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2008年9月30日 (火)

EeePC開発裏話

PC Watchで、2回にわたり「ネットブック開発者インタビュー ASUSTeK編」が連載されました。

PC Watch : 【特別企画】台湾ネットブック開発者インタビュー ASUSTeK編~初代Eee PCはAMD Geodeで検討していた

笠原一輝のユビキタス情報局 ASUSが語るEee PC誕生秘話

つまり、EeePC開発の裏話のようなものが載っています。

1回目のタイトルにもあるとおり、当初はAMDに話を持ちかけたようです。Geodeというモバイル用の低価格なCPUがあったからのようです(工人舎のモバイルPCが使っていましたね)。その後Intelに持ちかけて、Celeronの採用が決まったようです。

また、ASUSが「ユーザー体験」を大事にした、という部分を強調されています。EeePCの開発には安さの追求だけでなく、ユーザーの立場に立って作っていたということだそうです。

なかなかいい記事なので、詳しい話は中を読んでもらうと分かります。ここでは私の所感を。

個人的に注目したいのは「Intel」と「AMD」の関係。ASUSは最初にAMDに話を持ちかけて、いい条件を出されたにもかかわらず、Intelにも交渉しています。これは一種の駆け引きですが、やはりIntelに対するライバルとしてのAMDの存在の大きさを示しています。

これに対して「Microsoft」は当初EeePC用に安価なWindowの供給をしませんでした。これは独占企業ゆえ、特定のベンダーだけに価格を変えられない事情もあるようですが、いざLinuxを採用したEeePCが売れはじめると、ULCPC用XPというのを設定してきたところを見ると、やはりMicrosoftの独占ゆえの弊害であったように思えます。

MicrosoftにはIntelに対するAMD、Cokeに対するPepsiのようなライバルが存在しません。このことがいかに世の中の発展を阻んでいるかを感じました。

VAIO TT日本国内発表 他

VAIO TTがついに日本でも発表になりましたね。

Engadget Japan : ソニー、BD搭載で世界最小/最軽量の11.1型モバイル「VAIO type T」

BD搭載としては最小のモバイルノートPC。重量も1.3kgと、重めのNetbook並に抑えているところはさすがSONYです。

しかしお値段は24万円から30万円程度とこちらもさすがSONYな値段。しかし上位機種はメモリが4GBもあり、BD搭載、ワンセグ付きなので、まあこんなもんでしょうか。

しかしHDD 160GBと書いてあるので、128GB×2のSSD RAIDはどうなったかと思ったら、カスタマイズモデル(多分SONY Style限定)で選べるようです。

ところで、SONYと言えば、こんな機種が出ているんですが・・・正式発表は見ていませんね。新しいVAIO Type Uらしいですが・・・

Engadget : Sony VAIO UX490 gets Hulkified by U7600 mod

タイトルは「UX490」なのに、本文は「UX280」。一体どちらが本当の名前なのか・・・

2008年9月29日 (月)

MSI Wind Netbook U90とU100拡張版発表

今日は2つもNetbook関連のニュースが入っています。

PC Watch:エムエスアイ、8.9型液晶搭載のネットブック「Wind Netbook U90」~U100の限定モデルも

MSI Wind Netbook U100の8.9インチ版、U90が出ます。液晶サイズが小さい以外はU100と同じスペック。お値段49,800円。

EeePC 900-Xと真っ向勝負の値段、それでいてHDDが80GBなので、供給さえうまくいけば、かなり売れるんじゃないでしょうか。

また、U100の拡張版、U100 Extraも発売されます。HDDが160GB、標準メモリを2GB、Bluetooth標準装備、無線LAN 802.11b/g/n搭載、6セルバッテリでバッテリ駆動時間5時間とかなり機能強化されてきます。もっとも、重量も1.27kgとちょっと重め。お値段69,800円。

いずれも10月4日に出ます。東芝のNetbook発表のニュースといい、10月もNetbook市場はにぎわいそうです。

やはりこの時期にいろいろ機種が出るのは、クリスマス商戦(というか、冬のボーナス商戦)をにらんでのことでしょうかね。ほかにもEngadget:ASUS doles out gold and blue Eee PCsでは、カラバリのEeePCが出てきていたり(ちょっとメタリックなブルーがかっこいいです)、Engadget:「新型DSはカメラ搭載、年内発表」報道であるように、新型のニンテンドーDSが出たり。

うーん、年末にはEeePC 901-Xあたりを買おうかと思っていましたが・・・悩ましい状況になりましたね。

さて、身の回りにどのパソコンを買うか悩んでいる人にNetbookを勧めるとき、私の日本で手に入るNetbook一覧が見せられればいいですが(笑)、そこにネット環境があるとは限らないので、何を持って薦めればいいか?というのに、うってつけの資料があります。

それはBestGear 11月号。これにNetbookの一覧があります。これが結構見やすいです。何人か見せましたが、薦めやすいですね。バッテリ重視の人、いやHDDがいる、といったいろんな人のニーズに合わせて薦められます。これが東芝のNetbookも出揃った後の12月号や1月号でも出るといいんですが・・・是非一読ください。

東芝のNetbook NB100日本国内発売決定!7万円台

東芝のNetbook、日本投入が決定したようです。

Engadget:東芝のネットブックNB100 国内発表、10月下旬発売・7万円台

遂に遂に遂に日本メーカーからNetbook登場です。

ちょっと興奮気味です。スペックは、以前にもレポートした通り、ほとんどAspire oneのまんまですね。Bluetooth付ですが。

気になる登場時期と値段は、Engadgetのタイトル通りですが、10月下旬発売予定、オープン価格で予想7万円半ばだそうです。

日本で手に入るNetbook一覧を眺めつつ比較すると、バッテリの持続時間が短いこと、値段がやはりちょっと高い事がネックになりそうですが、そのうち大容量バッテリも登場するでしょうし、1万円くらい高くても国内メーカーを選ぶという人が多いというアンケート結果も有りますから、あまり障害にならないかもしれませんね。

2008年9月28日 (日)

BUFFALO製 EeePC 901用SSD店頭販売

以前から予告されていたBUFFALO製EeePC 901用SSDがようやく販売されているみたいです。

Ascii.jp:バッファローからEee PC専用の大容量SSD販売スタート!

これはEeePC 901-Xの8GBの方のSSDと交換するもので、32GBで約15,000円、64GBで約30,000円程度と比較的リーズナブルな値段。

その代わりMLCであるため、特に書き込み速度が遅いというのが欠点ですが、EeePC 901-Xユーザーにとっては待望の商品には違いありません。実際、品薄になりつつあるようです。

どうやらEeePC 701SD-Xにも使えるらしいです。となると、今度出るEeePC 900-Xにも使えるのか・・・まあ、残念ながら4G-Xはどう考えてもだめですが。

それにしても、Intelからも高速SSDが発売されたそうですし(お値段約8万円)、今後SSDがどんどん普及しそうですね。

Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD(32GB) SHD-EP9M32G

地デジのコピーガード CPRM解除成功!!

以前EeePCで地デジキャプチャー(ダビング編)では、BUFFALOのDT-H30/U2というUSB接続の地デジキャプチャーを使って録画した番組をどうやってiPod用動画にするかについて書きました。

いったん録画データをCPRM対応DVD-RWメディアに転送し、これをCPRM対応DVDプレーヤーで再生、これをコンポジット出力させ、ハギワラシスコムのいーレコ2(http://www.hscjpn.co.jp/products_s.php?idno=253)で録画させるというものでした。

しかし、これはとてもめんどくさい作業です。なにせ1時間の番組を転送する場合、DVDプレーヤーに1時間張り付いていなくてはいけません。ほっておくと、ずーっと録画しっぱなしになるからです。

かといって、今のところDT-H30/U2の録画データをiPod用に変換してくれる機能はないですし(ワンセグでなら、ダビング10により、著作権保護機能付きメモリに携帯 or PSP用動画を転送してくれる機能ができましたが)。

そこで、巷にあふれている「地デジ放送のコピー」の本を読むと、CPRMを解除できる方法が載っています。

それは「cprmgetkey.exe」を使ってコンテンツキーといわれるものを解読し、このキーと「cprm2free.exe」を使って、CPRM対応メディアに転送した録画データをコピーフリーの状態にして転送するというものです。

こう書くとあっさり終わりそうですが、問題は最初の「cprmgetkey.exe」が曲者。バージョンが021~041と複数あり、それぞれ対応ドライブが異なります。また、041というバージョンだけは使用期限が付いており(07/8ごろ)、「時限解除」というものが必要だということです。

以前にうちのドライブでも使えないかトライしました。ちなみにうちのDVDドライブはLITE-ONのLH-20A1P。対応ドライブとされているのは、LITE-ONではLH-20A1Sという、微妙に近い名前のもの。cprmgetkeyの時限解除した041で試しましたが、ダメでした。

それ以来ほったらかしの状態でしたが、2ちゃんねるを見ていたら、LITE-ONのLH-20A1というドライブは、021/022しかダメらしいということが書かれていました。

