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2008年11月30日 (日)

MSI WindNetbook U120

MSIから、WindNetbookの新型が出るようですね。

x-gadget:MSI WindNetbook U120

性能的には普通のNetbookと変わりはなさそうです。てっきり名前がU120なので、12インチかと思ったらそうではないようです。

なにが新しいのかと思いきや、顔認証ができるようです。

x-gadgetからリンクされているMSI U120のページを見に行くと、「EASY FACE」と書かれたところを読むと書かれています。

大雑把に読むと(英語です)、顔認証でログインできるだけでなく、パソコンから離れると(顔が見えなくなると?)U120をロックしてしまう機能があるようです。

なんだか映画のマイノリティ リポートみたいですね。あちらは網膜認証でしたが。

(こんなページがありました http://www.foxjapan.com/movies/minority/

せっかくWebカメラが内蔵しているので、こうした機能も追加できるというわけですね。どれくらいCPUに負荷がかかるかはわかりませんので、果たして使い物になるレベルなのかは不明です。

2008年11月29日 (土)

Windows 7プレベータ版 試用2

さてWindows 7をせっかくEeePC 1000H-Xに入れたので、何かやってみようと思ったのですが、なかなかいいネタがありません。

まあ所詮OSですから、ソフトを入れてなんぼのもの。OS単体ではそんなに試せることはありません。

といいつつも、PC online:Windows 7特設サイトにある機能をいくつか試してみました。

Win7_5 EeePC 1000H-XにWindows 7プレベータ版でも書いた、ウィンドウバーを画面上へドラッグすると最大化する機能のほかに、右クリックで「gadget」というのを開く機能など、Vistaなどと比べて使いやすくなった(?)とされる機能を使ってみたというところです。

まあ、正直言うと別になくても困らない機能ばかりですね。ただ見た目にかっこいいですが。

Vistaだとこうした見た目のよさがあだとなり、重たいOSになって批判を浴びていましたが、今回試用したWindows 7ではEeePC程度のマシンでもそんなに重たさを感じません。いかにOSの軽さに重点をおいて作っているかがわかります。

これだけじゃ面白くないので、私の持っているもっとも重たい+不安定なものを入れてみることにしました。

BUFFALOの地デジキャプチャー、DT-H30/U2です。

以前、EeePC 4G-Xに入れて遊んでみましたが、1000H-Xでは試していません。また、キャプチャー関係は昔からOSの移行に対して弱いですが、今回果たしてつかえるのか?という興味もわきます。

Win7_dt30_1 さっそくインストールしてみました。インストール画面は左のとおりですが、文字が化け化けでさっぱりわかりません。心眼をもって(笑)クリックするしかありません。

インストールまではあっさりと終了。再起動してPC Castを立ち上げます。

チャンネルスキャンをしたところで暗雲が立ち込めます。画面が真っ暗のままです。一応プレビュー画面が出てくるはずなのですが・・・ただとりあえずはスキャンしている感じ。そのまま続行。

Dsc01061 結局、画面は写らずじまいでした。音声は聞こえるのですが、画面は写りません。これはWindows 7側の問題か、PC Castの修正で何とかなるのかはわかりませんが、いずれにしても今は使えなさそうです。

Windows 7で地デジを見たい!という方には残念なお知らせです(そんな人いますか?という問題はありますが)。

中身をWindows 7にしていたので、昨日の夜の寝モバ機は4G-Xでした。今日くらいは1000Hに戻そうと、先ほどHDDからSSDに戻しました。

Dsc01062 ちなみに今回のHDD取り付けは一時的なもののため、こんな風につけていました。わかりにくいですが、取付金具はSSDにつけたままで、HDDはコネクタのみで支えていました。あまりいいことではありませんが、めんどくさかったので(笑)

またなにかネタがあれば、いろいろトライするつもりです。なので、しばらくHDDのほうはフォーマットせずに残しておきます。

NTT Docomo HTC HT-01A(Touch Pro)

NTT Docomoから、新しいスマートフォンが出ているようです。

PC online:ドコモの本格派スマートフォン「HT-01A(Touch Pro)」写真レビュー

うちのHT1100よりもいろいろ強化されていて、小さいながらもキーボード搭載、HT1100やTouch Diamondなどにも採用されているTouch FLO 3Dも入っています。

キーボードがあるのがうらやましいですね。

HT1100を使うとき、本体をスライドさせてボタンを出しますが、出てくるのは普通の携帯と同じようなキーしかないもので、いまいち使いにくいです。結局本体をほとんどスライドさせず、ソフトウェアキーボードで打ち込んでいます。

Touch FLOも、出てくるランチャのカスタマイズができないので、まったく使っていません。

このHT-01Aのキーボード、使いにくいと書かれていますが、私のHT1100のソフトウェアキーボードに比べれば数倍ましです。これに乗り換えたくなっちゃいましたね。

私がスマートフォン(HT1100)を選んだ理由は、CLIEの代わりを探していて、これが最適だったからです。Excelも使えて、ブンコビューアも立ち上がり、予定表も使っています。あとは辞書があると便利ですが、まだ買っていませんね。

通信関係はメールと電話以外は使っていませんが、Bluetooth内蔵なので、EeePC 1000H-Xのモデム代わりにも使えます(EeePC 1000H-XとHT1100を接続)。線でつながないので便利ですね。もし出張などで利用頻度が上がりそうなら、使用プランを変えてみようと思っています。

EeePC 1000H-XにWindows 7プレベータ版

今うちのEeePC 1000H-XはSSDからHDDにしています、と書きましたが、理由はWindows 7プレベータ版をインストールするためです。

EeePCでブログ更新:Windows7のレビュー@EeePC901を見て、うちでも早速試したくなりました。

正直、かなりブラックな入手方法ですが、さらっと書くと

(1) BitCometというソフトを入手(http://jp.bitcomet.com/)

(2) 上記ソフトインストール後、http://ameblo.jp/90909090/entry-10163685843.htmlに行き、「32bit版」の下にある「ダウンロード」という文字をクリック

(3) Enter your code iNEH5JaYj4 の後ろのDownloadをクリック

(4) するとBitCometが立ち上がるので、「OK」をクリック

(5) 気長に待つ(私は1.5日かかりました)

(6) C:\Program Files\BitComet\Downloads\ にMicrosoftWindows.7.32.~というフォルダができているので、その中をのぞくと、拡張子がrarというファイルがひとつあります。Lhaplusなどの解凍ソフトでこれを解凍すると、どうやらそのフォルダにある大量のファイルを結合してくれたものが出てきます

(7) isoファイルが出てくるので、これをDVD Decrypterあたりで焼いてやると起動ディスク完成

もうP2PソフトはWi○ny、S○are以外にこんなものも出てきたんですね。すっかり取り残されていました。

飲み会の後のかなり酔っ払った状態で(1)~(4)をやったので記憶が怪しかったのですが、再確認してみたところ一応できそうです。

Dsc01060 さて、いよいよインストール。ちゃんとWindows 7と出ていますね。

途中、プロダクトキーを要求されましたが、何も入れずにEnterキーを押してやるとスルーしてくれます。だったら聞かなくてもいいのに・・・

ついでにいうと、これからのWindowsはプロダクトキー入力を省いてほしいですね。まあそんなことしてくれないでしょうが、これがあるからといってコピーが撲滅できているわけではないんですから、いつも意味がないと思うんですけどね。正規品を買ったお客さんにとっては負担になるだけです。

・・・と愚痴っている間にインストール完了。

Win7_1 Windows 7のデスクトップです。英語版なので、すべて英語表示です。ただ日本語フォントも入っているので、ファイル名が日本語でもちゃんと表示します。

見た感じはVistaまんまに見えますが、思ったよりは軽いです。

Windows7の特徴?でもある、ウィンドウの上のバーを画面上までドラッグすると最大化するという機能もちゃんと動きました。でも、従来でもバーをダブルクリックすれば最大化・最小化できるので、あまりうれしさはなさそうです。

起動直後のメモリ使用量は480MBほど。1GBメモリなので、約半分を使っていることになります。まあよほど重たいソフトでなければ十分な空き容量です。

さて、困ったことに無線・有線LANともに使えません。こりゃ参ったなと思ってましたが、EeePCでブログ更新:Windows7のレビュー@EeePC901を見ると、XP用のドライバで使えるとのこと。

無線LAN用のドライバをASUSのサイトから落としてきてインストールしてみると、確かにちゃんと使えました。

Win7_4 このとおり、私のブログもちゃんと表示されるようになります。やはりNetbookたるもの、ネットにつながらなきゃつまんないですからね。

お気に入りもメインPCから持ってきて、ネット環境を整えていましたが、いざWindows 7上でブログを書こうにも、日本語入力ができません。

MS-IMEは標準で入っていないのかな?ちょっと調べてみます。

Win7_2 ちなみにインストールしたのはC:のほうですが、すでに50GB以上も食ってます。そんなにでかいの?と思ったら、どうやらフォーマットもしないでインストールしたので、元のXPが残っている模様。なので、Windows 7自身はそれほど大きいわけではなさそうです。

・・・と思って調べてみると、27GBほど使っているという情報もあり。思ったより大きいみたいです。

しかし、My Documentなんかはどこかへいってしまいました。容量的には残っていそうなのですが、見当たりません。

D:にはまだiPod動画が入っているので、ちょっとのぞいてみました。

Win7_3 驚いたのは、Windows Media PlayerでもこのiPod用動画が見えることです。プレビューも、再生もばっちりです。これならQuickTimeいらないじゃん。

ちょっと使ってみた感想は、XPと比べて、速度面でわりと違和感なく使えること。メニューなどはXPとは違うので慣れは必要ですが、たしかにNetbookでも使えますと宣伝しているだけのことはあります。

メインPC用にVistaを買おうかと思っていたけど、やはりWindows 7まで待ちですね。30日試用できるみたいなので、しばらく1000H-XはこのままWindows 7機としていろいろと試してみます。

ところで、アンビンバンコさんのEeePC 901で起こっている起動直後のブラックアウトですが、私の1000H-Xではおこりません。普通に立ち上がります。なんででしょう?

2008年11月28日 (金)

EeePC 901-16G明日発売

http://eeepc.asus.com/jp/product901_16g.html?n=0に明日発売のEeePC 901-16Gのことが載っています。

901-16Gとは、これまで売っていたEeePC 901のマイナーチェンジ版とでも言うのでしょうか、どうやらS101と同じSSDを搭載したようです。これによりXpressPassに対応、OSの起動時間短縮など、高速化がすすんでいます。

ちょっと気になるのは、バッテリ容量が変わらないのに、バッテリ駆動時間は8.3時間から8.1時間になっていること。消費電力が増えたわけではないと思うんですが・・・。

楽天市場をのぞくと、お値段は54,800円。すでに売り切れの店ばかりでした。

IntelのSLC SSDベンチマーク結果

ちょっと前にIntelからSLC SSDが発売されました。MLC版でもかなり高速なSSD(お値段も高価な80GBで8万円)でしたが、さすがSLC 強烈に速いです。

PC Watch:IntelのSLC搭載SSD「X25-E Extreme SATA SSD」を試す~リード/ライトとも200MB/sオーバーの超高速

こちらは32GBで79,780円。私のEeePC 1000H-X用に買った32GB SSDよりも9倍強の値段。1000H-XとこのSSDをあわせた値段より高いです。

高いだけあって、速度はシーケンシャル リード、ライト共に200MB/sオーバー。強烈に速いです。

ただ、確かに速いドライブですが、果たして買うに値するのか?

