Aspire one分解写真
昨日はEeePC 901の分解写真が載っている日経BPを紹介しました。同じ日経BPで、今度はAspire oneの分解写真が載せられています。
エイサーの超小型ノート「Aspire one」分解レビュー
8月中旬発売予定のAspire oneですが、液晶が8.9インチ、CPUもAtom N270というEeePC 901とよく似た仕様になっています。というか、明らかにEeePCを意識して作りました、という製品です。エイサー自身、EeePCキラーと銘打っていますし。
ただし、ここで出てくるAspire oneはLinux版であり、SSD 8GBのモデル。国内発売モデルはSSDではなく、120GB 2.5インチHDDになります(Windows XPのみ)。
ハードウェアの点では、(1)メモリは1GB(増設不可)、(2)無線LANはIEEE 802 b/gのみ、(3)バッテリ駆動時間3時間、と3点不利なところがあります。その代わり価格が54,800円と若干お安くなっています。
特にEeePC 901と比べて何かすごい特色があるわけではなさそうです。SSDにはインテル製S-ATA接続のものを使っていることぐらいでしょうか。最も、日本向けはHDDに変わってしまいますが。
このページの最後にも書かれていましたが、やはり日本向けはLinux版は出ないようです。EeePCでもそうですが、出せばそれなりに売れると思うんですけどね。この著者も嘆いておられました。
余談ですが、AtomプロセッサにはNシリーズとZシリーズとがあります。Nシリーズは、従来の945G チップセットでも使えるプロセッサで、小型化には向かないものの、安価につくれるというメリットがあるプロセッサ。EeePC 901、MSI WindNetbook、Aspire oneが採用しています。
一方Zシリーズは、小型化を目的に作られたプロセッサ。WILLCOM D4をみればわかりますが、非常に小型に作ることができます。
こうしてみるとZシリーズの方が本命に見えますが、現実的にはEeePCなどでも十分小型ですし、Zシリーズで開発したものの、コスト高で製品が高くなり、製品化をためらうところも出ているそうです。要はバランスの問題のようです。
ちなみにAspire oneの予約はすでに始まっています。8月中旬発売予定。お値段54,800円。EeePC、HP2133、MSI WindNetbookに続く低価格UMPC第4弾。果たして売れますか?
8月中旬発売!予約受付中!【送料無料】Acer Aspire one AOA150-BB ブルー 『モバイルパソコン...
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