはコンシューマ向け商品ですから、Lenovoにとっては苦手な領域。でも日本のコンシューマ向けノートPCはやたら変なソフトが入っていて、変なシールがべたべた貼られていてみっともないことこの上なし。

その点IdeaPad(いや、多くのNetbook)はシンプルです。無駄なものはありません。Lenovoにはがんばってこのべたべた趣味のノートPCどもを蹴散らしてもらいたいものです。

2008年12月19日 (金)

私の2008年PC十大ニュース

今年もあと十日あまり。ちょっと早いですが、私なりにPC関連の十大ニュースを振り返ってみました。

ちなみに順番は思いついた順ですので、あまり意味はありません。

(1)EeePC日本発売

なんといってもこれが私にとっては一番大きなニュースですね。4G-Xが1月下旬に発売されて、2月中旬に購入。性能が低いだの一時的なブームだの散々いわれていましたが、私は満足でした。

意外だったのは、思ったより性能が高いこと。動画はわりとスムーズに動きますし、Windowsの起動が速いのにはびっくり。Windowsの起動時間を重視したノートPCなんて、何十万円もする国内メーカー製PCがやっててもおかしくないことをこのEeePCは実現しました。

その後のNetbookブームのさきがけとなったこともあり、日本だけでなく世界でも多大な影響を与えたPCでした。

(2)Netbookの爆発的普及

これは(1)とダブるかもしれませんが、とりあえず別枠で。

日本でもEeePC 901、Aspire oneが出たあたりから売り上げが急速に伸びてきました。DELLやHPも即座に対抗機種を出しましたし、このNetbookを皮切りに海外勢(特にASUS、Acer)が国内シェアを増やしました。

国内メーカーも慌てふためいて次々に出してきました。あとは富士通、SONYくらいですね。ノートPC全体の価格も下落したのもこのNetbookの影響といわれています。

まあ、世界的に見るとNetbookって必ずしも安いPCではないんですよね。アメリカなんて399ドルのフルサイズノートなんていうのもあるみたいですし、そもそも500ドルを超えるノートPCを売って商売が成り立つのは日本くらいだと言われたほどです。

しかしこの不況の波は、Netbookの枠を超えて国内のPC全体の値段をさらに下げることになりそうですね。PCメーカーは大変ですが、ユーザーにとっては大歓迎です。

(3)Atomプロセッサの登場

国内ではEeePC 901の発売が印象的なAtomプロセッサの登場(その前にMSI WindNotebook[現WindNetbook]や、Willcome D4が先に出ていましたが)。

この大不況にもかかわらず、今年のIntelの売り上げ、利益を増やしたようですから、これはIntelにとっても当たり商品でしたね。

もともとは携帯市場を狙ったAtomプロセッサ(もちろん今でも狙っていますが)。でもやっぱりPC用もつくっておいてよかったんじゃないですか?

(4)SSDの価格暴落&普及

EeePCとも絡みますが、今年は一気にSSDが普及した年ですね。

去年の今頃なんてSSDは高級機種がつけるものだ、というイメージがあったのに、最も価格の安いノートPCであるEeePCがSSDを採用(ただし4GBと少容量ですが)してそのイメージをぶっ壊してしまいました。

2.5インチサイズSSDは毎月のように価格が下がり、今や32GBで7,499円です。

来年早々に64GBも1万円を切りそうですね。HDDだと容量が小さくなっても価格があるところで下げ止まりですが、SSDは機械部分がないのでもっと安くなりそうですね。

そういえば、東芝が512GBなんていうSSDを作ったみたいです。

PC Watch:東芝、最大容量512GBの2.5インチSSDを開発~読込み最大240MB/sec

この辺が普及価格帯に来ると、よほど大容量のデータを持つ人以外にはHDDを買わなくなるかもしれません。

(5)MacBook Air発売

インパクトはすごい商品でした。なんといってもあの薄さ。封筒から取り出すというデモンストレーションは印象的でした。

EeePC S101など、このデザインに影響を受けた商品はちらほら見られますね。DELLも近々薄いのを出すらしいです(Engadget Japanese:デル、MacBook Airより薄いノート 「adamo」を投入?)。

AppleはPCのデザインに影響を与える商品をよく出します。パームレストにトラックボール(今はトラックパッド)というスタイルもMacが初でしたし、iMacが出たときは妙にカラフルな周辺機器がはやりました。iPodのデザインも出たときは強烈で、特に白いイヤホンが目を引き、気がついたら白いイヤホンだらけになっていました。

Appleには来年以降もまた強烈な一発を期待したいですね。折り紙のようにたためるノートPCとか、3Dディスプレイとか。

(6)Ubuntuの普及

Ubuntuなんて前からあるじゃねえか!と言う意見もあると思いますが、今年はその知名度が一気に上がったんじゃないでしょうか。

なんといっても、大手メーカーからUbuntuモデルが国内に登場しました(DELL Inspiron Mini 9の最廉価機種)。週刊アスキーも3回も増刊号を作っています。

(7)ツクモ民事再生法適用申請

あのツクモが・・・誰もが思ってしまうほど意外な展開でした。私にとって「リーマンショック」並みの衝撃を持って聞きました。

一時営業休止になるなど大変な状況が続いていますが、何とか立ち直ってほしいものです。

(8)秋葉原での残虐事件

歩行者天国に車で突っ込み、次々に通行人を殺傷したあの事件。あれもショックでした。しかもネット上に直前に犯行予告・中継をしていたというのにはびっくりです。

秋葉原に限らず、電脳街に影を落としてしまった事件ですね。

(9)地デジキャプチャー、一般PC向けに発売

フリーオをきっかけにようやく実現した地デジキャプチャーの販売。地デジチューナー付じゃないPCでは地デジの録画ができないというなんとも基本的なことが今年になるまで実現されていませんでした。

ダビング10もようやく始まり、多少は使いやすい方向に向かったように見える地デジ放送。

しかし未だにEee PCでも地デジのコピーガード CPRM解除成功!の記事へのアクセスが多いです。つまり地デジはちっとも使いやすくなっていません。

こんなユーザーを馬鹿にした商品もありません。いや、商品を作っているメーカーではなく、こんな仕組みを押し付けているどこかの団体に問題があるんです。

iPodでも動画が簡単に取り込めるようにこんなコピーガードは廃止すべき(海外なんかはそう)だし、B-CASカードなんていうどこかの天下り用団体もつぶすべきです。

地デジの普及は5割目前で止まったようです。2011年以降が危ういとか。あたりまえですね。

(10)「EeePCの軌跡」ブログの立ち上げ

私事ですいません。私にとってはなんといってもこれが大きいです。

EeePC 4G-Xを買ったため寝モバし放題となり、これがブログを始めるきっかけでした。

立ち上げは3月9日。あれからまだ10ヶ月もたっていないのに40万以上のアクセス。こんなくどい文章を書くブログを多くの人に見ていただき、本当に感謝感激です。

もともとこのブログは今まで安物買いして集めたものの購入記でも書こうかとはじめたものです。バンダイが限定発売した2足歩行ザク、ロボザック、そしてEeePC。ロボット関係はあまり進展がないので、だんだんEeePCをはじめとするPC系に比重が移ってしまいました。

小遣い生活者なので、そうそう高いものは買えません。自分の趣味にかけられるお金はボーナス以外にはせいぜい月に5,000円程度です。

この乏しいお金でSDHC 16GBを買ったりHDDを買ったり、最近だとSSDを買ったりといろいろ工面しています。でも安物買いだからといって銭失いはしたくない、もの探しも真剣にならざるを得ません。

といいつつも、時々銭失いはしています。ワンセグチューナーは結局使わなかったりと、後で考えると買わなきゃよかったと思うものもいくつかありますね。

逆に買ってよかったものもたくさんあります。SSDやUSBメモリ、最近ではウサビッチのシール(笑)など、思わぬ買い物もたくさんしました。

この世界同時不況で、来年は一段と厳しい年になりそうです。何とかこの月5,000円という枠を維持すること、このブログを続けていくこと、が来年の目標です。

ほかにもWindowsXP販売終了、Corei7発売などなどありましたね。皆様にとって、今年はどのような年だったでしょうか。

Atomプロセッサ向けIonプラットフォーム

NVIDIAがAtomプロセッサ向け統合チップセットを出すようです。

PC Watch:NVIDIA、Atom向け“Ionプラットフォーム”を発表 ~統合型チップセットGeForce 9400M GをAtom対応に

Atomプロセッサ+Intel 945GSEの組み合わせではどうしても弱いグラフィック性能を強化し、Netbookでも3Dゲームができる環境が整えられる、しかしIntelのNetbookの定義から外れるため、Atomプロセッサが割安に供給されないなどの弊害があり普及するかどうかは疑問、というような内容の記事です。

しかし、その辺はどうでもよくて(?)、問題はその試作品。

これはほしいぃぃぃっ!!!!