つまり、高速SSDを何に使うかというビジョンがあるかどうか、です。

昔、1万回転のHDDを買って自慢げに話す友人がいましたが、ベンチを取るとたいした速度が出なくて不思議がっていました。何のことはなくて、ただ単に数千円の安物のSCSIインターフェースを使っていたからでした。

自慢すること自体は、目的として悪いわけではありません。ただ、そのHDDを使って何をするか?というビジョンがなければ単なる笑いものです。自慢したいのなら、ちゃんと性能を生かせるハードウェアをそろえるよう調べるべきですし、人がうらやむほどのすごい処理をして見せなければいけません。

私がSSDに変えた理由は、やはりEeePC本体をよく動かすので、振動に脆弱なHDDでは不安だったからです。容量も20GBもあれば十分でしたし、値段も安くなりましたしね。

これはSSDに限らずいえることですが、パソコン雑誌はどうも性能の高さだけを基準にすすめる傾向があります。Core2Duoだからいい、メモリは2GBでVista搭載だから安心、なんて書きます。

でも、年賀状かいてネットサーフィンするのが中心ならこの機種がおすすめ、なんて書いているのはごく少数です。つまり、ユーザーがこんな使い方をしたい、というビジョンに答えている雑誌なんてほとんどないんです。

1994年3月号のMac Powerという雑誌で、いろいろな職種の人のMac活用法を紹介していました。中には当時でもすでに化石のようなMac 512k(メモリが512KBしかないのでこんな名前です)をシンセサイザー制御に使っている人の話も出てきて、性能よりいかに使いこなしているか、という内容の記事が目を引きました。中にはすごい性能の人もいましたが、大半は中の下くらいの機種ばかり。これを読んで、Macがかっこいいと思い私は一時Macユーザーになっていました。

昨今いきなりの不景気で、私の会社でも昼休みにパソコンの電源を落とせといわれるほどのこのご時世(おかげで昼休みにネットサーフィンできません)、無駄なお金を使わないためにも、まずはビジョンをもつことをおすすめします。

というわけで、上海問屋のSSDも宣伝しておきます(笑)。なんと、7,999円(税込、送料別)になっています。私の買った値段より1000円安い。

ちなみに、いまうちのEeePC 1000H-XはSSDから、元の160GB HDDをつけています。その理由はまた明日・・・。(壊れたわけではありませんよ)

2008年11月26日 (水)

企画会議は多数決で決めるな

PC onlineは時々いい記事を書いてくれます。今回もなるほどと思う記事ですね。

PC online:企画会議は多数決で決めるな!――「ポメラ」誕生の裏話

内容はテキスト入力専用機「ポメラ」の開発裏話ですが、Netbookブームにもつながる話じゃないかと思えました。

ポメラを企画会議にあげたとき、15人の役員のうち、賛成したのはたった1人だったそうです。

ところがその一人が「今すぐにでも買いたい」と熱烈に支持したため、社長が「15人のうち、一人がこれだけほしがるのなら売れる商品になるんじゃないか」とゴーサインを出した、という話です。

このキングジムの社長さん、持論は「多数決で決めるな」だそうで、みんなが「なんとなくいい」と思って決めた商品より、少数の人でも熱烈に押す商品こそが売れる可能性が高い、というわけです。

ふと思ったのは、EeePCがまだないころに、果たしてNetbookの企画にゴーサインする日本メーカーがあったかということです。

答えはもちろん「なかった」です。こんなもの売れるわけがないという多数の意見に押されて却下され続けたわけです。なにせEeePCが売れている現実を見てもまだ「あれは一時的なものだ」とタカをくくって、結果出遅れたメーカーばかりでした。

日本のノートPC市場を見ると、余計なソフトがてんこ盛りで、地デジチューナーかワンセグ付、BDドライブもつけてというPCがたくさんあります。

でも、残念ながらこのようなPCが市場をどんどん縮小していきました。Vistaの出る前後ごろからNetbookが出るまで、売り上げが前年度を超えるということはありませんでした。

これも多数決の結果、作られた商品なんでしょうね。多くの人の「あったらいいね」をかき集めた結果、てんこ盛りで高額な商品となったわけです。

あまり関係ないかもしれませんが、Appleのジョブス氏は「ユーザーにほしいものを聞いても仕方がない。本当にほしいものは、ユーザー自身にはわからない」というようなことをいったらしいです。

結果、iPodを世に送り出し、空前のヒット商品となったわけです。確かにiPodが出る前、あの形態のMP3プレーヤーがほしいといった人はいないわけですが、気がついたらみんながほしい商品になったわけです。

今後Netbook、いやPC市場を制するのは、少なくとも多数決で決まった玉虫色の商品ではないでしょう。iPodのような強烈な個性をもったものがいきなり登場し、市場の大半を席巻してしまうこともあるかもしれません。噂ではAppleも低価格のミニノートを出すようです。強烈な”なにか”をやってくれることを期待します。

当のポメラはあちこちで予約販売になっています。値段はちょうど2万円くらいが多くなってきました。

2008年11月25日 (火)

HP Mini 1000日本で発売

以前発表のあったHP Mini 1000、とうとう日本でも12月上旬から発売です。

PC Watch:日本HP、渦デザイン/厚さ25.9mmのAtom搭載ミニノート「HP Mini 1000」

渦デザインというのがよくわかりませんが、10インチモニタの、あとは普通のNetbook、といったところでしょうか。

SSD 8GB、16GB+USBメモリ8GB、1.8インチ 60GB HDD搭載の3タイプあるようで、それぞれお値段が49,980円、54,600円、54,600円。

真ん中クラスの16GB SSDモデルについてくるUSBメモリというのが、本体にぴったりと収まるもののようで、実質は24GB使えるというモデルのようです。じゃあUSBメモリをより大容量のものに代えて・・・というのができるかどうかはわかりません。

いずれもXPモデル。国内ではLinuxモデルの投入は見合わせるみたいです。

バッテリ駆動時間はSSDタイプで3.5時間、HDDタイプは3.3時間。重量1.1kg。まあ普通のNetbookといったところですね。

しかし、8GB SSDモデルとはいえ、最初から5万円を切る価格設定はもはや常識になりつつあるんでしょうか。EPSONもそうでしたし。せっかく円高なんで、せめてこういう商品は安く手に入るようにしてほしいですね。

2008年11月24日 (月)

メモリスティック

今日は、印刷する写真データを、写真プリンタに受け渡すために使っている512MBのメモリスティックを探していました。

このメモリスティック、CLIE退役とともに使わなくなったので、今はデータ受け渡し用として使っています。

が、机の中をあさるほど、次々にいろいろ出てきました。ストレージとして使えるものだけを出すと・・・

Dsc01058 上段左から順に、128MB、512MBメモリスティック、2GB、1GBメモリスティックDuo、MicroSDをメモリスティックとして使うアダプタおよびMicroSD 2GB、4GB、1GB USBメモリ、

下段は、120GB HDD、16GB、4GB SDHC、iPod nano 4GB、iPod 5G 30GB

そういえば、160GB 2.5インチUSB HDD(1000H-Xから抜き取ったドライブ)や激安東芝ノートにささっているバックアップ用1GB USBメモリ、このメモリ類を撮影したときつかった32MB メモリスティック、あとメインのCyberShot T9には1GBメモリスティックDuo、写真にないのもいくつかあります。

まあ、換装などでこうしたフラッシュメモリやHDDの余剰が出てくるのは致し方ないこと。

しかしメモリスティックの多さに改めてあきれています。

実は我が家にはじめてきたSDメモリは、なんとEeePC 4G-Xについてきた4GB SDHC。EeePCを買ったのは2月ですからまだ一年もたっていません。それまではUSBメモリかメモリスティックでした。

そもそもメモリスティックが多い理由は、ずばりSONY製品ばかり買っていたからですね。デジカメは3台目(Videoカメラを含めると4台目)、CLIE 3台、PSPも持っていたこともありますし、いーレコ2というメモリスティックレコーダもあり。

まず128MBを2万円以上で購入、このときは一生SONYについていきます位のノリでデジカメと一緒に買いました。

すると128MB超の規格でメモリスティックPROなんていうのが出てきた。まあ今までの128MBのも使えるし、ということで、たしか2万円くらいで512MB(SANDISK製ですが)を購入。CLIEの動画用に使っていました。

雲行きが怪しくなったのは、その後SONYはメモリスティック切捨てに走った時、つまり全製品メモリスティックDuoにしてしまった時です。

ここでやめておけばよかったのを、Duoの1GBを購入(これは1万円台)。CyberShot T9も買って、PSPも買って、もうメモリスティック一直線でした。

でも、EeePCを手に入れてからというもの、ぱったりとメモリスティックに興味を抱かなくなりました。

なぜなら、4GBのSDHCをUSBにつないでファイル転送したら、圧倒的にメモリスティックよりはやい!!フラッシュメモリなんてみんな同じだと思っていたらぜんぜん違う!体感速度がちがいました。

USBメモリに対して遅いというのは感じていましたが、まさかSDメモリにさえ劣るとは・・・

当然、1~2GB メモリスティックと4GB SDHCメモリを比べるのは酷でしょう。

が、しかし以下の二つの理由でメモリスティックにはどうしても同情できません。

(1) メモリスティックはDuo移行時に過去のメモリスティックを切り捨てている。一方SDメモリは最初からあのサイズ。

最初から小さくしておけよ!といいたいですね。あるいは、多少製品が大きくなっても、あのサイズを通すべきでした。CFだって苦しい(?)時代を超えて、いまだにあの大きさです。

(2) SDメモリに比べて高い!!