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/cdr/1203410892/

そこで、改めて022のバージョンで試したら、これがあっさりと動きました。成功です!転送後の動画もちゃんと再生できます。

このドライブの場合、cprmgetkeyをC:の直下におかないとダメかも?というようなことが書いてありましたが、私は「C:\temp」で動かしましたが、なんら問題なく動作します。

それにしても、この地デジ放送の不便さ、傲慢さ、なんとも許しがたい状況です。まさにこちらの記事に書かれているとおりです。

computerworld.jp:「ダビング10」騒動で、日本のコンテンツ市場を憂う 利用者を軽視したガチガチの著作権保護がコンテンツ産業を衰退させる

だいたい世の中iPodや携帯で動画が見られるようになり、ネット上でも動画配信が当たり前になっているのに、この時代錯誤な状況は一部の人間引き起こしている人災なんですよね。

世界は無料のデジタル放送なんかにB-CASカードなんかつけていません。コピーガードもつけていません。個人のバックアップくらい認めています。

そもそもB-CASカードをつけることがデジタルチューナーの価格を引き上げ、地デジへの移行の妨げになっているわけですから、さっさと是正すべきです。

まあ今のところ直す気がさらさらないようなので、こちらとしても自衛の手段をとらざるを得ないというところです。

・・・というわけで、このCPRM解除に使った参考書籍は、以下のとおりです。

メディアつきの書籍です。「cprmgetkey」「cprm2free」などが収められています。

対応ドライブは、先の2ちゃんねるのスレが参考になります。一度ご覧ください。

2008年9月27日 (土)

EeePC 901に3Gデータ通信モジュール内蔵モデル

かねてからいわれていましたが、EeePC 901に3Gデータ通信モジュールを内蔵したモデルが発売されるみたいです。

Engadget:Asus、Eee PC 901に3.75G HSUPAを内蔵したモバイルブロードバンドモデルを発表

内蔵モデムは下り最大7.2Mbps / 上り最大2MbpsのHSDPA / HSUPAというものに対応するみたいです。

そのうち日本でも発売されるんでしょうが、3Gだけに、DocomoかSoftbankあたりが有力ですね。

そういえば、x-gadgetでもこんな記事がありましたね。

x-gedget:ASUSTek Japan x NTT DoCoMo

何気なく読んでいましたが、要するにこのEeePC 901をぶつけてくるということでしょうかね?FOMAカードを挿せば本体だけでモバイルも可能なEeePC 901。ちょっといいかも・・・

「ライブCDの部屋」故障中 & ミラーサイト

昨日eeeXubuntuインストールの話題を書きましたが、Ubuntuインストール手順にあるディスクイメージダウンロード元のライブCDの部屋が、現在ルータの故障によりダウンロードができなくなっているそうです。

そのかわり、以下のアドレスで示した理研のサーバーからディスクイメージを持ってくることができます。Ubuntu関連の情報を発信しているViva!Ubuntu!!で知りました。

http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd/

入ると、いきなり大量のフォルダが表示されますが、上のほうに「EeePC」というフォルダがあります。この中にある「eeexubuntu-8.04-desktop-i386-lcr-0909.iso」が、今回私が使ったeeeXubuntuのディスクイメージになります。

復旧までこちらから落とすしかなさそうです。その代わり、ダウンロードが速いらしいです。

2008年9月26日 (金)

eeeXubuntu 8.04

この間の日曜日に、実はeeeXubuntu 8.04をインストールしました。

結局、7.10ではなく、新たに8.04のディスクイメージをライブCDの部屋からダウンロードし、これをCD-Rに焼いてインストールしました。

samyさんからいただいたコメントでは、7.10では最初のメニュー画面でF2キーを押さないと言語が選択できないとのことでしたが、8.04は何もしなくてもちゃんと聞いてきてくれます。インストール方法はeeeUbuntu 8.04と同じ(EeePCへのUbuntu 8.04インストール手順参照)。

さて、さすがeeeXubuntu、8.04でも動作が軽いです。eeeUbuntu 8.04ではこま落ち気味だったMpeg4の動画も、Windowsよりもさくさく動作する感じです。

今回インストールしたのは、以前使ったKingmaxの4GB USBメモリ。書き込み動作となるとやはり遅くなります。が、それでもeeeUbuntuよりは格段に速い感じ。

ふと、下のメニューバーのところに目をやると「675MHz ondemand」と書いてあるところがあります。よく見ると337MHzから900MHzまで変動しています。動画再生時は900MHzのままになっています。どうやらCPU周波数っぽいです。

あれ、EeePCってCPU周波数、可変式だったっけ?などと考えていましたが、ふとライブCDの部屋の中に、こんなページを見つけました。

ライブCDの部屋:EeePC用ディストリビューションのTips

どうもこれを見る限り、eeeUbuntu、eeeMint5.0では周波数モニタを表示させ、この周波数モニタから周波数変動の設定ができるようになっているみたいです。デフォルトでは周波数モニタはメニューバーにはないようなので、こちらで表示のさせ方、設定方法などが書いてあります。

どうやらこれがeeeXubuntuではデフォルトで設定済みのようです。CPUクロック操作の設定も「ondemand」つまり負荷に応じて変動するという設定になっているようです。

もしかしたら、eeeXubuntuが軽いことだけでなく、このCPUクロックを変動させていることも動作を速くさせているのかもしれません。

逆に、バッテリを持たせたいときは、設定を「powersave」とすれば、常に最低クロックで動くようにできるみたいです。ブログ更新など、文章しか書かないときはこれでもいいかもしれません。便利そうですね。

ちなみに、WindowsXPでは周波数は一定でした。CPU-Zというソフトで確認できます。

Eee PC 900-X、Eee Box発売日確定

Eee PC 900-X、Eee Boxの発売日が発表されました。

PC Watch:ASUS、発売延期した「Eee Box」「Eee PC 900-X」の発売日が決定

Eee Boxは10月2日、Eee PC 900は10月11日だそうです。

来週にはまずEee Boxが出てきますね。たしか、延期した理由がワイヤレスキーボード/マウスの不具合でしたっけ。ちゃんと直っているといいですね。

Eee PC 900-Xのほうは16GB MLC SSD → 8GB SLC SSD+8GB MLC SSDへの大変更。901のように、もともとSSDは2枚させるようになっているんでしょうか。まさか一度作ったものから、基盤ごと交換なんていうことはしていないでしょうから。

さて、Netbookはいまや世界中に展開されましたが、Eee BoxはNet Topと呼ばれる、Netbookのデスクトップ版。日本では初の製品になります(事実上、Net Topだという機種はありそうですが)。

冷静に考えると、Playstation 3といい勝負の値段。大きさといい、使い方といい、案外この辺がライバルになりそうですね。もっとも、Eee Boxは普通のテレビにはつけられませんが、いまどきの地デジ対応テレビにはPC用端子も付いていたりしますから、もしかしたらPS3とテレビの奪い合い合戦になってもおかしくありませんね。

DELL Inspiron Mini 9の高速化

DELLのInspiron Mini 9が発売されましたが、この機種の欠点として、MLCのSSD 8GBをつけているため、特に書き込み速度が遅いということがあちこちで指摘されています。

が、低速の要因がどうもMLCだからというわけではないらしいです。

PC Watch:デル「Inspiron mini 9」追加レビュー~SSDの圧縮解除で大幅な高速化

どうもInspiron Mini 9、デフォルトでドライブが圧縮設定になっている場合があるようです。これを解除するだけでパフォーマンスが向上するそうです。

ベンチマークで見る分には圧縮設定前後でめちゃくちゃ速い!ということはなさそうですが、たとえばニコニコ動画がこま落ちしていたのがスムーズに再生できるようになった、など、かなり違いがわかるものもあります。体感速度の向上が著しいようです。

Inspiron Mini 9を使って遅いなあ、と思われる方は、「マイ コンピュータ」を開いて、「C:」を右クリック、「プロパティ」を開き、下のほうにある「ドライブを圧縮してディスク領域を空ける」を見てください。チェックされていればはずすのをお勧めします。

そのかわりその分ディスク容量が減りますが、上海問屋で16GBのSDHCメモリをつけて容量不足を解消するのをおすすめします。ちなみにこちらの16GBは3999円!!安いです。私が買ったときは7000円以上でしたが・・・安くなったものです。

上海問屋セレクト SDHCカード 16GB (Class6)

2008年9月24日 (水)

EeePCと二足歩行ロボット

ちょっと前にEeePCとロボザックを接続しました、という記事を書きました。

EeePC、ロボザックがやっと接続

2足歩行ロボットのロボザックには、シリアル端子用接続ケーブルしかないため、EeePCとつなぐにはシリアル-USB変換ケーブルが必要で、それをようやく買ってつなげました、という内容です。

さて、この2足歩行ロボットですが、日本ではROBO-ONEというロボット競技があり、大変技術的に高いレベルにあります。私はディアゴスティーニが出した「週間ロボザック」を49週間購入し、組み立てました。これ以外にもツクモロボット王国あたりで購入することができます。大体8万円くらいからあります。