EeePC以来の強烈な物欲に駆り立てられました。

1GBメモリ込みで2万円くらいなら買ってもいいなあ。これ売れますよ、マジで。

これでCUDAも使えるそうだし、3Dゲームもある程度のものならできるみたいだし、自作NASとしても使えそうだし、4つくらい買ってきて並列計算させてみてもいいし、なにかと遊ぶにはもってこいの大きさですね。

デモンストレーションを見ても、こんな小さなPCとは思えない性能が出ています。この記事の下のほうにこのIonプラットフォームとAtom N270+Intel 945GSEとの比較で、いかにグラフィック性能が高いかを示しています。

市場で受け入れられるかは別にして、私はお遊びマシンとして購入検討中です(まだ売ってないけど)。

2008年12月18日 (木)

スパークリングピンクのEeePC S101

久々のEeePC新作の話題です。といっても、1,500台限定らしいですが。

PC Watch:ASUSTeK、Eee PC S101に数量限定のピンクモデル

今度の日曜日に発売だそうです。

まあ懲りもせずピンクなんてEeePC S101もカラーバリエーションが豊富になってますます選択肢が増えましたね。

せめてピンクといわずに、「桜色」なんて名づければ、日本人の心の琴線に響くような気がしますが・・・

ThinkPadキーボード

なんとも謎なキーボードが出るらしいです。

Engadget Japanese:謎のThinkPad UltraNavキーボード、レノボのFlickrページに登場

どう見てもデスクトップ用キーボードですが、「ThinkPad」と銘打っています。

単体で売るものなのか、製品の一部なのかすらわかりませんが、テンキー付キーボードとしては私が唯一気になるキーボードになりそうです。ぜひ単体で売り出してほしいですね。

それにしても、トラックパッドとポインティングデバイスが両方あるところなんて素敵ですね。

-------------追記 -------------

PC Watch:1万円台のキーボード6モデルを試すの最後の方にこれが出ていました。腹ぺこさんから情報をいただきました。

クレバリー2号店で13,648円であるそうです。

2008年12月17日 (水)

EeePC 1000H-Xで年賀状作成2

EeePC 1000H-Xで年賀状作成1ではインストールまで書きました。

住所変更や裏面デザイン、テスト印刷までできたので、経過報告します。

まずEeePCでの年賀状作成の問題は「画面が小さいこと」が真っ先に思いつくと思います。が、これはあまり問題ありませんでした。

画面は小さいですが、文字が小さいわけではないので、画面のスクロールの手間を惜しまなければそれほど問題ではありませんでした。

一通りのメニューを使いましたが、縦が動作条件の768ドットより小さい600ドットだからといって隠れて押せないメニューはありませんでした。

むしろいいこともあって、小型でバッテリ駆動時間の長いEeePCなので、1階や2階に持っていっては妻と私が交互に使いまわしていました。これで住所のチェック・変更がスムーズに終了。

こんなところで持ち歩けることが便利になるとは予想外でしたね。

年賀状裏面のデザインには写真を貼り付けたのですが、写真部分だけが浮いてしまわないように、筆王の機能で「ぼかし」を入れました。これが今回、一番重たい処理でしたが、数秒待てばいいくらいのレベルで、速度的な問題は感じません。

ちなみにプリンタはメインPCでプリンタ共有させて使っています。直接はつないでいません。理由は「Netbookだから、線につなぎたくない」という、ただそれだけの理由です。

でも印刷するときは2台共つけっぱなしにしなきゃいけない・・・200枚近く印刷する予定なので、ちょっともったいないですね。本番までには考えます。

もちろん、テスト印刷はあっさり成功。まあ、当たり前ですね。

日曜日にはいよいよ本番印刷。果たして最後までうまくいけるでしょうか。

2008年12月16日 (火)

HP Mini 1000ファーストインプレッションなど

今日はPC Watchがいろいろ気になる記事を書いていました。まとめて紹介します。

PC Watch:HP Mini 1000ファーストインプレッション

今日が発売のHP Mini 1000のファーストインプレッションです。国内ではEeePC、DELLに続いてSSDモデルがあるNetbookです。

日本ではWindowsモデルのみのため、SSD版は16GB。ですが、それとは別に8GBのドライブがついてくるとは聞いていましたが、こちらの記事では専用のコネクタにおさまったフラッシュメモリが写真に出ていました。

一応”外付け”扱いなので、WindowsXPの16GBまでという基準を満たしていることになっているみたいですね。

内蔵ドライブの性能などが出ていないのは残念ですね。

PC Watch:Hothotレビュー レノボ「IdeaPad S10e」

先日発売された、LenovoのIdeaPad S10eの紹介記事です。どうしてもThinkPadと比較される運命にあるため、キーボードやポインティングデバイスでやや悪いイメージで書かれてしまっているのは残念ですが、このマシンの特徴であるExpress Card/34スロットがついていることなどを評価しています。

分解写真も出ています。ただ、メモリとHDDはEeePC 1000H-X同様、アクセスしやすいようですね。これなら、2.5インチHDDサイズSSDに交換しやすいですね。

PC Watch:本城網彦のネットブック生活研究所 NASの導入でストレージの容量不足をカバー

アンビンバンコさんのEeePCでブログ更新でも以前出ていましたNetbookとNASの組み合わせるというアイデアの紹介です。BUFFALOのLS-WS1.0TGL/R1というNASを使っています。実売53,000円と、Netbookとの組み合わせにはちょっと高いのでは?と思いつつも、このNAS、iTunesサーバーやFTPサーバーにもなる、しかもファンレス、省電力といいことづくめ。SSDモデルも出たそうで、まあ高いだけありますね。

この記事の中で、光学ドライブを持たないNetbookの販売台数が25%ともなった今、メーカーもドライバ・マニュアル類をCD/DVD-ROMだけで配布せず、ネットで配信するようにすべきだ、という意見がありました。まったくそのとおりですね。

ちなみに、Amazonで1TBモデル(500GB×2)が39,342円でありました。

PC Watch:笠原一輝のユビキタス情報局 2009年に迫り来る台湾製ネットトップに国内メーカーは対抗できるのか

シビアな内容の記事ですね。今度はディスプレイ一体型PCでも国内メーカーは苦戦を強いられるのでは、という内容です。

ASUSが出すEee Topが紹介されていましたが、このレベルの商品が399~499ドルででてくるようです。となると、10万円以上する国内メーカー製一体型PCは今のNetbookとノートPCとの関係のように、シェアを食われてしまわないかということです。

ただ、Net TopはULCPC版WindowsXPのために光学ドライブがつけられない、国内メーカー製なら当然のようについている地デジチューナーなどがついていないという不利な点を指摘しています。Netbookのようにはいかないというわけです。

しかし、これらの問題は工夫次第で解決できそうなものばかりだとこの筆者は指摘します。一年前に、まさかここまでNetbookが普及するとは思わなかったのと同様、まさかNet Topが出張ってくるなんて・・・とたかをくくっていると危険だよ、と警鐘を鳴らしています。

加えていうなら、MicrosoftもULCPC条件を今のままにしていると、Net TopはLinuxでだしてしまいかねません。日本では何とかなっても、世界ではLinuxのほうが普及してしまった、なんていう事態にならないとも限りません。特に世界不況のこのご時世、価格の安いLinuxに流れかねませんから。

それにしても今年は本当にNetbook元年というべき年でした。まだ2週間ほどありますが、一日で4つの記事が出てくるほど話題豊富なNetbook、まだ何かありそうですね。来年もにぎわしてくれそうです。

2008年12月15日 (月)

EeePC並列計算機化計画

今回はかなりマニアックな記事です。しかも激しく長文です。

さて、何台もPCを持っている人でこんなことを考えた方はいますか?