これがメモリスティックのほうが安かったのなら、まだ許せるのですが・・・実際はむしろ高かったので、差額分が無駄となってしまいました。

SDメモリもMicroやMiniはありますが、とりあえずまだフルサイズのSDメモリを使う機種はたくさんあります。少なくとも、SDメモリを最初からつかっておけば、今でも(使い物になるかどうかは別として)使えるわけです。

SONYの独自規格による切捨ては、なにもメモリスティックに始まったわけではありません。が、ついていったら馬鹿を見た、というのを何回やったらあそこはまともになるんでしょうか。

次に買うデジカメは、今度こそSONY製にしないつもりです。性能はいいですが、もうメモリスティックは買いたくないですからね。

なんだか写真印刷をしようとしただけなのに、怒り狂って(?)しまいました。

ちなみに、私はいまだかつてSONYタイマーを経験していません。たいていどれも長持ちします。CLIEもまだ動きます。私にとってはいいメーカーなんですけどねぇ・・・

2008年11月23日 (日)

EeePC 1000H-XのSSD寿命対策

EeePC 1000H-XのHDDをSSD化して、まずやっておきたいのはSSDの寿命対策。

具体的には、余分なアクセスをさせないようにすることです。EeePC 4G-Xはすでに実施済みです。

まあそんなにたいしたことをするわけでなく、気休め程度です。

先日買った「UMPCハンドブック」を片手にやりました。何をしたかというと、

(1) Windows XPのカーネルメモリを物理メモリにおく

(2) NTFS最終アクセス日の更新を無効にする

(3) スクリーンセイバー時のデフラグを解除する

(4) 起動時のデフラグを無効にする

(1)はどちらかというとパフォーマンス向上のアイテムですが、SSDへのアクセスを少しでも減らせるならと実施しました。

(2)も、あまり最終アクセス日をチェックしていないので、変な書き込みをされるくらいならときりました。

(3)、(4)ですが、これはHDD向けの機能で、SSDでデフラグを実施しても速度低下が向上するわけではないようです。むしろ変な書き込みを増やすだけで、切っておくほうがSSDにはいいようです。(この自動デフラグ機能、Windows 7ではNetbook向け機能としてつけるとアナウンスしています)

やり方ですが、いずれもレジストリエディタを使います。失敗すると最悪リカバリをしなくてはいけなくなることを覚悟して行います。

(1):

HKEY_LOCAL_MACHINE - SYSTEM - CurrentControlSet - Control - Session Manager - Memory Management

を開き、その中の「DisablePagingExecutive」をダブルクリックします。

開いたウィンドの中の「値のデータ」のところを「0」から「1」にして「OK」。

(2):

HKEY_LOCAL_MACHINE - SYSTEM - CurrentControlSet - Control - FileSystem

を開き、窓の空白の領域で右クリックし、「新規」-「DWORD値」を選択。

名前をNtfsDisableLastAccessUpdateに変更。

これをダブルクリックし、「値のデータ」のところを1にして「OK」。

(3):

HKEY_LOCAL_MACHINE - SOFTWARE - Microsoft - Windows - CurrentVersion - OptimalLayout

を開き、右窓の空白の領域で右クリックし、「新規」-「DWORD値」を選択。

名前をEnableAutoLayoutに変更しダブルクリック。

「値のデータ」を0として「OK」

(4):

HKEY_LOCAL_MACHINE - SOFTWARE - Microsoft -Dfrg - BootOptimizeFunction

を開いて、「Enable」をダブルクリック。

「値のデータ」のところを「Y」から「N」へ変更。

つづりのチェックはしましたが、なにぶん個人ですので、間違いには注意してください。あくまでも上級者レベルの方にのみお勧めします。

いずれも「UMPCハンドブック」に載っています。これ以外にもいろいろ載っていますのでお勧めです。

ご存知の方も多いと思いますが、こちらの書籍の作者のブログx-gadgetもためになる情報満載です。昨日EeePC S101を買われたそうで、そのレポートなどが出ていますね。

ウサビッチ

最近、面白いサイトを見つけました。

ウサビッチ | USAVICH.TV

ロシアの刑務所が舞台の1分30秒のCG短編アニメシリーズです。1シーズン13話で、今3シーズン目に入っています(最新は27話)。

2匹のウサギが主人公。シーズン1は監獄ライフ、シーズン2は盗難車での逃亡編。内容ははちゃめちゃです。

まじめなほうがプーチンというらしいですが、こちらがどじな展開をした後に、もう一匹のキレネンコがぶちきれるというパターンが主な流れ。

ちなみに上のサイトだと、シーズン1、2の後半部分が見えませんが、YouTubeで「ウサビッチ」と検索すると残りも見ることができます。1~5、6~10、11~15、16~20、21~26話とまとめられたものが出てきます。(「ウサビッチ 11」と検索すると、11~15話が見られます)

DVDも売っていますが、インターネットで見られますからあえて買うことはないでしょう。シーズン1は発売中、シーズン2は来年2月4日発売。

2008年11月22日 (土)

EeePC S101分解写真

さて、話題のEeePCが発売されると分解してしまうこのページに、早速S101が載っていました。

EeePCカスタマイズ・改造・便利なオプション紹介:ASUS Eee PC S101 国内販売開始 レビュー開始

分解される方はとても参考になります。

EeePCといえば、割とメモリやHDDへのアクセスがいいことが多いのですが、このS101については、内蔵SSDを見るためにはキーボードをはずしてやらないといけないようです。

901のDドライブ用のように、S101用のSSDが発売されるかは未定。でもS101のSSDは901につく(BIOSが最新である必要あり)くらいなので901用もつくかもしれませんし、いずれ901用に高速版MLCタイプのSSDが出てくるかもしれませんから、そうなるとS101にも大容量SSDをつけられるときがくるかもしれません。

ただ、これを見る限り、仮にS101につけられるSSDが登場してもちょっと大変そうです。16GB SDHCをつけるというのが一番確実で簡単な方法ですね。

一番安い16GB SDHCは、おそらくこの上海問屋のもの。今のお値段は3,199円。私が買ったときはまだ7千円ちょっとでしたから、この半年の間に値段が半減しました。

ちなみに32GBのSDHCは上海問屋といえどもまだ16,999円。2.5インチSSDより高い。まだまだ待ちですね。

激安中古ノートPC

今日はついにEeePC S101が発売されました。このブログを見ている方で買われた方もいらっしゃると思います。

S101の値段は69,800円、1000H-Xは59,800円。一番安い701SD-Xでも39,800円(いずれも定価)。去年までのノートPCの価格を考えると、特にモバイルPCとしてみるとずいぶん安く手に入るようになったものです。

が、それでも高いと思われる方も多いと思います。実際、EeePCでも高いというコメントをいただいたことがあります。

Dsc01055 さらに安いノートPCとなると、中古という手もあります。EeePCが出たおかげで、2~3万円というノートPCも珍しくありません。

私の買ったノートPCで最も安いのは、左の写真にあるもの。東芝のダイナブック、A4ノートPC。まだ現役稼動中です。

お値段は15,000円。ジャンク扱いでしたが、ちゃんとリカバリが付いていました。

買ったのはEeePCが世に出た去年の10月よりさらに5ヶ月前。ここが愛知県でも片田舎の東名古屋~三河地方ということを考えても、そのころに買った15,000円ノートPCの性能が相当ダサいことが想像されると思います。

実際、かなりの性能です。どうやら2000年モデルで、Celeron 600MHz、メモリ64MB、HDD 10GB、Windows 98SE。USB端子は一個しかないため、PS/2マウスをつけています。

Dsc01056 ジャンク品だけあって、キートップがひとつ吹き飛んでいます。Page downというあまり使わないものなので、特に困りませんが。

これに1000円で128MBジャンク品メモリをつけて、うちにあまっていた20GB HDDに載せ換えて、OSも使わなくなったWindows 2000をインストール。無線LANカードも追加。

主に家計簿ソフト用として使われていますが、Youtubeなどを見なければネットサーフィン用途にも十分耐えてくれます。

こんなマシンにWindows 2000なんて入れているので、起動時間は3分ほど。98にしたいのですが、家計簿データをUSBメモリにバックアップさせており、このUSBメモリをマウントさせるためだけに2000にしています。

EeePC 1000Hを買ったとき、4G-Xと置き換えようとしましたが、解像度が小さいせいか肝心な家計簿ソフトが起動しません。そのため現役続行中。

このPCが教えてくれるのは、コンピューターは性能ではなく、用途があるかどうかが重要だということです。いくら高価なCore2Duo付きのノートPCを買ったからといって、年賀状やネットサーフィンしかしないのなら意味がありません。この程度のPCでも十分じゃない?と思う使い方をしている人もいます。

それにしても、東芝はNB100を出すときにずいぶん高飛車なことを言っていましたが、まあ言うだけあって丈夫なPCを作っています。

EeePC S101バッテリ駆動時間”表記”変更

さていよいよ今日発売のEeePC S101ですが、バッテリ駆動時間が変更されています。

私はx-gadgetで知りました。

x-gadget:Eee PC S101バッテリー駆動時間訂正

・ASUS EeePCのページ

ASUS | EeePC :EeePC S101 主な仕様

これまでは4.6時間でしたが、これが6.0時間になっています。

バッテリ容量が変更されたわけではなく、計測方法を国内ノートPCの標準であるJEITAバッテリ動作時間測定法(Ver1.0)に基づいて再計測した結果とのこと。

今までの表記は実時間に近い表記だったんでしょうか?ちなみにEeePC 1000Hの駆動時間6.9時間はちゃんと(?)JEITAの基準だそうです。

ちなみにNetbookとよく比較されるLet's noteのバッテリ駆動時間ですが、約8時間(光学ドライブ非搭載モデルのRシリーズ)だそうです。お値段は直販価格で約20万3千円。S101 3台分。

S101いよいよ発売ですが、売れるんでしょうか?Netbookとしては高い、でもスタイリッシュなノートPCとしてみるとお買い得感がある69,800円。

海の向こうではS101と1000Hの間の機種が売り出されているみたいですが。

x-gadget:Eee PC 1002HAは499ドルから

ぱっと見はS101のような、でもHDD搭載モデルという機種です。円高のこのご時世だとすごくお買い得感がありますね。日本で売るとしたら49,800円~54,800円でしょうか。こちらも日本で発売してほしいですね。

ちなみに下のリンク先のADTECで売っているS101、値段こそ69,800円のままですが、メモリ2GB付きだそうです。

2008年11月21日 (金)

EeePC 1000H-X内蔵HDDのその後

さて、うちのEeePC 1000H-XのHDDをSSDに換装してから3日目、HDDのほうはどうなったかというと、同時に買った外付けUSB HDDケースに入れています。

Dsc01052 ちなみにお値段は999円。よく見ると、USBコネクタが二股になっていますが、これは片方が電源供給専用コネクタになっていて、バスパワーで電力が足りないときにつけるためのものです。

片方だけで安定して動いているので、2つめのコネクタの出番は今のところありません。

で、このHDDがせっかくあるので、SSDのバックアップを取ろうと思いたちました。

そこで登場するのが、Acronis True Image Personal 2です。ソースネクストが1,980円で売っているものです。

近所のパソコンショップにたまたま在庫がなかったので、私はソースネクストのサイトからダウンロード版を買いました。お値段は1,880円。

メインPCにインストールしたのですが、そこで起動ディスクを作成し、DVDドライブとこのHDDをつけたEeePC 1000H-XでAcronis True Imageを起動。

Dsc01054 で、ただいまバックアップ中です。1時間10分かかるそうです。

実は最近メインPCのHDDが急に読めなくなり、OSを再インストールする羽目になったので、バックアップの重要性は痛いほどわかっているつもりです。

データはバックアップを取っているので被害はありませんが、OS再インストール後に必要ソフトを入れなおすのがまたしんどい作業です。

SSDはせいぜい30GBくらい(今の使用量はせいぜい8GBくらい)なので、まめにバックアップすることはそれほど苦ではありません。リカバリしてソフトを入れなおす手間を考えるとまだ楽です。

せっかく160GBのHDDができたので、EeePC側ばかりで使わず、メインPCの超重要データのバックアップなどにも活用したいと思います。

全然関係ないですが、ツクモが営業休止になったみたいですね。なんでも商品の在庫を担保に取られたとか。少なくとも25日くらいまでは営業できそうにないみたいですが、なんとか無事復活してほしいですね。

”おすすめの機種”は本当におすすめ?

