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2008年11月 4日 (火)

SLC MLCとは?

今は夜の11時前、夕食中です。最近仕事が遅いので、夕食を食べながらブログ書き込みというのも珍しくありません。

そんな時はEeePCでも4G-Xの方をを食モバ(?)の友にしています。狭い食卓でも使いやすい、少々汁が飛んでも別に気にならない(笑)、なによりSSDなので少々動かしても気にしなくていいためです。

そんなSSDには、SLCとMLCがあります。速度が速くて寿命の長いほうはSLC、最近は速度がかなり改善されてきたMLC、というくらいの知識はありましたが、じゃあ一体SLC、MLCって何なの?という疑問に答える記事がありました。

PC online:新型の記憶媒体「SSD」、離陸へ

SSDの最近の動向について書かれた記事ですが、そこにSLC、MLCの仕組みについて書かれています。

かいつまんで言うと、SLCとはSingle Level Cell、MLCはMulti Level Cellの略です。名前からするとMLCの方が凄そうですが、これはフラッシュメモリ中のひとつのセルへの記録のさせ方の違いをさしています。2段階(つまりオン、オフ)の単純な信号を入れているのがSLC、4段階(2ビット、00、01、10、11の4つ)入れているのがMLCということのようです。

信号の書き込みや読み出しは確かに単純な方が速そうです。実際、SLCは速いですね。

しかし、逆に言うとMLCはセルひとつあたりSLCに比べて4倍2倍(4割る2ですね、失礼しました)の情報を入れれることになりますから、単純にSLCの4分の12分の1のセルで同じ容量を確保できます。つまり安くできるというわけです。

この記事自体は、今フラッシュメモリの単価が下がってきていること、またMLCでもかなり高速になってきていることから、来年には60GB程度の充分な容量を持つSSDが普及価格帯(つまり今のHDD並の値段)におちてきそうで、ブレイクするかもしれないというような内容です。

来年の今頃はNetbookでも60GBクラスのSSDが当たり前になっているんでしょうか。そのためにはMicrosoftにULCPC条件を緩めてもらうか、いっそLinuxに移行していくかのどちらかが必要ですけどね。

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コメント

> しかし、逆に言うとMLCはセルひとつあたりSLCに比べて4倍の情報を入れれることになりますから、単純にSLCの4分の1のセルで同じ容量を確保できます。つまり安くできるというわけです。

MLC は一つのセルで 2bit の情報を記録することができますので、1bit/cell の SLC と比べると、同じダイ(チップ)面積で2倍の情報を記録できる、というのが正しいと思います。

こんにちは、もたしさん。
ありゃりゃ、そのとおりですね。ボケボケでした。
ちゃんと考えて書かないとだめですね。訂正しておきます。

SSD購入考えてました(´∀`)
SLCよりMLCのが安いならMLCを買うかもしれません♪

こんにちは、じゅんさん。
ちょっと前まではMLCは安かろう、悪かろうだったんですが、ここ最近はSLCと互角になってきましたね。
まだまだ寿命や速度はSLCの方が上なので、当分なくならないだろうとは思いますが、MLCが主流になっていくのは間違いないですね。HDDとも置き換わろうとしています。

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