「こいつら全部つないだら、どれくらいの計算能力になるんだろう?」

萌えちゃってブログののりゅーさんのように、自慢の爆速PCが何台もあるという方もいると思います。個々のPCはベンチマークで測れますが、複数のマシンで共同作業させるというベンチマークは残念ながらほぼ皆無です。

しかし、ドラゴンボールの悟空の元気玉みたく「みんな、オラに元気を分けてくれぇ~!」と計算機パワーをかき集めることができればなあ、とPCオタの私なんかはつい考えてしまいます。

それに対する答えになっているかどうかは微妙ですが、複数のWindowsマシンを並列計算機にしてしまうツールがあります。

並列計算にもいろいろな種類がありますが、Windows版MPICH2という、MPI(Message Passing Interface)と呼ばれる並列計算用ツール、とでもいうんでしょうか。

実はこの2週間ほど、これをやるためだけに恐ろしいほどの労力をかけていました。

昔、FreeBSDというフリーのUNIX系のOSでmpichをインストールしました。結構大変でしたが、ネット上にUNIX用のMPICHの設定方法などの情報は豊富だったのと、UNIX系OSはもともとリモートでつなぐというのが当たり前のOSということもあって、割とあっさりできました。

ところがWindowsはコンパイラすら持っていないので、MPICHの導入だけでは済まないなど、やっかいなところがあります。

とりあえずWindows用のMPICHがあるというのは知っていましたが、どこを見てもあまりきちんとした手順が載っていなくて、断片的な情報の収集とトライ&エラーの連続です。

やっとできたので、これは手順を残しておかないと忘れそうだと、このブログに残すことにしました。結構「mpich インストール」とか「mpich windows」なんていうキーワードが検索されているようで、みんな苦労しているみたいですから、参考になれば幸いです。

ここでは成功した方法の手順を書きます。余計なこともしているかもしれませんし、間違いもあるかもしれません。プロの方にご指摘いただければ幸いです。相変わらず誤字・脱字・勘違いのオンパレードかもしれないので注意してください。

まず前提ですが、すべてフリーソフトで行える。EeePCでも使える(つまりWindows XP Homeでも動く)こと、ただしコンパイル環境はちょっとEeePCだけでは辛そうなので、XP搭載のデスクトップ機があることも前提になりますね。

■ 準備

(1)MPICHをインストールする(並列化させる)PCすべてで同じ名前のユーザーを登録する[管理者権限のあるユーザー]、パスワードも必ず設定する。

このユーザー名は半角英数でつくるほうがいいです。今漢字のユーザー名になっていても、「コントロールパネル」-「ユーザーアカウント」-「アカウントを変更する」でユーザーを選ぶと、「ユーザー名を変更する」というのがあるので、ここで半角文字のユーザーに変更できます。パスワードもここで変えれます。

(2)コマンドプロンプトはよく使います。ショートカットをデスクトップにおいたほうがいいですね。

(3)事前に「Microsoft .NET Framework 2.0」と「Microsoft Visual C++ 2005 SP1 Redistributable」をインストールしておきます(すべてのマシンで)。

厄介なのは、「Visual C++ 2005~」をインストールするとき、「Command ほにゃらら syntax error」を出して止まることがあること。これは全角文字のユーザー名を使っていると起こります。「C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\」の下に一時ファイルを作ろうとしているのに、このインストーラが全角文字を読めないため、一時ファイルが作れないため。

これを解決するには、「マイコンピュータ」を右クリック、「プロパティ」-「詳細設定」-「環境変数」を開き、「[ユーザー名]のユーザーの環境変数」にある「TEMP」と「TMP」の「値」を「編集」を押して、「C:\tmp2」などに書き換えるとうまくいきます。(事前にC:\tmp2というフォルダを作っておいてから実行)

(4)ここの設定は、メインマシン1台だけでいいです。

MPICHだけをダウンロードしても、実行ファイルが作れなければどうしようもないので、コンパイル環境を作ります。ここでインストールするのは「Visual Studio 2005 Express Edition」。以下のページからフリーで手に入ります。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/maninstall/

ここにあるCDイメージ(.iso)ファイルを落としてきます。とりあえずどれがいるのかわからなかったので、Visual Web Developer、Visual Basic、Visual C#、Visual C++すべて落としてきて、ディスクに焼いてインストールしました。

ディスクがもったいないという方は、「DAEMON Tools」をインストールして、仮想光学ドライブにイメージをマウントしてインストールするという方法もあります。ただ、DAEMON Toolsはアドウェアをインストールされるので、嫌な方はインストール時に「~ sponcer ~(名前を忘れてしまいました)」というのをインストールされないようにチェックをはずすのをわすれないようにしてください。

(5)ようやくここでWindows版MPICH2をダウンロードします。

http://www.mcs.anl.gov/research/projects/mpich2/

ここのページの中央下のほうに「Win IA32 Binary (1.0.8)」とある右側の「download」をクリックしてダウンロードしてください。

ダウンロードすると、ダブルクリックしてインストールするだけです。これは全部のマシンに入れてください。

(7)並列計算実行時だけ、ファイヤーウォールを無効にしてください。すべてのマシンで行ってください。

■ 設定編

(1)まず、MPICH2の環境設定。これはすべてのマシンで実施してください。

「マイコンピュータ」を右クリック、「プロパティ」-「詳細設定」-「環境変数」を開き、「システム環境変数」のリストから「path」を選択し、「編集」を押す。

変数値の最後に「C:\Program Files\MPICH2\bin\」を追加します。

(2)メインパソコン(Visual Studio 2005 Express EditionをインストールしたPC)で、Visual Studio C++を起動。

ツールバー[ツール]>>[オプション]でオプションダイアログを開く

ツリービューの[プロジェクトおよびソリューション]>>[VC++ディレクトリ]を選択

[ディレクトリを表示するプロジェクト]のコンボボックスで[インクルードファイル]を選択リストに、「C:Program Files\MPICH2\include」を追加

[ディレクトリを表示するプロジェクト]のコンボボックスで[ライブラリファイル]を選択リストに、「C:Program Files\MPICH2\lib」を追加。

(3)MPICH2の設定をします。(すべてのマシンで実施)

スタートメニューから「すべてのプログラム」-「MPICH2」-「wmpiconfig.exe」を選択。

Mpich21

赤枠で囲んだ「Domain」のところのBOXをクリックすると、Windowsのネットワークドメインが出てきます。たいていの方はドメインが「MSHOME」という名前になっていると思うので、MSHOMEというのを選択して「Get Hosts」というのをクリックすると、今つながっているマシンが一通り表示されます。

とりあえずここで「Apply All」と押して「OK」と押せばいいようです。

また、「コマンドプロンプト」を開いて、次のように打ち込みます。

mpiexec -register

すると「Domain\user」を聞いてきますが、そのあとに[]付けででてきているドメイン、ユーザー名が正しければそのままEnterキーを押してください。

次にパスワードを聞かれます。そこではWindowsにログインするときのパスワードを入力します。これが2回聞かれて終了。

ちなみに私の家のメインPCのhost名は「P-DUALCORE」、EeePC 1000H-Xは「EEEPC1000HX」となっています。まずこの2台をつないで実行できるかを検証しました。