今日は4G-Xを使っています。たまにこの7インチも使ってみるといいものです。

解像度は低いしキーは小さい、SSDは容量が足りないと、評価は散々の機種ですが、人間なれればどうとでもなるもので、かつて初代Librettoで小さいキーボード、5インチ強のディスプレイ(640×480)で鍛えられた私にとっては十分快適です。

そういえば、PC onlineでNetbookのおすすめ機種の紹介をしていました。

PC online:注目&オススメの5機種はこれだ

日経ベストPCの記事ですが、正直あまりお勧めしない機種も含まれています。

まず選考基準として、HDDを必須としています。サポートも重視しているっぽいし、どうやら見た目の高級感やキーピッチなどの使いやすさも基準に含まれているっぽいです。

おすすめの5機種とは、NEC LaVie Light、東芝 NB100、Acer Aspire one、ソーテック C1、HP2133となっています。

しかし、HDD搭載で、見た目、使いやすさを基準とするなら、EeePC 1000Hは十分この5機種と張り合えるのですが、なぜかEeePCの”Eee”すら出てきません。なぜかHP2133がNetbookのさきがけになっているし。

HP2133の売り文句にバッテリが2本付いている・・・って、EeePC 1000H-Xなら一本のバッテリでこいつ2本分は持ちますよ。

NEC LaVie Lightについても、高級感はばっちりって言っていますけど、ちゃんと実物見ましたか?いい機種だと思いますが、とても高級感があるようには見えません。まるでDOS時代のノートPCみたいです(私は好きですが)。

機種を見る限り、明らかにスポンサーの影響が出ていますね。だからEeePCは出さない。Aspire oneはとりあえず安くて売れている機種だから出しているに過ぎず、扱いは他の4機種の引き立て役にしか見えません。

この記事の前に、http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20081113/1009628/でもNetbookに関する記事が出ています。出所は同じ日経ベストPC。

これも読んでみるとひどい内容。AtomもVIA C-7もAMD Geode LXもたいした性能差がない、なんていってる始末。いやあ同じ日経でもWinPCではベンチマークして、Atomプロセッサの優位性をあげていたと思いますよ。

日経ベストPCに限りませんが、どうもまだPC雑誌はNetbookをキワモノ扱いしているところがあります。これはPC雑誌のスポンサーであるPCメーカーの態度そのままです。

でも国内だけでも25%シェアを占めるまでに拡大しているわけですから、いい加減キワモノ扱いはまずいんじゃないですか?

さらにいうと、Netbookをちゃんと使って記事を書いていないと思えるものが多い気がします。大体はがき作成ソフトも使えないって、実際に使ってみましたか?多分使えますよ。性能が低いって、Youtubeやニコニコ動画がはやっているいまどきのネットサーフィンにもとめられる性能は結構なものですよ。

私のブログでは実際に使って評価するよう心がけています。EeePC 4G-Xで地デジチューナーつないで録画もしてみましたし、Ulead VideoStudioも入れて使いましたし、最近では1000H-XでSSD換装にトライしてみました。PC雑誌では”できない”、”意味がない”といわれることを、本当にできないか、意味がないかどうかを試して書くようにしています。

まあ個人のやることですから、限界はありますが。

でもその個人が店頭で見てわかる程度のことしか載っていない雑誌記事があふれているから、PC雑誌って最近休刊が相次いでいるんじゃないでしょうか。初心者だって安くて持ち運びに便利なNetbookが使いたい、じゃあ何が必要?何ができるの?と思っている人が多いのに、見る雑誌見る雑誌Netbookは上級者向けだから初心者はおことわり、って書いてある。こりゃだめだと雑誌は買わずに、身近な上級者にNetbookの買い方を聞いてみようということになる。

冗談ではなく、私自身もう何人もこうした相談を受けています。ユーザーの求めるソリューションを雑誌が提供できなくなっている。だから雑誌なんて買わなくなる。さらにスポンサーに遠慮せざるを得なくなる。悪循環ですね。そろそろ気づいたほうがいいですよ>PC雑誌殿

2008年11月19日 (水)

EPSON DIRECTもNetbook市場参入

EPSON DIRECTもとうとうNetbook市場参入です。

Endeavor Na01 miniという名前で、性能はまあいつものお約束、Atom N270 1.6GHz、メモリ1GB、160GB HDD。Webカメラがはしょられているのが珍しいですね。

しかしお値段はいきなり46,800円。安いです。

情報記事はあちこちで出ていますが、その中でこの記事を紹介。

PC Watch:大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」 エプソンダイレクトにネットブック市場参入の狙いを聞く

EPSONの担当者へのインタビューです。参入するのが遅すぎたなど、割と本音で書かれています。

しかしそれゆえに10インチにこだわったり、5万円を切ることを最初から目標に上げているなど、ずいぶん意気込みを感じます。

どっかの高飛車メーカーとは違い、非常に現実的です。

中国メーカーで作っているところはまあほかのメーカーと事情は一緒、ただし品質検査は長野の工場で一括して行っているなど、品質をアピール。

これはEeePCのASUSをはじめ、各Netbookメーカーにとってすごいライバルになりそうですね。特に東○あたりはやばいんじゃないですか?

直販サイトはhttp://shop.epson.jp/pc/です。

EeePC 1000H-Xに32GB SSD搭載

EeePC S101発売記念、MSのULCPC条件でSSD 16GB→32GBへ拡張記念、というわけではないですが、

うちのEeePC 1000H-XもSSD化しました!

Dsc01045_2 購入したものは、上海問屋の32GB SSDで、お値段8,999円。同時にもともと内蔵している160GB HDD用に、999円の2.5インチSATA用外付けUSBドライブケースも購入しました。

Dsc01047 再びふたを開けました。中央部にあるのが換装前のHDD。

ふたは2箇所のねじをはずすだけで開きますが、サイドの引っ掛かりが意外に固いですが気にせずあけます。

HDD自体もねじは2箇所。真ん中の黒いタブより右側の前後だけとまっています。

HDDの取り出し方は、ねじをはずした後に写真の右側にずらし、その後タブで引っ張りあげます。いきなりタブを引っ張るとコネクタを壊してしまうので要注意。

Dsc01048 HDDをとめている金具をはずし、SSDにつけた後に取り付け。換装後の写真です。

ちなみにSSDの右側に見えるのは無線LANカード。下にはメモリが見えます。この3つには簡単にアクセスできるのはどうやらEeePCだけのようです。

換装後にリカバリを実施。付属のリカバリDVDにて行いました。

リカバリをすると、32GBのSSDが二つのパーティションに分かれてしまいました。17.4GBと12.3GBです。これは仕様のようですね。

今回この32GB SSDを選んだ理由ですが、やはりHDDだと持ち歩くのを躊躇してしまうからですね。心理的なものが大きいです。

MLCですが、もっさり感はありません。起動は少し早くなったかな?という程度ですが、当然ながら音はなくなりました。ファンの音だけです。

Eeepc1000hdbench Eeepc1000hdbench2

ベンチマーク結果です。Crystal Disk Markを使いました。

最初のがもともとの160GB HDD、後者が今回のSSDです。ReadはSSDらしく倍近く早く、Writeはほぼ同等です。9,000円以下なのに、検討しています。

バッテリ駆動時間も多分延びていると思うのですが、昨日から1~2時間使っていますが確かにバッテリの減りが少ない気がしますね。気のせいかもしれませんが。

気のせいといえば、重量が軽くなったように感じること。確かにSSDのほうが軽いですが、どちらかというと、HDDより遠慮しなくていい分(?)心理的にそう思っているだけです。

SSD化したため、UMPCハンドブックを見つついくつか設定したほうがいいところも出てきています(自動デフラグ機能を切る、など)。これらはまた後日。

期待以上のSSDでした。上海問屋のSSD、お勧めします。

2008年11月18日 (火)

DELL Inspiron Mini 9に32GB SSDモデル

DELLのInspiron Mini 9に、32GB SSDモデルが追加されたようです。
PC Watch:デル、「Inspiron Mini 9」のBTOに新色/32GB SSD/Officeを追加

この際、新色やOfficeモデルはどうでもいいです。問題は、XPモデルなのに32GB SSDという点です。

つまり、XP供給のULCPC条件が16GB SSDから32GB SSDに変わったようです。

今までがちょっと無理がありましたからね。出来れば64GBくらいにして欲しいのですが。

ちなみに32GB SSD、Windows XPのモデルは54,980円であるようです。従来の鈍速MLC SSDだとは思いますが、どうなんでしょう。

2008年11月17日 (月)

Vistaが普及しない理由

Windows Vistaがなかなか普及しません。Vistaを導入した企業はまだ3%台とお寒い状況。

ユーザー(私)の側としても何か引っかかるものがあって導入をしてませんが、その理由をうまく言い当てた記事を見つけました。

PC online:Vista導入の“見送り”を決断 前OSとの互換性がネックに

ある企業がVista導入を見送った経緯を取材したもので、そこからなぜVistaの導入が進まないかという理由を探った記事です。

かいつまんでいうと、

(1) Vista導入をする場合、前OS(2000、XP)で使っていたソフト(特に社内ソフト)が動かなくなる。つまりVista用にソフトを買い替え・作り変えが必要になる。

(2) Vistaの要求スペックを満たすPCが社内にはすくないため、これらを更新すると多額の費用がかかる。

(3) そこまでしてVistaを導入しても、得られるメリットがまったく見えてこない

私としてはこの(3)の意見には納得してしまいます。Vistaを導入された方には申し訳ないですが、どうしても乗り換えのメリットが見えてきません。

私も98から2000へ移行したときはソフト・ハードをごっそり買い換えました。しかし、OSの安定性が増したことなど、得られるメリットが大きいため投資することにためらいはありませんでした。

最近メインPCのVistaへの乗換えを検討しました。

使用ソフトはほぼVistaでも対応可能なものばかりであることがわかり、あとはVista本体を買うだけだというところまできました。

が、なぜか買う気になりません。それを言い当てのが上の(3)の理由です。

Vistaへ移行するメリットってなんでしょう?

