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2008年5月12日 (月)

セカンドマシンとしてのEeePC

特に強調していませんでしたが、私はEeePCをセカンドマシンとして使っています。メールやネット閲覧など、主なことはほとんどEeePCでやっているので、メインマシンといえないことはありませんが(事実メインマシン化しようとしていますが)、やはり動画処理や保存、iTunesといったソフトはデスクトップを使わざるをえません。

ただデスクトップの大きな欠点は、使う場所が決められてしまうことです。当たり前ですが、デスクトップ機を持ち歩くなど現実的ではありません。

子供の面倒を見ていると、あっちこっちにうろうろしてしまうので、デスクトップ機の前で止まってくれることなどなかなかありません。プラレールをデスクトップ機の近くにおいて引き付けておけばある程度の時間は稼げますが、すぐに飽きてどこか行ってしまいます。

たとえばデジカメの動画をDVDへ焼くときなど、ある程度まとまった作業が必要となることが多々あります。そんなときはどうしているかというと、real VNCというソフトを使っています。

・ real VNCのインストール

  http://whzat.minidns.net/textbook/vnc/

インストールの仕方などは上のホームページに詳しいので、紹介しておきます。ただ細くすると、うちではバージョンが4だとうまく動かないので(デスクトップ側がXP proな為?)、ver.3.3.7という古いのをぐぐって探してインストールしています。

簡単に言うと、遠隔操作を行うソフトです。操作する側、される側にインストールして、される側(ここではデスクトップ機)にはVNCサーバーを起動しておき、操作する側(ここではEeePC)でVNC viewerを起動、デスクトップ機のIPアドレスとパスワードを入力すると、デスクトップの画面がEeePCに映し出されます。画面上でマウスカーソルやキーボードを使うとそのままデスクトップ機でも反映されます。

ちなみにこのときデスクトップ画面を見ると、EeePC側で動かしたとおりに動いています。

もっとも、動きは多少ぎこちなくて、動画を再生するとこま落ちするため、あくまでも簡単な操作をさせることができる程度にしか使えません。しかもEeePCは800×600、デスクトップは1280×1024だったりするんで大幅にはみ出しています。スクロールバーを使って見えない部分は見るしかありません。

デメリットも多いのですが、EeePCの機動性を生かしてデスクトップを操作できるものですからよく使います。DVD作成以外には、冬の寒いときに布団の中からデスクトップを操作する、なんていうのもやりました。ダウンロードなんかは、EeePCはディスク容量が小さいのでデスクトップを使うのですが、これをEeePC側から操作して落としてたりします。

  ちょっと不安なのが、VNCってセキュリティは大丈夫かしらん?と思うことがあります。パスワードさえわかってしまえば、外部からどうとでもつながってしまいそうなので、あまりVNCサーバーは立ち上げないようにしています。

  VNCはWindows専用ではなく、Linux版やMac版もあります。WindowsマシンからMacやLinuxを操作したり、その逆もできます。また、パソコン初心者の人が上級者に電話で操作方法を聞いたりしたとき、ネットにつながっていれば遠隔操作してもらって教えてもらう、なんていう使い方もできます。

EeePCをセカンドマシンとして使うなら、VNCを使ってみるのはいかがでしょうか?という話でした。

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