■ コンパイル

さて、ようやく実行に移ります。

その前に、MPI対応プログラムを用意しなくてはいけませんが、これは自分のPCでコンパイルするしかありません。Visual C++ Express Edisionを使ってサンプルプログラムを作ります。

(1)「スタートメニュー」-「すべてのプログラム」-「Visual C++ Express Edition」-「Microsoft Visual C++ Express Edition」をクリックしてVisual C++を開きます。

(2)「ファイル」-「開く」-「プロジェクト/ソリューション」をクリック

(3)「C:\Program Files\MPICH2\examples\examples.sln」を選択し「開く」。

(4)変換ウィザードが開きますが、「次へ」-「完了」をクリック。

(5)下のような画面になります。左上「ソリューションエクスプローラ」の中の「cpi」の文字の上で右クリックを押して「ビルド」を選択。

Mpich22

すると、「C:\Program Files\MPICH2\example\Debug」フォルダの中に「cpi.exe」というのができます。

(6)これを各マシンの同じ位置のフォルダ(ここではC:\tmp とします)に入れておきます。

やっと計算実行です。

■ 計算実行

(1)どのマシンでもいいので、コマンドプロンプトを開きます。

(2)はじめに、MPICH2がちゃんと機能しているかをチェックします。コマンドプロンプトに

mpiexec -localonly c:\tmp\cpi.exe

「Enter the number of intervals: (0 quits)」と出てくれば成功です。

そこでとりあえず「100000000」(0を8個)と打ち込んでください。EeePC 1000H-Xの場合、15秒ほどかかります。

ちなみにこのcpi.exe、円周率を計算するプログラムです。

このときいれる数字の意味はよくわかりませんが、でかい数字ほど計算負荷が大きくなるもののようです。ちょうど0が8個ほどの数字でそれなりのベンチマークが取れるくらいになります(10秒前後)。

ちなみに結果には、正しい円周率との誤差も出てきます。数字が大きいほど誤差が小さくなる・・・はずですが、あまり大きな値だとかえって誤差が拡大します。これは数値計算上の問題でしょうが、円周率を計算するのがここの趣旨ではないので、この際目をつぶります。

さて、各マシンでのチェックが終わるといよいよ並列計算です。

(3)どのマシンでもいいので、コマンドプロンプトを開きます。ここでは「p-dualcore」と「eeepc1000hx」の2台のマシンを使います。

コマンドプロンプトで、

mpiexec -hosts 2 p-dualcore eeepc1000hx c:\tmp\cpi.exe

と打ち込みます。同じように数字を聞かれるので、「100000000」と打ち込みます。

■ 結果

計算実行(2)、(3)の結果を載せておきます。

Mpich23_2

上半分がメインマシン(Pentium DualCore 1.6GHz)で実行した結果、下半分がこのメインマシンとEeePC 1000H-Xとで並列計算させた結果です。

まずいえるのは、並列計算した結果のほうが遅い(単独では7.4秒、並列では9.6秒くらい)ということです。

これは速度がぜんぜん違う計算機を組み合わせたからです。簡単に言うと、平均化されています。

計算の負担が半々で受け渡されるため、実は速い方のメインマシンは9.6秒間のうち、大部分が遊んでいました。EeePC 1000H-Xの計算を待っている状態です。

計算負荷の比率を変えられれば、もう少し効率がいいかもしれません。そういうことができるかはわかりませんが。

ちなみにEeePC 1000H-X単独での結果は15秒くらいでしたので、当然並列化した結果のほうが早いです。

あと、出てきた円周率の結果が、上と下とで違うことがわかりますでしょうか。

ちなみに、並列計算ではこの結果が毎回変わります。(単独では結果は変わりません)

並列計算では複数のマシンで処理するため、実は結果が毎回変わってしまうという問題を抱えています。専門ソフトではこのへんをうまく工夫して結果が変わらないようにしているようです。

これだけ小規模の計算では問題になりませんが、ネットワーク速度も計算速度にかかわってきます。大規模計算用PCクラスタでは、無線LANなんてもってのほか、ギガビットイーサーより数段速いネットワークが使われています。

まあ、これだけいろいろやって、やっとできたのは結果の安定しない円周率の計算プログラムを動かすという結論ですが、今回の手順で並列計算用プログラムを作る環境ができたことになります。工夫次第ではすごいソフトを作る環境が手に入ったわけです。

私はもうちょっとましなベンチマークがないか探して見ます。いくつか見つけたのですが、Visual C++でのコンパイル方法がわからなかったり、悪戦苦闘です。

あと、上の手順をもってしてもEeePC 4G-Xだけがつながらないという、なんとも奇妙な現象が起こっています(単独では動きますが)。こちらは原因不明です。

それにしても、Visual BasicやVisual C++は、最新ではない、機能限定ではあるものの無料配布されているなんて初めて知りました。意外と太っ腹ですね、Microsoft。

※とりあえず、参考サイト載せます(あまり使わなかったものも含む)http://ums.futene.net/wiki/Paralell/4D5049434832206F6E2057696E646F7773204C6F63616C.html

http://www2.itc.nagoya-u.ac.jp/pub/pdf/pdf/vol03_03/194_225kouza.pdf

http://syassy.cocolog-nifty.com/gomitame/2005/03/mpich2_for_wind.html

http://www.mcs.anl.gov/research/projects/mpich2/

http://www.sfk-nga.co.jp/HPC/document/ex01.html ←こちらはLinux系の方むき

2008年12月14日 (日)

Netbookモード付地デジキャプチャー

地デジキャプチャーもいろいろと出てきましたが、とうとうこんな商品も出たみたいです。

PC Watch:BD/DVD作成時に編集できる地デジアダプタが登場「ネットブックモード」も搭載

IOデータのGV-MVP/HZ2という新製品です。このNetbookモードでは、EPGやデータ放送が使えないそうですが、その分CPU負荷を下げて、Netbookほどの性能のマシンでもより高画質で視聴できるようになるとのこと。

これまでの地デジキャプチャーもNetbookでも使えはしましたが、メーカーが正式に「Netbook向け」と書いてくるのは非常に意味が大きいです。地デジ録画をしたいから高いノートPCを買わなきゃいけない、とはいえなくなるわけですもんね。

だんだんNetbook向け商品が増えてきましたね。この傾向はさらに続くと思われます。先の見えない不景気、でもPCはないと困るという時代ですから、安くていいものならそちらに流れるのは必然。国内メーカーもいつまでも高額な「ガラパゴスPC」ばかり作っていないで、本気で世界標準のPCで勝負かけないとつぶされかねません。まあ、この傾向はなにもPCメーカーだけでなく、自動車メーカーなども同様です。

ちなみにこのIOデータの地デジキャプチャー GV-MVP/HZ2。12/14現在では楽天市場のどの店よりAmazonのほうが1,000円くらい安く売っていました。13,000円くらいです。

2008年12月13日 (土)

USB接続7インチサブモニター

USB接続のサブモニターが発売されるようです。

PC online:USB接続の7型サブディスプレイが登場

解像度は800×480。要するに、EeePC 701と同じ解像度のディスプレイみたいですね。

サブというからには、たとえばCADやペイント系ソフトのツールBOXなんかを表示するだけのディスプレイという用途を考えているんでしょうか。

バスパワー駆動で、ACアダプタいらず。

1024×768くらいあれば、Netbook用据え置きモニタやサブPC用モニタなんかに使えるのになあと思ったのですが、ちょっと残念です。

なんとなく面白い使い道がありそうなのですが・・・思いつきませんね。12月26日発売のようです。お値段16,800円(Webカメラ付は19,800円)。

2008年12月12日 (金)