もっとも有名なのは、近藤科学というところが出している、KHRシリーズでしょう。

たかがロボットと侮るなかれ、いまどきはびっくりするほどスムーズに動きます。ロボット・ファン.net - ロボット無料動画の動画があります。近い将来、さきのROBO-ONEが宇宙大会(宇宙空間でロボット対決)を企画しているそうで、夢があるような、役に立たなさそうな、なんとも微妙な世界になっています。

これら2足歩行ロボットを購入して、モーション作成や操作をやろうとすると、パソコンの出番になります。操作はコントローラだけでもできますが、動作を作ろうとするとパソコンなしにはできません。

Robobas08_2  作り方は、ロボザックの場合、ロボットにポーズを取らせ、その状態をROBO BASICというソフトで読み取らせます。この場合、左図のようにEeePCだとすぐそばにおいて作れるので便利です。

実は、今から2足歩行ロボットを買ってみようという方にはNetbookは必須になりそうです。

というのも、多くの2足歩行ロボットのプログラム類は、Vista非対応だからです(2000/XP対応がほとんど)。ロボザックについてくるROBO BASICも未だVista非対応です。近々Vista版が出るらしいですが、安定性が不安なのでまだXPが必要です。

ご存知のとおり、XP搭載のPCはいまやNetbookくらいです。

正直、2足歩行ロボットを買ったところで、所詮おもちゃです。たいした使い道がありません。

ただし、日本ではロボットアニメが昔から盛んなせいか、ロボットに夢を抱いている人が少なくありません。このため安くても10万程度もするおもちゃが売れているようです。

この2足歩行ロボットを、今Netbookが支えているというのが現実です。

日本で手に入るNetbook一覧

Netbookは一過性のブームか?

EeePCをはじめ、いまや世界に広がるNetbook。これを雑誌記者の目で見ると・・・という記事です。

PC online:ネットブックは一過性のブームか?

以前はモバイルノート特集というのは読者にうけない、というジンクスがあったそうです。携帯電話がこれだけ普及した今、わざわざパソコンを外に持ち出して使うということはもうはやらないというのが常識だったみたいです。

それがEeePCの登場以来、崩れてきている。日経PC21でもNetbook特集を組んだら思いのほか反響があった、という話です。

モバイルノートがうけないのは、ニーズがないからではなく、価格が高く手が出せなかったからではないか。それが低価格ででてきたNetbookにより、その潜在的な需要に火がついた、という分析をしています。

私も一年前までは、モバイルノートがほしいけど、高くて買えないという思いでした。数年前にLibretto L2を手放したことを後悔して、ヤフオクかなにかでもう一度手に入れようと思っていたほどです。

それがEeePCが発売されたというニュースを聞き、すぐにこれを買おうと決めました。日本発売は1月25日、私が買ったのは2月9日(ちなみにこのブログを作ったのは3月9日です・・・どうでもいいですが)。それほど待ち焦がれた商品でした。

日経の雑誌は、スポンサーメーカーに遠慮せずありのまま記事を書くほうですが、この記事でも日本のメーカーの認識の甘さを指摘しています。タイトルにあるように、「一過性のブーム」ととらえている節があるようです。

でもそうならないことをこの記者は感じているようです。多くのパソコンユーザーと向き合う職業柄、私たち以上にNetbookのすごさを感じているようです。

この記事の最後のほうにあるとおり、私もNetbook売り場に人だかりがあるのをよく見ます。ほかのノートPCは眺める人が多いのに、Netbook売り場はほぼ必ず誰かが店員と話しています。イーモバイルの営業の人もよくつかまっているところを目撃します。

このリンク先の記事、とても素直で率直に書かれています。なんとなく日経PC21、購読してみようかな・・・なんて思っちゃいますね。そういえば私がEeePCを知ったのは日経WinPCの記事でした。私の独断ですが、パソコン雑誌を買うなら日経○○というのがいいですよ。

EeePC 1000って日本で発売するのか

ASUS N10J発表直後、日経がASUSへ取材した記事があります。

PC online:「Eee PCで物足りない人」のためにB5判ノートを製品化

「なぜEee PC 901の次がN10Jなのか」のASUS側の回答が上のタイトルにあるように、EeePC以上のスペックを求める人のために出した、というような話ですが、その辺はどうでもいいです。

問題は、ここの3ページ目頭に『「Eee PC 1000」を国内発売するといった可能性はなかったのか。』の問いに対し、ASUS側が、

「Eee PC 1000については、国内発売しないと決めたわけではない。あくまで、今のところ発売していないだけだ。」

と答えているあたり。

これはつまりEeePC 1000を日本で販売するつもりだととらえてもよろしいということでしょうかASUSさん!

私、年末あたりにNetbookを買おうかと思っているところですが、今のところEeePC 901が有力候補。でも、もし1000(1000H)が出るならそっちもいいかなと思う今日この頃。

ちなみに英語版のEeePC 1000Hなら手に入るのですが。79,800円。ちょっと高いのが残念です。(今は売り切れ表示でした)

ASUS EeePC 1000H 80GB Black (XP Home英語版)

ちなみに、Netbookでどれを買おうかとお悩みの方には日本で手に入るNetbook一覧にスペック比較してみました。よろしければごらんください。

超低価格ノートパソコンアンケート結果

ascii.jpをのぞいていたら、こんなアンケート結果がありました。

ascii.jp:『超低価格ノートパソコン』についてのアンケート調査結果のお知らせ

8月上旬のアンケート結果なので、まだAspire oneも登場していないころの結果です。いわゆるNetbookの認知度や、価格の安いノートPCに何を求めるか、といった内容になっています。

ここではトピックス的な内容だけ紹介。

使い道としては、メールやネットサーフィンをあげる人が多く、オフィス系は少数のようです。まさにNetbookとして使いたいと考えている人が多いということです。

『超低価格ノートパソコン』を買いたいと思う理由は「モバイルノートがほしいから」がトップです。一方で、過去にモバイルノートを買って気になった点としては、「価格が高い」「バッテリ駆動が短い」というのをあげています。

要するに、「価格が安く」「バッテリ駆動時間が長い」EeePC 901は、モバイルPCをほしいと思っている人にとって願ったりかなったりということのようです。

最後のほうに、「国内有名大手メーカーへのこだわりを持つ人は2割強」程度で、それほどASUSやAcerといった海外メーカーだからということを気にしていないユーザーが多いそうです。が、国内メーカーに同様の製品を出してほしいと願う人は6割いるそうです。1万円高程度なら許容範囲と思う人も3分の2いるそうです。

日本メーカーで、富士通、東芝、SONYがNetbook販売を発表しています。が、いずれも日本国内は無視されています。出せば売れるのに、あえて出そうとはしません。

推測ですが、これは既存の利益率の高いノートPCと競合し駆逐されてしまうのを恐れているからでしょう。つまり、消費者より自社の利益優先というわけです。

昔、日本では「電卓戦争」と呼ばれる電卓の開発・販売合戦が繰り広げられていました。かつて50万円した電卓がいまや100円均一で売られるほどになりました。この競争の中で日本のエレクトロニクス産業の競争力が付いたといわれています。

今の状況ノートPC市場はさながら「第2次電卓戦争」のようですね。Intelやメーカーがいくら高付加価値のノートPCを主力にすえたくても、ダウンサイジングの波がとまりません。今のNetbookがPCの標準になっていくと思います。

気が付けば日本メーカーは台湾メーカーに国内市場のほとんどを食われてしまうかもしれません。まだ消費者が見放さないうちに、早めに手を打つことを願います。

2008年9月23日 (火)

VAIO TTのスペック

やはりVAIO TTは普通の(?)モバイルノートでした。残念。

http://www.sonyinsider.com/2008/09/22/more-vaio-tt-specifications-emerge/

まだ正式発表ではなさそうですが、ここにスペック表が出ています。CPUはCore2Duo 1.2GHzか1.4GHz。重さ2.87ポンド(=1.3kg)。11.1インチ液晶、解像度1366×768。

最上位機種には、Blue-Ray読み書きドライブ付き、DDR3メモリ 4GB、128GB SSD×2 RAID(=256GB SSD)。Windows Vista Ultimate。

お値段は不明です。もしこれを59,800円で売ってくれればきっと私は一生SONYに足を向けて寝られなくなりますが、まあ普通に考えてEeePC 901 3~4台分以上でしょう。

下位モデルにCeleronがないあたりは、やはり近々出るであろうNetbookとの競合を避けたのでしょうか。

少なくとも日本で手に入るNetbook一覧に載せられる機種ではなさそうですね。次回を期待します。

2008年9月22日 (月)

DELL Quad CoreノートPC

巷でNetbookがはやっているかと思えば、こんなノートPCが登場するみたいです。

Engadget:デル、クアッドコアCPU・16GBメモリ・1GBグラフィックメモリのPrecisionノートを予告

Quad Core CPUだけならわかるんですが、16GBメモリに1GBグラフィックメモリ。HDDは1TB RAIDという「モバイルワークステーション」。

Netbookのメモリのところがグラフィックに、SSDのところがメインメモリに置き換わっただけでなんともすさまじい性能のマシンです。お値段はわかりませんが、わかったところで意味がなさそうなほど高いのは間違いありません。

というか、こんなスペック、持ち歩く意味があるんでしょうか?結局省スペースデスクトップになるだけの気がします。バッテリは無停電電源装置がわりにしかならないでしょうね。

16GBメモリなので、当然64bit OS、64bit アプリが必須ですね。地球シミュレータあたりを使った解析結果を処理するのには使えそうですが・・・どんな人が買うんでしょうね。

2008年9月21日 (日)

SONY VAIO TT月曜日に発表らしいです

なかなかEngadget Japaneseで出てこないので、英語版Engadgetのリンクを張っておきます。

Endagdet:Sony VAIO TT to be announced Monday?