ひとつには、64ビットOSになることでしょうか。

ただ、一般的には32ビット版Vistaしか売れていない現実があります。単純な話で、世間一般は64ビットなんて必要ないんです。4GB以上のメモリを利用できますが、はたしてそんなにでかいアプリケーションなんてあるんでしょうか。

私が業務で使っているソフトでAnimator3というソフトがあります。詳しくはhttp://www.sgi.co.jp/solutions/manufacturing/isv/simulation/animator3.htmlあたりに載っていますが、まあおそらく一般には使われないソフトです。これが私が使っているなかで64ビット化されていないと困るソフトです(サーバー用など含めるといくつかありますが)。

しかし会社でも64ビットVistaは導入されていません。このAnimator3の64ビット版はLinux上で使っています(32ビット版をWindows XPでも使っています)。

VistaがだめなOSとはいいませんが、現実はVistaを受け入れるようにはなっていません。Netbookの爆発的な普及をみると、従来のXPをもっと軽量化したもののほうがよっぽど時勢にのった商品だったかもしれません。

この記事に出てきているIT担当者は、XPサポート打ち切り後はどうするか?の質問に、(1)Windows 7導入、(2)Windows 7でもメリットが見出せない場合はXPを使い続ける、(3)Linuxに移行する、と考えておられるようです。

Netbookの世界では、Vistaが1.5%に対し、Linuxが25%。残りはXP (でしたよね?>アンビンバンコさん)。

これが数年後の企業用PCのOS比率になりそうな予感ですね。次期Windowsは7ではなく、5.6くらいにしたほうがいいかもしれません。

2008年11月16日 (日)

EeePC 901マイナーチェンジ版

EeePC S101詳細レビュー(追記)でEeePC 901のマイナーチェンジ版が出ないかなあ、なんていってたら、どうも出るらしいですね。

x-gadget:新型SSDと8700mAhバッテリーを搭載したEee PC 901

SSDを16GBにしたのはわかりますが、まさかバッテリまで大容量化してくるとは・・・

日本での発売は?ですが、現行901と大幅に変わる話ではないので、近々出そうですね。値段が相当安くできれば、S101と競合しそうですね。

Netbook用拡張ドック

NetbookにUSBで光学ドライブやHDDをつけている人はわかると思いますが、横に置くしかないので、せっかくの小型が売りのNetbookなのにかなり占有面積をとってしまいます。

これを解決できるかもしれない機器が発売されています。

PC Watch:ネットブック用の拡張ドック登場、HDDや光学ドライブを拡張可

要するにNetbookの下にHDD、光学ドライブを収納できるようにしようというもの。HDDベイ+冷却ファンのものと、HDDベイ+薄型光学ドライブベイをつけられるタイプのものの2種類。お値段はそれぞれ約3,000円、4,000円。

真下に敷いてしまえば邪魔にはなりませんね。

ただし、ドライブは別売りになっていることに注意してください。

楽天市場でも扱っている店がありました。後者のタイプでお値段3,980円。

EeePC 4G-Xに傷が・・・

最近出番の減ったうちのEeePC 4G-Xですが、あちこちに運んで使われています。

やはり1000H-Xよりはずっと軽いのと、SSDなので遠慮がいらない(笑)のとで、持ち運ぶには便利です。

しかし、今日本体を見てみると傷がついていました。

Dsc01043 本体上面の左側、引っかいたような3本の傷がはしっています。

問題は、これをいつ、どこでつけたのかがわかりません。

推測ですが、おそらくかばんの中に入れたとき、中にあるファスナーで引っかいたんじゃないかと思っています。ほかにこうした傷をつけるものが見当たりません。

EeePCを買うとついてくるインナーケース、一度も使ったことがないですが、あれの必要性がよくわかりました。今後は、せめてタオルなどで覆うなどの傷予防策をしたほうがいいですね。

2008年11月15日 (土)

EeePC 1000H-Xでも「銀河英雄伝説」ベンチ

うちのデスクトップで、画質などを落とすとまあ動作レベルとなったバンダイナムコの「銀河英雄伝説」ベンチ。じゃあ、EeePCでならどんなものか?と試したくなるのはこのブログのお約束。

まあ、Atomプロセッサだし、内蔵へぼへぼグラフィックだし、まあどれくらいひどい点数が出るか?と興味は尽きません。

Ginei_eeepc で、試した結果が左の写真です。ちなみにオプションはすべて最低に設定。で、1100ポイントという結果です。

1500ポイント以下なので、動作保障できませんレベルでした。まあ予想通りですね。

しかし実際に画像を見る限り、思ったよりは動いています。あくまでも思ったより、ですが。

そういえば、AMDがAtom対抗プラットフォームYukonというのを作るそうですね。

PC online:AMD、Atom対抗の低価格ノートPC用プラットフォーム「Yukon」を発表

Atomがネット閲覧などに限定されている(?)のに対し、YukonはそれよりもノートPCに近いものにしていくように書かれています。この辺が出てくるとまた一層Netbook市場はにぎやかになりますね。

「銀河英雄伝説」ベンチ再び

バンダイナムコ「銀河英雄伝説」で惨憺たるベンチ結果でしたが、メモリを2GBとしたことでちょっとはましにならんかと再チャレンジ。

・・・とここで気づいたことがあります。

Ginei_bench2 Ginei_bench4_2

Ginei_bench3

タイトル画面をよーく見ると、「オプション」なんてのがあります。押してみると二つ目の絵のように、テクスチャやらエフェクトなど、画質にかかわる設定が出てきます。

そこで3枚目の絵のように、すべて最低にしてみました。

この状態でベンチマークを実行すると、なんと3135ポイントになりました。これなら十分プレイできるレベルです。

なんだ、前のベンチマークは比較的高画質の設定の結果だったのか。そりゃうちのマシンではつらいわな。

Ginei_bench 実際に体験版をやってみると、割とスムーズに動きます。体験版のせいか、簡単に敵の同盟軍艦隊を殲滅できるなあ、と思ったら、2艦隊殲滅後にえらい強い艦隊に挟み撃ちに会いこちらが壊滅。

しかし、ゲームとしては面白いです。エイジ オブ エンパイア2以来、はまりそうな気配です。

ところで、銀河英雄伝説といえば、以前はボースティックが出していましたけど、どうなったんでしょうか?ぐぐってみると、どうやら2005年にビービーエフエムと資本提携したみたい、また同年に版権を解除しているようです。

昔はボースティック版の銀河英雄伝説5に結構はまりました。まあ、その後のシリーズはあまりよい出来ではなかったですが。

Joshinでは8,180円。どうやら今にも買いそうです。

2008年11月14日 (金)

メインPCにDDR2-800メモリ2GB搭載

さて、バンダイナムコ「銀河英雄伝説」でのショックから早3日、まずはメモリからパワーアップしようと急に思い立ち買ってまいりました。

ちなみにこれまでつけていたメモリは、DDR-400 512MB×2という、いまどきNetbookでもつけないようなメモリ。かれこれ5年使い続けてようやく今日退役することになりました。

うちのマザーボード ASUS P5VDC-MXは、DDR、DDR2のどちらも使えるちょっと変わったマザーボードで、おかげでDDRメモリが延命できたのですが、昨今メモリの値段もかなり下落し、ふらっと立ち寄ったコンプマート刈谷でなんと1GB×2で2,980円。安くなりました。

Dsc01042 写真中央にチラッと見える黄色いメモリスロットがDDR2用、見にくいですが、その下の2列のスロットはDDR用。 黄色いほうに2枚させばいいわけですが、写真を見てのとおり、HDDやらケーブルやらが邪魔をしています。

しかしこれまで作った自作PCは数十台、この程度の狭さをもろともせず、この状態でメモリをさしちゃいました。

さあ、いざ電源をON!すると、NTLなんちゃら is missing ほにゃらら、というようなメッセージがでて進みません。

おかしい、BIOSのチェックはとおっている模様、なのに起動しません。

ええっ!いまどきのWindowsってメモリ変えただけで起動しないのぉ!なんて考えてましたが、ともかく画面には「Ctrl + Alt + Del」を押せと書いてある。

しかし、押しても反応がない。

こりゃやばいことになったと思っていると、そこに第一のわながありました。

キーボードがコネクタからはずれている!!!

さすが天下のHHK Liteでも、コネクタがつながらなきゃ真価は発揮できません。はい。

しかし、それでもメッセージは変わらない。キーボードは関係ないらしい。

仕方がないので、WindowsXPのディスクを持ってきて、修復セットアップしてみようとディスクから起動。

ところが、今度はメインの640GBディスクを認識していない。Cドライブ、Dドライブなどを見ても、サブの160GB、320GBのドライブしか見えない。

まさか・・・と思って蓋を開けると・・・

HDDのコネクタが外れている!!!!!

メモリを強引にはめたとき、手が引っかかって外れてしまったようです。さすが天下の640GB HDDでも、コネクタがつながら(ry

かつて、HDD内のフレキを切ってだめにした、マザーボードに思いっきりドライバを刺した、など、私の数々の失敗事例の中でももっとも馬鹿らしいミスの連発でした。

今は何事もなかったかのように、XPが起動しています(この記事もメインPCで書いています)。

さあ、次はCPU、グラフィックボードだ!!

EeePC S101詳細レビュー(追記)

前の記事で書いたPC WatchのEeePC S101詳細レビュー記事ですが、今日の2時ごろに訂正されていました。

PC Watch:ASUSTeK「Eee PC S101」製品版詳細レビュー

x-gadgetのすまささんが指摘したとおり、901でもS101のSSDが使えるという訂正でした。

最新のBIOSにすると対応できるそうです。

で、ついでにEeePC 901-XにS101のSSDをつけたときのベンチマークも載っていました。性能はS101とほぼ変わらない見たいです。

ということは、901-Xのマイナーチェンジと称してこのSSDをつけた901なんかを出すことができるんですね。がんばって出してくれませんかね。

EeePC S101詳細レビュー記事

EeePC S101の発売が来週に迫り、PC Watchが詳細レビューを載せています。

PC Watch:ASUSTeK「Eee PC S101」製品版詳細レビュー

ベンチマーク結果なども参考になりますが、特にいいのはEeePC 901-Xとの起動・終了時間の比較動画。S101がいかに早いかがよくわかります。

ただ、CPU性能は901-Xと同じという、なんとも当たり前の結果。そりゃCPUが同じですから。

内部の基盤の写真まで載っています。基盤はコンパクトになったそうです(6層から8層になったと聞いたことがあります)。

「S101のSSDは残念ながら901-Xでは使用できない」というあたりについては、x-gadgetのすまささんによれば「使える」とのことですが・・・

x-gadget:XpressPathって?

前も同じことを書きましたが、こうしてネット上の情報を見る限り、注目度は901-X以来の高さですね。値段の高さがネックですが、そこそこ売れるんじゃないでしょうか。

2008年11月12日 (水)

Netbookはなぜ安く作れるのか?