EeePC 1000H-Xで年賀状作成1

先日、こんな記事を見ました。

PC Watch:BCN調べ、コンシューマPCは前年同月比30%増と絶好調~ネットブックはノートPCの24%を占有

11月もNetbookのおかげでコンシューマPCの売り上げは好調、という記事ですが、前月が25%のシェアだったミニノートが24%にダウンしています。

まあ誤差の範囲の話かもしれませんが、これについては「年賀状シーズンが近いので、Netbookをすすめられない」という販売店側の意見が出ています。

つまりNetbookでは年賀状がかけない、と。

NB100を出したときの東芝もそうですが、なんでYoutube動画も見られるスペックのマシンが、年賀状作成ソフトごとき動かせないというのか、なんか安価なNetbookをあきらめさせて、高価なフルスペックノートを買わせようというメーカー・販売店の本音がみえみえです。

私の周りでもNetbookをメインマシンとして購入する人も多くなりました。このままだと10万円台のノートPCすら売れなくなってしまう、という危機感があるんでしょうが、かといってあまりユーザーをだますのもまずいのでは?こういうやり方は後々響いてきますよ。

メーカーはともかく、パソコン売り場の店員が「Netbookでは年賀状がつくれません」なんて言った日には、本当はこいつパソコンの使えないんじゃない?と疑ってしまいます。

とはいったものの、Netbookって解像度が低いため、いまどきの年賀状ソフトが起動しないということがあるのかも・・・。

ならば、使ってみてから結論を出そうというのがこのブログの方針。というわけで、今年はEeePC 1000H-Xで年賀状を作ることにしました

年賀状ソフトは筆王2007を持っていますが、最新のもので試さないと「Netbookで年賀状作成はできないだろう論」の反論にならないので、筆王ZERO(USB版)を買ってきました。最新の2009年度版です。4,980円のところ、近所のコンプマートで3,980円。

Dsc01085

この筆王ZERO、メディアがUSBメモリというのがいいです。光学ドライブのないNetbook向きな商品です。またUSBメモリだと年賀状データを入れておけるなど、使い道が広がります。ちなみにUSBメモリの中身を消してしまっても、ユーザー登録さえしていれば最新版がダウンロードできると書いてあります。

メディア代を考えると、USBメモリはどうしてもDVDより高いですが、ソースネクストとしてはこちらのほうがユーザーメリットが大きいとして、今後もUSBメモリ版ソフトを出し続けるようです。えらいですねぇ。

しかし、動作条件を見ると「解像度 1024×768以上」なんて書いてある。Netbookよりなんだかそうでないんだかよくわからない商品ですね。(ライバルの筆まめは、800×600以上、1024×768以上推奨、となっています)

ともあれ、EeePC 1000H-Xにインストール。シリアルコードも打ち込んで起動。

Fudeo01

あっさりと起動。うちの住所録を読み込ませて見ましたが、ちゃんと読めます。

たしかに画面は狭いのですが、使えないというレベルではなさそう。起動はしますし、縦168ドット足りないために表示できないボタンというのはありません。

とりあえず、はがきの裏面のデザインを変えたり、住所録をいじったりしましたが、なんら問題なし。Youtube動画再生を考えると大した処理ではないし、あたりまえですね。

年賀状ソフトが使えてしまえば、これを理由にNetbookを買わせまいとする陰謀を打ち砕けます。24%というシェアももっと伸びることでしょう。

最終的には、使ってみて不具合がないかを調べてから結論をだします。年賀状が印刷完了して初めて「Netbookで年賀状作成はできないだろう論」を論破できるわけです。

楽天市場では3,701円というところがありました。Netbookの方もそうでない方も、USB版はおすすめですよ。

Netbook比較表

ボーナスやクリスマスプレゼントでこの年末にNetbookを購入検討中の方に、とても便利な今販売中のNetbook一覧表があります。

PC Watch:ネットブックスペック一覧表

ちゃんとASUS EeePCシリーズが一番上にあるのがいいですね。

私もEeePCの軌跡: 日本で手に入るNetbook一覧なんていうページを作っていますが、更新をさぼりぎみ。上の一覧のほうがとても見やすいです。見習わなくては・・・

他にも、今週の週刊アスキーでもNetbook特集やっていました。こちらにはEeePC 1000H-Xがないのが残念ですが(EeePCはS101と701SD-Xのみ)・・・。私はこれを買って会社でNetbook宣伝中です。360円の雑誌ですが、かなり使えます。検討 or 宣伝用におすすめです。

2008年12月11日 (木)

Logitechマウス

メインマシンで使っているワイヤレスマウスがどこかに行ってしまいました。

ワイヤレスなんで、子供がどっかにもっていってしまったようです。

Logitech製ですが、結構気にっていただけに残念です。

しょうがないので、会社で使っている有線マウスを持って帰ってきました。代わりにEeePCのおまけマウスを持っていきました。2つもあるのにちっとも使っていないので、ちょうどいい機会です。

ちなみにその有線マウスもLogitech製。考えたら、メインマシンのマウスといえば、私は必ずLogitech製ばかり選んでいます。

これまで買ったLogitechマウスは3つ。長持ちするので、なかなか買い換えません。最初のマウスも会社の人にあげましたが、まだ使われています。

そもそもLogitechマウスを買うきっかけは、3ボタンマウスがほしかったから、ただそれだけです。今のようにホイール付マウスのなかったころなので、3ボタンマウスを買うしかありませんでした。UNIX、Linux系をお使いの方はよくわかると思いますが、真ん中ボタンがないとUNIX系は不便です。

そのうちスクロールマウスが当たり前になり、またボールからレーザーになったときに2代目を買いました。今日持って帰ってきたのがそれです。2年ほど前にワイヤレスマウスを買った際、余った2代目マウスを会社にもっていって使っていました。

Logitech製マウスは程よい重さがあるので動かしやすく、手にしっくり来るデザインで、かつ長持ちします。最初のマウスは10年以上ほぼ毎日のように使われているのに、まだ使えてますから。

まだ私の2代目に買ったマウスそのままのデザインのものが売られていますね。もともと使いやすいデザインのため、何年たっても変わらないデザインで通用する証拠なんでしょうね。

しかしワイヤレスマウス、どこにいったんだろ・・・巧妙に隠されています。

2008年12月10日 (水)

EeePC 901用大容量バッテリ(13,000mAh!!)

英文のページですが、見てもらうだけですごいものだということがわかります。

Engadget:Aftermarket 10-cell battery creates Eee PC 901: Hammerhead Edition

10セル、13,000mAhというすさまじい容量を誇るバッテリをつけたEeePC 901です。本文を読む限り、eBayで発売しているんでしょうか。

容量からすると、日本で売られているEeePC 901-Xのざっと2倍の電池容量。ということは、バッテリ駆動時間は16時間以上?ほとんど一日中つけっぱなしで使えそう。

もっとも、モバイル性は相当犠牲になりそうです。本体より幅があるため、飛び出した部分が引っかかりそうですね。なんだか、たまに見かけるドレスアップしすぎた軽自動車みたいです。

EeePC 1000用にしてくれると、ちょうどいい感じにつきそうですね。いずれにせよ、これ日本では売らないんでしょうか。

楽天市場ではこのロワバッテリ(6,600mAh)しかないですね。6,279円。

----------- 追記 ------------

日本語版Engadgetにも出てきました。バッテリは14時間駆動となっています。

Engadget Japanese:Eee PC 901で14時間駆動を実現する非純正10セルバッテリー、副作用あり

こちらはシュモクザメのようだといってますね。

2008年12月 9日 (火)

GPGPUとは?