SONYのVAIO TTが月曜日に発表になりそうだ、というニュースです。多分アメリカでしょうが。

今販売中のVAIO TZの後継機として登場するようで、ググってみると、Centorino 2搭載らしいという記事もあります。まあ普通のモバイルノートPCですね。

しかし、VAIO TZって、液晶サイズが11.1インチ。なんだか微妙にNetbookくさいサイズです。しかもTZではCore2Duo以外にCeleron M搭載のモデルもあります。ということは、今度のTTでは一番安いモデルにAtomプロセッサをのっけてきてもおかしくはありません。これだと充分Netbook条件を満たすことになります。

さらにSONYが、Netbookとして新たに8.9インチ or 10インチモデルを作ると、このVAIO TTと食い合うことになりかねません。ASUSのように「EeePC」みたいな別ブランドを立ち上げれば別ですが。

しかもNetbook市場にSONYも参戦であれだけの発言。他のNetbookよりすごいぞ!といわんばかりの発言は、実は液晶が1インチでかいぞ・・・ということかも?

総合すると、もしかして、VAIO TTがSONYのNetbookか?・・・なんて考えてしまいます。

SONYにしたって、クリスマス商戦あたりで他のNetbookとやりあうためには、今ぐらいから対抗馬を出しておかないと、12月までに玉数がそろわないと思われます。

・・・と、勝手にいろいろ書きましたが、まあ多分普通にノートPCとして出てくるでしょう。ちなみにVAIO TZって異常発熱で大量の自主回収をした機種だし、ただ単に早く置き換えたいという事情のほうが強いと思います。

月曜日が楽しみです。個人的には、私の日本で手に入るNetbook一覧の中の一台に入れられる機種だといいんですけど・・・。

2008年9月20日 (土)

EeePC 701SD-X発売

今日、EeePC 701SD-Xが発売になりました。早速、701SD-Xを買われたpassoさんからファーストインプレッションをいただきました(詳しくは東芝版Netbook NB100欧州で発売のコメントを参照願います)。

passoさんは4G-Xも買われたとのことで、両方の比較が載せられています。

その4G-Xとの一番気になる違いは、やはりSSD。4G-Xと違い、別カードとしてさしてあるとのことです。SAMSUNG 819 K9GAG08U0M PC80と書かれているそうです。でもおそらくうわさどおり、MLCでは?と思われます。ただし容量は4GBから8GBに増えているので、以前ほど容量で悩むことはなさそうです(購入直後の使用量は2.02GB、空き容量5.46GBだそうです)。

でも、これってEeePC 901のMLC 8GBと同じなんでしょうか?同じだとすると、Eee PC 901用 内蔵SSD SHD-EP9M32G あたりがそのまま使えるですが、どうなんでしょう。

ちょっと寂しいのは、あまり大々的に騒がれていないということ。EeePC 4G-Xや901-Xが出たときにはネット上では大騒ぎでしたが、今日はどこも平穏です。Eee Boxや900-Xと違って、ちゃんと9月中に出たのに・・・。

7インチ液晶ということで、あまり新鮮味がないためでしょうが、しかし39,800円ですよ!!Windowsが付いて、新品で39,800円!!しかも定価で。こんな安いPC他にないですよ。この間の飲み会で4G-Xが49,800円と話したらびっくりする人がいたのに、さらに1万円引きました、というのはビッグニュースだと思うんですが。

7インチ液晶ですが、セカンドマシンとして考えれば結構使えます。図書館に持っていってもほぼ無音PCなので、調べ物に最適(換えのバッテリは要りますが)。

提案ですが、ついでにXandros搭載で34,800円というのも売りませんか(またかい)

【送料無料】Asustek EeePC701SD-X ブラック

2008年9月19日 (金)

東芝版Netbook NB100欧州で発売

東芝のNetbook、NB100が欧州で発売となる模様です。

東芝Satellite NB100 Atomミニノート、Windows XPとUbuntu Linux版で登場

スペックは以前も書いたとおり、Aspire oneまんまのNetbookですが、バッテリ駆動時間が3時間47分。ずいぶん細かい数字です。

イギリスでは10月より発売で、価格は260ポンド。EeePC 901が320ポンドするとのことですから、Aspire oneよりは安め?OSはWindows XPまたはUbuntu。欧州はUbuntuがはやりらしいですから、妥当なところでしょうか。

ところで国内の発売は?という問いに対しては「現時点では詳細を申し上げられません」という、なんとも微妙な返答。日本で売ったら、ほかのフルスペックノートが売れなくなるのを恐れてのことでしょうか。

では、ひとつ提案。いっそ日本ではUbuntuモデルのみを49,800円くらいで試験販売するというのはどうでしょうか?

少なくとも普通のノートPCとは競合しませんし、日本ではUbuntu採用が少ないので他のNetbookとも差別化できます。国内では安心のメーカーですし、中・上級ユーザーの間では売れると思います(多分私も買います)。

『孫子』の兵法では、敵に遅れて出陣した場合に、あえて別の場所に敵を誘い出して、待ち伏せて攻撃するという”迂直の計”というのがあります。Netbook分野では遅れをとったので、ここはあえてWindowsではなくLinuxという分野で(国内では)先んじる、というのは悪い考えではありません。

今、東芝という企業の度量が問われているような気がします。

ASUS N10 日本発売決定!!

ASUSから、あのN10が日本で発売されることになりました。

PC Watch:ASUSTeK、7時間バッテリ駆動のAtom搭載ノートPC

ASUS N10Jという名前になるこのノートPCは、CPUこそAtom N270(EeePC 901やAspire oneと同じ)ながら、グラフィックチップにGForce 9300M GSを搭載、HDMI出力も可能になっています(945Gの内蔵グラフィックと切り替え可能)。

バッテリ駆動時間も7時間とEeePC 901ほどではないですが、それなりに長いです。重量は1.5kg。

EeePC 901のスペックに対し、メモリは2GB、HDDは160GB、ExpressCardスロットがひとつ付いてきます。

Eee Boxでも付くExpress Gate(約8秒で起動するLinux)もついてきます。なので、ちょっとネットサーフィンをする程度ならすぐにできます。

お値段は99,800円となる見込み。10月下旬から11月上旬ごろ発売です。

さすがにNetbookとはいいませんね。立派にノートPCとして扱われます。

さすがにスペックがそれなりなんで、値段が高いのはしょうがないですが、Atomプロセッサ搭載と考えるとちょっと割高感があります。3Dゲームも可能(どれくらいのスペックかは不明ですが)になると思われるので、ゲーミングパソコンとして使えるなら安いと思うかもしれません。

ビジネスパソコンとしてもバッテリのもちはまあまあだし、かといって10インチモニターはちょっと小さいし・・・いろいろ考えると微妙な機種ですね。

しかしおそらくいえることは、EeePC S101が出るとするとこれよりは安くなるということでしょう。早く発表しませんかね。

現在日本で手に入るNetbook一覧

2008年9月18日 (木)

世界最小 x86 PC

一目見て、うわっ小さい!と思う商品です。

Engadget:手のひらサイズの「世界最小 x86 PC」 Fit-PC Slim

CPUがAMD Geode LX800 500MHz、256MBか512MBメモリ(オンボード)、2.5インチHDDベイ、USB×3、シリアルポート×1、大きさ110 x 100 x 30mmという超小型デスクトップ機です。消費電力も4~6W。

Geodeという非力なCPUというのが玉にキズですが、これだけ小型ならちょっとぐらい許してしまうほどの大きさ。

お値段は、512MBメモリ、無線LANあり、60GB HDDのUbuntuモデルが295ドル、WindowsXPだと335ドル。Eee Boxより安いみたいです。その分CPUが非力ですが。

これにBUFFALOの新SSD(http://japanese.engadget.com/2008/09/17/buffalo-sata-ii-usb-2-5-ssd/)を組み合わせると、無音PCの出来上がりですね。SATAかどうかはわかりませんが。

進化を続けるEeePC

日経のPC onlineで、こんな記事が載っていました。

PC online:ユーザーの声を反映、進化を続けるEee PC ― ASUSTeK Computer

ASUSのEeePC企画、マーケティングを手がけるスティーブ・パイ氏へのインタビューですが、なかなかいい内容だったので、紹介します。

EeePCの開発は今から3年以上前にスタート、コンセプトは「ユーザーの使いやすさ」。ノートPCにフル機能を求めるユーザーは30%、それ以外のユーザーは使い勝手を求める、という調査結果から、使いやすさを追求したのが今のEeePCだそうです。