日経PC onlineを見ていたら、日経WinPCの記事の抜粋で、こんなのが出ていました。

PC online:ネットブックはなぜ安く作れるのか?

まあ、いまさら感のある記事ですが、Netbookの中身・概要をわかりやすくまとめられているので、「Netbookってなに?」という方には大変いい参考資料です。

その一例としてEeePC 901が出ています。確かにNetbookの代表としてはいい選択です。

ただ、これの元記事(日経WinPC)の方を立ち読みしたところ、最後のほうにNetbookと、高級モバイル機(Let's note)との比較をしていましたが、これがちょっとひどい。ベンチマークはもちろん比較にならないほどNetbookが不利なのはよしとして、バッテリ持続時間(カタログ値)をLet's noteが「8時間」はいいのですがNetbook代表はここではAspire oneになっていました。

おいおい、何のために最初にNetbookの代表をEeePC 901-Xを持ってきているんですか!あちらは8.6時間で、十分Let's note並でしょう!こんなところにわざと小さい値を持ってくるんじゃない!

と言いたくなる内容です。まあ日経といえどもスポンサー様を持ち上げとかないといけないんでしょうね。

しかし、私はちょうど1年ほど前に、日経WinPCからEeePCの存在を知りましたので、WinPCさまさまです。あのときWinPCを買わず、EeePCの存在を知るのがちょっと遅れていたら、私は今頃iPod touchを買っていた公算が高いです。

901が出るまでは、ほかのPC雑誌はEeePCの存在は黙殺するか批判するかしかなかったので、ちゃんと情報を伝えた日経の雑誌はまだ賞賛に値するのではと思っています。

まあ1年もたつと世の中がらりと変わって、とうとう国内メーカーもNetbookを出さないといけないほどになりました。

最近、PCメーカーや大手ソフトベンダー各社の思惑にだんだん消費者が惑わされなくなってきたようにみえます。これまではこうしたメーカーやソフトベンダーがトレンドを決めて、消費者はそれに従うという構図がみえましたが、携帯電話の普及・Netbookの拡大でだんだん言うことを聞かなくなってきている、言い換えれば消費者がだんだん賢くなってきているようです。だからいくら雑誌がよってたかってEeePCを批判しても、この夏ごろからNetbookは爆発的に普及してきましたし、Windows VistaはXPの販売をやめても普及に転じません。

なぜNetbookは安く作れるのか、というより、なぜNetbookは安さを追求したのか?と考えると、それは消費者の声に耳を傾けたらそういうものを望む人が多かったから、というのが答えかもしれません。

EeePC S101レビュー

なんかPC雑誌出版元にEeePC S101試用機が送られているみたいで、あちこちでS101レビューが出ていますね。

とりあえず、一番詳しいPC onlineから。

PC online:Eee PCの新顔10.2型ディスプレイ搭載「S101」速攻レビュー

PC WatchやAscii.jpを見てもそうですが、まずデザインに惹かれています。

めずらしいのはS101の箱が評価されていること。買った人に空ける前から満足感を与えてくれるようです。

知らなかったのですが、ASUSの高級機でも同じような高級感のある箱が使われているようで、S101が初ではないらしいです。

もちろん本体のデザインも評価が高いです。どうしても比較対象がApple製品になってしまいますが、7万円くらいという価格のPCにしては結構よくできているということみたいですね。

バッテリ駆動時間は、PC onlineではほぼカタログ値どおりの4時間29分だったそうで、意外と持つようです。

SSDが高速とはいえMLCということで、若干の不安もありましたが、WriteはHDD並、ReadがHDDより高速のようです。

ネット上の情報を見る限りEeePC 901以来の注目度のS101、発売日の22日がすごいことになりそうです。

2008年11月11日 (火)

バンダイナムコ「銀河英雄伝説」

さて、今日はコジマのほかに、近所のコンプマートにも寄りました。

SSDあたりを見ようと思っていたのですが、おもわずPCゲームのコーナーに行ったら

「銀河英雄伝説」

と書いたどでかい箱のゲームが二つ。

なんか、中にミニチュアの「ブリュンヒルト」と「ヒューベリオン」が入ってるし、ボースティックの新しいゲームか!?と思ったらバンダイナムコ製。

箱を見ると「リアルタイムシミュレーション」「数万隻の艦隊を指揮して」といったような漢心をくすぐる(?)文句が書いてある。

早速ホームページに行ってみました。

http://www.gineiden-game.jp/

ボレロをBGMにして、割といい感じのページ。よく見ると「ベンチマーク・体験版」なんてあります。

早速落としてみました。

で、ベンチマークを動かしたのですが、その画面が以下のとおり。

1 2

 3

まさに数万隻の艦隊(見た感じは数百隻ですが)の一隻一隻が3Dレンダリングしながらうようよ動いています。並みの処理ではありません。うちのデスクトップじゃほとんどまともに動きません。

最後のブリュンヒルト含む艦隊の一斉射撃で終わり、結果が「515ポイント」

詳しくはホームページで、と書かれていたので、見てみました。

結果、「~1500ポイント:× 銀河英雄伝説の動作保障できません。」

がーん、最低ランクの3分の1しかないなんて・・・

ちなみに快適動作には4501ポイント以上、だそうです。そんなの、萌えちゃってブログ自作伍号機を持ってくるしかないんじゃないですか?

ちなみに動作条件としては以下のとおり。

  OS:Windows XP/Vista
 CPU:Core 2 Duo E6400 2.13GHz以上 (Core 2 Duo E6700 2.66GHz以上推奨)
 メインメモリ:1GB以上 (2GB以上推奨)
 ビデオカード:GeForce 7300 LE 128MB以上 (GeForce 8600 GT 256MB以上推奨)
 ディスプレイ:1,024×768以上
 DirectX:DirectX 9.0c以上

つまり「 Pentium Dual Core 1.6GHzっ?!はぁ~?いっぺん氏ねばぁ?

といわれた感じです・・・

うーん、こりゃこまった。グラフィックボード、メモリ2GB、Core2Duoを買わないと動かないとは・・・しかもソフト代も入れると安くて4万円コース。下手をすると、うちのマザーボードで最新Core2Duoが使えないかも・・・

そういえば、うちのマザーはグラフィックボードのスロットはAGPです。そもそも本体総とっかえしないといけないのか・・・

よく考えたら、ゲームなんてしている時間はないし・・・あきらめるしかないのかなあ・・・

いまどきのゲームって、こんなの当たり前なんですかね。それともこれが特別重いんでしょうか。いずれにせよ、ずいぶんと贅沢なゲームです。

ちなみにお値段は約9千円。ミニチュア付だと1万円ちょっとです。

DELL Inspiron Mini 9値下げ

DELLのNetbook、Inspiron Mini 9が1万5千円もの値下げをするそうです。

PC Watch:デルがミニノートの価格を改定、最大1万5000円の値下げ

Aspire oneが4万円台で売っているこのご時世ですから、割高感が出てきましたからね。

Ubuntu搭載4GB SSDモデルは34,980円、これまで64,980円のプラチナパッケージ(XP、16GB SSD)が49,980円と、まあ現実的な値段になりました。

ということは、定価ベースでこれまでNetbook最安値モデルといえばEeePC 701SD-X(39,800円)でしたが、これがInspiron Mini 9のUbuntuモデルということになります。

王座奪還(?)のためには、外付けHDDをとって、Linux搭載機にした701を29,800円、いや円高のご時世、ここは太っ腹に19,900円、というのをやってくれいたらASUSもすごいですけどね。

そういえば、今日コジマに行ってNetbook売り場を見たら、Aspire oneが44,800円で売っていました。こんな地方でももうそんな値段なんですね。横に発売したばかりのNEC LaVie Lightがありましたが、2万円高で果たして売れるんでしょうか。東芝のNB100も59,800円になっていました。

しかし改めてLaVie Lightを見ると、大きさはEeePC 1000H-Xとほぼ同じくらい、でも画面は8.9インチ、異様にふちが太い。まるで昔の98ノートです。かといってスピーカーがあるわけでなく、本当にただのふち。スピーカーはというとなんと本体前面。本体の結構な厚みゆえにできた構造ですね。ちょっとNetbookとはいえないほど大きく感じます。

ちょっとびっくりなのは、その展示機のデスクトップにはアイコンがたったの二つ、ゴミ箱とIEだったかな?たったそれだけです。

おかげで見た目がすごく安っぽくシンプルでした。

果たして、NECというブランド、Netbook最強のボディ(150kg負荷試験に合格らしいです)の売り文句でどこまで売れるのか?楽しみですね。

正直、値段が下がるまで「待ち」に徹するのがおすすめですね。

2008年11月10日 (月)

Windows 7はNetbookで使えるか?

ここ最近、Windows 7の話題で持ちきりですね。PC情報系のどのサイトを見ても必ずこの話題が出てくるといっていいくらいです。

そのWindows 7、基本的にはVistaの改良版といわれています。つまり、「Windows 2000とXP」や「Windows 95と98」、古くは「Windows 3.0と3.1」のような関係でしょうか。

ところがそんなWindows 7、しきりにNetbookでの有用性を訴えているみたいです。

PC online:Windows 7は16GBのSSDでも動く

その一例が上の記事です。実際、MSI Windnetbookで動かしています。

正直、使えるレベルなのか、動作可能といったレベルかは分かりません。まあ、今のVistaのように「動くことは動くが・・・」というレベルではないようです。

さすがにNetbook向けをうたうだけあって、SSDへの最適化(自動デフラグなどSSDに不要なアクセスを制限)、タッチパネルへの対応、などがあるようです。

しかし、問題は安定性の確保。これが確立されずしてXPの供給を止められてはNetbookとしてはたまりません。MicrosoftのOSは、発売直後のものがベータ版、世代が変わって安定版といわれてるほどですからね(実際、ワークステーション用は最近まで2000で、今はやっとXP)。いきなり移行しないようにしてもらいたいですね。

2008年11月 9日 (日)

ロボザックにジャイロセンサー搭載

週刊ロボザックの80号をバックナンバーで購入しました。理由はこの号についてくるジャイロセンサーというのを手に入れるためです。昨日届いて、早速つけてみました。

Dsc01035 左写真の肩にのっているものがそのジャイロセンサーです。

ジャイロセンサーとは、ロボットの動作時のふらつきを抑えてくれるためのセンサー、とでもいうんでしょうか。ロボットが水平かどうかを検知し、外れた場合そのフィードバックを各サーボモーターにかけるのに必要なものです。

これがないので、敷物や畳の上での歩行が不安定でした。子供と遊ぶときに場所を選んでしまうので不便でした。

80号の手順に従って取り付けるとこの写真のようになりますが、これだと左右方向のふらつき検知になってしまいます。ロボザックの大元のマルチプレックスからジャイロ関係のマニュアルを手に入れると、前後方向用になっています。仕方がないので付け直しました。