最近、GPGPUだのCUDAだのという用語が飛び交うようになりました。

ちょっと古い記事ですがhttp://www.atmarkit.co.jp/news/200803/06/cuda.htmlあたりに説明があります。

GPGPUはGeneral Purpose Computation on Graphics Processing Unitの略で、簡単に言ってしまうと、グラフィックボードに搭載されている演算装置GPUを普通のアプリケーション用に使ってしまおうというもの。

GPUってあまり意識していませんが、3Dグラフィックス処理のためにかなりすごい演算能力(浮動小数点演算)があるようです。

なので、大学や研究機関などでそれぞれこのGPUを科学計算用に使おうと工夫していたみたいですが、これをグラフィックボードメーカーであるNVIDIAが本格的にサポートし、より使いやすいツールを提供するようになったみたいです。こうして提供されたのが、GPU向けのC言語統合環境、CUDA(Compute unified device architectureの略、クーダと読むらしいです)とよばれるものです。

例えば、TMPEGenc 4.0がこのCUDAで動画変換を高速化させているみたいです(http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/te4xp_new.html)。

ベンチマークした記事もあります(PC Watch:CPU以外のハードウェアを活用した動画トランスコードを試す 【NVIDIA CUDA編】)

とうとうAMDあたりもこのGPGPU市場へ本格的に参入してきたらしいので、来年当たりはこのGPGPUが普及しそうだとか。PCクラスタでかなり値段を下げてきたハードウエア価格がまた下がりそうですね。

CUDA対応アプリを使うには、NVIDIA製グラフィックボードが必要になります。まあこのGeForce GTX 280あたりがもちろんいいらしいですが・・・お値段はEeePC S101並はします。どれくらいの性能かにもよりますが、動画のエンコードをたくさんされる方には、難題もPCを買うよりは安くすむ方かもしれません。

2008年12月 8日 (月)

Netbookが日本のIT鎖国を破壊

ずいぶんとシビアな記事がありました。

Ascii.jp:Netbookが破壊するIT鎖国

これだけNetbookが普及してきたにもかかわらず、どうもまだNetbookはキワモノだという記事ばかりがあふれています。しかしこの記事のように冷静に状況を判断すると、日本市場の方がむしろキワモノだということに気づかされます。

日本ではトップのNECよりも、ASUSの世界での出荷台数は一桁違うそうです。同じ製品を世界中で売ることを考えれば台当りのコストを下げられます。これじゃ、勝負にならないわけです。

考えたらアメリカでは400~500ドル程度でもそこそこのノートPCが買えるのに、日本では安くて10万円というのが長らく続いていました。Netbookは、世界レベルで見れば最安レベルというわけではないようです。また日本で売られているNetbookも、アメリカで売っている価格よりはまだ高いみたいですし。日本でのNetbookは、実売で5万円弱、ものによっては4万円台前半というのもありますが、同じものがアメリカでは399ドルだったりします。1ドル=約100円の円高のこのご時世、まだまだ高いですね。

でもこの不景気で、さらに価格競争が熾烈化すればアメリカの実売並みまで下がってくるかもしれません。ASUSやAcerもこのNetbookを足がかりに、安価なフルサイズノートを売ってくるかもしれません。この記事を読んでいると、Netbookばかりでは済まないような気がします。いよいよ日本のメーカーが淘汰される時代が近いのかもしれませんね。

この記事では自動車についても同様の見解のようです。日本企業はハイエンドの製品ばかりに頼りすぎた、というわけです。でも日本の自動車には軽自動車があるじゃないか、といいたくなりますが、最近の軽も100万円以上があたりまえ。とてもローエンドとはいえません。

来年はさらにNetbookが普及して・・・なんて思っていましたが、国内メーカーがPC事業から撤退続出、なんていうことにもなりかねません。今思えば、EeePC 4G-Xは”黒船”だったのかもしれません。

2008年12月 7日 (日)

EeePC 4G-Xの傷を隠すものは・・・

EeePC 4G-Xに傷が・・・でも書いたとおり、うちのEeePC 4G-Xには天板に傷が付いていますが、傷隠しがほしいなあと思っていたら・・・

Dsc01084

そう、ウサビッチのステッカーです。大きすぎて、「ASUS」のロゴまで隠れてしまいました。

妻と子供には大うけです。

しかし傷を隠した結果、かえって「痛PC」になったような・・・

以前のウサビッチの紹介記事はこちら: ウサビッチ

今日はこれ以外に「ウサビッチ キーホルダー」まで買いました。これと同じものです。

これらを買った店は、愛知県内では有名な「ヴィレッジ バンガード」という本屋(?)です。

店の入り口には「無駄遣いはぜひ当店で!!」。

はい・・・無駄遣いしました・・・

2008年12月 6日 (土)

EeePC 寝モバ近況

Dsc01070 最近、寝モバの友はこの写真にあるEeePC 4G-Xであることが多いです。

枕元に写真のような箱をおいているのですが、ちょうど4G-Xを乗せるのにいいサイズです。EeePC 1000H-Xだとちょっとはみ出ます。使うときは枕元におろして使っています。

なぜ、いまさら寝モバに4G-Xか?

理由は単純。4G-XはCeleron Mのため、Atom機と比べて発熱が多いのが欠点。しかしこの寒い季節、ほどよくキーボードを暖めてくれるヒーターとなるため、むしろ利点となっています。最近また一段と寒くなりましたから、寒がりの私にはありがたいですね。

寝モバでの主な用途は、ネットサーフィン以外に地デジ録画したNHKの番組をiPod用動画にしたものや、Youtubeなどの動画を見ます。Celeron Mといえど問題ありません。

Netbookとして割り切った使い方なら結構使えるEeePC 4G-X。もうさすがに701SDしか手に入らなさそうですが、セカンドマシン、寝モバ専用機には最適です。値段も29,800円。本当に安くなりました。

いにしえのパソコン2 Power Book 5300cs

好評だったかどうかはわかりませんが、いにしえのパソコンX1発掘&起動の第2弾、今度はMacintosh PowerBook 5300csです。

Dsc01079 大きさがわかりやすいように、EeePC 1000H-Xと並べてみました。全体的にでかいです。が、光学ドライブは内蔵していません。

これでも1995年8月発売、私はその年の12月に買いました。Windows 95を同時期に買ったのを覚えています。

一見見たところなんら違和感のないデザイン。ですが、この当時はトラックパッドそのものが珍しかったんです。

トラックパッドを最初にノートPCに採用したのはAppleで、このPowerBook 5300の前に出たPowerBook 520からになります。PowerBook以外のノートPCもこの後トラックパッドを採用、ノートPCといえばトラックパッドが当たり前になってきます。

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このPowerBookを買ってユーザー登録したら、抽選で当たってしまったのがこの黒いAppleバッグです。かなり長いこと通学・通勤バッグとして使っていました。

Dsc01077

ACアダプタはちょっと変わっていて、巻き取りやすいよう凹みがあり、かつコネクタのところにコードを引っ掛けるつめがついていて、写真のようにコンパクトに収納できます。こういうどうでもいいところに力を入れるのがMacらしいところです。

Dsc01074

どうでもいいところといえば、Macのフロッピードライブといえば、Ejectボタンがありません。どうやって出すのかといえば、フロッピーのアイコンをゴミ箱に入れると出てきます。

こんな仕様のおかげで、その後Windowsユーザーとなった旧Macユーザーは、フロッピーをゴミ箱に入れても出てこないので不思議がっている人が続出したとかしないとか。

Dsc01080

また、本体にある6色りんごのマークがシールではなく、ちゃんと立体のアイコンでついているのはすごいです。見ると、こんなマークは結構つけるのは手間じゃないですか?と思うんですが、液晶の外と内にひとつづつついています。

Dsc01083

概観は今のノートと遜色のない(?)PowerBook 5300csですが、やはり時代を感じさせるのがこの液晶。TFTではなく、DSTNです。256色です。マウスポインタをよく見失います。

デスクトップも640×480。今のNetbookよりも低い解像度ですが、当時はこれでも十分使えました。

今でこそこのデスクトップは古臭く見えますが、当時はまだ日本でようやくWindows 95が出るかでないかのころ。まだメインはWindows 3.1だった時代です。Windows3.1の時のデスクトップってどんなんだったっけ?と私も記憶が薄いですが、タスクバーはなく、ランチャーの並んだ窓を開いてプログラムを立ち上げる、なんていうことをしていた気がします。それに比べるとずっといまどきの画面です。