発展途上国向けを考えて、199ドルPCとして作ったといわれるEeePC。しかし、それ以外にもこんな考えがあったんですね。確かに、100ドルPCといわれたOLPCのXO-1は本当に発展途上国向けしか売られていませんが(アメリカで、2台分の価格で売っていましたけど)、このEeePCはアメリカを始めとする先進諸国で発売しましたから、単に値段が安いだけ、というだけではなかったわけです。

当初はLinuxのみ搭載していましたが、日本で発売時はWindowsXPを載せました。やはりアプリの手に入れやすさや操作環境を考えると、Linuxでは難しいと判断したとのことです。

でもLinuxをあきらめたかというと、実は次の一手を用意しているということでした。

それはEee downloadというサービス。要するにiPod touchとApp Storeみたいなもののようです。EeePC用Linuxアプリケーション開発環境も提供し、いくつかのグループと共同でソフトウェアを開発しているようで、まもなく登場するようです。

これがASUSとほかのNetbookメーカーとの違いになっていくんでしょうね。Eee download、どんなソフトが出るかちょっと楽しみですね。

考えたら、iPod/iPhoneや携帯電話って、Windowsではありませんが、あれだけ普及しています。それは必要なソフトがすでに組み込まれている、あるいはネット上からわりと簡単に手に入る(iアプリみたいに)環境がある、という側面も否定できません。PCと携帯なら競合しませんが、このサービス、うまく運営されれば、Windows陣営にとっては脅威ではないでしょうか。

ちなみにEeePCにASUSが検証していないハードウェア追加を行うことは注意が必要といっています。あまり余裕がある設計ではないからだそうで、つまりUSBメモリを内蔵したりするとまずいってこと?

ちょっとそういうキットを買おうか悩んでいましたが・・・やめたほうがいいのかな。

SOTECからもNetbook発売(10月3日)

SOTECからもNetbookが発表されました。

PC Watch:SOTEC、59,800円からのAtom搭載ネットブック

スペックを見る限りは、Aspire oneの液晶を10インチにしたといったところ。EeePC 1000が発売されていない現状では、国内の10インチ液晶NetbookはMSI Wind Netbook U100のみですから、ちょっと大き目の液晶がほしい方には朗報です。

また、59,800円のベースモデルのほかに、Office2007搭載の79,800円モデルもあるそうです。普通のノートPCっぽい売り方ですね。

発売は10月3日。色は白と黒ですが、黒とOffice搭載モデルは10月下旬発売。

工人舎以外で、日本メーカーとしてやっと日本で発表してくれた貴重なメーカーです。正直SOTECってあまり好きではないですが、今回ばかりは応援したくなります。

ところで、このニュースで驚いたのは、SOTECが9月1日にONKYOに吸収合併されていたということ。さらっと書いてありますが、そっちのほうがニュースかも。

いっそONKYOスピーカー付きのNetbookとかいって売ればよかったのに・・・

----------------- 追記 ------------------------

ネット上でも予約するところが出てきました。

【送料無料】★SOTECモバイルパソコン SOTEC C1

2008年9月17日 (水)

Netbook市場にSONYも参戦

EeePCに始まり、MSI、Acer、DELL、Lenovo、そして富士通、東芝ときたNetbook市場。とうとうあのSONYも参戦です。

ソニーもNetbook / 低価格ミニノートに参入へ

まあ、とりあえず「宣戦布告」に終わっていますが、ほかと違うのは、ずいぶんと高飛車な発表内容なこと。

SONYがNetbook参入にこれほど遅れた理由を問われたとき、「SONYはあえて先駆者に間違いをさせておいた」という回答をしています。

今のNetbook市場を「最低を目指す競争」と揶揄しているあたりもかなり高飛車です。さすがはSONY、伊達に保障期間が過ぎたら壊れる設計をしていないぞ(いわゆるSONYタイマー)、といわんばかりです。不思議と私の持っているSONY製品は壊れませんが。

と、ここまでおっしゃられるからには、まさか普通のNetbookは出さないでしょう。きっと、見た目は7インチなのに、電源を入れたら20インチくらいに見えるおそろしいディスプレイをつけるとか映画マイノリティリポートにでてくるコンピュータの操作画面のように手でしゅるしゅる操作できるインターフェイスだったり、燃えやすいバッテリーながら40時間は持ってしまうおそろしい駆動時間を誇るものでも出てくるんでしょうか。でもすでに燃えやすいバッテリーは発売済みか(笑)。

少なくともmyloを持ち出して「これがNetbookの完成形だ」などとは言わないことを期待します(まあ、あれもNetbookとはいえないことはないかも)。

確実なことは、SDメモリスロットは持たないでしょう、ということ。メモリスティックのみという顰蹙設計は健在のはずです。

とりあえず今のところはスペックなどの情報はなし。しかし、またアメリカでの発表。日本のメーカーさん、いいかげん日本で発表しません?

2008年9月16日 (火)

EeePC内蔵SSD空き容量拡大まとめページ

私のブログを見ていると、最近アクセスが増えているのがEeePC内臓SSD空き容量増というずいぶん前に書いたページ。

よくみると「内蔵」が「内臓」と間違えていますが、EeePCもずいぶん普及した今日この頃、やはり4GB SSDに悪戦苦闘していらっしゃる方が多いと思います。

UbuntuやXandrosといったLinuxに乗り換えてしまえば容量問題は解決しますが、そうはいっても使い慣れたWindows XPのままでいたい人も多いはず。そこで、実際に私が行った容量アップの方法をまとめたWebページを作りました。

EeePC SSD空き容量拡大

ココログのウェブページ作成機能は便利ですね。もしブログを作ろうとお考えの方は、ぜひココログに。上のアクセスページの履歴なんかも簡単に確認できるので、このようにタイムリーに対応することも可能です。一応宣伝しちゃいます。

ここに載せた方法以外にもあります(EeePC ハンドブックにも載っています)が、私はレジストリをいじったりせず、できるだけ手軽に行える方法だけ採用しました。別に容量をあけることが目的ではなく、それほど楽しい作業でもないので、この程度で抑えておくのがお勧めです。

これでも現状900MB以上あります。これはCドライブにOffice2000(Excel/PowerPointのみ)、QuickTime7、ウィルスキラーゼロなどを入れてこの容量ですから、十分な量だと思います。

もうすぐ登場するEeePC 701SD-XやEeePC 900-XはCドライブが8GBありますし、Aspire oneのようにHDD内蔵Netbookもでてきていますから、こんな手段が不要になっていくでしょうね。

現在日本で手に入るNetbook一覧

2008年9月15日 (月)

EeePC 4G-X最安値は・・・

EeePC 701SD-X発売まで(予定では)あと一週間をきりました。

ということは、そろそろ4G-Xが値崩れして叩き売り状態になっている・・・かとおもったらそうでもありません。

安くても39,800円と、SD-Xと同価格。まだ人気があるということでしょうか。新品の最安値はJoshinの37,800円。20日を過ぎるともう少し安いのがでてくるんでしょうか。

価格.comをのぞいても、最安値は39,700円。楽天市場のほうが若干安いみたいです。

ちなみに中古でなら29,999円。下の写真にある黒の4G-Xです。オークションを除けば、これが楽天市場最安値ですね。

これが新品で25,000円くらいなら、多分かなりお買い得です。改造用やお出かけ用に2~3枚買う人が出てきそうです。

2008年9月13日 (土)

HT1100にイヤホン端子

Windows携帯のHT1100ですが、ちょっとづつカスタマイズが進んでいます。

目標は、これまで携帯+クリエ+iPodでやっていたことを一台でできるようにすること。Excel編集機能やブンコビューアといったクリエ機能はほぼ移行できました。

通勤時にiPodの曲をFMトランスミッターにつないでカーステで聴いていますが、あれをこのHT1100でやらせようとするとひとつ障害がありました。

それは、イヤホン端子がないこと。専用のヘッドフォンをUSBミニ端子につないで音楽を聴くことはできますが、FMトランスミッターにつけられません。

なんとかならないかと思っていたら、こんなサイトにたどり着きました。

Pocketgames PDA秘宝館

20_m そこでこんなのがありました。1,050円。HTC製の携帯・PDA用で、ミニUSB端子にさして使うものです。

単にイヤホン端子しかないもの、イヤホン端子とミニUSB端子のあるものと2種類ありました。どちらも値段が同じなので、それなら端子が二つあるほうがいいやと、後者を購入しました。

2日ほどで到着。早速つなごうとすると・・・はまらない!HT1100本体の丸みにこの端子の形状があわず、ささりません。無理やりさせないことはないのですが、すぐ抜けてしまいます。

こりゃ失敗だったかなと思ったのですが、2~3mmほど削ればなんとか入りそう。そこでカッターナイフで削ってみました。

Ht1100_a1

Ht1100_a2 見にくいですが、端子のところの角を削りました。意外とやわらかい素材で、ちょっと固めのコルクを削る感じでした。おかげで本体にちゃんとはまります。