ただ、週刊ロボザックではジャイロ用プログラムを83号でつけるとかかれています。そのためにまたバックナンバーを買うのももったいないので、RoboZak奮戦記のジャイロのところを参照し、いろいろいじっていました。

さて、このときROBOBASICをEeePC 1000H-Xにインストール。またEeePCと二足歩行ロボットの時に買ったUSB-シリアル変換ケーブルを使ってロボザックとつなげました。4G-Xよりは画面が広い分、若干使い勝手が向上した感じです。

Dsc01038 ついでにロボザックとツーショット。意外に大きさがつりあって見えますね。

ROBOBASICのジャイロ用の変数値と、センサー本体についている調整用のボリュームを精密ドライバーで調整して、なんとか敷物の上でも安定して歩けるようになりました。

とはいえ、まだ調整が足りないかな?という感じです。薄い敷物の上での早走りは転んでしまいます。暇を見つけてちょくちょくいじることにします。

ちなみに、タカラトミーが出しているi-Sobotというホビーロボットはジャイロセンサーが標準装備だそうです。それでいてお値段は3万円以下。パソコンとつなぐ楽しみ(?)はありませんが、プログラム動作や音声認識といった機能もありなかなかの優れものです。

うちのロボザックの使い方をみていると、これで十分だったかな?とおもっちゃいます。

SSDの値下がり傾向一段と

今日はEeePC 4G-Xを使っています。1階で子供と留守番のときはこれを使うようにしました。1000H-Xよりは気兼ねしなくていいので重宝します。

さて、その1000H-Xを使うのに気を使うのがHDDをつけているということ。しかし汎用2.5インチHDDサイズのSSDが使えるので、虎視眈々と狙っています。

すると先日BUFFALOが30GBクラスで14,800円の高速SSDを出してきたので、これに狙いを定めていたのですが・・・

PC Watch:32GB=8,800円の高速SSDが発売 SSD最安値は8月の半値に

とうとう1万円を切っています。これは安い。

安いだけならこれまでも9千円くらいでありましたが、20MB/s台の「安かろう悪かろう」商品ばかり。これは「高速」とうたうだけあって、公称Write 95MB/s、実際のベンチマークではWrite 88.7MB/sとかなり高速です。

この調子だと、64GBで1万円切るのも時間の問題ですね。ちょっと待ってみようかな・・・。

SATAの2.5インチHDDを採用するNetbookはたくさんあります。Aspire oneやMSI WindNetbook、東芝のNB100、NEC LaVie Lightなど主要機種はほとんど該当します。

しかしSSDへの入れ替えを考えると、やはりお勧めはEeePC 1000H-Xです。EeePC 1000H-X裏蓋で載せた写真を見てもらうとわかりますが、HDDに簡単にアクセスできます。モバイル機にとって大事なバッテリ駆動時間の長さもEeePCの売りです。

・・・と、いつもさりげなくEeePCを宣伝していますが、私の周りでもAspire oneを買う人が多いですね。値段が安く、性能的に必要十分というのがその理由みたいです。

税込みで48,000円くらいというところもありますからね。確かに安い。

2008年11月 8日 (土)

ASUS、Inspiron Mini 12対抗 12インチAtomノートPC発表

DELLが、Atomプロセッサ搭載ノートPCとしては初めて10インチを超えるInspiron Mini 12を発表しましたが、ASUSも負けじと12インチAtomノートPCを発表しました。

PC online:ASUS、12型液晶のAtom搭載ノートを12月末にも発売

詳細は書かれていませんが、わかっていることはAtomでもZ520ではなく、N270を採用していること。

Zシリーズの売りは省電力、小型化ですが、処理速度の面でNシリーズより不利だそうです。ただ、ASUSはS101でN270でありながら薄型、省電力を達成できており、あえてコストのかかるZ520を採用しないようです。

しかし、Atom Z520を採用したものって、どうしてもWILLCOMのD4のイメージが強くて、あまりいい印象がないんですけど、どうなんでしょう。ちなみにD4は「携帯」でありながら、電池があっという間に切れる、Vistaなんて搭載しているから遅い、という話しか聞きません。

それにしても、Atomの主戦場がとうとう12インチまで広がってきました。解像度もあがるので、一台目需要も出てくるのでは?

私は、10インチでも十分な大きさかなあと最近思い始めています。縦768だったら言うことなしですが・・・

ちなみにDELL Inspiron Mini 12の実売価格は9万円台。ちょっと高いですね。

2008年11月 7日 (金)

モバイルプリンタPoGo

ちょっと気になる商品が発表されました。

Engadget Japanese:ポラロイドPoGo Bluetooth対応のモバイルZINKプリンタ国内発表

インクを使わないプリンタらしく、おかげでポケットサイズ(携帯電話くらいの大きさ)で済むようです。

おまけに、カメラと一体にした商品をタカラトミーが発表しています。

Engadget Japanese:タカラトミーxiao プリンタつきデジタルカメラ

・・・まあわざわざプリンターを外で使うのか、用紙が一枚あたり40円以上というのは高すぎないか、などなど言われそうですね。確かにそのとおりです。

でも外でも印刷可能となることが何か新たな需要を掘り起こしてくれる気がします。かつてプリクラなんてはやるのかしらん?と思ったら、これが大ブレイクしたこともありますしね。

ポラロイドカメラと違い、このプリンタは下のデジタルデータは残るので、何枚でも出せますし、家でちゃんとしたプリンタに出しなおすこともできます。

このサイズのプリンタなら、携帯電話やNetbookにも収まりますね。そのうちそういう商品が出るんじゃないでしょうか。

タカラトミーのカメラのほうは、もうすでに楽天でも予約開始していますね。お値段はどこも34,800円。

2008年11月 6日 (木)

EeePC S101国内発売日発表(11月22日、69,800円)

EeePC S101の国内発売日が発表になりました。
11月22日だそうです。お値段69,800円。EeePC 901-X、1000H-Xより1万円高い値段です。
PC Watch:ASUSTeK、厚さ18mmの10.2型ネットブック「Eee PC S101」を国内発表
明日のイベントでやると思っていましたが、発表の方が先行しましたね。
取り急ぎ、情報展開まで。

------- 追記 ----------

楽天市場でも取り扱いをはじめてるところがありました。

2008年11月 5日 (水)

Eee Top発表

EeePCのデスクトップ版といえばEee Boxでしたが、こんなのも発表されました。

PC Watch:ASUS、Atom+タッチパネル採用の液晶一体型PC「Eee Top」

EeePC 1000H-Xを、15.6インチ液晶の一体型PCにしたようなスペックです。ただし、液晶はタッチパネル採用、上位機種にはグラフィックチップとしてRadeon HD 3450を搭載しているとのこと。重量は4.4kgで、持ち運び用に取っ手がついているみたいですね。大きいだけに、USBが6つとたくさんついています。

値段や発売日は未定、イギリスで450ポンド(約71,000円)で予約中という話もあります。

しかし、この値段を見る限り売れるのかどうかは微妙ですね。なにせ6万円以下でほぼどう性能のNetbookが買えてしまうのに、持ち運びできないEee Topは受けるんでしょうか。

しかしNetbookの安売り合戦はだんだん過熱してきました。東芝のNB100もとうとう6万円をきったみたいです。

PC Watch:東芝、ネットブック「NB100」の実勢価格が59,800円に値下がり

まあ、正直この東芝Netbookだけはあまり応援しようという気が失せてきています。DynabookやLibrettoの名前すら与えないなんて、本気のなさがうかがえます。

もし、東芝がNetbookを本気で作ってきて、しかもLibrettoの名前で売っていたら、もしかしたらこのブログは「Librettoの軌跡」に転向しかねませんでしたね。

と、いうわけで、今は国内メーカー製NetbookとしてはNECのLaVie Lightに期待しています。値段は64,800円ですが、多分すぐに59,800円になってくるでしょう。NECはちゃんとLaVieという主力ノートPCの扱いで出しています。150kg負荷テストもクリアさせてきた、かなり本気のNetbookです。多くの人にとっては、国内メーカーという安心感もありますしね。近々発売、楽しみですね。

EeePC S101日本発表(11/7、8)

EeePC S101の発表会が11/7、8に新宿駅アルプス広場であるようです。

x-gadget:11/7 11/8 ASUSのイベントでS101発表

当初11/6発売といわれて、その後(今でも)Comming soon・・・になってしまった日本でのS101発売日ですが、正式に発表されるんでしょうか。

とりあえずS101を見ることはできるようです。でもおそらくS101を見せびらかして終わり、なんてことはないでしょう。

東京周辺の方は要チェックですね。残念ながら、私は遠すぎていけません。何か良い発表があることを期待します。

2008年11月 4日 (火)

SLC MLCとは?

今は夜の11時前、夕食中です。最近仕事が遅いので、夕食を食べながらブログ書き込みというのも珍しくありません。

そんな時はEeePCでも4G-Xの方をを食モバ(?)の友にしています。狭い食卓でも使いやすい、少々汁が飛んでも別に気にならない(笑)、なによりSSDなので少々動かしても気にしなくていいためです。

そんなSSDには、SLCとMLCがあります。速度が速くて寿命の長いほうはSLC、最近は速度がかなり改善されてきたMLC、というくらいの知識はありましたが、じゃあ一体SLC、MLCって何なの?という疑問に答える記事がありました。

PC online:新型の記憶媒体「SSD」、離陸へ

SSDの最近の動向について書かれた記事ですが、そこにSLC、MLCの仕組みについて書かれています。

かいつまんで言うと、SLCとはSingle Level Cell、MLCはMulti Level Cellの略です。名前からするとMLCの方が凄そうですが、これはフラッシュメモリ中のひとつのセルへの記録のさせ方の違いをさしています。2段階(つまりオン、オフ)の単純な信号を入れているのがSLC、4段階(2ビット、00、01、10、11の4つ)入れているのがMLCということのようです。

信号の書き込みや読み出しは確かに単純な方が速そうです。実際、SLCは速いですね。

しかし、逆に言うとMLCはセルひとつあたりSLCに比べて4倍2倍(4割る2ですね、失礼しました)の情報を入れれることになりますから、単純にSLCの4分の12分の1のセルで同じ容量を確保できます。つまり安くできるというわけです。

この記事自体は、今フラッシュメモリの単価が下がってきていること、またMLCでもかなり高速になってきていることから、来年には60GB程度の充分な容量を持つSSDが普及価格帯(つまり今のHDD並の値段)におちてきそうで、ブレイクするかもしれないというような内容です。

来年の今頃はNetbookでも60GBクラスのSSDが当たり前になっているんでしょうか。そのためにはMicrosoftにULCPC条件を緩めてもらうか、いっそLinuxに移行していくかのどちらかが必要ですけどね。