CPUはPowerPC 603e。IBM PowerをPC用にしたモトローラ製CPUです。まだIntel Macではなかったんです。

メモリは16MB、その後増設して32MBにしています。HDDは500MB。もともとMac OS 7.5がインストールされていて、その後8.1にバージョンアップしています。お値段は20数万円。私の買った最も高いPCです。

Macの名機を一堂に集めた書籍が出ています。残念ながらこのPowerBook5300は載っていませんでした。しかし、なかなかWindows機だとこういう本はかけませんね。こういうのを読むと、昔のMacのがわを探してきて自作PCを組みたくなります。

名機といえば、もう一台Macを持っています。こちらはまた後日にでも紹介します。

バンダイのロボット

バンダイロボット研究所がロボットを発売したそうですが・・・

バンダイロボット研究所

なんか出来の悪いロボットキャラのようです。

私はてっきりこれの後継機が出たと思って期待したのに・・・

「足がついていないようだが・・・」「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。」

っていう台詞はたしかにガンダムにありますが・・・バンダイの偉い人には、足がついているほうが理解してもらえないみたいです。

お値段は5万円。自分での組み立てる必要がありますが、プログラム次第でいろいろ出来るみたいです。カメラ付でPCから遠隔操作可能。ということは、外出先からネットを介して家の中をうろうろ見回ることが出来るということでしょうか?

どうも障害物を認識してよけるといったプログラムも可能みたいです。こりゃ思ったよりすごいかも・・・

ThinkPad W700

たまにはNetbookより高いノートPCのことも見てみないとと思い、なんとなく見つけた記事はこれ。

IT media +D PC USER:これならプロも使えるワークステーションノート──レノボ「ThinkPad W700」

やはり高級ノートPCといえばThinkPad。このW700はいいですね。

17インチ液晶 解像度1920×1200、Core 2 Extreme QX9300(動作クロック2.53GHz)、DDR3メモリ2GB×2、HDD 200GB×2、グラフィックチップはQuadro FX 3700M、重量3.76kgという、ワークステーションノートの名前にふさわしいマシン。

世界最初のポータブルコンピュータで出てきたマシンに比べれば、4kg弱のこのマシンなんてかわいいほうです。

Kn_tpw700_03 普通のノートPCとは違うぞ!と存在感を出しているのが、パームレスト部分にトラックポイントとトラックパッド、タブレットが同居していること。

テンキーまでついています。さすが17インチ、半端じゃありません。

これだけの機能がついたノートPCだけにお値段も70万円以上するそうです。

こんな高いノートよりデスクトップにすればいいじゃん、とか、そもそもノートPCである必然性があるのか?といわれてもどこ吹く風の御意見無用なこのマシン。これを商品化したLenovoの度量の深さにブラボー!!です。

こちらのお店では709,800円。つまりEeePC S101が10台買える値段ですね。

2008年12月 5日 (金)

Acer Aspire one値下げ&Officeモデル追加

Acer Aspire oneがカラバリ、値下げ&Officeモデル追加を発表しました。

PC Watch:日本エイサー、Aspire oneを5,000円値下げし新色追加~59,800円のOfficeモデルも

店頭予想価格を54,800円から49,800円と値下げ、これまでの青、白、黒に加えて、ピンクと茶色(ゴールデン ブラウン)の2色を追加。またOffice搭載モデルも追加(こちらのお値段は59,800円)。

実売が4万円台、この価格改定でなんとか3万円台まで落っこちるのか?気になるところです。

この価格改定版の発売は12月10日、来週水曜日です。

ますます価格競争が厳しくなるNetbook界。このペースだと来年あたりは2~3万円台での攻防をしているかもしれません。

いまさらながらeneloop買いました

Dsc01065 実はSANYOのeneloopを今まで買ったことがありませんでしたが、思い切って買いました!

・・・とりきんでいうほどたいしたものじゃないです。せいぜい3000円ほどです。

単4型と充電器のセットがほしかったのですが、そういうのがなくて(前に見たので、あるはずなんですが)結局単3型セットと単4型2本を買いました。

eneloopといえば、充電池のくせに(?)放電しにくい、また1000回充電可と寿命が長いという特徴があり、地球に優しい電池だそうです。買ったらいきなり充電済みなので、すぐ使えるというのがいいですね。

別にPC部品でもないこの電池。なんでこんなものをわざわざこのブログで書くのか?

いや、このブログに関係あるんです。

Sony_u10 このブログで撮る写真は、左のSony CyberShot U10というデジカメでとっています。

こいつは単4型充電池で動くのですが、とうとう充電池の寿命が来てしまいました。なので急遽充電池が必要となったわけです。(ちなみにこれはEeePC 1000H-X内蔵カメラで撮りました)

子供が生まれてからも、これで写真を撮りまくっていましたが、フラッシュは目に悪いと思い、なるべくノーフラッシュで撮影していたため、暗いところでもきれいに撮影できるいまどきのカメラがほしいと思いCyberShot T9に買い換えました。

通常時のカメラ性能はそんなに不満ではないので、こうしてブログ用などで再利用しています。

しばらくこれでこのカメラも延命できました。またこれでブログ用の写真が撮れます。

Star Suite 8

EeePC 1000H-Xに最初からインストールされているソフトにStarSuite8というのがあります。

使ったことはないのですが、Office系のソフトということは一目瞭然。

まあ、Office2000を入れてもいいんですが、最初から入っているんだから、このままでいいかも、と思っていましたが・・・

Starsuite2 なんと766MB!!ちょっとディスク食いすぎです。

Office2000なら、Excel、PowerPointに絞れば約60MB。フルに入れてもそんなに大きくなかった気がします。そのうち消します。

2008年12月 4日 (木)

世界最初のポータブルコンピュータ

あまりためにならない記事ですが、面白い記事を見つけました。

世界初の「ポータブル」PC、IBM製で重量25キロ(WIRED VISION)

1975年製だそうで、5インチディスプレイ、64kBメモリ、HDDの代わりにテープドライブ。お値段はたったの2万ドル!!だそうです。

これを見ていると、EeePC 1000H-Xの1.45kgなんてずいぶん軽いと思えます。

バッテリを内蔵しているかはわかりませんが、それにしても25kg。この記事の写真に出てくる人は軽々と持ち上げていますが、さすがアメリカ人。

うちの会社では20kg以上のものを一人で運搬してはいけないルールなので、台車を使うか二人がかりで運ぶ必要がありますね。

今から30年以上前はまだそんな時代だったんですよね。いい世の中になったものです。

IBM製ということは、今のThinkPadにつながるマシンともいえないことはないですね。ずいぶんと形は違いますが。

BUFFALO製 DELL用SSDベンチ

x-gadget:SHD-DI9ベンチマーク結果に、昨日発表されたBUFFALO製DELL Inspiron Mini 9用SSDのベンチマーク結果が載せられていました。

結果は、シーケンシャル リードで73MB/s、ライト 33MB/s、ランダム 512kリード 73MB/s、ライト 6MB/s。まあMLC並といったところでしょうか。プチフリは避けられそうにないでしょうが、もともとInspiron Mini 9のSSDはMLCですから変わらないでしょう。

でもx-gadgetのすまささん、DELLのInspiron Mini 9なんて持っていないのにどうやってベンチしたんだろうと思ったら、なんとEeePC 901-XのCドライブ用SSDと付け替えています。基板サイズが同じなので、どうやら901にも付くようになっているみたいですね。

ただし、Cドライブ側のSSD取り付けは分解作業になります。Dドライブ用のように簡単にはアクセスできません。

上のベンチマーク記事では、Dドライブ用SLC SSD 16GBとこのSSDをつけて、C、Dドライブをひっくり返した設定にしているようです。

DELL Inspiron Mini  9お持ちの方以外にも、EeePC 901ユーザーの方も使えるSSD(ただし分解必要、保証外、BIOSアップデートも必要かも)、楽天市場では4,250円で予約受付しているところがあります(16GB)。32GBなら8,780円だそうです。

2008年12月 3日 (水)

DELL Inspiron Mini 9用SSDがBUFFALOより発売

EeePC 901用SSDを出しているBUFFALOですが、DELL Inspiron Mini 9用のSSDも発売のようです。

Engadget Japanese:バッファローからInspiron Mini 9用 交換SSD、32GB 9870円

BUFFALOのサイトにある製品情報を見に行きましたが(http://buffalo.jp/products/catalog/storage/shd-di9m/)、容量が如何に多くなったかという棒グラフと、「安心してお使いいただける専用モデル」でMLCだということ以外は性能に関する情報はなさそうです。

ただ、EeePC 901はDドライブを入れ替えるのに対し、Inspiron Mini 9はCドライブを入れ替えるので、リカバリとそれ用のDVDドライブの準備が必要です。

最近DELLのInspiron Mini 9は好調みたいで、価格.comのノートPCランキング上位によく出てくるようになりました(値段からするとUbuntuモデルですが・・・本当にUbuntuモデルが売れてるの?)

