« EeePC 4G-Xで”プロジェクトX”三昧 | トップページ | 「Netbook」という言葉を使っちゃだめですか? »

2008年12月29日 (月)

お年玉でEeePCは買えるか?!

冬季連休に入ってPCいじり三昧・・・かと思いきや、掃除や買い物、子供の相手であまりいじっていません。

EeePC 1000H-XにインストールしたeeeXubuntu 8.10もなんだか不安定。SDHCっていうのがいかんのでしょうか?USBメモリに入れなおそうかと考え中です。

この時期、買い物をしているとよく目にするのはお年玉袋。うちの子供はまだお年玉はないですが、いずれあげることを考えると、一体今いくらくらい平均でもらっているんだろう、と気になって調べてみると・・・

http://reposen.jp/976/12/23.html

こんなアンケート結果がありました。2008年の1月でのお年玉総額の平均は20,467円

これは小学生~高校生の平均らしいですから、年代によって額が違うはず。年齢ごとの平均というデータはなかったのですが、世代ごとにいくらあげていますか?というアンケート(多分1件当たりの額)に1万円以上というのが小学生は高学年でも5.7%に対し、中学生 15.2%、高校生 32.1%という結果。

ということは、高校生くらいになれば平均で3万円超といったところでしょうか。

しかし、この額ならやっとEeePC 701SD-Xか4G-Xの在庫が手に入る程度。中古ノートPCならCeleronM、256MBメモリ、20GB HDDのマシンくらいがやっと買えるところでしょうか。やはりPCはまだお年玉で買うには高すぎるということなんでしょうね。

しかし考えると、今のゲーム機ってソフト込みだと安くても3万円以上。ゲーム機が買える額と思えばそんなに高いわけではありません。

では、ゲーム機ではなくEeePCを選択するメリットってあるんでしょうか。

それは自由度の大きさ、でしょう。ゲーム機はどうしても特定の機能に特化したソフトしかありませんが、EeePCならWindowsXPなので、ゲーム以外にも使えます(PS3ならLinuxも動くらしいですが・・・)。ネットサーフィンができます(ゲーム機のブラウザだと結構多くのページが非対応だったりします)。

私がパソコンを最初に買ったのは中学2年生、1986年2月13日。もうすぐ23年前ですね。

当時ファミコン全盛期にあえてパソコンという選択をしました。

そのパソコンとはいにしえのパソコンX1発掘&起動で紹介したX1Fです。たしかディスプレイが89,800円、本体が119,800円でした。総額20万円。ソフト代分は自分のお年玉でだしたため、結局全額親に出してもらいました。

一番使ったソフトはBASICでした。下手なプログラムをたくさん組んでいました。電波新聞社のマイコンBASICマガジンをよく買ってプログラムの解読をしていました。

大学時代はFORTRAN、最近でもたまにawkやシェルスクリプトで簡単なプログラムを組むことがありますが、このときにBASICの知識がベースにあったからできたようなものです。今の職種もシミュレーション解析ですから、コンピュータへの関心があったからこそですね。

当時そこまで考えたわけではありませんが、このパソコンへの投資がその後の人生の方向性を大きく左右したといっても過言ではないですね。

今のパソコンは昔のようにBASICが標準ではありませんが、CygwinやVisual Studio 2005 Express Editionのようにかなり本格的なプログラムツールも無料で手に入るような時代です。

Cygwinのインストール&設定方法

Visual Studio 2005 Express Edition CD イメージからのインストール方法

プログラム言語だけでなく、たとえば動画変換やデジカメ画像編集といった用途は奥が深いですから、この道を究めるだけでもすごいことです。

こうしてみると、今でもパソコンという選択肢は人生を左右できるくらいの力を持っていると思っています。

もしゲーム機かEeePCかで悩まれている方が見えましたら、ぜひその判断の参考にしてもらえれば、と思います。

それにしても、ここ数日(いや以前から?)の記事は長文かつ脱線していく傾向が強いですね・・・

« EeePC 4G-Xで”プロジェクトX”三昧 | トップページ | 「Netbook」という言葉を使っちゃだめですか? »