EeePC 1000H-XのHDD利用法

EeePC 1000H-XのHDDを見ると、Cドライブをようやく22GB使ったところ、Dドライブの68.9GBにいたってはまったく手付かず。もったいないので、なにか入れておこうと思い立ちました。
といっても、160GBもの容量を満たせるデータは動画しかありません。
私の持っている動画は、基本的に30fps、340×240のサイズのiPod用Mpeg4。そんな動画が結構たくさんあります。

Ginei とりあえずDドライブにその一部転送しました。45.7GB分いれましたが、その内訳は、アニメ関係が30.8GB、ディスカバリーチャンネル・ヒストリーチャンネル関係が14.8GB。

左の画面は、アニメの一部で「銀河英雄伝説」です。全部で110話+映画1話(外伝はなし)。これで13.2GBあります。

これ以外にはなぜか「エスパー魔美」全話(テレビ119話+映画1話)、「未来少年コナン」26話全話。機動戦士ガンダム劇場版1~3(初代ガンダムです)、宮崎駿監督作品が6つ、ふしぎの海のナディア総集編1~3など。

よくまあこれだけ入ったものだと感心すると同時に、なんだか自分の変態ぶりをさらしてしまっているラインナップです。全部でおそらく1~2週間はらくに流しっぱなしできるほどの作品量ですね。

これ以外にも、NHK関係が30GBくらいあります(プロジェクトXのほとんどや、NHKスペシャルなど)。まだCドライブの空きが57.8GBあるので、こちらに入れる予定です。すでに子供の成長ビデオも1000H-Xには入っていますので、もうほとんどビデオデータばかりですね。

再生はQuick Time7を使います。問題なくスムーズに再生できますので、動画ステーションにはもってこいです。これならiTunes入れてiPod用母艦にも出来ますね。

さて、動画にもいろいろ使い道があって、単に気に入った番組を集めるのはもちろん、英語学習番組を見るという使い道もあります。言葉を覚えるとき、発音だけでなく、実際に何をさしているかが分かると理解が早いです。そういう意味では動画による英語学習はいいですね。字幕は見ないようにする訓練がいりますが。

ちなみに私は趣味と実益を兼ねて、ディスカバリーチャンネルを見ています。語学力への効果は現れていませんが(笑)

NHK教育の英語番組はお勧めです。昔はほぼ毎日見ていました。ただアナログキャプチャのときはデスクトップで録画し、セカンドマシンやiPodに簡単に変換・転送できたのですが、地デジになってからは面倒くさいですね。大抵の地デジキャプチャはiPod用動画になんかさせてくれないので、一旦DVD-RWにムーブしてCPRM解除。結構時間がかかります。毎日は無理です。

EeePCは野外でも移りこみの少ない液晶なので、動画の持ち出しには最適です。EeePC 1000H-X活用法のひとつとしてどうでしょうか。

2008年11月 3日 (月)

EeePC 900HA

x-gadgetのすまささん、1000H-Xに手を出さないのはなぜだろうと思ったら、こんなのを手に入れたみたいです。

x-gadget:900HAはキーボードがバージョンアップ

900HAとは、液晶が8.9インチながら160GB HDDを搭載するモデル。900という型番なのにAtomプロセッサ搭載です。

どうやら買われたのは英語版のようです。最近、円高ですからね。

日本ではHDD付EeePCというとEeePC 1000H-Xしかありませんが、世界はいろいろあります。この900HAも49,800円あたりで出せば売れると思うんですけどね。

直前の記事をみると、すまささんもSSD交換を考えておられるみたいですね。I社製といっていましたが、I.O.データではないですから・・・79,800円のほうですか。

私はせいぜい買えてこのレベルです。

 バッファロー 2.5インチSerialATA内蔵SSD 30GB SHD-NSUM30G 

2008年11月 2日 (日)

Intel製SLC版SSDはWrite 170MB/s!

IntelのSSDといえば、80GBで8万円くらい、というのが出ていました。

でもあちらはMLC。SLCで作ればさらに早いのができるんじゃないかと思っていましたが、やはりそのとおりでした。

PC Watch:IntelのSLC-SSDが来週入荷、予約受付開始

このSLC版SSD(X25-E Extreme SATA SSD)の最大速度は、Read 250MB/s、Write 170MB/s。ちなみにMLC版のほう(X25-M Mainstream SATA SSD)はRead 240MB/s、Write 70MB/s。

さすがにこの速度だけに、32GBで79,800円。容量は半分以下で値段は同じ。ため息が出るような値段ですね。

EeePC 1000H-Xにつけてしまおうかと思う人も出るかもしれませんが、はたして1000H-XがこれほどのスペックのSSDをつけても実効速度を出せるのか疑問です。高性能デスクトップ機の起動ドライブや高いモバイル機に使うのがいいんでしょうね。EeePCにつけたら、本体よりドライブのほうが高くなってしまう(笑)。

しかしSSDの最近の性能向上具合は尋常ではなく、来年の今頃にはこれくらいの性能のものを、BUFFALOあたりが15,000円くらいで売っているかもしれません。今のBUFFALOのSSDも、去年には数万円したSSDと同等くらいですからね。

来年はNetbookといえばSSDが当たり前かもしれません。MicrosoftのULCPC条件が緩めば、EeePCやInspiron Mini 9以外にもSSDモデルが出てくるでしょうね。

2008年11月 1日 (土)

歩いてわかる生活リズムDS

EeePCで寝モバなど、なんかあまり健康的な話題に乏しいこのブログですが、めずらしく健康的な?話題です。

実はEeePC 1000H-Xとほぼ同時に、「生活リズムDS」というソフトを注文していました。発売は今日11月1日のため、やっと届きました。

本当はWii Fitがほしいのですが、まだWii本体もない状態なので、手軽なこのソフトをまず使ってみることにしました。

Dsc01033 しかし11月1日指定、指定時間帯は特になし、という条件で発送されていましたが、夜の9時近くに届きました。いくらなんでも遅くないですか?ヤマト運輸にしてはちょっと遅すぎです。

でもよく考えたら、今日はNintendo DSiの発売日。もしかして、そちらを発送するのに手間取ったためでしょうか?

このソフト、要するに万歩計のデータを使って生活リズムをチェック・改善しようというもの。ただの万歩計ではなく、時間帯ごとに1分あたりの歩数を計測しているため、どの時間帯によく歩くかがわかるようになっています。

人によっては朝よく動く人、日中は動きっぱなしという人さまざまですが、その人ごとにあるリズムがあるはずです。これを計測することで、たとえば生活リズムの乱れによるストレスを防ごうというもののようです。

生活リズム計というものが2つ付属しているので、とりあえず2人は登録できます。このリズム計を追加で増やすことで、最大4人まで登録できます。

で、うちでは私と妻を登録。さあ、明日から早速使ってみますが・・・私の場合、平日と土日の落差が激しいので、どんな結果が出ることやら・・・

普段あまり歩いていないなあと思われる方、こんなソフトはいかがでしょうか?

EeePC 1000H-XとHT1100を接続

せっかくUMPCハンドブックを買ったので、なにかひとつ試してみることにしました。

Dsc01034 とりあえずやってみたのは、EeePC 1000H-XとDocomoのスマートフォン HT1100とを接続し、HT1100をモデム代わりに使ってみるというやつです。UMPCハンドブックのCapter 7-7にあります。

Bluetoothを使うので、写真のように結線することなく使えます。ただし1Mbpsになるそうですが、外で使うには十分です。

余談ですが、デスクトップ同様、1000H-Xの壁紙もスペースシャトルになっています。

「マイBluetooth」をダブルクリックして、近傍のBluetooth機器を検索させるとHT1100を見つけてきました。そりゃ、これだけの距離ですからね。

さて、いざ接続となるとこれがうまくいかない。最初の接続時には「BluetoothのPINコードが要求されました」というバルーンメニューが出てくるはずが出てこない。セキュリティ認証に失敗したというメッセージが出るだけです。

なんかいろいろやっていたら、やっとPINコードを入力する画面にたどり着くものの、うまくいきません。

このPINコードの入力は、HT1100側にも出てきます。こちらも失敗してばかり。

そこでEeePC側とHT1100側とでPINコードの入力・発信を同時にやったらうまくいかないかとやってみたら何とかできました。

無線LANを切ってIEを開くと、無事接続できました。

ただ、私のHT1100はDocomoの基本料は、最下位の980円コース。つまりパケット無料分がなしで、パケット単価も最も高い。@niftyのページとニュースを見ただけで約400円も使ってしまいました。

モバイル用途が増えそうなときはプランの見直しが必要ですね。

まあ、とりあえず通信が可能になったこと、1000H-XのBluetoothが使えることを確認できたことで良しとしますか。

EeePC S101の写真など

x-gadgetを覗いていたら、EeePC S101の写真が載っていました。

すまささん、いつの間に入手されたのでしょうか?

x-gadget:おっ?

x-gadget:Eee PC S101はやっぱり薄い!

x-gadget:Eee PC S101 Windowsを立ち上げてみる

x-gadget:Eee PC S101の分解

4つ続けてS101の紹介です。特に最後のは分解写真もありです。

さきほど紹介したUMPCハンドブックとの比較をしているので、この本を片手に見ています。なるほど、うちのEeePC 1000H-X、特に後ろが分厚いですね。

SSDは噂どおり早いみたいです。3つめの記事にベンチマーク結果がありますね。

日本でも近々発売予定のS101、やはりいいですね。あと気になるのは、バッテリ駆動時間が実質どれくらいか?ですね。

UMPCハンドブック買いました!

先週10/24発売のUMPCハンドブック、やっと近所の本屋で見つけて買いました。

やはり、こういうとき地方は不便ですね。

x-gadget:UMPCハンドブック 24日発売で、著者のすまささんは「立ち読み推奨」と書かれていましたが、立ち読みせずに買いました。

買った理由は、何か面白そうなこと・ためになりそうなことがあるかなあと期待しているためです。EeePCハンドブックもそうでしたが、奥が深そうです。

秀和システム:UMPCハンドブックのサイトにあるこの本の目次を見るだけでも気になるものがあります。

特に気になったのは、「国内未発売のネットブックを輸入する」と「Windows XP Service Pack 3をインストールする」の章の「Eee PC 4G-Xへインストールする」の2つ。

うちの4G-XはXP SP2ですが、そのうちSP3でないと動かないものなど出てくるかもしれませんので、ぜひとも知りたい情報です。

それ以上にNetbookを輸入するというのは非常に気になります。もしかしたら私もいつかやってみるかもしれませんので、ぜひ知りたいですね。

早速買って読んでみると・・・ほほー、なるほど。

これ以外にも、EeePCハンドブックにもあったSSD軽量化の話も載せられています。Bluetooth経由でスマートフォンをモデムに使う方法もあります。うちのHT1100、使えるかなあ。

一度、秀和システム:UMPCハンドブックの目次だけでも見てみるといいですよ。3つ以上気になるものがあれば、それだけで買う価値はあると思います。お値段は税込み2730円。

UMPCハンドブック

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