この上位機種のInspiron Mini 12も値下げされ(PC Watch:デル、12.1型液晶ノート「Inspiron Mini 12」を最大35,000円値下げ )、だいぶ当初より存在感が出てきていますね。

実はこの間の土曜日に近所の本屋で週刊アスキー増刊号の「らくちんUbuntu」を買いました。これで週アス増刊のUbuntu本は3冊目ですが、今回のは8.10が中心。

当然(?)NetbookでUbuntuを使いましょう!的なページもあって、各機種のインストール手順が出ていたりしますが、その「UMPCにはゼッタイUbuntu!!」ページのトップを飾るのが、DELL Inspiron Mini 9のUbuntuモデルだったりします。

日本国内では数少ないUbuntuインストール済みのNetbookを売っているDELLですから、当然といえば、当然ですね。

でもなんとなくじーっとみていると、このInspiron Mini 9 Ubuntuモデル、ほしくなっちゃいます。こじんまりとして、使いにくそうな変則キーボード、でもこれらがなぜか魅力的に見えてしまいます。

4万円以下で買えることを考えてもいいですね。上のSSDと組み合わせてばりばりのUbuntuマシンというのもやりたいですね。まあさすがにそんな予算がありませんが。

週刊アスキー増刊号 らくちんUbuntu、780円です。後ろのほうにある仮想化のあたりも面白そうです。暇があればぜひやってみたいですね。

Lenovo IdeaPad S10e発売

Lenovo IdeaPad S10eが12月6日に発売になります。

PC Watch:レノボ、54,800円のネットブック「IdeaPad S10e」

以前は年内に出すかどうかといっていましたから、いつ出るのか気にはなっていましたが、なんとか今年中に間に合いました。

IdeaPad S10eのスペックはいたって普通のNetbook・・・といいたいところですが、微妙に違います。Atom N270、メモリ1GB、160GB HDDというのは普通ですが、NetbookにはめずらしくExpressカードスロットがあります。へんなところは、液晶が10.1インチ、1024×576という解像度。なぜか縦が600より微妙に少ないです。

バッテリ持続時間は5.3時間と、Netbookとしては長め。実質3~4時間くらいになるのかな?というところです。

重量は1.38kgと微妙に1000H-Xより軽め、Netbookとしては重め。バッテリ容量がありますからね。

お値段は54,800円。まあ、出始めとしてはいい価格ではないでしょうか。

CANON MP470

Dsc01063今まで使っていたプリンタが紙を吸い込まなくなり、年賀状印刷を前に買い換えました。

で、買ったのはこのCANON MP470。複合機で一番安いクラスのものです。しかも型落ち品(最新はMP480)。おかげで私が買った値段は8,980円でした。

黒1色+カラー3色という4色インクのもので、さすが安物だけあります。

前のプリンタもCANONでした。理由はインクヘッドも交換できたからです。EPSONのプリンターを買ったら、インクが目詰まりしてだめになったことがあったからです。

今はCANONといえどもインクヘッドは交換できなくなりましたが、なんとなく今回もCANONを選択しました。

よくEPSONの方が画質がいいといいます。ただ店頭でサンプルを見た感じでは、そんなに差はなくなったように思えます。

Dsc01066_2 写真用にはこのCANONのSELPHYを使っています。昇華型プリンターです。

インクジェット式写真用プリンタもCANON、EPSONから出ていますが、明らかに昇華型のほうがきれいですね。輪郭がどうしてもインクジェットではぼやけてしまいます。これは店頭などでサンプルを見てもらうとわかります。

欠点は、紙一枚あたりのコストが高いこと。108枚の専用紙・インクセットが2,580円です。一枚あたり25円弱。インクジェットは一枚約16円ほどといわれていますから、確かに高いですね。

でも値段に見合うだけのものがありますよ。まあ一枚25円ならカメラ屋といい勝負、そちらに出せばいいじゃんと言われればそれまでですが。

話は戻して、複合プリンタも買ってびっくりしたのは、スキャナ用ソフトがかなり高性能だったこと。読み取り革命という文字の読み取りソフトがつくのですが、9割くらいちゃんと文字を認識します。昔は半分もなかったほどなのに・・・

楽天市場を見ると、もっと安かったですね。7,980円だそうです。

2008年12月 2日 (火)

新VAIO SONY版Netbookか?

ちょっと気になるVAIOがFCC入りしたそうです。

Engadget Japanese:未発表VAIOノート PCG-1P1L 米FCC入り・ソニー初のネットブック?

型番はPCG-1P1L/2L。大きさは背面ラベルから推測して幅24cm、奥行き14cmくらいだそうです。確かに、Netbookサイズですね。

ただSONYお得意の高価格モバイルPCかもしれませんので、油断はできませんが、以前にNetbook参入を表明していただけに(Netbook市場にSONYも参戦)、今回の情報で期待は高まります。

ずいぶん強気な発言をしていましたから、きっとふたを開けたら普通のNetbookで期待はずれなものすばらしい機能満載の、誰もが欲しくなるNetbookになることでしょう。

ついにLenovo IdeaPad S発売か?

とうとうLenovo IdeaPad Sが国内で発表されるみたいな感じです。

x-gadget:12/3 Lenovo IdeaPadSシリーズが発表か?

発表だけして発売しない、なんてことはないでしょうから、発売時期もここで出てくるんじゃないかと思います。

この発表イベント、ブロガーの方を対象に行われるようで、日時は12月3日 7時半から、定員は35名(多数の場合は抽選)、場所はANAインターコンチネンタルホテル東京。

ところで、x-gadgetのすまささんが書かれている「何かが来る可能性大」って何か来るんでしょうか。ぜんぜん読めません。

ちなみに、以前このIdeaPad Sのプロモビデオを紹介しましたが(これもx-gadgetからの情報で知りました)、Lenovoの力の入れようがよくわかります。

Lenovo IdeaPad S10プロモーションビデオあらすじ

2008年12月 1日 (月)

ASUS N10にWindows XPモデル

Atom N270 1.6GBながら、グラフィックチップにGForce9300M GS搭載、でもWindows Vista Homeという、速いんだか遅いんだかわからないノートPCだったN10。メモリを2GBから1GBと減らしたものの、XP搭載モデルが出たようです。

PC Watch:ASUS、Atom搭載モバイルノート「N10」にWindows XPモデル

ちなみにお値段は99,800円から79,800円となった模様。バッテリも7時間駆動の大容量バッテリのみ(従来は標準バッテリ[3.4時間駆動]と大容量バッテリ両方が付属)。

通常のNetbookに比べて、グラフィック性能のよさがどれだけ売りになるかが問題ですね。ゲーミングPCにしては中途半端だし、Netbookにしては高いし・・・GForceがついていること以外、EeePC 1000H-Xと同じじゃん(Express Gateはついていますが)。

とりあえず、楽天市場にはもう売っているところはありますね。すでに値段が74,799円になっていますが。

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