EeePCを紹介する雑誌
EeePCって、売れている割に結構雑誌の掲載数が少ない気がします。たまにあっても批判的な記事だったりするので、きっとスポンサーに脅されているんでしょう。
そんな中、今週の週刊アスキー(8/5号)と、家電批評monoqloの8月号にそれぞれEeePCが登場していました。
まずは週刊アスキー。
http://www.ascii.co.jp/books/magazines/wascii.shtml
低価格UMPC4機種にLet'sノート、VAIO type Tとで比較を行っています。
タイトルには「6万円Atomと20万円C2D(Core2Duo)はここが違う」とあるんで、てっきり低価格PCたたき記事かと思いきや、そんな印象はありません。
まずUMPC4機種(EeePC 901、4G-X、工人舎Atom搭載機[SC3KP06A]、HP2133)の中ではベンチマーク、バッテリ駆動時間ともに901が圧勝。
20万円代のマシンとの比較でもPCMark05 CPUテストで圧倒するくらいで、他は大して違いがありません。むしろ公称10時間以上のバッテリ駆動時間をうたっているであろう20万円モバイル機よりも901の方がバッテリ駆動時間が長かったり、Excelマクロベンチマークでは6万円マシンも20万円マシンも大差ないという結果で、これは「20万円あったらEeePC 901を2台買え」という記事なんだなと思えてきました。
次に家電批評。
http://www.shinyusha.co.jp/~top/01mono/monoqlo.htm
最近月刊化した雑誌ですが、月刊化当初のEeePCの批評はひどいものでした。しろうとには使えない、このパソコンにお金を出すなら、他を買ったほうがいい、という論調でした。
この雑誌はメーカーをスポンサーにしておらず、気兼ねなしの批評が売りの雑誌だっただけに、この記事でやや幻滅していましたが、今月号はちょっと違いました。
まだこの雑誌編集時点では901がなかったので、4G-Xへの批評でした。比較対象がデル Inspiron 1526、ソニー VAIO VGN-UX925、WILLCOM D4、BRULE Wibrain B1 B1E、CTO Cloudbook 1200J、工人舎SA5KX08ALという蒼々たる面子ですが、HP2133についで2位という健闘ぶりです。
容量が小さい、画面が小さいとあいかわらず批判的でしたが、総評として「バランスのよさ」をあげていました。
他にもLinux系の雑誌で取り上げられたりすることもあるEeePC(Ubuntuを入れるという記事だった気がします)。すでに世界150万台以上を売り切ったマシンだけに、いろんな雑誌でとりあげられるんじゃないでしょうか。
家電批評monoqloでは総合トップのHP2133ハイパフォーマンスモデル。値段は8万円ほどしますが、CPUは1.6GHz、Windows Vista BussinessでXP Proダウングレード権付、バッテリは3セル・6セルの2種類ついてくるなど、6万円モデルよりお買い得感があります。HPというブランドへの安心感か、えらい売れているようです(こちらも在庫あと10個らしいです)。
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