FMトランスミッターにも、あるいは普通のイヤホン用にも問題なく使えています。ただ、カーステでこれを使うとバッテリの消耗が早いので、結局iPodに戻っています。

EeePCにeeeXUbuntuインストール

さて、先日eeeUbuntuをインストールするため、まとめページ(EeePCへのUbuntu 8.04インストール手順)を作ったので、早速インストールすることにしました。

そこで以前のインストールで使ったeeeUbumtu8.04のディスクを探したところ、「eeeXUbumtu 7.10.3」と書いたディスクを発見。

そういえば、EeePCを買った直後にライブCDの部屋からisoイメージを落として作っておいたような記憶があります。少なくとも、我が家で私以外にこんなもの作る人はいません(妻と3歳の息子しかいませんから)。

捨てようかと思ったのですが、週間アスキーの「カンタンUbuntu」によると、動作が軽いため、8.04よりはお勧めと書いてありますし、まあ入れるだけならタダだしと思いインストール。

以前同様、4GBのUSBメモリにインストールしました。なので、手順はEeePCへのUbuntu 8.04インストール手順のまんまです。違いは3箇所、

(1) 英語表示になっている

(2) 窓からはみ出てボタンがクリックできない(Altキーを押しながらドラッグすると、隠れたボタンを表示できます)

(3) grubをインストールする先を、8.04では「(hd2,0)」という表記だったのが、「(hd2)」という表記になっている

位です。まあそれほどたいした問題はありません。

Xubuntu1 割とあっさりインストール完了。eeeUbuntuの時は、ログイン後にEeePCの機種を聞かれて、そのあと再起動がありましたが、こちらはいきなり使えます。

XUbuntuということもあって、ちょっと画面表示がしょぼい気がしますが、

Xubuntu2 壁紙が気に入りました。EeePCらしい画像です。

これは私が落としたisoイメージが悪いのか、それとももともとそういうものなのか、基本的に英語表示です。ちゃんと日本語も表示できますが、メニューなどは英語のままです。まあそれほど困りませんが。

しかし本当に軽い!!これほど軽いとは思いませんでした。さくさく動きます。実はeeeUbumtu8.04をWindowsXPに戻した理由のひとつに、動画の再生が遅いというのがありました。が、こちらはまったく問題ありません。かえって速いくらいです。

eeeUbuntu8.04ではSDメモリやUSBメモリでは書き込み時に凍ってしまいましたが、このeeeXUbuntu7.10.3は今のところそういう現象は起きていません。

しばらくこいつで遊んでみようかと思っています。

Eee Boxが発売延期(10月以降)

いろんなところですでに発表されていますが、EeePC 900-Xに続いてEee Boxも発売延期です。

理由は、ワイヤレスキーボード/マウスの不具合のため、とのこと。ならいっそのことマウス、キーボードなしで本体のみ39,800円でいいから先行して出してほしいですね。

Eee Boxに関しては、これをサーバーにしたがる人が(私を含め)何人かいます。そういう人にとっては別にキーボードなんていらないんですよね。あのAppleもMac Miniをキーボード/マウスなしで売っていますから、そういう仕様もありだと思うんですが。

ASUSって、どこか目安箱みたいなのないんでしょうか。こういう意見を拾ってくれるところがあるとうれしいです。EeePCを勧めるがゆえにいいたいことが山ほどあります。上のやつ以外でも、

(1) EeePC 901-Xでも8GB SLC+8GB MLCの仕様を出して(900-Xと同仕様)

(2) EeePC 701SD-XのLinux版を34,800円で出して(HDDなしでいいから)

(3) EeePC 1000/1000Hも出して

(4) 901でも900でもいいんで、HDD付きも出して(これ904になるんでしょうか)

(5) EeePC S101こそ日本で先行発売したほうが売れますよ

(6) Express GateのほかのEeePCでも動くやつ公開して(USB起動でいいから)

(7) EeePCにぴったりのドッグステーションなんてつくりません?(光学ドライブ付き)

(8) Eee StationやEee Monitorはどうなった?

(9) 本体を変にてかてかさせないほうがかえっていいですよ

・・・いま思いつくのはこんなものでしょうか。そんなに無理難題はないと思うんですが、どうでしょう?

2008年9月12日 (金)

飲み会でEeePCを披露

昨日の夜に会社の飲み会がありました。

最近私の職場でも、何人かの人がNetbookに興味を示していますが、たいていの人は「画面が小さい」「性能が低い」「聞いたことのないメーカー」という理由で買うのを躊躇しています。

ならばと、これを機会にもっていきました。

宣伝効果は抜群。百聞は一見にしかずといいますが、まさにそれです。

そう、「画面が小さい」といっても、EeePCは十分見やすいサイズですし、「性能が低い」といっても、必要十分な性能は備えています。動画再生などをやって見せましたが、あまりにスムーズに動くので、先入観を持っている人ほど、あまりに普通にWindows XPが動くのことにびっくりした様子。作戦は成功です。

店頭でも置いてあるので、触ったことのある人はいましたが、ただ店頭で触るだけと、動画といった重めの処理を見せるとではずいぶん印象が違うようで、百聞は一見にしかず、より、百見は一触にしかず(?)といったところです。

意外だったのは、あまりPCに興味がなさそうと思っていた人が飛びついてきたこと。10万円くらいするものだとみんな思ったらしく、これが49,800円だと話したら「えー、そんなに安いの?!」。いえいえ、来週にはこれが39,800円になります。

EeePC 901の話もしましたが、この7インチでもいいという人が割といました。やはり言葉で語るより、実際に使ってみるとよくわかります。

以前もUlead Video Studioを動かしたときに何人かの人に見せましたが、あの後実際に買った人が出ました。今度もまた買う人は出てきそうです。今後も機会あるごとに持ち歩いてみようと思います。

そういえば、701SD発売、いよいよ来週ですね。

EeePC 901が49,800円

EeePC 901の販売価格としては一番安いんじゃないでしょうか。

ツクモ電機で49,800円です。今週の頭くらいから出ていたので、気にはしていたのですが、白はまだ在庫あり、黒は予約受付中です。

ということは、限定発売ではないということ?いつまでこの価格かはわかりませんが、お買い得です。

【送料無料】ASUS EeePC 901 Pearl White

2008年9月11日 (木)

ASUS N10販売価格は649ドルから

つい先日「ASUS N10は849ドル」なんて情報があったのに、実は649ドルからあるそうです。

x-gadget:ASUS N10は$649~

モデルは二つ、N10E(649ドル)と、N10J(749ドル)。

N10JのほうがこれまでN10のスペックとして出てきていた仕様のもので、Atom N270 1.6GB、メモリ2GB、HDD 160GB、IEEE802.11b/g/n、GForce・Bluetooth搭載、指紋認証あり、OSはVista。

N10Eのほうは、ここからGForce、Bluetooth、指紋認証をとり、OSをXP Home、メモリを1GBとしたもののようです。

xgadgetのすまささんのおっしゃるとおり、たった100ドル(1万円ちょっと)の差でこれだけの性能差、N10Jのほうが買いですね。

現在日本で手に入るNetbook一覧

2008年9月10日 (水)

インテル製SSD 読み出し250MB/s!!

インテルがMLCのSSDを発表しました。

PC Online:まさに爆速!250MB/秒を超えるIntelのSSD

MLCというだけあって、80GBと大容量、でも値段も65,000円超と高め。

しかし、その値段も納得がいくほど高速な一品。なんと読み込み250MB/s、ランダム書き込みでも70MB/sというSLCでも出ないんじゃないかというほどの速度。

一般的なSSDでは170MB/sあたりが限界で、RAID 0を組んでようやく200を超える程度というのが常識のようで、このSSDがいかに速いかがわかります。

Netbookにもつけられそうですが(1.8インチ版と2.5インチ版の2種類)、値段がすでにNetbook並だったりしますので、はたして売れるかどうか。

ところで1000個ロットあたりの単価が・・・と書いてあるんで、売り出されるとしてもバルク品ということになりそうですね。

一応楽天市場で、2.5インチSATA用が売り出されていますね。値段は89,800円もしますが・・・

インテル X25-M Mainstream SATA SSD

2008年9月 9日 (火)

EeePC、ロボザックがやっと接続

先日、シリアルポート-USB変換コネクタなるものを注文しました。通常、5,000円くらいするのに、楽天市場でお値段1,070円(総量込みで1,550円)というお店を見つけてつい買ってしまいました。

Dsc00990 なんでこんなものを買ったかというと、EeePCを買って以来やりたかったこと、ロボザックとの接続をするためです。

久しぶりに出てくるので、わからない方もいるかもしれませんが、ロボザックとは、ディアゴスティーニ社が出している週間ロボザックというパーツつき雑誌を買い続けて作る2足歩行ロボットのこと。マルチプレックスという会社が出しているrobonova-1というロボットにそっくりな(というかまったく同じ)ものです。

あと3週間ほどでこのシリーズは終わるようですが、私自身はロボット完成(昨年12月)と同時に定期購読をやめてしまっています。もっぱらモーション作成をして楽しもうと考えていましたが、まるでできていません。