Eee PC・ネットブック」カテゴリの記事

コメント

御無沙汰いたしております。
自分はPC6001を買った後にファミコンが出たのでファミコンは買わなかったですね。あまり欲しいとも思いませんでしたし。
ドラゴンクエストもファイナルファンタジーも自分でやったことはないですし。
RPGはPCのハイドライトとかザナドゥでしたし。
コンシュマー機はスーファミにしてもセガサターンにしてもPS2にしても、全部スーパーロボット大戦がやりたくて買っただけですし。
初代のプレステもスパロボがやりたくて妹の旦那さんからいただいた物ですし。
DSもPSPも持っていませんので。
PCは2台ありますが。

こんばんは、arkoujiさん。
いつも楽しく読ませていただいております。

パソコンを持つメリットは多岐にわたると
いうご意見に同意します。
私は大学生のときにバイト代でデスクトップ
機を購入し、夜11時から朝5時ごろまで眠い
目をこすりながらテレホーダイの56kbps接続で
Webサイトの閲覧、イギリスのロックバンドblurや
oasisの情報収集、ICQで見知らぬ海外の人と拙い
英語でチャット・・・など色々やっていました。
自分が得た情報をネット上で紹介したくさんの人
に役立ててもらう、というのを自然に出来ていまし
た。その経験が生きているのか、2年ほど前から
会社で社内ネットワーク内にある部内のホームペ
ージ管理を任されています。

X1のサナドゥは面白かったです。

こんにちは、星屑倶楽部さん。
私もゲーム機を持っていても長くは持たないですね。PSPも人にあげ
ちゃったし、これまで所有したゲーム機で2年以上もっていたものは
唯一DSだけですね。
DSも「生活リズムDS」を買ったおかげで使うようになったくらいです。
スーパーロボット対戦だけは面白かったです。ゲーム機を買った理由
はスーパーロボット対戦をやるためでしたね。あれのPC版が出れば
おそらく買わなかったんじゃないかと思います。

こんにちは、souさん。
私も大学時代には何台ものPCを買いました。ほとんどジャンク品
でしたが。
以前計算してみたら、大学時代だけで少なくとも200万くらいは使って
いたっぽいです。周辺機器やソフト代が多いですね。コピーをなるべく
しないでちゃんと買っていたんですよ。
でも英語でチャットしていたんですか。凄いですね。私は読むのが
精一杯です。英語圏の人とやり取りができれば世界が広がりますね。

こんにちは、Kさん。
X1のザナドゥ、面白かったですね。今見ると凄い荒い動きをしますが、
あれが当時の最先端でした。セーブができるというのが当時のファミ
コンソフトにはない魅力でした(その後セーブはできるようになりまし
たが)。

そういえば、私もMZ-2000を買ってもらったのは、中二の時でした。それ以前は友達のポケコンでハンドアセンブルなんてことをしてました。今考えると、MZのシャープBASICは奥が深くて、いい勉強になりました。
 子供に使わせるなら、大きな画面で目にやさしいPCを選んでやりたいものです。私自身、弱視でずいぶん苦労させられましたから。

こんにちは、passoさん。
私の周辺ではX1ユーザーが2人いたので、X1を選びました。MZ
‐1500も考えましたが、結果的にX1でよかったです。
X1のHuBASIC、確かハドソンが作ったBASICだったと思いますが、
使いやすいBASICでしたね。Oh!MZにX1用BASICの漢字入力
機能をつけるものが掲載されて、必死にマシン語リストを入力
したものです。
EeePCだと画面が小さいですから、確かに子供の目には不向き
なんですね。寝モバなんてやったら視力が一気に落ちますね。
うちの子供も気をつけます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お年玉でEeePCは買えるか?!:

« EeePC 4G-Xで”プロジェクトX”三昧 | トップページ | 「Netbook」という言葉を使っちゃだめですか? »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村