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2008年6月 5日 (木)

EeePCでUlead Video Studio11起動

デジカメで撮った写真でスライドショーが作れないかと頼まれまして、Ulead Video Studio 11というソフトを使っていろいろと試しています。

このソフト、その名のとおりビデオカメラで撮影した動画を編集するためのソフトで、昔ビデオキャプチャーボードについてきたのを使って以来愛用しています。バージョンは12が出ていますが、私が持っているのは11です。

動画編集はもちろんですが、今回の目的のようにデジカメ写真でスライドショーを作成することができます。最近のデジカメやiPodでも簡易的にスライドショーを作れますが、さらに文字を挿入したり、動画と写真を織り交ぜたものを作れたりとかなりいろいろできます。

さて、写真をもらって「おまかせモード」でBGMや写真の切り替え時間などを設定すれば、5分程度でスライドショーそのものはすぐ作れました。あとは文字を挿入したり、BGMにあわせて写真を増減したりという作業をすればより完成度が上がります。

ところが困ったことに、この作業を写真を撮った現場でできないかと相談されました。デスクトップをそこへ運び込むことは可能ですが、結構重たいので困難です。そこで思いついたのはEeePCでUlead Video Studioを使うという方法です。

しかしいくらなんでもこの解像度、このCPUでVideo Studioはあまりにも無謀かと思いましたが、とにかくチャレンジしてみることにしました。

まず、My Documentを新しく買った16GB SDHC上に置き、Video Studioのインストール先もSDHC上にしました(C:は残り540MBしかないため)。

デスクトップの光学ドライブをネットワーク共有し、インストールを開始。

待つこと50分、ようやく終わり起動。ところが解像度が小さいため起動できない、とのメッセージ。

そこは「画面のプロパティ」-「設定」-「詳細設定」-「モニタ」の「このモニタで表示できないモードを隠す」のチェックをはずすと、1024×768の解像度が選択できるので、解像度切り替え。

するとモニタは1024×768の解像度に変更(ただし、表示されるのは800×480、横224、下288はマウスカーソルを持っていくとスクロールして表示される)。これでUlead Video Studioが起動しました。

デスクトップと同じようにスライドショーを作成。90枚程度のスライドショーを作りました。使用感は、やはり編集画面ではかくかく動いてしまいますが、まあ許容範囲。編集中の動画を再生させてももたついてフリーズしたようになることはありませんでした。これなら出先でも使えます。

4分程度のスライドショーをMpeg2(DVD画質)へ変換してみました。時間は40分と実時間の10倍かかりましたが、これも気長に待てばいいだけのことです。

結果は非常用に使うなら充分だという判断です。ただし、これだけ短い動画編集でもメモリは524MBまで使用しており、スワップ気味でした。メモリの増設は必要かもしれません。また、動画編集なので、操作はマウスが必須、トラックパッドではつらいです。

AmazonでもVideoStudioを扱っています。これはパッケージ版ですが、ダウンロード版ならhttp://www.ulead.co.jp/でも取り扱っています(ダウンロード 通常版9324円、アップグレード 7329円)。操作が複雑なので、マニュアルがちゃんとしたものがつくパッケージ版がおすすめです。

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