ロボザックのモーション(動作)を作るには、まずパソコンとロボザックをつなぐ必要がありますが、これがシリアルポートのみ対応。いまどきのUSBなんてくそくらえなレガシーデバイスを必要とします(意外と2足歩行ロボットはこういうのが多いです)。EeePCにはもちろんシリアルポートなんていうものはありません。なので変換コネクタが必要だったわけです。

Dsc00991 やっと手に入れたので、さっそくつないで見ました。まずこの変換コネクタについてきたドライバをインストール。そしてEeePCにはRoboBASICという、ロボザックの制御・モーション作成用ソフトをいれます。

さてRoboBASICを起動!!という段になって困った問題が浮上。

一体いまロボザックはCOM?でつながっているかがわかりません。「COM1」のままだと当然接続できませんでした。

Com_no いろいろ調べた結果、「コントロールパネル」-「システム」-「ハードウェア」-「デバイスマネージャー」を開いて、「ポート(COMとLPT)」という項目を開くとこの変換コネクタがCOMの何番かがわかります。私の場合、COM3になっていました。

そこでRoboBASICの設定もCOM3としてやると、ちゃんと接続できました。「零点補正」や「ポート情報」などもちゃんとでてきます。

デスクトップでもいいのですが、PCとロボザック両方をのせるほど机が広くなく、かといってロボザックを下においてというのも不便でいままでモーション作成ができませんでした。EeePCならロボザックの傍らに簡単に持ってこれるので、こういう用途にはもってこいです。

目標は、ロボザックに盆踊りやラジオ体操をさせること。まあ、その前にもっと簡単な動作をつくって見ますが・・・

ちなみにロボザックについていろいろなブログがありますが、私がよく見ているのは匠の雑記帳。なにより文章が楽しいです。横のリンクにも載せてあります。ぜひ一度ご覧ください。

ASUS N10 849ドルから

最近は毎日のようにNetbook関連の情報がでてきます。

Engadget:Eee PCではない10インチAtomノートAsus N10、849ドルから

アメリカのオンラインストアに出てきているそうです。

厳密に言うとこのN10、Netbookとはいえないでしょう。Atom N270、10.2インチ/1024×600というあたりはEeePC 1000・MSI Wind Netbook U100と同じですが、HDD 250GB、グラフィックにGForce 9300 GS、メモリ2GB、OSはVistaとなっており、この辺は普通のノート並です。

お値段は849ドルから。もし日本で売るとしたら89,800円とかつけてきそうな値段ですね。そこそこ安いノートPC、高級なNetbook、はたしてどちらの評価になるでしょうか。

ちなみにまだ発売ではないそうです。(Comming soon・・・となっているそうで)

間違えやすいのですが、EeePC S101といわれている機種とは別物です。あちらも近々出てくるものと思われます。楽しみですね。

現在日本で手に入るNetbook一覧

2008年9月 8日 (月)

Lenovo IdeaPad S10プロモーションビデオあらすじ

昨日紹介した(x-gadgetで見つけた)LenovoのIdeaPad S9/10プロモーションビデオですが、今日会社にいる中国人の方に見てもらいました。あらすじは以下のとおりです。

(動画をまた貼り付けておきます。内容を楽しまれたい方は、以下を読まないようにしてください。)

話はいきなり彼のほうから別れ話を切り出すところから始まります。いろいろ言い訳をしているそうですが、彼女のほうは納得がいかない。プレゼントの熊の置物?も突き返してその場は別れてしまう・・・

で、バスの中で、彼の最後の言葉が。悩み事などをネット経由で連絡してくれれば、いつでも返事を出すよ、みたいなことのようです。

で、月日が流れ、彼女は大学?を卒業、就職してさまざまなトラブルにあう。取引先の契約書をなくしてしまった!というときにすかさず彼に連絡。「正直に謝ったほうがいいよ」など、アドバイスをしてくれる。

こうして一人前になった彼女、周りからも一目置かれるようになるほどに(なんかお酒を飲んでいるシーンあたり)。そして、彼の家に(なぜか唐突に)訪れる。

彼が出てこないので、なぜか持っている部屋の鍵で中へ入ると、誰もいない。「どこにいるの?」と打ち込むと、突然横のPCが起動し、「すぐそばにいるよ」と返答。

何度も文字を打ち込むうちに、これまで返事をくれていたのは彼ではなく、そのPCであることがわかる。と、ふと傍らには死亡診断書が・・・つまり彼はすでになくなっていたというわけです。

なぜ彼が突然別れ話を持ちかけたのかを理解した彼女。もう病気で助からないことを隠し、彼女のみを案じての行動であることを知ります。「泣かないで、笑って笑って・・・」と返答するPC。そしてOff Line。

ところどころ間違いはあるかもしれませんが(何せ短時間で見てもらいました)、だいたいこんな話だそうです。

ちなみにここに出てくるPCとは、つまりIdeaPadです。彼氏に成りかわれるほどの性能を持ったNetbook・・・本当ならそっちのほうがすごいです。

EeePC 1000H、国内入手可能店

さっき国内では手に入らないと書いたEeePC 1000H、日本でも売っている店がありました!

さすがWINGPLAZA、英語版ながら、ちゃんと売っています。

私が見たときはすでに残り1個になっていましたが・・・また仕入れてくるでしょう。

HDDは80GB、WindowsXPは英語版、お値段79,800円です。

ASUS EeePC 1000H 80GB Black (XP Home英語版)

2008年9月 7日 (日)

EeePC 901/100Hに新色 in 韓国

お隣 韓国では、EeePCに新色が出るそうです。x-gadgetで知りました。

x-gadget:Eee PC 901/1000Hの新色が韓国で発表

AVING_USA:ASUS to launch its newest version of Eee PC

EeePC 901/1000Hに新色追加とのことですが、つまり韓国ではEeePC 1000Hも売っているということですね。うらやましい。

これにあわせて、901では30GB外付けHDDが付属(日本版701SD-Xと同じものでしょうか)され、1000HではHDDが80GBから160GBに増加。

これでお値段はそれぞれ日本円で5.5万円/6.2万円。特に1000Hは、日本で出せばAspire oneを追撃できそうなのに、残念。日本だってそれなりに大きな市場なのに・・・

ところで、同じx-gadgetで知りましたが、LenovoがIdeaPad S10のプロモーションビデオを作っていました。が・・・、これまたすごい内容です。

というか、言葉がわからないので、漢字や映像で判断せざるを得ませんけど、なんとなく喧嘩別れした恋人とS10でやりとりして、最後に驚愕の事実が・・・というような展開のようです。だれか日本語に訳してくれないかなあ・・・それ以前にこれPCの宣伝になるの?

2008年9月 6日 (土)

DELL Inspiron Mini 9分解写真

まあNetbookっていうのは、出るとすぐに分解写真が出回りますが・・・

http://support.euro.dell.com/support/edocs/systems/ins910/en/sm/index.htm

今回、DELLのNetbookでも例外ではありませんで、早速出ていました。ただ、ちょっとほかと違うのは、DELLのサポートページにあるということ。

自分でばらし方を公開しているというのはかなり珍しいですね。

ちなみに上のリンク先は英語です。まあ写真があるのでわかるとは思いますが・・・。

おまけですが、ここ最近一気にNetbookが増えてきたのでちょっと整理してみました。ココログに追加されたウェブページ作成機能をまた使ってみました。

日本で手に入るNetbook一覧

スペックを比べられて、デザインも比較できて、しかもお買い物もできる(笑)リンクが付いています。参考までに。

EeePCにUbuntuインストールまとめページ

この土日でEeePCにまたUbuntuをインストールしようと思い、過去の記事を読み直していました。

今回はUSBメモリへのインストール、またgrubのmenu.lstを設定したりしなくてはいけませんが、過去の記事では結構ばらばらに書いてあります。これは読みにくい。

ということで、少し整理しました。

ココログに「ウェブページ作成」機能ができました。せっかくなので、この機能をつかってまとめページを作成してみました。

EeePCへのUbuntu 8.04インストール手順

手順を整理して書きました。なので、過去の記事を行ったりきたりしなくてもいいようにしてあります。

これでも3日ほどかけて作ったのですが・・・なかなか読みやすくなりません。EeePCにUbuntuインストールを挑戦される方はがんばって読んでください。

ちなみに、このウェブページ作成機能で作ったフリーページを右サイドバー下ほどに置き場をつくってみました。今後いろいろまとめページなどを作ってみようかと思っています。

2008年9月 5日 (金)

EeePC 900-X発売、10月中旬に延期

残念なニュースです。EeePC 900-Xの発売が10月中旬に延期されるそうです。

PC Watch:ASUSTeK、「Eee PC 900-X」発売を10月中旬に延期~SLC 8GB+MLC 8GB構成で高速化

理由は、上のリンクタイトルにあるとおりです。当初SSDをMLC 16GBのみとしていたのを、半分高速なSLCタイプのSSDに変えるためということです。

まあ、中途半端なMLCタイプにされるよりはいいことだと思います。待ってみる甲斐はありそうです。ところで値段は変わらないんでしょうか。それが心配です。

701SD-Xも13日から20日に延期。こちらは出荷の都合のようです。こちらはさいしょからSLCなのか、安いからMLCでいいや、となっているのか不明。再来週の楽しみですね。

DELL Inspiron mini 9発表&販売開始

DELLのInspiron mini 9が日本でも発表されました

DELL公式ページ:手軽に持ち運べるスタイリッシュなミニノートパソコン「Inspiron™ Mini 9」を発表

昨日9月5日とお知らせしましたが、予告どおり出ました。

ただ、最安値モデル(49,980円)がWindowsXPではなくUbuntu8.04で、しかもメモリ512MB、4GB SSDという仕様でした。

まあ、日本国内のNetbookでLinuxを最初から載せているという初めての機種になるので、これが起爆剤となりほかのメーカーでも出してくれるといいんですけど。ただしこれ、アメリカでは349ドルの仕様では・・・ちょっと高くない?

ちなみにWindowsXP搭載モデルは57,979円から。SSDが8GB。これが16GBとなると64,980円になります。

今日のDELLの参入により、ついにHPとならぶ最大手がこのNetbook市場に乗り込んできたことになります。ASUSやAcerというと、ちょっと日本国内ではマイナー?な感じですが、DELLとなれば聞いたことのない人はいないほどのメジャー企業。いよいよ日本メーカーさん、追い詰められましたね。「検討」「議論」している暇はありませんよ。

楽天市場でも扱う店が出てきています。とりあえずWindowsXP版ばかりですが。

送料無料】Inspiron mini9 8GBホワイト

2008年9月 4日 (木)

DELL Inspiron Mini 9発売

ついにDELLからNetbookが発売されます。

Engadget:デル Inspriron Mini 9 発売、349ドルから Studio/XPSノートと買えば99ドル

値段が349ドルからと書かれていますが、追加情報で日本でも9月5日から販売されるそうです。国内は49,800円から。

アメリカではUbuntu搭載モデルが最安値モデルとなっているようです。

ちなみに449ドルモデルのスペックは、

・Atomプロセッサ N270 1.6GHz

・8.9インチ、1024×800ワイド液晶

・1GB メモリ

・SSD 8GB (Intel Z-P230というものらしいです、MLCタイプ)

・WindowsXP Home SP3

・Bluetooth、130万画素Webカメラ搭載

49,800円という値段からして、日本最安値モデルはこれと同じか、Bluetoothあたりを省いてくるか、といったところでしょうね。

日本でUbuntuモデルを売り出すかどうかは明日判明しますが、おそらく値段からしてなさそうですね(Ubuntuモデルで49,800円でもちょっと困りますが)。

ちなみにUbuntuは、Netbook用ではなく、普通の8.04のようです。ある程度はカスタマイズしていると思います。

ちなみに今日Dellのページへ行ってもまだ何にもありません。

Dell公式サイト

今一番目を引くのはInspiron 13で99,800円というやつです。250GB HDDがついてこの値段。うーんちょっと惹かれますね。

かたやSONYのVAIOは異常発熱で無料点検・修理のようです。

Engadget:ソニーVAIO TZシリーズに異常発熱の恐れ、自主リコール

さすがSONYですね。20万円以上しようが、ソニータイマーにぬかりはないと(笑)。

それにしてもVAIO TZさん、急成長しているNetbookに向かって「あなたとは違うんです」と熱くなってしまったんですかね。もうすでに流行語大賞の候補とかいわれています。

2008年9月 3日 (水)

GIGABYTE版Netbook M912X

GIGABYTEのNetbook(UMPC)の話はなんとなく聞いていましたが、やっと国内販売にこぎつけたようです。

PC Watch:GIGABYTE、79,800円のAtom搭載コンバーチブルUMPC

なんとなく地味なメーカーに見えますが、マザーボードメーカーとしてはASUSと並ぶ有名メーカー。私も何枚か買ったことがあります。

Atomプロセッサ搭載にしては、EeePC 901などと比べて2万円高ですが、ほかのNetbookにはないタッチパネルがついています。ディスプレイも180度回転し、タッチパネルのみでも使えます。ちょうど富士通のLOOX Uみたいです。

EeePC 901やAspire oneと同じ8.9インチですが、解像度は1280×768。どちらかというと工人舎対抗といったところでしょうか。

HDDも160GBと、メインノートとしても十分使える容量です。

もっとも、タッチパネルとExpressカードスロットがついたことで2万円の価値が見出せるか?というところですが・・・今後の展開が楽しみです。

2008年9月 2日 (火)

ハイエンドEeePC S101ついに(米国で)発売!?

EeePCのハイエンドモデル、S101がFCC(アメリカ連邦通信委員会)入りしたそうです。

Engadget:「ハイエンドEee PC」 S101 FCC入り

EeePCブランドではなくなるとのうわさもありましたが、一応EeePCの名前は残っているようです。

私はてっきりS101はASUS N10(Atom搭載 非EeePCノートPC)になったと思っていたのですが、N10とS101は別物なのか、それとも名前が違うだけなのか?今後の動向に注目です。

まあト○タあたりでもアルファー○とベル○ァイアとほとんど同じ車を名前を変えて売るくらいですから、別に珍しいわけではありませんが。

(余談ですが、ちなみにこの2車種、たしかに”ほぼ”同じ車ですが、前周りがあれだけ違うだけでかなり設計上、生産上は大変です。)

とりあえず、詳しい情報はまた入り次第載せていきます。

Netbookのシェア上昇!!

ここ最近、EeePCをはじめ世間を騒がせているNetbookですが、8月の集計ではかなりシェアを伸ばしています。

PC Watch:ネットブックの販売が好調。ノートPC市場の5分の1を占有

ここではNetbookを「6万円以下のノートPC」として集計しているようですが、まあこの価格帯ではEeePCやAspire oneなどでほとんど占めているので、Netbookといっても差し支えないかもしれません。このPCが全体の19.1%を占めているということです。

各社のシェアを見ますと、やはりトップはASUSで、59.4%。EeePC 901の売り上げが大きく貢献しているようです。2位はAcerで21.9%。しかしAspire oneの発売が23日だったことを考えると、これは驚異的な数字です。18日~25日の集計では49.4%がAcerで、ASUSとのシェアは逆転している模様です。

3位以降は、工人舎、MSI、HP。ずいぶんMSI、HPが低いように見えますが、これはU100、HP2133の供給が追いつかなかったためと分析しています。たしかにいまだにMSI Wind U100は手に入りにくいですからね。

ノートPC全体としても、10万円未満が46.1%と半分近くにまで達しています。これもNetbookが押し上げた結果のようです。

この8月はWindows Vista発売以来、PC市場が最大の伸び率を示した月のようで、しかしこの要因はXPを搭載したNetbookのおかげという一面もあるようです。Vistaの不振を物語るものとして、Macintoshの売れ行きも増加しているという事実があります。

Aspire oneがASUSを追撃しているというのも驚きですが、考えたらNetbookではなく、ノートPCとしてほしいと考えている人にとってはいい選択肢ですね。HDDが120GBもあるので、よっぽど困りません。

私の周辺でNetbookを買おうと思っている人で、EeePC 901派とAspire one派がいます。残念ながらU100派はいませんでした(HP2133派は若干一名)。

Aspire one派は、一台目のノートとしてほしい人。HDDが決め手になります。XPであることもプラスのようで、今年の6月までにXPマシンを買いそびった人には魅力的のようです。

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EeePC 901派は、SSDによる堅牢さというよりもバッテリ駆動時間を重視している人が選んでいます。実質4時間近いバッテリ持続性は、下手な20万円モバイルPC以上の使い勝手ができるとあって注目されているようです。

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驚いたのは、意外とPCにそれほど詳しくない人でもNetbookという存在を知るようになったこと。デジモノ系の雑誌にも普通にNetbook特集が組まれるようになりましたしね。つい数ヶ月前までは「Netbookはダメ、メーカー製のPCを買うべき」さんざんといっていたBe○tGe○rあたりも「コレはもう買う以外の道が見当たりません」なんていっている始末。たった数ヶ月でこれほど評価の変わった商品は見たことがありません。それほどNetbookを切望する人が多いということですね。

2008年9月 1日 (月)

サムスン ウルトラポータブルPC X360

サムスンがちょっと気になるPCを発表しています。

slashgear:Airより軽い超軽量PC「X360」

空気より軽いわけではありません。Macbook Airより軽いという意味だそうです。

今モバイルというと、EeePCのような小型液晶のNetbook路線と、少数ながら、比較的大型液晶で薄型ノートという路線とがあるみたいです。といっても後者はMacbook AirとこのX360くらいしか知りませんが。

さすがにMacbook Airほど薄いわけではなさそうですが、Windows機としてはかなり薄い部類のようです。最厚部で約3cm、最薄部1.68cm、1.27kgでありながら13.3インチ液晶搭載、CPUはCentrino2 ULV(って何?)、メモリ1GB、64GB/128GB SSDまたは120GB HDD。

お値段は不明です。でもきっとNetbookと張り合える値段にはならないでしょうね。

こういうAir対抗商品って日本メーカーあたりが真っ先に食いつきそうな分野なのに、なぜかあまり聞きません。あるかもしれませんが、中途半端すぎて目立たないのか・・・

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